ONE PIECE その他



コミック派はネタバレ注意。




28号(第588話)あたりから32号(第591話)あたりまで

現時点で、サボに似た姿の海賊って居ないよなぁ。

と、思ったら・・・。

死んじゃったのか!!(泣)



ただ単にシャンクスに憧れて海賊目指していた、と思われたルフィですが。

この過去話、サボの死という悲劇を経て、

海賊になるという目標は、単なる憧れ、ではなくなってます。



サボとの約束を果たす事。そして、

サボを死に追いやり、自分達を苦しめてきた権力、国家、世界、

そうしたものに抗う力を求めた。

それが”海賊”。



以前某雑誌で読んだ実在の海賊達の話を思い出す。

差別されたり罪人だったりで、社会から弾き出された人々にとって、

人種も身分も国籍も関係なく、海の上で独自の規律で生きていく海賊は、自由の象徴でもあった、と。

多分そんな歴史の事も、尾田先生は物語に反映してるんだろうな。



そんな兄弟の成長を見守ってきたダダンとマキノさんとか。

大事な者を守る為一歩も引かないエースの気性は父親譲りだったりとか。

いろいろな人との繋がりが、二人を成長させたんだなと思う。



今では想像出来ないほど泣き虫だった昔のルフィとか。

エースに死なないでくれと言って泣くルフィ。

この世でたった一人の兄弟、家族。それを失う恐怖、心細さ。

そんな弱さを、幼いルフィが持っていたのか。

それを見て、絶対に死なないと約束したエースとか。

結末が分かっているだけに、このセリフが辛い。(泣)



大切な者を守る、何者にも屈しない強さを求め。

海賊王になる!と宣言して海へ旅立ったルフィ。



そして、今。

大切な者を守れなかったルフィが、ここに居る・・・。

「何が・・・海賊王だ・・・っ!!おれは!!弱いっ!!」

ルフィのこんなネガティブなセリフ初めて聞いたよ。(泣)

守る為に戦ってきたハズのルフィが。

仲間を守れず、はぐれて、更に兄まで失って・・・。

これ以上の悲劇と苦難があろうか。

これが海賊王と目指す者の試練??



錯乱し暴れるルフィを叱咤し、諭す、クロオビ。

「今は辛かろうがルフィ・・・!それらを押し殺せ!!失った物ばかり数えるな!!」

「確認せい!お前にはまだ残っておるものは何じゃ!!」

指折り数えて答えるルフィに泣いた。



「できの悪い弟を持つと兄貴は心配なんだ

おめェらもコイツにゃ手ェ焼くだろうが、よろしく頼むよ」

あの時、このセリフを言った時のエースの心情。

弟に仲間が出来た事への喜び。

後付けにしても、この演出は卑怯だ。(泣)



で、冥王レイリー、唐突に登場。

どっから泳いできたんだ。(笑)

かつてハンコック三姉妹を天竜人から匿ったのは、

レイリーとジャッキー、ニョン婆だった。



バーソロ・ミュー・くまは、革命軍の幹部。

レイリーにルフィを飛ばした方角を教えていた。

ハンコックがルフィに惚れたと推測したジャッキーの女の感が的中。

で、ここまでたどり着いたという。



仲間と再会する為、シャボンディ諸島に行くというルフィに、

レイリーが提案した事とは?

同じ悲劇を繰り返さない様、強くなるための試練か?



ボーイン列島、食肉植物の島から出られない太ったウソップ。

トリノ王国で、鳥たちと原住民を和解させ、旅立ったチョッパー。

チョッパーが目にした記事とは?レイリーの提案に関係する??



他の仲間達の、それぞれの冒険は詳しく語られないのかなぁ。

多分、各自強くなったり、新しい武器やら技術やらを身につけて成長してるハズだけど。

その辺は戦闘中の回想シーン的に語られるのか?

結構すぐに再会できそう?

できれば一人一人時間かけて再会のドラマやって欲しいな。







その他、ONE PIECE以外で


ぬらりひょんの孫

つららの暴走が楽しい。

お前の心も体も全部俺に預けろ!とか、何言ってるのかと思えば。(笑)

リクオの力になれたと喜んだのもつかの間。

ゼンとも鬼纏をしたと知って、驚愕。

「おことわりします。」に笑った。

つらら、鬼纏を何か勘違いしてるな。(笑)

弱いリクオを認めなかったあのイタクも、遂に力を預けたか。

羽衣狐の前に総大将登場。死亡フラグ




保健室の死神

何気に盛り上がってた。

黒髪のハデス先生、イケメン過ぎる。(笑)

操ちゃんは、今までにないデザインのキャラだな。無表情で小さいけどかわいい。

少年ぽけど、女の子だよね?

三途川先生、ショートカットの方が断然かわいい!



鈍ちゃんと経一さん、大人組が絡んでくると面白いな。

経一とハデス先生がタッグ組んで立ち向かうとか、燃える展開。



取られたそれぞれの長所って・・・。

 ハデス先生→病魔「冷血」

 アシタバくん→思慮深さ?

 鏑木→勇敢→「力強さ」に変換(攻撃の正確さ)

 藤くん→落ち着き→「回避力」に変換

 本好くん→頭良い?→「知性」に変換

 美作くん→思いやり

 経一→熱血バカ→「愚直」に変換(腕力)

ハデス先生のは病魔だからそのままとして、

アシタバと美作の長所は操に使われて無かった?



三途川先生が最後に見つけた結晶は、誰の長所?操の父親のかな?

結局、ハデス先生は父親の病魔は食ったけど、

その根底にある劣等感や愚かな幻想はそのまま残した様子。

多分それを食ってしまうと、人間らしい感情そのものを失ってしまうから・・・。

父親を必死に求める操の姿見て、情けをかけたな。



32号の鈍ちゃんに萌えた。

念願のハデス先生の病魔を抽出銃で捕らえたのに!

黒髪のハデス先生を一目見た時の、あの表情!

一瞬目に涙浮かべてたよっ!!

ホントは戻したくないのに・・・。

あんな顔のハデス先生見たら、仕方ないよなぁ・・・。

自分の肩犠牲にして、「冷血」を注入する鈍ちゃん、かっこいい。



ハデス先生を病魔との戦いから救いたいのに、

仲間だからこそ、彼の性格も望みを分かってしまって。それを裏切れない。

鈍ちゃんの心情を思うと、切ない・・・・。



あと、経一は責任とって結婚しろ。(笑)