遊戯王ARC-V  第47話

第47話「冷たい笑みのユーリ」



会場は全ての中継が中断し、大ブーイング。

観客に毛布が配られてます。

一晩ここに観客を閉じ込めるつもりか?

ユースもジュニアクラスも順調に試合が進んでいると、ディスクには表示されているが・・・。

ジュニアクラスの決勝で、タツヤの対戦相手は、零羅に決まる。



デニスと合流したユーリは、柚子を取り囲むオベリスクフォースをみて問う。

プロフェッサーは僕だけに柊柚子を連れてくように命じたはずだと。

デニスはセレナと柚子が服を交換した事を伝える。



ユーリは、セレナの事は知っているのかな?

自分そっくりな遊矢の事も知らないようです。

その辺りの情報はプロフェッサーから与えられてない?



そこにボブスレーで突っ込んできたハリルとオルガ。

茂古田に敗北した後も、行動を共にしているようです。

と言うより、ハリルが勝手に付いてきているだけかもしれませんが。(笑)



見られちゃったね〜と言うデニスと、

君達、邪魔だよ、と二人に迫るユーリ。



セレナを黒咲に会わせ、真実を知ってもらう為にも、私がこいつらを引きつける!と、

取り囲むオベリスクフォース三人を相手にデュエルディスクを構える柚子。

勇敢で、度胸があります。



そこにユーリが現れ。



 柚子 「遊矢!」

 ユーリ 「何言ってんの?僕はそんなやつじゃないよ。」



カード化したハリルとオルガを見せつけ、オベリスクフォースを追い払うユーリ。

カードを見た柚子が愕然とする。

冷酷なユーリの言葉に、柚子は遊矢の言葉を思い出す。

ユーゴは俺にそっくりな、もう一人の男。

ここでは柚子は、ユーリをユーゴだと思ってます。

ユーリの存在を知らないから、無理もありませんが・・・。



無残にも人をカード化するアカデミアの男に、柚子は怒りをみせる。



 ユーリ 「それにしても、本当にそっくりだね、瑠璃やリンに。」



ユーリは、瑠璃を知っているのか!

リンと言うのは、もしかして、シンクロ次元の柚子の事なのか??

ここでセレナの名前が出てこないのは・・・・。

ユーリは瑠璃やリンと会った事はあっても、セレナとは面識がないのかな?



プロフェッサーの命令で瑠璃をさらい、

今は、柚子を連れてこいという命令を受けている。

ユーリは、その命令の理由は知らないと言い、「僕は従うだけ」だと言う。



プロフェッサーの命令の理由を知らず、興味も無さそうな素振りです。

なぜプロフェッサーに従っているのか?

命令の遂行を楽しんでる??



差し出すユーリの手を払いのける柚子。



 ユーリ 「へ〜、やるじゃん。

      こういう所も、ホントよく似てるよ、瑠璃やリンに。」



ユーリは瑠璃やリンの事をどこまで知っているのか?

二人を連れ去ろうとして、同じように拒絶されたのか?



デュエルで勝負を付けようと言い出すユーリ。

柚子もデュエルディスクを構え、二人のデュエルが始まる。



それを影から見守るデニスは、今度はオベリスクフォースに協力すると言い。

デニスのエリに光るバッジは、アカデミアのもの?



その頃、火山エリアのユーゴが、オベリスクフォースに追い込まれたユース組の三人を見つける。

敗北し、二人がカード化され、残るは桜樹ユウただ一人。

ユーゴには、その光景に見覚えがあった。



 ユーゴ 「野郎、こんな所にも!」



ユーゴはハートランドの惨状も知っている様子です。

そして、相手をカード化する冷酷なデュエリスト達に、怒りを感じている。

やはり、融合の手先ではなく、正義感のあるデュエリストのようです。



デュエルに乱入するユーゴ。



 ユーゴ 「待てコ゛ラ゛ア゛ァ゛ァ゛ァ!!!」



凄んだユーゴの声がDNQっぽくて面白い。(笑)

