遊戯王5D's  第125話

第125話「魂の戦い!極神皇トールVSスカーレッド・ノヴァ・ドラゴン」



ジャックvsドラガン因縁の対決!



トールの攻撃を受けたジャックの体に、激しい衝撃が!

デュエルのダメージが実体化してる?

これも神の力なのか?



ジャックのトップランナーの効果を奪ったトールが攻撃力を上げ、トラップを使い二回の攻撃。

召喚したチューナー二体は破壊され、ジャックのLPに更なるダメージが。

実体化したダメージにクラッシュ寸前で何とか踏みとどまる。

「この程度の衝撃でクラッシュするジャック・アトラスではないわぁ!」



ジャックの反撃が始まる。

トラップを使い、破壊された二体のチューナーを墓地から特殊召喚

それを見たハラルドは、神にはまだ発動していない効果があると呟くが・・・。

さらにトラップ発動でレッドデーモンズも復活。

バーニングソウルを発動させたジャックが、レッドデーモンズに二体のチューナーでダブルチューニング!

スカーレッド・ノヴァ・ドラゴンが現れる。



これぞジャックの新たなる力。

初めて見るモンスターに、三皇帝もラグナロクも驚きを見せる。

まるで神対悪魔の対決。

トールとスカーレッドノヴァ、その強大な力が互いに共鳴する。



効果で墓地のチューナーモンスターの数だけ攻撃力を上げるスカーレッドノヴァ。

この攻撃が通れば、ジャックの勝利は目前!のはずだが・・。

ドラガンの発動したトラップにより、スカーレッドノヴァの攻撃力は下げられ、

さらに永続トラップ発動でトールはジャックのトラップの効果を受けず。

このままでは返り討ち?

ジャックの絶体絶命のピンチに、シグナー達のアザが呼応する。



ジャックがトラップ、バーニング・リボーンを発動。

スカーレッドノヴァをリリースし、墓地のレッドデーモンズを特殊召喚する。

ドラガンのトラップにより、スカーレッドノヴァへのトラップ発動は封じられているが、

トラップ発動のコストとしてのリリースは可能だのだ。

つまり、リリース・エスケープ!

しかし、攻撃力で劣るレッドデーモンズではトールは倒せない。

勝ち誇るドラガンに、ジャックの「それはどうかな?」発動!



バーニング・リボーンの第二の効果。

チューナーとこのカードを墓地に送り、このカードの効果でリリースしたシンクロモンスター特殊召喚できる。

ジャックの手札のチューナー、トラップ・イーターとバーニング・リボーンを装備したレッドデーモンズが墓地へ。

そして、再びスカーレッドノヴァが復活する!



スカーレッドノヴァを一度リリースし、復活させる事で神の呪縛を振り払ったのだ。

しかも、墓地のチューナーは一体増えて三体に。

スカーレッドノヴァの攻撃力はトールを大きく上回る5000となる!



ついにトールを倒し、ドラガンを破ったジャック。

高々と人差し指で天を差し、勝利のポース。

わき上がる会場。勝利を喜ぶ仲間達。



仲間の力で勝利したというジャックに、ドラガンは自分の敗北を素直に認める。

だが、この勝負に勝ち、イリアステルの野望を打ち砕くのは自分達だと言い・・・。

その時、海が割れ、トールが姿を現す。



神には、破壊された時、エンドフェイスに特殊召喚できる効果があったのだ!

さらに特殊召喚した際に相手に800のダメージを与える!

残りLP100に追い込まれたジャック!





ジャックのデュエルが毎度ながらハラハラさせられっぱなし。

しかも今回は自身のプライドがかかっているだけに、絶対に負けて欲しくないデュエル。

前回のようにチームの勝利の為に自ら敗北を選ぶ事になったらどうしようかと思ってましたが。

そんな事無くて良かった・・・。



観客をここまで惹きつけるカリスマ性は今も健在。

やはりWRGPが終わったら、ジャックはプロに復帰するべきなんじゃ?

それ以外にジャックの才能を生かせる職が思いつかない。



トールのサンダーバイルは迫力ある。

終わりだジャック!と後ろ指さすドラガンとか、

二度目のレッドデーモンズの復活時のジャックのアクションとか。

勝利を喜ぶ遊星達の拳ゴツンと、龍亞達のハイタッチも地味によい。

作監:武藤公春)