TVアニメ「遊☆戯☆王」シリーズ OP&ED animation SELECTION 



DVDが届いたので、感想を。



OP/EDアニメと言えば、本編を視聴する上で、物語を盛り上げる大事な要素。

歌詞や曲調、OP/EDアニメの内容が本編とリンクしていたり、してなかったり。  

短いカットに、先の展開を期待させられたり。

最初に見た時の印象とか、放送当時の思い出とか。

思いつくままに書いてみました。






遊戯王デュエルモンスターズ



「voice」歌 - CLOUD

1期OP。

王国編からダンジョン・ダイス・モンスターズ編あたり。

曲も映像もシリアスな雰囲気。初期の絵柄、タイトルが震える演出も懐かしい。

指先アップから登場する海馬と、遊戯と海馬を乗せたドラゴンがグルグルするシーンがいい。





「元気のシャワー」歌 - 前田亜季

1期ED。

基本的に本編には季節の描写がないので、普段見れない四季折々の仲良し四人組の姿が貴重。

杏子の水着姿が眩しい。(笑)





「Shuffle」 歌 - 奥井雅美

2期OP。

バトルシティ前編あたり。

1期に比べてノリが良い曲。ハスキーな奥井さんの歌声も好き。

いよいよマリク、イシズなど千年アイテム所有者が登場して盛り上がって来た頃。

遊戯のベルトを持つ手のアップ、デュエルディスク装着、ブラマジとブラマジガール召喚シーンがかっこいい。

テロップで見えにくかったモンスター撃破のシーンもよく見れる!

静香ちゃんヒロイン。

作監:辻 初樹)





「あの日の午後」 歌 - 奥井雅美

2期ED。

四人組の弾ける笑顔。

杏子、城之内、本田、海馬、舞、海馬兄弟、二人の遊戯のそれぞれのカットが美形できれい。

本田はバイクなのか。(笑)今見ると、後のライディングデュエルへの伏線か?とか思ってしまう。

作監島村秀一





「WILD DRIVE」歌 - 永井真人

3期OP。

バトルシティ前編から乃亜編を経てバトルシティ後編あたり。

クセのある歌声も少年らしさが出てる気がする。

いよいよ三幻神登場で盛り上がる。

勢いのある、冒頭のデュエルディスク装着シーン、ブラマジガール登場シーン。

最後のマリクと遊戯がバトルシップ上で対峙してカメラぐるり回る所が迫力ある。

「静かにゴリラを叩いてる」の空耳歌詞で有名。(笑)

キャラ絵に作監さんの特徴が出てる。

作監:つなきあき)





「楽園」 歌 - CAVE

3期ED。

仲間を見て表情が笑顔に変わり走り出す表遊戯の所が良い。

作監島村秀一





「WARRIORS」歌 - 生沢佑一

4期OP。

バトルシティ編クライマックスからドーマ編、KCグランプリ編くらい。

3期から一転してシリアスな雰囲気。生沢さんの歌声が渋くて硬派な印象。

ブラマジ、ブルーアイズの召喚エフェクトとか。

揺れている面影に〜の所が、二人の遊戯の間で揺れ動く杏子の心境を現しているように思えた。

舞さん謎のセクシーカット。

「汗ベイベェ・・・」の空耳歌詞でお馴染み。(笑)

作監本橋秀之





「あふれる感情がとまらない」 歌 - 生沢佑一

4期ED。

人混みの中の闇遊戯が何だか不思議で、新鮮な気がする。

アウトローな雰囲気の城之内、杏子、本田。(笑)

バスに乗り遅れる四人の日常描写が和やか。

バズにブルーアイズが。(笑)

作監本橋秀之





「OVERLAP」 歌 - Kimeru

5期OP。

KCグランプリ編後期から最終回まで。

終盤の王の記憶編を思わせるキーワードがちりばめられていて、

原作を全巻読破したKimeruさんの作詞が秀逸!!

物語のクライマックスに向けての盛り上がりを感じさせる曲の高揚感!