この口の悪さ、品の無さが、他のキャラと違って個性的です。



 オベリスクフォース 「お前、何者だ!」

 ユーゴ 「俺はユーゴ。」

 オベリスクフォース 「融合?仲間か?」

 ユーゴ 「ユーゴだっつってんだろがぁっ!!」



このやり取りに笑いました。

相手が「融合」と言ったら、訂正して自分から名乗るし。

自分から名乗ると、今後は相手が間違う。

厄介な名前ですね。(笑)



クリアウィングをシンクロ召喚するユーゴ。



 オベリスクフォース 「これでお前のドラゴンもやつらと同じ運命だ!」

 ユーゴ 「そいつはどうかな!」



オベリスクフォースのアンティーク・ギア・ダブルバイト・ハウンドドッグの効果は無効となり破壊。

ユーゴはマジックを使い、クリアウィングをデッキに戻す事で、

オベリスクフォースは自ら発動した永続魔法の効果で自滅し敗北する。



ここで初めてデュエル管制室のモニターに映し出されるユーゴ。

零児は、シンクロは敵ではないと知る。

これまで黒咲からの情報だけで、シンクロを融合の手先だと疑われていましたが、

ようやく誤解が晴れたようです。

零児達とユーゴが、手を組む日がいつか来るかな?



凄まじいデュエルを見せつけられ、俺達にはこんな戦い無理だ!と言い、桜樹ユウは逃げ出してしまう。

それをモニター越しにみていた零児。

精鋭揃いのユースチームがダメなら、トップチームを出動させるべきだと主張する中島。

だが、零児はそれに応じず。

新たにランサーズの結成を決意した理由を語る。



「ペンデュラム召喚の出現以降、デュエルは新たなステージに入った。

 それ以前に身につけた技術だけでは、他次元のデュエリストには絶対太刀打ちできない。

 だが、あえて榊遊矢世代という言葉を使うが、彼が今いるジュニアユース以下のデュエリストなら、

 ペンデュラムを抵抗なく受け入れた世代ならば、更に強くなる可能性がある。」



零児は、若い世代の柔軟性に期待しているようです。

北斗達が憧れる程の実力者、LDSのトップチームというものがありながら、

この事態に出動させないのが疑問でしたが。その理由が分かりました。



その時、デュエル管制室に乗り込んできたのは、あの沢渡シンゴ!!



「警備員は何をしている!?」と言う中島に、

「そんな事、パパの力でどうにでもなる!」と言い切る沢渡。

父親の権力を堂々と使って、恥じらう事がないんですね。(笑)

沢渡議員自身も堂々と権力を振りかざす人ですが、息子のシンゴも同じようです。



榊遊矢がどこまで勝ち進んだか見せろ!と言う沢渡に、

「敗者復活戦をやってみる気はないか?」と持ちかける零児。



これは・・・!?

もしかしたら、沢渡がランサーズ入りする可能性もある??

シリアスなこの場面で、コミカルな沢渡の登場が嬉しいです。

出来ればデュエルでも活躍して欲しい。

ランサーズにもし選ばれたら、深刻な場面で場を和ませる、いいムードメーカーになってくれそうです。



野宿して夜明けを迎える遊矢達。

一人考えに耽る遊矢。



「お前なんだろ?アカデミアのやつらが現れて、ナイト・オブ・デュエルズをカード化した時、

 俺はエクシーズ次元の悲劇を目の当たりにした。

 あの怒り、あの悲しみが、俺を闇に・・・・。

 でも、お前は言ったよな・・・。

 『キミの力で、世界に・・・。みんなの未来に、笑顔を・・・。』

 あの言葉に偽りはないはず。だとしたら、俺をキレさせているのはユートじゃない。」



ミエルが言っていた、黒い影。それが何なのか遊矢には分からない。

そんな訳の分からないものが俺をキレさせているのだとしたら・・・。

その時、遊矢が思い出したのは、父・遊勝の言葉。

その言葉に勇気を奮い立たせる遊矢。



「そうだ・・・恐れるな!

