ガンダム00 セカンドシーズン 第8話
第8話「無垢なる歪み」
ティエリアメインの話。
イノベイター達が遂に動き出す。
ひょっとして、これ、コメディー回??
ティエリアの前に現れたリジェネ・レジェッタは、自分も同じイノベイターだと言う。
GN粒子を触媒とした脳量子波で、ヴェーダとリンクできる能力、遺伝子操作とナノマシンで老いることのない体。
(という事は、トリニティ達も、イノベイターなのか。)
それは、イオリア・シュヘンベルグの計画を忠実に遂行し、完遂する為の存在だと。
リジェネはティエリアを仲間に誘う。
ティエリアは、自分以外に、自分と同じような存在がいる事を知らなかったらしい。
そういえば、ティエリアの過去って謎。誕生の経緯とか、リボンズ達と関わりが今まで無かった理由とかも。
リジェネによって、その計画の全貌も明かされました。
第一段階は、ソレスタルビーイングの武力介入による、世界の統合。
第二段階は、アロウズによる人類意志の統一。(←いまココ?)
第三段階は、人類を外宇宙に進出させ、来るべき対話に備える。
(来るべき対話って何?宇宙人??)
なるほど、そういう計画だったのか・・・と一瞬思ったけど。
自分達はガンダムを、トランザムを、イオリア・シュヘンベルグから託された!と言うティエリアの反論も、正しい。
ソレスタルビーイングの壊滅がシナリオに入っているなら、トランザム解放はむしろ計画に不都合なはず・・・?
リジェネが言ったのは、イオリアの計画ではなく、イノベイター達独自の、自分達の為の計画、というか陰謀、なのでは?
とも思ったけど、やはり真実らしい。
最後のリジェネの言葉によれば、イオリアは第三段階まで構想しておきながら、
その計画は第一段階のみに執着してした、という。それはなぜ?
世界を変えるのは、リボンズ・アルマークの計画か、それともソレスタルビーイングの理念か?
リジェネとの出会いで、自分の存在意義が大きく揺らぐ、ティエリアの苦悩。
真実を確かめるべく、アロウズの上層部が出席するパーティーに潜入するティエリア。
これもワン・リューミンを介してリジェネ達によって仕組まれていたらしい。
当然、バレないように変装を・・・?
って、これは、酷い。(笑)笑いが止まらない。
豊かな胸元、長い髪、声色もちゃんと変えてある。
近づく男性たちに笑顔を振りまきながら、クズ共が!とか内心毒づいたり。(笑)
リボンズを見つめる目つきが、明らかに殺気。
マイスターは男性だと知られているからと、スメラギさんの指示らしいが。スメラギさんも、これ、楽しんでる気がする。
ティエリアの、中性的な容姿という設定を生かした結果が、これか。
女装ネタって定番だけど、このシリアスなアニメでやる事じゃないと思う。だからこそ、余計におかしすぎる。(笑)
リボンズに会い、その思想に世界の歪みを見たティエリアは、彼らの意志に背き、自分の信じる道を歩むと宣言する。
リボンズの指摘する通り、ロックオンに影響を受けているのは明白ですが。
ティエリアがこうして反発する事も、最初から分かってたくせに。何がしたかったんだ?
一方のルイス。
ソーマの機体(カスタム仕様?)を自分が乗りたいと。乗りこなせるのか?
リボンズにパーティーに呼び出されたり。
そうか、トリロバイト開発に多額の寄付をした女性って、資産家ハレヴィ家の生き残りの、ルイスか。
アロウズ設立にも資金を出しているらしい。
リボンズ達の後ろ盾?それとも、やはり、リボンズに利用されてる?
たった四年で、再生不可能な左手を取り戻し、エリートのアロウズに入れたのは、やっぱり身体に何かされてるんだろうな・・・。
刹那と再会し、サジが今も彼女を思い続けている事を知らされた時、頭痛が。
サジに関する事がNGだったのか?それとも、ただ単に、ビリー・カタギリの接近にタイミングを合わされただけ?
