遊戯王5D's  第111話

第111話「古の地 ナスカへ」



ボマー再登場。



アバンから、ジャックピンチ?

ライディングデュエルで、炎に包まれたレッドデーモンズの攻撃を受ける。

・・と、これはボマーの見た夢。

ノートPCを立ち上げ、遊星にメールを打ち始めるボマー。

(・・・しかし、どう見ても電線もない荒野の一軒家。

どうやって送信するんだ??)



そして、ナスカの地にやってきた遊星とジャック。

今をさかのぼる事三日前。

いつものカフェでコーヒーを飲むジャックの姿が。

WRGP予選が中断し、カフェ通いを再開したジャックを、また毎日ジャックを見られると、浮かれるステファニーさん。

(彼女にとっては至福の時間。(笑))

他の客無視で、ジャックの注文優先とか。(笑)



WRGP初戦、ユニコーンアンドレ戦での敗北、そして、姿を現した敵、イリアステルの三皇帝。

新たな力を手にした遊星を見て、自分の新しい戦い方をジャックも模索していた。

そこにクロウが現れ、12杯のブルーアイズマウンテン代、締めて3万6千円の請求書を突きつけ、ジャックの浪費癖を非難。

あのクロウの怒りようだと、やはり今も仕事してないのか、ジャック・・・。(笑)

そんな時、ボマーのメールを受け取った遊星が、新たな戦い方の切っ掛けになるかもしれないと、ジャックに話を切り出す。



こうして、因縁の土地、地縛神が地上絵として再び封印されたナスカにやってきた二人。

なんと、クロウが二人の旅費代を経費として出してくれたという。

(だたし、12杯のブルーアイズマウンテン代の方は経費にしてくれない模様。(笑))

チームの経費管理はクロウがやってるのか。

これは大変そうだな・・・・。

二人分の航空運賃+二台のDホイール運搬費用、結構かかりそう。



再会を喜ぶボマー。

駆け寄ってきた弟のマックスに「キング!」と呼ばれ、一瞬イラっとくるジャックだが。

ボマーの幼い弟妹二人は、地縛神に魂を吸収されていた間の記憶がない為、

フォーチュンカップでのジャックの敗北を知らず。

故に今でもマックスにとってジャックはキングなのだ、と弁解。

それを聞いて、すぐに表情を変え、「キングは一人!このジャック・アトラスだ!」と宣言するジャック。



相変わらず子供には優しいな、ジャック。

子供の夢を壊さないよう、過去の敗北や、キングの称号へのこだわりを捨てた事など一切語らず。

子供達のヒーローたる「キング」をとっさに演じてくれる。

道化などではなく、今でも彼は本当に子供達のヒーローだし、それに相応しいと思う。

(未だに仕事がないみたいだけど、プロデュエリストにはもう戻らないのかな?)



ボマーが語る、これまでの経緯。

故郷に戻り、弟妹(マックスとアニー)と再会したボマーは、新たな目的を求め旅をするが、

その中で、自分の罪と向かい合う事を決意し、この地にたどり着く。

地上絵に封印された地縛神達が再び復活しないよう、地縛神を鎮める祭壇を造り上げ、監視者としてここを守っていたのだ。

そんな折り、周辺で異変が起こる。

家畜たち(リャマ?かな)が次々と不審な死を遂げ、村人達は紅蓮の悪魔の仕業だと噂していた。

それらは地上からあふれ出た霊体にすぎず、この地から何かが復活しつつある兆しなのだという。



そして、ジャックが敗北するあの夢。

それは、ジャックが新たな戦い方を身につけなければ、自らの力により滅びるという未来を暗示しているとボマーは言う。

それでも、模索の結果、今まで通りのパワーで攻める戦い方を選んだジャックは、戦い方を変える気はないと言う。

ならば、それを証明してみせてくれと、ボマーがライディングデュエルを提案する。



しかし、パワーで戦うと言ったものの、未だ迷いがあるジャック。

デュエル前、ジャックに自分のデッキを見て欲しいとマックスがデッキを差し出す。

それはジャックを真似たパワーデッキだった。

 ジャック「お前自身が信じる道を行け。やがてデッキは答えてくれる。」

 マックス「僕の信じる道はキングだよ。」

自分にとってジャックは憧れであり、彼らの神であるケツアコアトルの様な存在だと語るマックス。



シャチの地上絵に松明で明かりを灯し、ライディングデュエルのレーンに仕立てるボマー。

忌まわしい因縁のあるシャチの地上絵で?

