遊戯王5D's  第89話

第89話「ガトリング・オーガの恐怖」



ロットンvs遊星のライディングデュエル、前編?



予告通り、見張りが交代する隙に、鬼柳を気絶させ、廃坑から脱出する遊星。

罠も追っ手もなく、あっさりと外へ。

目覚めた鬼柳はなぜ助けたと遊星を責めるが。

そんな二人の目の前に、デュエルディスクの墓標が。

自分とのデュエルで山に送られていった人達の末路を知り、その罪に苦しむ鬼柳。



ダークシグナー時代といい、今回の件といい、

鬼柳が居たたまれない。背負う罪が多すぎる・・・・。(汗)

そうやって過ちを繰り返しながら大人になっていくものなんだろうけど。

自身の罪と向かい合って生きていく覚悟がないと、ダメなのか・・・?



そこに、遊星のDホイールを押してきたウェストとニコの姉弟が。

鬼柳を救う為に危険を冒す遊星や幼い姉弟に、なぜ自分なんかの為に・・と鬼柳は戸惑う。

遊星の持っていたペンダントを見て、姉弟の父親が生きている事を知り、

遊星は一人で救出に行くと言い出す。

だが、ロットン達が現れ。



遊星はDホイールに乗ってロットンを引きつけ、狭い炭鉱でライディングデュエル。

トラップを墓地に送る事で相手のLPを削る事が出来るガトリング・オーガ。

ロットンの手札が見事にトラップばかりです。(汗)

ガトリングオーガ用のデッキなら、もしかしてマジックやモンスターは殆ど入ってない?

前回、ロットンのデュエルを見ていた遊星は、手札のモンスターの効果で、先攻ワンターンキルを免れる。

しかし、永続トラップによる召喚モンスター数制限によりシンクロ召喚も封じられ、

LPを大幅に削られ、ピンチ。



残りLPは800、セーフティーラインを越えているっていうのは、

スピードワールド2の効果で、SPC(スピードカウンター)を4つ取り除くことで

SP(スピードスペル)一枚につき800のダメージを与える効果、の事ですね。

(あんまりこの効果使われないから、忘れがち。)

SPCが4になったとき、ロットンがSPを引いてスピードワールド2の効果を使うか、

又はトラップを引いて、ガトリング・オーガの効果を使われたら、遊星が敗北してしまう・・・・。



一方、鬼柳は姉弟を連れて、トロッコで追っ手のDホイールから逃れようとするが。



この町で戦う鬼柳の姿に励まされたと言う姉弟

鬼柳自身にはそんなつもりは全くなく。むしろ投げやりだったのに・・・。

それは姉弟の純粋な思い込み、ではなく。

デュエルに取り憑かれているとか言いながら、実は無意識に生きようとしていた鬼柳の本心を、

彼のデュエルを通して見抜いていた・・・とか。考え過ぎかな。



鬼柳を助けようとする姉弟の必死の姿に、次第に心を動かされ。

死んでいたハズの鬼柳が、姉弟を守る為に、今、戦う決意をする。



あれほど死にたがっていた鬼柳も、人の為になら戦えるんですね。

落ち込んでやる気のない人間も、案外、誰かの為だったら頑張れたりするものです。

鬼柳の場合、この姉弟がきっかけになったのか。



追っ手から逃れたものの、トロッコの終着点で、今までとは別の採掘場に来てしまった三人。

そこで姉弟は父親と再会。

追っ手が迫る中、姉弟は父親を置いて逃げられないと。

やむを得ず、鬼柳は三人を連れて逃走する。

って、またトロッコ??

彼らを救うため戦う決意をした鬼柳だが、Dホイールもデッキも持ってないのに、この先、どう戦うのか。

(むしろショックガンやツルハシの方が武器になるっていうのは内緒。)



ウェスト少年が、やたらサティスファクションの兄ちゃん達を褒めてましたが。

鬼柳は、この姉弟にだけは、サティスファクション時代の事を話していたんでしょうか。

その話をどうにか聞き出したマルコム達が、遊星の存在を知り、利用しようと罠を?

年上の鬼柳に思いを寄せてるっぽいニコ姉ちゃんの純真さが、かわいいです。

ヤケになっていた鬼柳も、流石にこれは放っておけない?



Dホイールの動きとかは良いのに。

ロッコの所、なんか絵的にこのシーンが不自然・・・?

作監:Park Chi Man)