おおきく振りかぶって 第24話

第24話『決着』



なぜだか全24話だと勘違いしていたため、今日が最終回だと思いこみ、

勝手に盛り上がってました。

帰りの車中、瑠里のセリフで終わり??異様にあっさりしてるなと思ったら。

・・・あと1話あったのか。(笑)



タイトル通り、長かった戦いに遂に決着がつきます。

最後を締めくくるのは、やはり三橋。

前回は田島が大活躍でしたが、今度は三橋ですね!



(前回書ききれなかったけど、田島の、打席に立つ前にウインクする余裕ぶりも、

打席に立っている時の凄い集中力もかっこいいけど、

やっぱり、打った後の、天を仰いでガッツポーズでの咆哮が、男前だった!!)



河合が部員達の前で、今まで西浦をなめていた事を正直に話す。

逆転されて、押されそうな雰囲気に負けないよう、部員の気合い入れ直す河合。

ここで踏ん張れる所が、桐青も偉いな。



いままで温存していた、三橋特有のクセのあるまっすぐで攻めていくつもりの阿部。

でも、三橋は中学時代に打たれまくったまっすぐに恐怖感。

その不安を阿部が見抜いて・・・。



1番真柴は、球筋を見極めようと、バントの構え。

まっすぐ狙い・・・ではない??

シュートを打って出塁。

ファールにするはずが・・・回転落ちてる?

ゴロを拾おうとして転んだ三橋。

ショックで、そのまま立ち上がれず・・・。



阿部が、マウンド降ろすと、三橋を脅迫します。

負けるのとマウンド降ろされるのと、どちらが嫌かを選ばせる。

マウンドに固執する三橋は、当然、負けても投げる方を選ぶんですね。

打たれる恐怖に怯える三橋に、投げさせるには、こうするしかない。

”怖い”でも”投げたい”の葛藤。

少しかわいそうな気もするけど。

三橋のエースとしての成長を考えたら、このプレッシャーに耐えなければ。



2番松永は、まっすぐで三振に!

盗塁されて1アウト2塁。

投げる集中を取り戻した三橋は、このまま行けるか??



3番島崎。

阿部はここでもまっすぐで打ち取ろうとしたが。

ストレート、遂に捕らえられてしまう。(汗)

(まっすぐに頼りすぎな気もする・・・。)

雨で捕球・返球も上手く行かない?ランナーがサードへ。



この状態で、4番青木を迎える事に。

これは表の田島の時とちょうど逆の状況。

青木は打つ気満々です。



打たれた直後でも、阿部はまたまっすぐのサイン。

気づけば、変化球だって打たれてる。

まっすぐも変化球も攻略された自分は、もうダメだと思い込む三橋。

このままでは負ける。でもマウンド譲りたくない。

これじゃ中学の時と同じだ、と・・・。



この時、内野・外野から声援が。



特に、最後の花井のセリフが泣かせるな。

『三橋!後の事は任して、お前の一番いい球投げろ!

お前が投げる球なら、誰も文句ねぇからよ!』



こういう時、それを言える所が、流石キャプテン。

例え打たれても、文句は言わない。

それは三橋の努力と才能を、みんなが認めているから。



打たれてるのに、声援を送ってくれる。怒ってない?

『なんで、優しい事、言ってくれるんだ!』



西浦の仲間は、みんな優しい。三橋を支えてくれています。

打たれて嫌われていた三星時代とは違う事、三橋も分かったかな。

三橋は、いまここで、本当のエースになったんだ。

・・・そう思うと、ちょっと涙ぐみそうになる場面でした。



最後の結末はあっという間で、驚いた。

4番青木にはまっすぐ打たれたが、泉が!

『投げ勝ってる!取ってやるぜ、三橋!』

取ってくれた〜〜〜〜!!

かっこよすぎだ、泉!!

さらに、花井の渾身のバックホームで、アウトに!



結局打たれたけど、だれも三橋を責めたりしない。

みんなで捕って、守った9回裏。

エースが主役のマンガなら、ここで三振とって、かっこよく終わるんだろうけど、

みんなで守って終わるというのが、西浦らしいというか。

以前、三橋自身が言っていた通り、野球はピッチャーだけの戦いじゃない。

みんなでやるものだと。その事を印象づける結末です。



三橋の為に、みんなが頑張ってくれた。

三橋を中心に、全員が結束している。

凄くいいチームになりましたね、西浦。





試合後のいろいろも。



辛いのは、桐青の場面。

河合がお守り見て、家族の言葉を思い出す所とか。

あの準太が、すんませんでしたと繰り返しながら泣く所とか。

それ見て、堪えていた涙があふれ出す河合とか。(涙)

(高校時代、野球応援に行って、負けた後、球場で泣いていた野球部員の事、思い出すな・・。)



一方、三橋は・・・・寝てる?

三橋の様子がおかしかった事に、阿部も田島も気づいていたのだが。

志賀先生は、三橋に微熱があった事、教えてないのか。



ここで、利央が通りかかり。

田島と顔を見合わせて・・・。

まさかこの二人、知り合い?とか思ったら。

利央は、西浦の4番として田島に、

モーション盗んだこととか、シンカーどうやって打ったのかとか、

いろいろ聞きたかったらしく。

一方の田島は・・・・利央の目の色が珍しかったらしい。

(それだけか。(笑))

(原作設定だと、利央はクウォーターだからね。)



悩んだ利央は、いきなり田島にメーアドをたずねる。

で、田島もあっさり教えるんですね。(笑)しかも、手に直書き。

今後、この二人の交流は面白そう。

練習試合とかもあるかな?

来年、西浦との対決があるなら、先輩の仇取りに、利央が燃えそう。



河合から千羽鶴託される花井。

最後のホームへの返球を褒められました。

キャプテンとして、本当、凄い仕事したんですよね。



モモカンから、ぐったりの三橋を家へ連れて帰るよう頼まれた三橋母。

泥だらけの三橋を車に乗せるのに、(原作ではボルボだっけ?)

車のシートが汚れると、大慌てな所。金持ちらしくて笑えた。

結局、服脱がせて乗せたのか。

脱力しきった三橋の寝顔を微笑ましく見守る瑠利と三橋母。

で、この回終わりでした。



予告見ると、(いつもはネタバレ嫌で見ないんだけど)

次回、熱出した三橋に、部員達がお見舞いに来るらしい。

これでどう締めくくるんだろう??

三橋が本当にエースとして認められた事、互いの信頼を確認するような話かな?

瑠利ちゃんの事とか、訊かれたりするんだろうな。(笑)