遊戯王5D's 第110話
第110話「イリアステルの三皇帝」
プラシド戦決着と、三皇帝との初対面。
ワイゼルキャリアーの効果で攻撃は無効化され、ワイゼルガードの効果は破壊を無効化する。
ワイゼルの鉄壁の防御能力を破るには、1ターンに最低3回以上の攻撃が必要・・・。
遊星はシューティングスターの効果、デッキから引いた5枚のカードからチューナーの数だけ攻撃できる能力を使い、
機皇帝ワイゼルに挑む。
仲間の力を借り、遊星が引いたカードは・・・。
ジャンク・シンクロン、ニトロ・シンクロン、デブリ・ドラゴン、エフェクト・ヴェーラー、ハイパー・シンクロン。
まさかのチューナー5回連続ドロー!
遊星のデッキのチューナー大集合。
5回の連続攻撃により、遂にワイゼルを破壊、プラシドを倒す。
デュエルのダメージと共にワイゼルは爆発し、プラシドの体はDホイールから分離。
無残な姿に・・・。
その時、姿を現したのは、ホセとルチアーノだった。
駆けつけたジャック、クロウの前で、真実が語られる。
彼らは、イリアステルの三皇帝と名乗る。
遊星のプログラムを盗み出し、ディアブロ(ゴースト)を操っていたのはプラシドだと明かした。
何の為に?という問いに、ホセは自分達の目的を明かす。
彼らの目的、それは未来を変える事。
イリアステルとは、神が造り上げた、地球の歴史を修正する組織。
長い人類の歴史の中で、権力構造を利用し、イリアステルはこれまでも歴史の修正をしてきたという。
しかし、どんなに修正しても避けきれない未来がある。
未来に更なる災いをもたらすその原因は、モーメントにあると。
そのモーメントを破壊するため、ルドガーを利用し、ゼロ・リバースを引き起こさせたと、ホセは語る。
ルドガーがナスカの地を旅行した時現れた、イリアステルの使者、というのは、これの事か。
・・・となると、あのゼロ・リバースの悲劇とは一体・・・?
不動博士の発明、だけが原因だった訳ではなく。
3000年の間に繰り返されてきた邪神と紅き龍の対決、でもなく。
不安定な人の心と共鳴するモーメントの性質、でもなく。
それら全てを利用したのは、イリアステル?
諸悪の原因=イリアステルって事で良いのかな??
しかし、ゼロ・リバースだけでは世界の歴史からモーメントを消す事は出来なかった。
そこで、この時代に新たな修正を加える為に我々は現れた、と。
ホセは、このネオドミノシティを消滅させると言う。
さらに、WRGPの本戦に出場する事を明かし、真実が知りたければ勝ち上がってこい、と遊星達に宣戦布告。
冒頭でも言われてましたが、プラシドが遊星の力を引き出し、サーキットの完成を加速させたが、それだけではまだ不十分。
仲間のシグナー達の力を利用するために、
WRGP本戦に自分達が参戦する事で他のシグナー達をデュエルに巻き込み、サーキットの完成を企んでる?
ネオドミノシティの消滅、とホセが言っているのは、本当の目的ではなく、
ネオドミノシティを守りたいと願う遊星の気持ちを利用して、戦いの場に遊星をおびき出す為にワザと言っているのか?
しかし、106話で語られいた通り、サーキットが完成し、神の神殿が出現すると、
(神殿の巨大さの為?)結果的にはネオドミノシティはやはり消滅してしまう?
ホセ達の企みを阻止するため、WRGPで遊星達が戦う事は、逆にネオドミノシティの消滅を促す事になってしまうのか??
駆けつけたシェリーは、イリアステルの正体を知り、無謀にもホセに襲いかかる!
Dホイールは片手で止められるわ、ミゾグチのデュエルディスクのエッジは剣で受け止められるわ、
仕舞いにはホセの腕をもぎ取ろうと・・・。
胸倉を掴まれた体勢から、腕十字固めとか。(汗)
シェリーさん凄い執念・・・。
しかし、あっさり宙に投げ飛ばされ、ミゾグチのデュエルディスクに仕組まれたパラシュートで何とか助かりましたが。
暴力を行使してくるシェリー達を、本物のデュエリストではない、とホセ達に言われてしまう始末。
遊星達の目の前で、ホセの石版が落下。
デュエル無しで、ホセの機皇帝グランエルお披露目。
三皇帝が姿を消し、謎のホイーラー(ダークグラス)も、その場を去っていく。
石版により得た力について遊星の問いに、自分も知らないのだと答えてました。
あくまで、イリアステルと三皇帝に対抗する勢力の使者(?)、なのであって、
自分をこの時空に送り込んだ主の本当の意図までは知らされてない・・・のか・・・?
彼の推測だと、”運命の神”と呼ばれる存在は、進むべき道を迷っているのかもしれない、と。
あの異空間で出会った存在が、”神”なのか?
歴史を修正するため、三皇帝に石版により力を与える一方、それに抗う遊星にも、同じ力を与え。
もしかして、遊星を通して人類を試している?
自ら運命を、未来を変える力があるかどうか、を・・・・。
GXの最終戦でも、劇場版でも、悲惨な未来を暗示するシーンがあったのを考えると、
やはり遊星達の未来に不吉な予感。
ルチアーノは遊星に対し、「おまえの呪いはまだ終わっていない」と言ってました。
(そんな言い方されると、言われた本人は可哀相だ・・・。(汗))
不動遊星の呪い、とは一体・・・・。
この位の年頃の男とは、そういうものだろう・・とか、プラシドのプライドの高さを理解してるかのようなホセの言葉。
流石年長者?
以前はチアーノの行動を見て、自分にも覚えがあると言ってました。
これらの発言を見ると、彼らにも年齢や成長という概念はあるのかな?
体は無機質っぽいけど、完全なロボットとかアンドロイド等とは違う様子。
自己紹介で、ホセが自らリーダーだと言ったのに対し、
あんたリーダーだったの?と突っ込むルチアーノ。(笑)
今回はよくしゃべってました。
今までは邪悪で不気味な印象だったけど、
ホセに対して突っ込んだり、ジャックにノリツッコミしたり。
プラシドの剣を持って、これまだ使えるかな?とか。
ちょっとコミカルな所が見れて面白かった。
意外と子供らしい無邪気な一面もあるみたいで、
ひょっとしたらいずれ龍亞龍可達とも仲良くなれるかも・・・?
プラシドに関しては、当面は動けそうにないと言っていたので、
やはり死んではいない様子。
WRGP本戦までには回復する?
それにしても、下半身がちぎれたあの姿は悲惨だ・・・。
修理やパーツ交換で死を回避できる体、人知を越えるパワーと頭脳。
人間ではないからこその強みもあるけど、一方で、人間ではないが故の悲しみ、とかもあるのかな・・・?
ブルーノは・・・。
結局、この場では正体を明かしませんでした。(名乗りすらしてない。)
正体が知られると、遊星達と一緒に居られない=遊星の側に居てサポートができなくなる、から?
チームの一員として今後もブルーノが居てくれるのは嬉しいけど。
シェリーはお父様の仇!と言ってホセに襲いかかりましたが。
本当に彼らの仕業なのか?
シェリーの両親を殺したのは、この時代のイリアステル?
それとも、未来(のイリアステル?)から来たらしい、彼ら三皇帝?
エッジの剣とかパラシュートとか、いろいろ仕込んであるミゾグチの謎のデュエルディスク。(笑)
目のバランスがちょっと変わってる。
(作監:波風立志)