遊戯王ZEXAL  第44話

第44話「運命の分かれ道!デュエルを捨てた遊馬!」



タッグデュエル終了で、遊馬とカイトの勝利。

ハルトの居場所を答えないIVに、フォトンハンドで魂を奪おうとするカイトだが、

IVの手の紋章が光り、阻まれてしまう。

同じく、ナンバーズを回収しようと伸ばしたアストラルの力も、IIIの紋章に阻まれ・・・。

俺たちはこの紋章の力で守られていると言うIV。

この力は一体?!



トロンに促され姿を消すIVとIII。

そして、ハルトを抱いて現れたV。

カイトはVと面識がある様子だが。

遊馬の父・一馬はアストラル世界で生きていると告げ、姿を消す。



父の事を知り、動揺する遊馬。

家を飛び出し、父を捜そうとするが・・・。

そこに六十朗爺さんが現れ、デュエルを通して遊馬を諭す。

父を捜すという口実で、ライバルや相棒、そしてデュエルから逃げてはいかん、と。

Mr.ハートランド、その背後にいると噂されるDr.フェイカーに、父一馬と関係が?

WDCで勝ち抜いた先に、父への手がかりがあると確信する。







手を繋いでクルクル回って、遊馬とカイトの勝利を喜ぶ小鳥とオービタル、

仲良くてかわいい。



吹っ飛んだ後の起き上がり方で、IVは大股開きなのに、IIIくん膝立ち。

仕草にも性格出てます。



思えばトロン一家がナンバーズを複数枚所有してもナンバーズに乗っ取られないのも、

この紋章の力によるものなのか。



Dr.フェイカーから与えられたと思われる、魂ごとナンバーズを奪うカイトの力。

敗者からナンバーズを回収できるアストラルの力。

その両方を阻む事ができる、紋章の力。

これらの力に相互に関係はあるのかな??

アストラル世界ともう一方の世界(ヴァリアン界?)と関係ある?



一瞬、アストラルの姿を見たIII、見とれてる?

ハルトの居場所を聞かれても何も答えず。

しかし、何か言いたげな表情のIII。



去り際に捨て台詞を吐こうとしたのに、セリフ途中で強制退場させられたIVに、ちょっと笑った。

一方、IIIには「さぁ、帰ろう」と、自分から戻るように促すトロン。

兄弟に対するこの扱いの差。(笑)



カイトはVと面識がある様子。

「あなたは?!」「なぜ?なぜあなたが?!」

カイトのVに対する言葉遣いを見ると、敵対関係だった訳では無さそう。

むしろ信頼できる相手だった?



Vのカイトに対する口調もキツイ感じでは無く、むしろ優しい感じがする。

ハルトが力を失った理由もちゃんと説明してくれたし。

仲間も友達も居なさそうなカイトにも、信頼できる人が居たのか?

しかし、Vの弟であるIVやIIIとは面識がない・・・。



カイトはいつ、どこでVと出会ったんだろう?

その頃はIVやIIIはどうしていたのか?

もしくは、本当の兄弟ではない?

Vの名を呼ばなかったけど、昔は違う名前だったりする?



ハルトの力が消えたのは、カイトに力を与えた為・・・。

責任感じてるカイトがかわいそう。



Vが遊馬の父を「一馬さん」とさん付けで呼んでました。

一馬とかなり親しかった?チャーリーと同じで、一馬の教え子なのか?



Vの遊馬とカイトに対する口調もそれほどキツイ感じでは無かった。

本当はいい人だったりするのかな?



遊馬の苦悩。

父を捜し出すには、ナンバーズを集め、アストラルの記憶を取り戻す事。

しかし、ハルトの病気を治すにはナンバーズが必要で。

ナンバーズを奪われたらアストラルが消えてしまうし。

ハルトの病気が治ったら、ハルトの使命であるアストラル世界の破壊が進んでしまう?

そうなると、アストラル世界に居るという父も危険に。

八方塞がりな感じ。



ただ、全ての事実が明かされていないので、遊馬が本気で悩むのはまだ早い気がする。

ハルトの病気を治すのに、本当にナンバーズが必要なのか?

他に治療の方法は無いのか?

Dr.フェイカーのしている事がむしろハルトの病気の原因なのでは?

(本来、心優しいハルトに、アストラル世界の破壊を行わせる事で、

心が病んでしまったように見える・・・。)

IVの言葉をみても、カイトはDr.フェイカーに利用されている様だし。



ゴーシュとカイトの会話。

遊馬とナンバーズのオリジナルの存在を確認。

遊馬は自分の獲物だと、互いに譲らない。仲悪い?