 例え俺の心の底にどんな悪魔が潜んでいようと、

 俺は俺自身と・・・俺の中のユートを信じる!」



「必ず勝って、世界に・・・。

 みんなの未来に、デュエルで笑顔を届ける!

 俺は一人じゃない!」



「勇気を持って、前に出ろ。」この言葉を遊矢が思い出すのも、久しぶりです、

辛い展開が続き、遊矢自身もすっかり笑顔を忘れてしまっています。

今ここで立ち返り、この言葉を思い出してくれて良かった。



そして、遊矢がユートを信じてくれているのが、何より嬉しい。

逆鱗化の原因かもしれないのに、それでも遊矢はユートの言葉を大事にいてくれている。



遊矢にしても、柚子にしても、ユートと関わった時間は短いものですが、

二人ともユートの事を理解し、信じてくれています。

柚子には、強くなろうとする君は間違っていない、生き抜いて欲しい、と。

遊矢には、デュエルでみんなに笑顔を、と。

争いを望まなかったユートの優しさ、デュエルでみんなに笑顔を取り戻したかったその願い。

今はその存在が消えてしまっていますが、遊矢も柚子も、ユートの思いを知り、それを叶えようとしてくれている。

確かに、二人の中でユートが生きているのだと感じさせてくれます。

良かったね、ユート。



笑顔を取り戻した遊矢が、仲間達と楽しく朝食。

ミッチーの料理を褒める一同に、ミエルが拗ねて飛び出して行っていまう。

ここで一同が情報交換。

権現坂達はこの大会に乱入者がいると。

遊矢は素良が帰ってきた事を伝える。



その頃、ユーリから逃げ回る柚子。

ユーリにはデュエルで敵わない。

紫色の影を纏ったモンスター(融合のドラゴン?)を引き連れ、柚子を追い詰めていくユーリ。

身を潜め、恐怖に怯えながら必死で息を殺す柚子。



 「(もうダメ!逃げ切れない!助けて、遊矢!)」



普段強気でストロングな柚子が、ここまで追い込まれている。

この一晩に、どれだけ怖い思いをしたのでしょう・・・。

そして、こんな時に柚子が助けを求めるのは、遊矢なんですね。



その時、柚子のブレスレットが光り輝く!

光りに包まれ、ユーリの姿が消える。

この現象に柚子は覚えがある。まさか、遊矢が近くに!?

周囲を必死で見回す柚子の目に飛び込んできたのは、Dホイールで疾走するユーゴ!



柚子を一目みたユーゴは言う。「リン!?」



Dホイールを止めて、柚子に駆け寄るユーゴ。



 「リン!!無事で良かった!会いたかったぜ、リン!」



そう言って柚子をいきなり抱きしめる!

柚子は戸惑い慌てる。(笑)



 「ちょっ・・・ちょっと待って!リンって!!」



頬を紅潮させて慌てる柚子ちゃんがかわいい。

人違いとは言え、こんなスキンシップは、年頃の女の子にはやっぱり恥ずかしい。

抱きつくユーゴに、悲鳴を上げたり払いのけようと拒絶したり、

柚子に嫌悪する様子がないのは、ユーゴが遊矢に似ているから、かな??



 「あなた、リンが誰なのか知ってるの!?」



ユーゴのヘルメットに両手を当てて話しかける柚子のこの仕草も、何だか優しいです。

ここで相手の顔を見て、ユーゴが遊矢に似ている事に柚子が気づく。



柚子にとっては衝撃的です。

ユート、ユーリに続いて、遊矢に似た三人目の男が現れたのですから。

混乱するのも無理はないですね・・・・。



そんな二人を目撃してしまったミエル。



 「あいつ、ダーリンに色目を使っておきながら、わざわざ服を着替えて他の男と密会なんて・・・!」



ミエルのこの嫉妬も少し意外でした。

柚子の前では余裕の表情で、嫉妬を見せる事は無かったのですが。

よほど自信があるんだろうな・・・と思ったら。

実はそうでもないんですね。(笑)

嫉妬を見せない事で、優位を保とうとしていただけで。



抗議しようとしたミエルだが、足を滑らせ、そのまま気絶・・・。



ジャングルエリアの遊矢と権現坂の前にデニスが現れ。

柚子とデュエルした事を報告する。

この大会に別次元からの乱入者がいると聞いても、本気にしないフリをするデニス。

しかし、素良の名を聞いた時だけ、一瞬表情が変わります。

同じアカデミアなら、デニスはやはり素良を知っている?



