TIGER&BUNNY 第23話
第23話「Misfortunes never come singly. (不幸は重なる・不幸は単独では来ない)」
やっとバーナビーの記憶が戻った!
ガチで殴り合いして、あれだけ必死に虎徹が語りかけたのに!
それでも戻らなかった記憶が!
戦いながら、出会ってこれまでの思い出を語る虎徹。
最初はなんでこんな若造と・・と思っていた事、その考えがバーナビーを知っていくうちに変わっていった事。
にこれまでバーナビーに対して思っていた事を正直に語ってます。
(記憶が戻ったバーナビーは、この時の虎徹の言葉を、ちゃんと覚えてるよね?)
虎徹がここまでして、それでもバーナビーの記憶が戻らないなら、相棒に殺されて死ぬのもやむなし・・・。
そう覚悟するのも理解できる。
泣きながら訴える虎徹のシーンが、胸にきた・・・。(涙)
頑なだった記憶操作が解けた切っ掛けが、思い出の場所でも、殴り合いでも、虎徹のビンタでも、虎徹の涙でもなく。
「バニーちゃん」の一言だった、ってオチに笑った。
なんだよそれ!!(泣き笑い)
死を覚悟した虎徹が、そっと目をあけると、目の前にいつものバーナビーがいて、しかもキョトンとしてる。
さっきまでの緊迫感が一気に吹き飛んで、平和そうなバーナビーの表情に、笑って良いのか泣いて良いのか。
これは虎徹じゃなくても泣いて抱きしめたくなる。
よっぽどその呼び方が嫌だったんだな・・・と言って安堵する虎徹。
出会ってすぐにバニーと呼ばれた事、虎徹以外でバニーと呼ぶ人はいない事、
呼ばれる度にバーナビーです!と訂正していた事。
虎徹との絆を思い出させるキーワードがバニーちゃん、と言えば、確かに納得な設定なんだけど。
それでも、やっぱり笑える。
記憶操作されていたとはいえ、虎徹に酷い事して、バーナビー落ち込まないかな、と思ったけど。そうでもない?
素直に謝って、虎徹もそれを咎めなかったから?
マーベリックの事も思い出し。
ここでも信じていたマーベリックに裏切られた事で落ち込まないか気になってたけど、大丈夫だったか。
もう気持ちの整理がついた?虎徹の存在があるから、かな?やっぱり。
スーツのカメラで、バーナビーの記憶が戻った事をマーベリックも知り。
いよいよ最後の戦いがはじまる。
二つの戦い。
一つは、やっと元に戻ったタイガー&バーナビーコンビvs アンドロイド H-01。
あの強敵だったシスの強化版?
予想通り、偽タイガーの正体はロボットだった。
ブルーローズ達を全員倒したのもこいつか。
シスの開発者、ロトワングが、やはり関わっていた。
マーベリックと組んで、これからはロボットがヒーローになると宣言。
虎徹にとっては、愛娘を救うための戦い。
子供の居ないバーナビーも、自分の子供の頃を思い出し。
バーナビーを守ると言った両親の愛。
そこから、虎徹の感情に同調し、戦意をあらわにする。
バーナビーの両親の夢、彼らが残したロボット工学の技術、それを応用したロトワングのH-01。
戦う相手がロボットという所、バーナビーとの因縁も深い。
H-01を倒した所で、楓ちゃんが無事解放される保障もないけど。
唯一の救いは、楓ちゃんが気を失っていない事。
正気を保っている相手には警戒されて、マーベリックの能力は発動できないと思われるので、
楓ちゃんまで記憶操作される心配はないな。
もう一つの戦い。
ヒーロー達に仕掛けられた爆弾。
解除スイッチを最初に押した者だけが助かる仕掛け。
ヒーロー達の絆が試される。
しかし、何の為にこんな事を??
わざわざ殺さずH-01に彼らを捕獲させ、それぞれ部屋に隔離して、首輪型ボタンを装着して。
制限時間はH-01がタイガーとバーナビーを倒すまで、という時間制限の設定。
マーベリックの指示ではなく、ロトワング単独での行動みたいだけど。
動機がよく分からない。
NEXT差別者だから、NEXTを虐めたいだけ??
ロトワングの言葉に、すぐ「NEXT差別者か」と反応した折紙が、意外と聡い。
命令でしか動けないアンドロイドなんてただの戦闘兵器だよ!と指摘してみせたり。
折紙、本当はいろんな事をよく考えてる人だよね。
首輪爆弾の事を知らされ、すぐに外そうと行動したドラゴンキッドも賢いな。
ヒーロー達の中で電気を操れるドラゴンキッドが、この手の装置を壊すのに一番適してる。
この戦いの結末は・・・。
しかし、ヒーロー全員いい人だよね。
自分だけ助かりたいと考える人間に、命懸けの人助けなんて出来ない。
結局、二人の勝利を信じて戦いを見守るんだろうな。
仲良し過ぎる!!
あと、今回、新コンビ結成!!
斎藤さんとベンさん!!
ベンさん到着の直前がマーベリックのシーンだったので、まさかベンさんもマーベリックの回し者??
と一瞬不安が過ぎった。そこまで残酷な設定ではないよね?
車の事でもめたり。(ベンさんのタクシー<斎藤さんのトランスポーター)
スーツ搭載のカメラがなぜ駄目かの説明でグダグダしたり。
二人とも虎徹が大好きで、影でサポートする者同士で、ぱっと見は地味なんだけど、すごくいいキャラ。
メカニック斎藤さんは、黒スーツの件でかなり怒ってたし、H-01を見て慌ててたけど。
もしかしたら、この人は技術者としての良心をちゃんと持ってる人なのかもしれない。
優れた科学技術は、正義の為の武器として使われても、暴力の兵器として使ってはいけない、とか。
モニター壊れちゃったけど、この二人がまたなにか活躍してくれそうな気がする。期待!!