迫力ある冒頭の三幻神登場シーン、最後の二人の遊戯とバクラ、盗賊王の疾走感。

苦悩する海馬の表情とか盗賊王の悪い顔もいい。

作画も素晴らしく。DMの中では一番好きなOP。

作監:加々美高浩)





「EYE'S」 歌 - 生沢佑一

5期ED。

現世のキャラと前世のキャラがオーバーラップする。

歌詞のアイズの所で二人の遊戯の目がアップで写り、ちゃんと歌詞とシンクロしてます。

歌詞にデュエルという単語も入ってる。

最終回では、この曲に乗せて様々なキャラのその後が映されて、最後、歩き出す遊戯のシーンに繋がる。

この曲をフルで聴くと、あの最終回の感動の余韻を思い出します。

作監:加々美高浩)






遊戯王デュエルモンスターズ GX



「快晴・上昇・ハレルーヤ」歌 - JINDOU

1期前半OP。

セブンスターズ編前まで。

賑やかな曲調に合わせて元気な十代達。ラップ調なのも新鮮。

歌詞に合わせて海の場面が多いのが印象的。

モンスターの登場数が多い所がDMとは違うな。

セロリ美味いし!の空耳歌詞が有名。(笑)





「限界バトル」 歌 - JAM Project

1期前半ED。

お馴染みJAM Projectがここから参加。熱血な曲がGXらしい。

歌詞もカードバトルを意識したものになってる。

GXのEDはどれもカードの画像を多用してる様子。





「99%」 歌 - BOWL

通常Ver.は1期後半、セブンスターズ編。

後期Ver.は2期仕様。



この曲がGXでは一番好き。

明るくアップテンポな曲調、友情を歌う爽やかな歌詞、それとは裏腹に力強いボーカルの歌声。

歌詞も本編の内容とシンクロしてる感じが良い。



通常Ver.の方は、本編の内容に合わせて、セブンスターズ編のキャラ達が多数登場して、動きも多く賑やか。

なのに、放送期間が短くて寂しい。

三幻魔の登場シーンが迫力ある!



後期Ver.はキャラの名前とそれぞれの名場面をみせる、メインキャラ紹介動画。

2期の内容との合わせが少なく、画面四分割など、ちょっと寂しい・・・。

作監:原 憲一)





「Wake Up Your Heart」 歌 - KENN with The NaB's

1期後半から2期まで。

十代煎じるKENNさん自らが歌うED曲。

(現時点で)歴代アニメ遊戯王の中で唯一の声優さんが歌うキャラソンでもある。

KENNさん、他作品でもよく歌ってるけど、歌上手くていいな〜。

曲も歌詞も十代らしさが出てる。



通常Ver.(1期セブンスターズ編)と後半Ver.(2期)があり。

後期Ver.はキャラのカットが違う。2期から登場の剣山、エド、ナポレオンのカットあり。

作監:原 憲一)





「ティアドロップ」歌 - BOWL

3期OP。

曲調は切ない感じなのに、歌詞が優しくて、それでいて感情を高揚させる熱い歌声が、やはり良い。

歌詞が苦悩する十代に語りかけてるように聞こえる。

本編は過酷な鬱展開だけど、このOP曲で少し救われてる気がするな。



曲のタイトルに合わせて十代の流す涙から始まり。

今までと違いシリアスなカットが多い。

ハネクリボーの心配そうな表情。

本編の鬱な内容を思うと、辛い。



通常Ver.と後期Ver.で、十代と仲間達の表情が違う。

後期Ver.は行方不明のヨハンが半透明・・・。カイザー、エドのカット追加。最後に三沢登場など。

作監:原 憲一)





「太陽」 歌 - BITE THE LUNG

3期ED。

鬱な本編とは裏腹に、勇気の出る力強い歌詞と曲。

それぞれのキャラのデッキを、手とカードだけで見せる演出が面白い。



通常Ver.は十代とヨハンを心配そうな表情のハネクリボーとルビーが見守る所が、

後期Ver.だと、十代の周囲で次々に闇の中に消えていく仲間達に。

仲間を失っていく本編の内容を示していて、これも辛い。

作監:原 憲一)





Precious Time, Glory Days」 歌 - サイキックラバー

4期OP。

鬱な3期から明けて、キャラ達に笑顔が戻ってくる!

曲も元気で勢いのあるアップテンポで、明るく楽しい。

苦悩の経て、生まれ変わった十代の姿と曲がシンクロしてるのが良い。



最初にこのOP見た時の、

鬱展開を乗り越えて、明るい笑顔が帰ってきた時の嬉しさと感動が忘れられない。

新展開への希望。新生へのカタルシス



成長した十代の表情は、時に頼もしく、時に物憂げ。

キャラに合わせてモンスターの表情も豊か。

カードエクスクルーダーが、キメポーズの笑顔から帽子がずり落ちて、頬を膨らませて拗ねる表情とか、

周囲を囲むネオスペーシアン達も笑ったり困惑したりで個性が出ていて楽しい。

攻撃を受け、煙の中から現れる十代がユベル目(オッドアイ)に変わる所、かっこいい!!