このフィールドでは通信は使えず、みんなと連絡がつかない。

だから手分けしてみんなを探している所だと、権現坂が説明する。

氷山エリアの柚子を捜しに行こうと、デニスは案内する。



柚子をユーリに任せたデニスの次の目的は、セレナの捕獲。

セレナを捕まえるオベリスクフォースに遊矢達を近づけない作戦か?



 ユーゴ 「リンが誰だか知っているか、だって?」



ユーゴはこれで彼女がリンじゃないと気づいたかな?



その時、再びブレスレットが光り出す。

光りに包まれ、柚子とユーゴが姿を消し。

そこに駆けつけたのは、柚子を探す遊矢達。





その頃、素良と黒咲隼のデュエルが続いていた。

夜通しデュエルしていたのか?



ファーニマル・マウスを三体召喚した素良が融合を発動。

「さぁ、いっくよ〜!お楽しみはこれからだ!」

デストーイ・シザー・タイガーを融合召喚し、その効果で隼の場の四体が破壊され、

残るRR フォース・ストリクスは攻撃力が下がってしまう。

攻撃力を上げたシザー・タイガーの攻撃でフォース・ストリクスは破壊され、隼は敗北する。



最後の一撃を受け、階段かた転げ落ちる隼を目の当たりにするセレナ。







四つの次元の柚子達の名前が判明しました。

スタンダード次元の柚子。

エクシーズ次元の瑠璃。

融合次元のセレナ。

シンクロ次元のリン。



ユーリによれば、柚子、瑠璃、リンは外見だけでなく、

性格も似ているようです。

(恐らく大人しく敵に捕まらず反抗する強気な所が、かな。)



そうなると、それぞれの次元の遊矢との関係が、非情に気になります。



スタンダードの遊矢と柚子は、幼馴染み。

お互い切磋琢磨して競いながら励まし合い、学校では一緒にお昼を食べる程の仲の良さ。

しかし、柚子の方はストロングと言われて怒るなど、遊矢を意識しているのに対し、

遊矢の方は柚子を意識している様子があまりありません。

「別にあいつ、俺の彼女じゃないし」とまで。

嫌われたらどうしよう!?と慌てる一面もあるのですが・・・。



エクシーズのユートと瑠璃は・・・。

取り戻す為に次元を越えるほど、ユートが瑠璃を大事に思っているのは分かりますが。

柚子に瑠璃について聞かれた時、「瑠璃は、俺の仲間の、隼の妹だ」と説明した所が気になります。

「俺の彼女」でも「俺の仲間」でもなく「仲間の妹」と遠回しに表現する所に、

二人の間に距離感があるように感じました。

「傷つけたくない」の台詞かすると、過去に何らかの事情で瑠璃を傷つけてしまった事でもあるのかな?



融合のユーリとセレナですが。

ユーリは柚子をみて瑠璃やリンの名前を出しますが、セレナの名前は出してません。

デニスから説明を受けているし、セレナの名は知っているようですが、その性格を把握するほど親しくない?

セレナもユーリについて語るシーンはなく。

二人とも、同じアカデミアに居ても、全く接触が無かった?



そして、シンクロのユーゴとリン。

以前ユーゴが言っていた、「俺から大事なもん奪い取った上に」の

「大事なもん」とは、やはりリンの事だったのか!?