なぜわざわざここで・・・?

遊星も疑問に感じてる様子だが。



なんと、デュエルするのはボマーではなく、マックスだと言う。

マックスの瞳の色が変わる・・・・。

ボマーのDホイールのサイドカーに乗り込んだマックスとジャックのデュエルが始まる。



Dホイールのスピードに耐えるマックスに同情し、ジャックは先攻を譲る。

自分ターンで早速レッドデーモンズをシンクロ召喚するが。

マックスのデッキには、先ほど見た物とは違うモンスターが?

弱小モンスターを繰り返し召喚しては破壊を繰り返すマックス。

そして、召喚したモンスター、アンセスターバードは、墓地に3枚の同じ名前のモンスターが存在する時、破壊されない効果を持っていた!

これはレッドデーモンズ対策?

マックスの瞳に以前とは違う何かが宿っている事にジャックが気付く。



対するジャックは、さらにモンスターを召喚し、その効果で貫通ダメージを与えようとするが。

その時発動したマックスのトラップ、魔鏡スモークミラーにより、逆に大ダメージを受けてしまう。

それはまさにボマーが夢で見た場面でもあった。

ジャックのDホイールが姿勢を崩し、コースアウトして転倒。

(普段ならこの程度のダメージで転倒する事はないハズなのに・・・。精神的動揺が大きかった?

それとも、これも紅蓮の悪魔の仕業?)



今のパワーのみに頼った戦い方ではダメだと諭すボマーだが。

俺はパワーを捨てぬ!と反発し、その場を去ってしまうジャック。

果たして、ジャックは新たな戦い方を見出す事が出来るのか?



遊星がアクセルシンクロに1年近く悩み続けた事を考えると、

これでジャックが早々に新しい力を手に入れるのはちょっと・・・・。

(遊星が不憫な気が。)



度々出てくる、赤い石像は一体・・・?





ボマー相変わらず筋肉ムキムキ。

地縛神の事を自ら語っているから、ダークシグナー時代の記憶もちゃんとあるんですね。

今も罪悪感を感じている様子。

そもそも、故郷と弟妹の消失事件は、レクスが仕組んだ紅き竜を復活させる実験のせいなどではなく。

地縛神の生け贄にされた為で、恨むべきはダークシグナー達を操った邪神。

(自身の野望の為、わざとダークシグナー達の活動を阻止しなかったという点ではレクスにも罪はあるかも。)

まんまと邪神達に操られ、自分もダークシグナーになってその悪行に加担してしまったのだから、居たたまれない。

彼も又、邪神と紅き龍の戦いに巻き込まれ、運命を翻弄された犠牲者。



そういえば、レクスを探っていた当時のボマーは、イリアステルの名を知っていたような・・・・。

ボマーはイリアステルの事、どこまで知っていたんだろう?



ボマーとジャックの因縁。

そういえば、ジャックに対し「かわいそうなキングだ」と言ったのはボマーでしたね。



同じダークシグナーでも、記憶の有無はそれぞれ違う?

鬼柳は記憶が戻っていて、カーリーは未だ戻らず。

(もしくは、戻っていないフリをしている可能性も・・・?)

残りの二人、ミスティとディマクはどうなんだろう・・・・?

ボマーが再登場したなら、ミスティさんの再登場もあるかな?

ディマクに関しては、ダークシグナーになる以前の素性すら未だ謎。

他にもフォーチュンカップ編のキャラの再登場に期待。

炎城ムクロとかWRGPに出てきたら楽しそうだ。



日本語でメールが打てるボマーさん。

バーバラさんが遊星に手紙を送った時はスペイン語?だったかな。

(ちなみにポンチョはスペイン語由来らしい。)



クロウに叩かれた時、ジャックの口まわりにコーヒー付いてる。(笑)



いつも瞳大きいこかいさん。

作監:こかいゆうじ)