遊戯王5D's  第95話

第95話「舞い上がれ!ブラックフェザー・ドラゴン!!」



続くボルガーとのデュエル。



かつて何度もデュエルし、互いに手の内を知り尽くした者同士のデュエルだと遊星は言ってますが。

クロウのデッキを知っていて、アンチBF(ブラックフェザー)デッキ使ってくるボルガーは少し卑怯?

一方のクロウはボルガーのデッキへの対策は特にしていないような・・・・?



苦戦を強いられるクロウ。

何とか反撃に成功するも、厄介な永続トラップ、ホワイト・アウトを除去できず。

それでも諦めないクロウに対して、ボルガーがついにブラッド・メフィストシンクロ召喚

ピアスンを殺したのは自分だと白状する。



シティの資産家からの資金提供の話を断ったピアスン。

サテライト発(初?)のDホイール開発者としての名声欲しさだと、ボルガーは言うが・・・・。

それを聞いて動揺するクロウ。



ブラッド・メフィストのダメージは、直接クロウの身体にも影響を及ぼし・・・。

体が引き裂かれるような痛みがクロウを襲う。

デュエルダメージの実体化の技術は完成していたのか。

さらにブラックバードの片翼は破損。

それでもピアスンを信じて気力を振り絞りデュエルを続ける。



二枚のトラップを使い、ボルガーの場の永続トラップを何とか破壊出来たが。

LPを削られ、クロウピンチ。

その時、クロウに声援を送る子供達の姿が。

「・・・守りてぇ!!あいつらの気持ちを!そして、あいつらに受け継がれるピアスンの遺志を!」

クロウが奮い立ったその時、クロウのアザが光り出し。

ブラックバードに異変が。

画面にパスワード(CERTIFIED)の文字。BFドラゴンのカードが示される。

やはりBFドラゴンのカードはブラックバードの内部に隠されていたのだ!



シンクロ召喚で、遂にBFドラゴンが姿を現す。

アザの反応を見て、遊星とジャックは確信する、これがシグナーの五体目の龍!



これで5体揃いました。

スターダスト、レッドデーモンズ、ブラックローズ、エンシェントフェアリー。

そして今回登場のBFドラゴン。

・・・って、あれ?

龍亞シグナー化のフラグは?

龍可の夢に出てきた、パワーツールに似たドラゴンの件は????



BFドラゴンから、ピアスンの真意を理解したクロウが語る。

ピアスンが融資を断ったのは、名声欲しさからじゃない。

サテライト発のエンジンを完成させて、子供達に希望を見せたかったからだと。

それを聞いて愕然とするボルガー。



ボルガーの発動したトラップの効果で、ブラッド・メフィストを戦闘で破壊する事は出来ず。

ブラッド・メフィストと攻撃力が同じBFドラゴンでは、ボルガーのLPにダメージを与える事ができない。だが。

カードをセットする度ダメージを与えるブラッド・メフィストの効果と、

LPを削ってカードを手札に戻す事で墓地から特殊召喚でき、カードをセットすると破壊される精鋭のゼビュロスの効果を利用して、

繰り返しダメージを蓄えていくBFドラゴン。

そのダメージを解放する事で、相手モンスターの攻撃力を下げる。これがBFドラゴンの力、ダメージドレイン。

傷つき、その羽根を黒く染めながら、希望を守ろうとするその姿は、ピアスンと同じだと、クロウは言う。

ブラッド・メフィストが破壊され、うなだれるボルガー。

名声に目がくらんでいた自分の方だったと、懺悔する・・・。



その後、ボルガーは自首し、これからは俺が遺志を引き継ぐと、ピアスンの墓前で誓うクロウだった。



ピアスンの真意を知りながら、私欲の為にクロウを騙していた・・・と思ってたけど。

本当にピアスンを理解してなかっただけなのか。

勘違いから親友(というか、同志?)を殺害してしまったボルガーが居たたまれない。(汗)

なんか珍しく悲しい結末だったな・・・・・。



クロウのアップがきれい?

ドローシーンで、アップからカメラ引く演出とか、攻撃力下がるブラッド・メフィストの動きとかも地味に良い。

クロウ回の担当が多いのかな。子供達は可愛く、男性キャラは渋めな気がする。

作監:波風立流)