作監:原 憲一)





「Endless Dream」 歌 - きただにひろし

4期ED。

4期に相応しい爽やかな曲。

チビキャラになった仲間達のデュエル。

背後のカードでデュエル進行が分かる仕掛けが面白い。

万丈目vs十代のハズが、途中から翔、剣山、明日香、レイが乱入して大混戦。

作監:原 憲一)






遊戯王 5D's



「絆-キズナ-」 歌 - Kra

1期OP。フォーチュンカップ編。

何度も聴いていると不思議な魅力の出てくる曲。

タイトルの絆が、そのまま5D'sのテーマとも言えるキーワードになってます。



最初のOPだけあって、ライディングデュエルやモンスターの見せ場が多い。

遊星が一人空中で回転する所とか、今思うと謎シーン。(笑)

矢薙の爺さんが飛ばされるのを見て、

本編でもこんなコミカルなシーンがあるのかと期待していたのですが。

実際はあんまり無かったです。(笑)

本編同様、全体的に硬派な感じ。

龍亞龍可アキの出番も少ないこの時期はカットも少ない。

遊星vsジャックの宿命の構図。

レッドデーモンズvsジャンクウォリアーのシーンが何度見てもかっこいい。

作監:丸山修二)





「START」 歌 - 中河内雅貴

1期ED。

OP同様、青春な感じの曲。

出てくるのは遊星とジャックのみ。

放送時はテロップで隠れていた、カードに囲まれる遊星とジャックの絵。

テロップ無しで見ると、ゆっくりカードが動いていて、印象的な構図になってます。

デッキをセットし、Dホイールを起動するシーン、本編でもあまり描写のない貴重な場面です。

歌詞に合わせて街を駆け抜けるDホイールが爽快。

vsジャックを印象付けるモノクロのラストカット。

作監:丸山修二)





「LAST TRAIN -新しい朝-」 歌 - knotlamp

2期OP。ダークシグナー編。

青春を爽やかに歌い上げる。

明るい曲調なのに、それでいてどこか切なくて、

本編のダークシグナー編の内容を思うと、いっそうドラマチックに聞こえます。

個人的には5D'sのOP曲の中では、これが一番好きです。



いきなりゼロ・リバースのシーンから始まる、衝撃的な出だし。

クロウのシーン。

本編でクロウが登場する前までは、OPに登場する謎のキャラとして注目されてました。



フォーチュンカップを経て、遊星の元に戻ったスターダストと、

ライバルであるジャックのレッドデーモンズは、CGで活き活きと飛び回る。

ここからはOPでもEDでも、

仲間達とそれぞれのエースモンスター(シグナーと対をなすそれぞれのドラゴン)が一緒に描かれる事が多い。

謎に包まれたダークシグナー達と、ダークシンクロの描写。

ダークシグナー達がテーブルを囲むカット。

これは一時停止しないと分かりにくいのですが、よく見ると、カーリーがデーブルで足を組んでます。

意外とお行儀が悪い。(笑)

本編でのダークシグナー化したカーリーのキャラも、そういえば悪ノリするキャラでした。



本編で龍亞龍可が活躍し、エンシェントフェアリーが奪還された回から、

OPにもエンシェントフェアリーが登場する後期Ver.に。

ここの!!

龍亞と龍可が背中合わせで画面に寄って、一緒にカードを掲げ、エンシェントとパワーツールを召喚するシーン!!

ここが凄く好き!!

二人の動き、弾けるような笑顔と動作!

シグナーとダークシグナー、それぞれの宿命の対決が暗示されてます。

地縛神も登場。

ダークシグナー編クライマックスに向けて盛り上がる。

放送時、この後期Ver.が使われた期間が短かったのが少し残念。

作監:丸山修二・東出 太・こかいゆうじ)





「CROSS GAME」 歌 - アリス九號

2期ED。

シグナー達のカットに、フォーチュンカップ編での活躍シーンが挿入されてます。

この時点でまだシグナーではないクロウのカットが少ない。

ダークシグナーとの対決シーンが短いモノクロカットで暗示されてます。

最後の遊星・ジャック、クロウがDホイールで併走するシーンも、

ダークシグナー編の最終決戦の伏線だったのだと、今見返すと理解出来る。



冒頭に赤き竜の前にシグナー達のドラゴンが揃うカット、

よく見ると、パワーツールとは違う黄色いドラゴンが居ます。

これがずーーっと後に登場する、龍亞のドラゴン、ライフストリームドラゴンだったんですね。

伏線としては長過ぎる気がしますが。(笑)

