遊戯王5D's 第91話
第91話「タッグデュエル 鬼柳・遊星VSロットン」
ロットン戦、前編。
邪魔者が居なくなり、町はロットンの天下。
山に送る労働者が居ないと困ると、今度はラモンの手下達にデュエルを強制するロットンとバーバラ。
その時、町に響くハーモニカの調べ・・・。
地獄から舞い戻ってきた死神、鬼柳登場。(笑)
人質のウェストとニコを救出しようとDホイールで突っ込んできた遊星だが、ロットンの鞭に阻まれる。
まとめてかかってこいと言うロットンと、二対一のタッグデュエルに。
ハンデとして最初に手札10枚をロットンは要求してくが、鬼柳はあっさり承諾。
お決まりのガトリングオーガでのワンターンキルを仕掛けてくる。
モンスター効果を無効にし、ワンターンキルを阻止するカード、エフェクト・ヴェーラーが遊星の手札にあるのだが・・・・。
鬼柳は手を出すなと遊星を牽制。
鬼柳の手札にも、ワンターンキルを阻止する効果を持つカードがあるのか・・・・?
そのままガトリングオーガが全弾発射。対象となった鬼柳のライフ(LP)は0に・・・。
しかし、不気味なオーラを纏って、鬼柳が再び立ち上がる。
「死神は 死 な ね ェ!」
インフェルニティゼロは、効果ダメージでLPが0になった時に、他の手札を捨てて特殊召喚できる。
このモンスターが存在する限り、LPが0でも敗北にはならない。
LP500ダメージを受けるごとにデスカウンターが増え、三つ貯まるとインフィニティゼロは破壊され、敗北する。
・・・LPが0でも敗北しない効果モンスターって。(汗)
インチキ過ぎる!(笑)
遊星のエフェクト・ヴェーラーは打ち抜かれ、墓地に送られてしまい。
(エフェクト・ヴェーラーはかわいいな。デス・ガンマンの般若っぽいデザインもかっこいい。)
攻撃力を二倍にしたガトリングオーガの攻撃を、トラップで防ぎながら、鬼柳は自分を撃てと挑発する。
その言葉に怖じ気づくロットン。段々弱腰に。
ロットンに一触即発なインフェルニティ・デス・ガンマンの効果を選択させたり、
一見すると運を天に任せた無茶なデュエルに見えるが。
側で見守る遊星も心配してます。
やがて、それは生きる覚悟を決めた鬼柳の本気だと気付く。
「だが、今俺は、俺を信じてくれる何者かの為の戦う事で、生きているという実感を得た。
俺はもう逃げない。生きて戦う事で、俺を信じる者へ応えていく。
それが、俺の新たなるデュエル!」
鬼柳がウェスト達の父の遺志をしっかり継いでくれてるのが嬉しい。
今回は遊星はあくまで鬼柳のサポート役。(兼・解説役)あんまり活躍なし。
鬼柳のターンで、場にモンスターを大量召喚。これで一気にガトリングオーガを攻めようとするが。
トラップ、バックアタック・アンブッシュに阻まれ、逆にピンチ?
遊星の場のモンスター効果で難を逃れる。
果たして、デュエルの行方は?で、次回に続く。
予告を見ると、ラストにジャック、クロウも駆けつけ、チームサティスファクション集結しそう?
鬼柳が、ジャック、クロウともちゃんと和解できるか、ちょっと心配。
(ダークシグナー編以降、おそらく顔も合わせてないだろうし・・・・。)
生きる意味と覚悟を得た鬼柳が、何か生き生きしてきてます。
セリフにやたら”満足”の言葉が出てくるあたりも。
サテライト時代、デュエルギャングごっこに夢中になってた事も、調子づいてセキュリティにまでケンカ売った事も、
挙げ句仲間に逆恨みした事も、全部独りよがりだった事を認め、今度は他者の為に生きようとするその決意。
お前、成長したな・・・・。
バカな事も、間違った事もやって、傷つきながら大人になっていく。
まさに青春ロードストーリー。
この辺がDMともGXとも違う、5D'sらしさ(といか、テーマ?)なんだと思います。
画面分割で緊迫感のある演出と、手のアップとか、時々勢いがあるデュエルアクション。
(作監:Park Chi Man)