TIGER&BUNNY  第18話

第18話「Ignorance is bliss. (知らぬが仏)」



バーナビーの携帯が鳴って、嬉しそうに「もしかして?!」とはしゃいでたカリーナ。

虎徹からだと思ったのか。

違うと知らされ、ふくれっ面のカリーナかわいい!



そういう表情を隠さずバーナビーに見せてるって事は、

カリーナは自分が虎徹を想っている事をバーナビーに明かしてる?

意外と仲いいな。

(本編にはそういうエピソード無かったけど。

この辺はオーディオドラマとかでやるのかな?)



虎徹が現れたトレーニングルームでも。

虎徹の前で精一杯ツンツンしてみせる所も。

最後顔真っ赤にして「・・・おかえり」って小声で言う所も。

恋するカリーナがとにかくかわいい!



カリーナが去った後の一同の反応を見る限り、

カリーナの片思いは全員に知られている様子。(笑)



どんどんヒーロー引退の告白が出来なくなっていく虎徹

レーニングルームでの仲間達の出迎えとか。

みんなに好かれてるんだな、虎徹

まず最初に相棒に打ち明けないと、という事で、バーナビーに話すまでまだ誰にも引退の話を明かせず。

肝心のバーナビーも、クリームの件で落ち込み。

こういう時に引退の話は出来ないと、気を使ってしまうんだな。優しすぎる。





クリームが目覚めて衝撃の事実が明かされる。



クリームの過去。

もしかしたらありそうだな、とは予想してたけど。

やはりNEXT差別ってあったんだ。

ヒーロー達も同じような差別はある程度受けていたんだろうけど。

クリームはその中でも一番酷い境遇だった様子。

生まなきゃ良かった、なんて事を言う母親、酷い・・・。



誰にも優しくされた事なんかなかった。

だからこそ、優しい言葉をかけてくれた人間に心を許し、崇拝してしまう。

そういて犯罪にも手を染めてしまう

哀れだな・・・・。



両親に見捨てられ、殺して欲しいと懇願するクリームに対して、回想シーンのジェイクが意外にも優しい。

NEXT差別はジェイクにも身に覚えがある事なのか?

だからこそ、NEXT至上主義なのか?

クリームの能力に目を付け、利用しようと言葉巧みに騙しているのかと最初思ったけど。

この回想を見る限り、ジェイクは本気でクリームに同情していた様子。

あんな悪人にも人の情があったのか。

そう思うと、ちょっと憎めないな・・・・・。



NEXT差別についてはこれまで作中では触れられなかったから、その辺は描かれないのか思ってました。

恐らく、昔はNEXT差別はもっと酷かった。

それが、NEXTがヒーローとしてTVで活躍するようになり。

多少の差別は今もあるんだろうけど、ヒーローが人々の尊敬の対象になった事で、

NEXT差別は緩和されていったんだと思う。

それでも完全には無くならない差別。

そこから生まれる悲劇。

そうした問題に、虎徹達はどう答えていくのか?



NEXTがその能力を正義の為に使い、その事を多くの人に知ってもらう事でNEXT差別をなくそう、と

最初に考えたのは誰なんだろう?

レジェンドか、もしくはマーベリックさん?

黒幕疑惑のあるマーベリックさんだけど、本当はそういう理想を持った人なのかな・・・?



NEXT至上主義に心酔するクリームを目の当たりにしても、しかし虎徹もバーナビーも迷いがない。

虎徹は支配する側とされる側が入れ替わるだけだ、と。

それではNEXT差別の根本的な解決にならない事を、ちゃんと分かってます。

バーナビーも、NEXTとして虐げられた過去は、人を殺して良い理由にはならない、と。

冷静に、両親殺害の事実を突きつけ、その罪を問う。



ジェイクの死に落胆したクリームは、自ら点滴等を引きはがし、死を選ぶ。

バーナビーの両親を殺害したのはジェイクではない、という衝撃の言葉を残して・・・。

21年前のクリスマスイブ。

バーナビーの両親が殺された運命のこの日、それはクリームとジェイクが出会った日でもあった。



その日ジェイクはクリームの側に居た。

バーナビーの両親を殺した犯人ではない?

しかし、バーナビーの記憶には、確かにジェイクの姿があると言う、

自分の記憶を信じるバーナビーは、全てクリームの狂言だと。



手がかりを求めて、ジェイク戦のビデオを見返す虎徹

ジェイクが手袋を外しているシーン。

そこには、あるはずの右手のウロボロスのタトゥーがない!

狂い始めるバーナビーの記憶。

動揺して、元メイドのお婆さんにまで疑いをかける始末。

バーナビーの混乱する様は見ていて辛い・・・。



自分の記憶が信じられない、というのは怖い話。

確かに人間の記憶は曖昧なもので、思い込みだけで容易に書き換える事ができる程もろい。

でもそうなると、自分が信じてきたもの全てが疑わしくなってくる。

何もかも信じられない・・・?

とてもヒーローの仕事を続けられるような状態じゃないな、確かに。



結局、虎徹が引退話を切り出す前にバーナビーが先にやめると言い出して、

本当の事を打ち明けられずに終わるというオチに笑った。(笑)

そういう所、なんとも虎徹らしい。



楓ちゃんの能力。

前回の虎徹を見送るシーンでは、ピョンピョン飛んでました。

今回の電話だと、虎徹と同じハンドレットパワー(しかもまだ未熟で力を制御できない)。

次は二つ目の能力で全身強力磁石という説。

最後になって、実は最後に会ったNEXTの能力をコピーする能力らしいと判明。

楓の近くに全身磁石のNEXTが居たのか?

その謎を解き明かした村正のお兄さん何気に凄い。



で、この能力は今後どうなるんだろう?

いつか父親がヒーローだったと知り、楓もヒーローを目指す事になったら・・・・。

父親同様に、だれか他のヒーローとコンビを組んで、相方の能力をコピーして活躍するって方法もあるな。



あとは、NEXT能力を隠している人物がいた時、その能力を解き明かす手がかりになったり、とか。

何らかの形で楓ちゃんの能力がストーリーに生かされる事もあり得る?



楓ちゃんの、最後の虎徹との会話。

愛想尽かしてぞんざいな態度に笑った。

ここの楓ちゃんの演技とか台詞とか、凄く面白い。



虎徹が引退を打ち明けようとした矢先、早退ですね!ってバーナビーに勘違いされてしまったり。(笑)

これじゃ言いづらいな。

バーナビーがヒーロー辞めて、実は自分も辞めようとおもっていた所だと虎徹が打ち明け、二人揃って引退。

という訳には流石にいかないか。

虎徹としてはバーナビーにヒーローを続けて貰って、自分の使命を受け継いで欲しいんだろうな。

さて、虎徹はどのタイミングで本当の事を打ち明けるつもりなのか・・・?



ウロボロスの謎。

クリームは自分達だけがウロボロスではない、と言ってました。

他にもウロボロスは居るのか?

NEXT至上主義は、ジェイク一人が掲げている理想ではなく、ウロボロスの思想?



回想の若いジェイクが意外にもおしゃれでかっこいい。