遊戯王ZEXAL  第12話

第12話「希望の合体!アーマード・エクシーズ発動!」



遊馬とシャークの場のモンスターはゼロ。

遊馬は希望皇ホープをエクシーズ召喚するが、トラップでホープの戦闘を封じられる。

一見、不用意な召喚に思えたが・・・。

遊馬の目的はシャークをダイレクトアタックから守る事だった。自分のLPを犠牲にしながら・・・。



さらに海王はNo.19 フリーザードンをエクシーズ召喚。

その効果で、ヴォルカザウルスのエクシーズ素材を復活させる。



海王・陸王兄弟が都合良く互いのカードを利用する様子から、

二人がイカサマをしている事を指摘するシャーク。

だが、逆に兄弟から、かつて全国大会でしたイカサマを咎められる。

負けるのが怖かった・・・。そう言ってうつむくシャークを、あざ笑う兄弟。

そんな兄弟を「笑うな!!」と、遊馬が怒鳴る。負けるのが怖いのは当然だ、自分もそうだった、と。

シャークとのデュエルにナンバーズを使ってしまったのも、負けるのが怖かったからだと。正直に告白する。

だからこそ、もう二度とデュエルだけには嘘をつきたくない!

シャークと俺は正々堂々と勝つ!と宣言する遊馬。



その言葉を受けて、シャークの反撃が始まる。

シャークのエースモンスター、ブラックレイランサーをエクシーズ召喚。

しかし、トラップでヴォルカザウルスを倒せず。

次の陸王のターン、再びヴォルカザウルスの効果を使われ、海王のLPを0にするが、

ブラックレイランサーとホープを失い、トラップでギリギリLPを持ちこたえる二人。

さらに、永続魔法により次の陸王のターンがくれば二人の敗北が確定してしまう。



その時、シャークから託されたマジック、アーマード・エクシーズの意味を理解する遊馬。

復活させたブラックレイランサーにホープを装備し、ナンバーズの力を得たブラックレイランサーで

遂にヴォルカザウルスと陸王を倒す。



イカサマ兄弟相手に、正々堂々のデュエルで勝った二人。

デュエルに負ける怖さ、誘惑に負けてしまう自分達の弱さも、二人とも理解して、一つ成長したように思えます。

その壁は、シャーク一人では乗り越えられなかっただろうし、

遊馬もまた、シャークが居たから乗り越えられた。

強い絆が出来たと思う。