人違いとは言え、いきなり柚子に抱きつく所からも、二人の親しさが分かります。

再会を喜んでハグする事が許される程の仲の良さ。

人前で「大事なもん」と言える、

本人を前にして「会いたかったぜ!」と言って抱きしめる、ユーゴの素直さ。

こんな風にストレートに愛情表現するキャラは、遊戯王では珍しいタイプです。

まだハッキリとした恋愛描写のない他の次元の二人と比べると、羨ましく思えます。



各次元の遊矢が自分の次元の柚子を説明する台詞、

「俺の彼女じゃないし」「隼の妹だ」「大事なもん」に、それぞれの遊矢と柚子の関係が表れているように思えます。



遊矢は柚子を「彼女じゃないし」「ストロング」と言っていますが、その割には柚子を蔑ろにしていない。

大事な人だと本当は分かってるのに、幼馴染み故の照れと気恥ずかしさが邪魔して、

素直になれないように思えます。



ユートは誠実な性格だから、もしも恋人なら「俺の大事な人」だと照れもせず正直に言える人だと思う、

にも関わらず、瑠璃を「隼の妹」という遠回しな表現を使う所が気になります。

もしかしたら、瑠璃を傷つけてしまった後ろめたさがあるのかな・・・?

(本当に彼女を傷つけたのかどうかもあやしいと思いますが。

単に「守れなかった」という意味なのかもしれません。)



ユーゴはキチンと「俺の大事なもん」だと、照れることなく、誤魔化す事もなく、素直に言えています。

リンとの関係が良好な証かな。

まだ正式な恋人関係ではないけど、お互いの好意を理解していて、

照れて隠す必要がない程度に受け入れられてるんだと思います。

仲が良いですね。



それぞれが顔を合わせた時、お互い何て思うかな・・・。

特に、自分達を同じ顔をしたユーゴとリンの仲の良さを目の当たりにしたら、

遊矢と柚子、ユートと瑠璃は、どう思うだろう?

そんな恋愛模様も気になる所です。



今回は登場しませんでしたが、ユーリのモンスターも気になります。

エンタメイトがユニークな動物なのは、人を楽しませたいという遊矢の性格をあらわし。

ファントムナイツが何度でも蘇る騎士なのは、誰かを守りたいと願うユートの決意をあらわし。

スピードロイドがオモチャなのは、やんちゃなユーゴの性格をあらわしている。

そうなると、ユーリのデッキは、ユーリの冷酷な性格をあらわすようなモンスターなのかな?



ブレスレットの謎。

最初にユーリが消えたのは、以前にユートが消えたのと同じ現象だと思いますが。

違うのは、今回はユーゴの接近が引き金になっている事。

どうやら、ブレスレットは遊矢にだけ反応するのではなく、

遊矢に似た者達、ユート、ユーリ、ユーゴにも反応するようです。



さらに、二度目の光りでは、ユーゴだけでなく柚子も一緒に消えてしまいました。

これは今までとは違った反応です。

消えたユーリは、どこへ飛ばされたのか?

柚子とユーゴは?

なぜ今回はユーゴだけでなく柚子まで消えたのか?



このブレスレットは、各次元の遊矢同士を引き合わせない為のもの、なのかな。

以前のユートとユーゴのデュエルで、二人が暴走したり、

敗北したユートが消えたのを考えると、そう思えます。

遊矢達の出会いとデュエルによる暴走を防止する為の、安全装置?

各次元に対になるよう、遊矢と柚子が存在するのも、そういう理由かもしれません。

それぞれの次元の柚子が、安全装置だとしたら、プロフェッサーはその安全装置を取り除き、

遊矢達を引き合わせ、暴走を起こす事で、世界の統一をしようとしているのか?

召喚法毎に次元が別れている事と、それぞれの次元にドラゴンと遊矢がいる事も、関係ありそうです。





前半のユーゴのデュエル割り込みからの活躍シーン、

ビルの壁や火山の斜面を駆け上がり、縦横無尽に駆け回るDホイールの疾走や、BGMがかっこいい!



ユーリ役は遊矢役と同じ、小野賢章さん。

逆鱗遊矢とはまた違った、冷酷でサディスティックな感じの演技でした。





作監:君野敏)

(脚本:上代務