ゴーシュが「おめぇらしくないノリだぜ。」とカイトに言ってるから、

敵対してる訳でもなく、むしろ年上としてカイトを窘めたり。

結構面倒見がいいお兄さんなのかも。



遊馬を巡って言い争う二人を側で黙って聞いていたドロワさん。

何を思っていたのか・・・。



Dr.フェイカー、「済まない、全ては私の責任だ!」なんて言ってたけど。

本心でハルトを心配しているのか、それとも・・・。

自身の野望の為にハルトの力を利用しているなら、

力を失ったハルトを用済みと見なして粗末に扱うのかと思ってました。



ハルトの事を本当に可哀相だと思っているのか?

それにしては、やらせている事(アストラル世界の破壊)は残酷な気がする・・・。

ハルトへの優しさは、自分の目的を果たす大事な道具に対しての愛着?

あるいはMr.ハートランドの前での建前上の演技なのか?



フェイカーとハートランドは、まだトロン達の正体に気付いていない?

トロン達はDr.フェイカーに復讐しようとしているのに、

当の本人は、「奇妙な紋章も持つ者達」と聞いても心当たりはない??



ハルトの力は本当に取り戻せるのか?

力を取り戻せたとして、病気の方は治るのか?

ハルトのあの力と病気とは何か関係ある?



ナンバーズの事はどうでもいいのか?遊馬に問うアストラル。

それは、ある意味アストラルを見捨てる事で・・・。

家を出る遊馬をアストラルがあえて止めないのは、

父を思う遊馬の気持ちが分かるから・・・。

8話のロビン戦で人間の親子の愛情を知ったアストラルには、

遊馬に何も言えないだろうな。



遊馬の言葉に不安を覚えて、

先に明里ねえちゃんとハルばあちゃんに知らせた小鳥ちゃん、しっかり者。



せっかく登場したガガガガールも、ミラーフォースで。(笑)

絵札の三騎士!懐かしい!

(アルカナナイトジョーカー?は知らなかったのですが、

漫画版の遊戯王Rに登場した融合モンスターだそうです。)



迷う遊馬の気持ちを言い当て、諭した六十朗じいちゃん。

行方不明の父親を捜す事自体、なんら間違った事じゃないんだけど、

それは逃げだとはっきり言う所が、いい師匠だ。

心情的に同情するんじゃなくて、ちゃんと自分の足下を見て、

今ある問題から目をそらすなと。



六十朗は遊馬とアストラルの絆の事もちゃんと分かってて、

アストラルを遊馬の相棒と呼んでくれてるのも嬉しい。



ハルトから奪った力を紋章の力で制御しつつあるトロン。

この力でDr.フェイカーを異世界へ吹き飛ばすのが目的らしい。



風呂に入る遊馬と六十朗。

アストラルもしっかり湯船に浸かっているのが。(笑)

実体がないアストラルは風呂に入る必要はないハズなのに。

ちゃんと空気読んで湯船に肩まで入ってる。

ヒルのオモチャまで浮いてて。



Mr.ハートランドの謎。

ハートランドのシンボル、子供達の人気者。その背後には黒幕が。

百年に一人の天才と言われた科学者、Dr.フェイカー。

謎に包まれた人物で、生死すら不明。ハートランドシティを作った男。

一馬が最後にガイドしたのがDr.フェイカーだったと、ハルばあちゃんから衝撃の事実が。



Vのトロンへの報告。

九十九遊馬こそがナンバーズのオリジナルだと、Vは言っていたけど。

遊馬がオリジナルなんじゃなくて、オリジナルが取り憑いてるだけ、だよね?

説明を端折った?

トロンも一馬を知っている様子。

「まさか・・・そんな事はありえない」とトロンが言っていたのは・・・?



一人、物思いにふけるIII 。

「あれが、アストラル世界からの使者・・・。」

IIIくんの表情怖かった!闇落ちフラグじゃないといいけど・・・。(汗)

ただ、なんかアストラルに執着しそうな気配。

カイトを庇い自分を犠牲にしながら戦った遊馬の熱いデュエルに

感じるものがあるみたいだし、できれば遊馬達と仲良くなれたらいいのにな。



「アストラル、勝つぞ!」「勿論だ。」

深夜にデッキ調整で会話する遊馬とアストラルの会話が和んだ!

仲良いな!!



次回、ロビン再登場。しかも相手はゴーシュか!

シャークの出番は当分ない??







あと作画、独特のクセがあるけど、キャラがみんなかわいい。

顔が横長で、瞳大きく幼い感じ。

コミカルな表情が得意な印象。

作監高橋和徳)