後者なら、イノベイター達に相当いいように利用されてるな。
また震える手で白い錠剤とか飲んでる・・・。(汗)
ドレス姿のルイスをジロジロ。見とれるアンドレイ。(お約束。)
ルイスは気味悪がってます。(笑)
ティエリアに付いてきた刹那。
アレルヤの無事を知って笑顔を見せたり、ティエリアのバックアップを自分から買って出たり、本当、仲間思いになったな。
なんでビリーが刹那の正体を知ってたんだろう?と思ったら、そうか、スメラギを迎えに行った時か。
堂々と素顔を晒し、しかも、あのインパクトでは、忘れるハズもない。
あれ、コーラサワー生きてた。
ファーストの最後で死んだと思ってたのに。
道化はしつこく出しゃばらず、もう退場でいいと思ってたけど。
来ちゃいました〜!とか、人呼んで”不死身のコーラーサワー”とか。相変わらず、バカだなぁ。(笑)
しかし、バカすぎて逆にかわいいと、マネキンも思ってるんでしょうね。
アロウズに来るなと言ったのは、彼を死なせない為の配慮なんだし。何だかんだで気に入られてる。幸せ者め。
この人は、最後、どいうい結末になるのか?生き残れない気もするけど・・・。
イノベイターの一人、リヴァイヴ・リバイバルは、アロウズに入隊。
アヘッドを凌ぐ新型機も一緒に来て、厄介そう。
もう一人、ティエリアを撃ったイノベイター、ヒリング・ケア登場で、合計4人?
母艦トレミー内。
二人は恋人?の質問に、赤面するアレルヤとマリィ。これが普通の反応。刹那とマリナの時との対比が、面白い。(笑)
仲間の死を堪えられず、マリィにあたってしまうフェルト。
事情があるにせよ、敵だったんだから、そうすぐに仲良くなれないのは当然だよな。
しかし、ちゃんと反省して、マリィに謝罪。優しいマリィと仲直り。
仲間を家族だと言って心のよりどころにしてしまうのは、戦場において、本当はいけないんだろうけど。
そういう弱さも、みんな受け入れてくれてる。
クルー達にそれぞれ家族が居ないという事情も、あるからかもしれないけど。ソレルタルビーイングは優しいな。
で、これからマリィは一緒にトレミーで暮らすってアレルヤが言ってたけど、いいのか?
こんな戦場に近い所にいたら、また戦いに巻き込まれそう。
アレルヤやセルゲイの危機に、助けたい一心で自ら出撃してしまう展開が容易に想像できてしまう・・・。
かと言って、彼女の身の安全を確保できる場所は、他にないし・・・。
最後にサーシェス登場。またギッチョン言ってる。
待ち伏せていたという事は、やはり全部リボンズ達の罠だったのか。
わざわざティエリアをパーティーにおびき寄せたのも、この為?
どうでもいい、細かい事いろいろ。
はじめは馴染めずにいたのが、徐々に打ち解けてきて、友情や恋愛が芽生えたり、一つの目的に向かって結束したり。
こういう仲良し展開は好きです。
最近のアニメだと、仲間が裏切ったり、思想の違いから対立したりという展開の方が多いのですが。
(SEEDやギアスは後者ですよね。)その方がウケが良いんでしょうけど。
おまえら、最初はあんなに仲悪かっただろ!!と突っ込まずにはいられない程(笑)、仲の良い今のマイスター達は、見ていて嬉しい。
考え過ぎで大分外れてるソーマ考察。
ソーマが消えたのは、ソーマ人格が”娘”の象徴だから、かな、と。
セルゲイとの別れのシーンは、嫁いでいく娘と父の別れのそれと似ています。
間違いなく、ソーマにとってセルゲイは”父”であったし。
愛する人と新しい道を歩んでいく決意をした時、父親と別れ、娘としての役割を終え、マリィの中で眠る事を選んだのだと思えます。
もし今後、ソーマ人格が復活するとしたら、それは娘であった事を自覚する時、
つまりセルゲイに危機が及ぶ、または死亡する場面だろうな。
落ち込むと酒に溺れて男にすがって、だらしない女だと思われそうなスメラギさんですが、
そんな弱さを抱えて頑張ってる彼女が好きです。
でも、カタギリによる罰は受けることになるだろうな・・・・。