作監:丸山修二・東出 太・こかいゆうじ)





「FREEDOM」 歌 - La-Vie

3期OP。WRGP編前半。

これまでと違って、硬派で熱血な感じ。



作監が変わって、キャラ絵に少し違和感。

モンスターが次々と登場する場面はかっこいい。

シェリーと謎のDホイーラー、三皇帝のカット。

市街のハイウェイがライディングデュエルのコースへと変わるシーンが、WRGPの雰囲気を盛り上げてます。

最後のカット、遊星達の背後で、レースクイーン風の衣装のアキさん!

しかし、本編ではそんなシーン無かった、(笑)

実はこれはブラフで、まさか本編でアキがライディングデュエルを始めて、WRGPに参加するとは予想できませんでした。

作監:東出 太)





「-OZONE-」 歌 - vistlip

3期ED。

5D'sのED曲では一番好きです。

OPとは雰囲気が変わって、爽やか。

それぞれのキャラと背景のイメージが合ってる。オシャレな感じ。

仲の良いシグナー達の賑やかな日常のカットが楽しい。



「ねぇ今どこ?」「オゾンより下なら問題無い」の歌詞が放送当時から話題に。

よくネタにされてました。(笑)

作監:東出 太)





「BELIEVE IN NEXUS」 歌 - 遠藤正明

4期OP。WRGP編後半。

またコレまでとは曲調が変わって、熱血ヒーローな感じ。

WRGPの描写が増えてます。

クロウのドラゴン、ブラックフェザードラゴンも登場。

前回に引き続き、シェリーと謎のDホイーラー、そして、三皇帝、機皇帝のカット。

やはりモンスター達のシーンがかっこいい。

放送時、最後のカットの中央にいた謎の物体は、ZONEだったんですね。

作監:東出 太・原 憲一)





「Close to you」 歌 - ALvino

4期ED。

5D'sのED曲で二番目に好きな曲です。

テンポ良く、明るく爽やか。

強がったり見栄を張ったりしていろいろ後悔しながらも、希望を持って明日に進んでいく。

青春ぽい歌詞が、遊星達のドラマに重なっているように感じます。

「君の側で輝く強い心はひとつだけなんだ」この歌詞が印象的。



夜の街を行くそれぞれのキャラ、集まってみんなで街を歩き、やがて夜明けを迎える。

仲良さそうな雰囲気が良い。

ブルーノがチーム5D'sの一員として描かれているのも嬉しい。

並んで歩くと分かるキャラ達の身長差。ジャックよりもブルーノの方が高い!

ドリンクを飲むアキが、遊星を背後から見つめて頬を染めてるカット!

本編での二人の関係が進展するのでは?!と期待した思い出があります。

(勿論この時期本編での進展は無かったデス。(笑))

作監:東出 太・原 憲一)





「明日への道 ~Going my way!!~」 歌 - 遠藤正明

5期OP。WRGP編クライマックスからアーククレイドル編。

最終章に向けて曲もドラマチック。



タイトルバックであらぶるドラゴン達のCG。

腕組みして立つスターダストのポーズが、少しコミカルにも見える。(笑)

テンポよくモンスター達が次々現れるシーンがいい。

アポリアが少し顔見せ。

遊星のDホイールが宙を舞うシーンがあり、ZONE戦の予告になってます。

遊星とジャックが二人並ぶシーンもしっかり入っていて、最終回のへの暗示も。

ここでもシェリーと謎のDホイーラー(ブルーノ)は同じカットに一緒に入ってます。

3期4期5期と連続でこの組み合わせなのは、何か意味があるのか?

二人が関係してくる展開があるのか??

とか思ってましたが、本編ではそんな事は無かったです・・・。

ブルーノの憂いを帯びた表情が切ない・・・。

作監:丸山修二)





「みらいいろ」 歌 - プラスティック トゥリー

5期ED。

オシャレな雰囲気。

仲間達の体の一部にそれぞれのドラゴンが浮かび上がる不思議なカット。

互いに手を伸ばすシェリーと遊星。シェリーの悲痛な表情。

さらに、最後に手を取り合う遊星とアキ!

これから暗示する展開があるのか?!と思ってヤキモキしました。

実際、本編でシェリーを救ったのは遊星では無かったのですが・・・。

作監:丸山修二)







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