遊戯王5D's  第92話

第92話「サティスファクション」



ロットン戦後半。クラッシュタウン編ついに完結。



ロットンとのデュエルが続く。



遊星のターン、ニトロウォリアーをシンクロ召喚し、ようやくロットンのLPを削る。

ガトリングオーガを失ったロットンは、ロングバレルオーガを召喚。鬼柳を狙うが。

遊星がトラップ発動で、効果ダメージを自分に逸れさせ、鬼柳を救う。



鬼柳がデッキからインフェルニティ・デスガンマンを墓地に送るのを見たロットン。

(これ、わざとロットンに見えるように墓地に送ってる?)

発動したマジックの効果でデッキの一番上に戻したカードは、バレット&カートリッジ。



ロングバレルオーガを倒さなければ遊星達に勝機はない。

シンクロ召喚した鬼柳のインフェルニティデスドラゴンのモンスター効果も、

攻撃力を上げた遊星のスターダストも、ロットンのトラップに阻まれ、

ロングバレルオーガをなかなか破壊する事が出来ない。



その時。バーバラが暴挙にでる。

手下に命じて遊星達に銃口を向け、さらにニコとウェストを人質に。

サレンダーしなければ姉弟の命はないと脅迫する。

これは酷い。流石ビッチ。

非情の送り人コンビさえも、これには反発。

この町唯一のデュエルの掟を破るのか?と、抗議するも銃を向けられる始末。



とっさにサレンダーしようとする鬼柳を、ニコが止める。

こんな状況でも、鬼柳を信じ続ける少女の健気さ。(涙)



見かねた手下の一部がロットンを裏切り、反乱を起こす。

この町を救おうと奮闘する鬼柳と遊星の二人に、自分達の未来を託そうと。

だが、ロットンのショックガンですぐに鎮圧されてしまう。



卑劣なロットンに怒る鬼柳。

「それでもデュエリストか?!」

「リアリストだ。」



デュエルで勝負をつけようとしているのに、結局暴力で押さえつけるのか。

過酷な世界であっても、暴力のみに頼らず、デュエルで解決しようというのが遊戯王ワールドだと思うのですが。

5D'sにおいては、主人公の遊星も結構リアルファイトしてますが。

そこは、下町育ちの不良的イメージだから、かな。

でも仁義とデュエルのルールだけは絶対守る訳で。

それに対して、敵サイドの卑怯さのベクトルが暴力に向かっちゃうと、

ポリシーを貫く主人公サイドが不利になっちゃうんだよな。(汗)



このピンチに現れたのが。

待ってました!ジャックとクロウ到着。

ジャック・・・じゃなくてクロウがカード投げ。(笑)投げたカードはゲイルか。

姉弟を人質にとるバーバラもジャックの蹴りで。

レディといえども非道は許さない!って、バーバラはレディなんかじゃないよね。

鬼柳のような疫病神に会いに行くからこんな事になるんだ、とか、憎まれ口言ってます。

そんな素直じゃない物言いがジャックらしい。



「最高だぜっ!チーム・サティスファクションの復活だ!!」

一気にテンション上がってはしゃぐ鬼柳。(笑)

すっごく嬉しそう。

仲間が集まるとハイテンションになる所だけは、サテライト時代と変わらないんだなと思う。



四人がそろい踏み。

その光景を見て、伝説のサティスファクションが揃ってる!と喜ぶウェスト。

その”伝説”とやらを誰に吹き込まれたのかが気になります。(笑)

(たかが下町を制覇したデュエルギャングが、伝説って一体・・・。)



セキュリティ(ここは外国・・・ではないのか?)を引き連れた牛尾もやってきて、鉱山の人達を解放。

これで形勢逆転。

しかし、不利を悟ったロットンは町を爆破し、逃走する。



決着を付けてこいと、遊星に促され、鬼柳が遊星号に乗ってロットンを追い詰める。

もしデュエルに勝ったら見逃す事を条件に、ロットンをデュエル再開に持ち込む鬼柳。

鬼柳のデッキの一番上のカードを知っている自分には勝機があると見たロットンが、デュエル再開を承諾。

ロットンの予想通り、鬼柳がインフェルニティ・デスガンマンのモンスター効果を発動。

デッキの一番上のカードは、当然効果で戻したマジック、バレット&カートリッジのはず。

これで俺の勝ちだ!と勝ち誇るロットンだったが。

墓地のインフェルニティ・クライマーの効果でデッキの一番上はモンスターカードに。

ロットン敗北。



・・・・ロットンさん、その位気付こうよ。(笑)

鬼柳自身がバレット&カートリッジを発動してるんだから、デッキの一番上がこのカードだって知ってるハズだし、

それでもなおインフェルニティ・デスガンマンのモンスター効果を使ってくるんだから、

デッキの一番上を入れ替える何かしらの仕掛けがあって当然。



ロットンとバーバラは逮捕。

牛尾さんの計らいで、手下達は逮捕されず。見逃して貰って、町の復興に励む。



鬼柳との別れ。

来てくれた遊星に素直にありがとうと言えた鬼柳。



久々に四人揃って楽しかったな、とジャックが言ってくれた。この一言が嬉しかった。

クロウ、ジャックが鬼柳と再会してまともに話すのは、これが初めてな気がするけど、特にわだかまりもなく。

多分遊星から聞いて、鬼柳のダークシグナー化の経緯やデュエルの決着もちゃんと知ってて、

鬼柳の事を理解してくれてるんだろうな。

4人の絆が戻って良かった。



この町を復活させるまでは、「まだ満足できねぇぜ。」とか言ってました、鬼柳さん。(笑)

満足そうな笑顔です。

別れは辛いけど、姉弟の父親に託されたんだから、しっかり二人の面倒みないとね。

今後はもう出番無さそうで残念ですが。

手が空いたら、ふらっとシティに帰ってきて、こっそりWRGPに参戦とかしてくれないかな。



新しい町の名前は・・・そう、もちろん、「サティスファクションタウン」。(笑)

誰かが以前、ネタでそんな名前を言っていたけど、まさか現実になるとは!



次回はやっと本編に戻って、久しぶりにシェリーさん登場か。



所々演出良い。(作監:In Tea Sun)