ガンダム00 セカンドシーズン 第4話

第4話「戦う理由」



マリナを連れてアザディスタン王国へ向かう途中で、アロウズ待ち伏せ

疑似太陽炉搭載のモビルアーマー、トリロバイトを出してくるが、ガンダムでこれを破壊。

(トリロバイト開発に多額の寄付をした女性って、ワン・リューミン?)

アロウズの新型機に乗ったミスター・ブシドー(変な名前)とソーマが、刹那とアレルヤに、それぞれ襲いかかる。

駆けつけたカタロンによって救われるソレスタルビーイング。マリナはカタロン構成員となったシーリンと再会する。



船内でのクルーやマイスター達の交流が、ちゃんと描かれていて嬉しい。

コミカルシーンもちょっとあったり。



刹那とマリナ。

ミレイナに恋人?と聞かれて、真顔で同時に否定する二人に笑った。(笑)

いや、確かに、そんなロマンチックな関係ではないけど。(汗)

もっと深い所で通じ合ってるよな。この二人。

無意識に惹かれあっているのに、本人達に自覚無さそうな・・・。



連邦に狙われてるマリナが、今国に帰るのは危険だから、このままソレスタルビーイングに留まるのかと思ってました。

連邦に参加しない事で再び荒れていく国を、何とかしたいと。

刹那に一緒に来て欲しいと頼むが。流石にそれは難しい。

世界の歪みを断ち切る戦いを選んだ刹那。ファーストシーズンの最後の激戦の中で、刹那が見出した答えが、これなのか。

ガンダムと共に戦う道を選んだ彼に、マリナの言う様な、戦わない生き方は、考えられない・・。

一方で、戦闘中に、マリナの言葉が過ぎったり。少し心が揺れている?

このまま戦いの中で生き、戦いの中で死んでいくのが本望なのか?

それとも、戦わずに穏やかに生きる道が、果たして彼にもあるんでしょうか・・・?



ロックオンとフェルト。

ロックオンが酷いよ。(汗)

自分が兄とは違う事を気付かせる為だ、とは言ってますが。

そこまで傷つける事ないじゃないか!フェルトに謝れ〜!

しかし思った通り、兄の面影を重ねられたり、比較されるのは、やはり本人にとっては苦痛か・・・。

この辺、ロックオン自身の中でどう決着つけるんだろう?

比較されても構わないと、割り切って大人になれるか?



スメラギさん。

やはり、まだ制服に袖を通せないでいた。

アレルヤとの会話で、自分には戦う理由がないと。4年前のは、忌まわしい過去を払拭する為の戦いだったと告白してます。

一方のアレルヤは、マリィの事を話したり。

お酒飲みながら、お互い隠し事をせずに語り合ったりする二人が大人だ。(ファーストシーズンの11話以来?)



悩むスメラギに、アレルヤは、きっと戦う理由がみつかるハズだと。

(スメラギが呟いた、エミリオ・・・って誰だっけ?)

今回の襲撃でも、自らブリッジに来てくれたり。

これと言って作戦指示はしてなかった気がするけど。

敵の攻撃を読んで、慌てる必要がない事をクルー達に教えてくれました。

仲間が危険にさらされれば、やっぱり放っておけないし、自分に出来る事を為してしまう。

大切な人を守りたいという思いを自覚した時、ようやく世界と向き合い戦う覚悟を決める。

否応なしに巻き込まれ、しかし自分の本当の気持ちからは逃げられないという。

人に求められる力があるって事は、そういう事だよなぁ。



最後はようやく決心して、制服を着てくれました。

小さすぎて腰が出てます。セクシー。(胸が大きすぎるんだよ。(笑))

(あのシーンで、ミレイナがイアンをパパと言ったのは、血縁がある訳ではなく、お父さん的存在って意味?)



マネキン大佐が、前回の電撃作戦に、何かを感じている様子。スメラギの戦術を知っている?



一方のカタギリは、裏切られたスメラギに復讐すべく、アロウズへ。

仲間に迎え入れられ、恥ずかしそうにする笑顔のスメラギとは対照的に、こちらは憎悪に燃えてます。(汗)

まあ、気の毒だと思うけど。仲間を失った悲劇の後に、酒に溺れて男にすがったスメラギも確かに悪いけど。

アロウズのカタギリ指令は、ビリーの叔父にあたるらしい。



アレルヤの子供時代の回想。

改造手術を受けた後、彼の脳量子波に語りかけてきた少女が、マリィだった。

マリィは体はあるけど、動けない?見えない?脳量子波だけで会話してたのか。

自分の名前が思い出せない少年に、神に感謝するという意味のアレルヤと名付けたのが、マリィだった。

(二人の会話はモニターされてる?)

何に感謝するの?と聞かれて、生きている事に、と答えた少女マリィの純真さ。

ここで白黒だった世界が急に色づく演出が印象的。アレルヤにとって衝撃的だったのが分かります。

なるほど、こうして、アレルヤは彼女に救われたんだろうな。



だからこそ、今は敵となった彼女を救い出し、マリィの人格を取り戻したいと。

超兵機関を破壊した事で、マリィに恨まれる事も承知で。

しかし、今のソーマの人格のままでも、愛してくれる人と、迎えてくれる仲間と、居場所がちゃんとあり、ある意味十分幸せなのに。

無理矢理過去の人格を取り戻させるのは、どうだろう・・・・。今の幸せを破壊する事になるよなぁ。

それはやっぱり、アレルヤのエゴじゃないかな。今のソーマの幸せを見守ってあげればいいんじゃない?

もしマリィの人格を取り戻したとして、彼女の中で、ソーマとマリィ、二つの人格はどうなってしまうのだろう・・・。



ハレルヤが居なくなって、脳量子波が使えない、とも言ってました。

ソーマの影響を受けなくなったのは、そういう訳だったのか。

しかし、これではソーマ戦に不利だな。

ファーストの最終回で見せた二人の連携は、もう使えないのか。

弾けたハレルヤが居ないのも、なんか寂しい・・・。

あの最終戦闘で、アレルヤを守るために、ハレルヤが身代わりで死んだ様にも思えます。



サジは結局、トレミーに留まって、お手伝い。

やはりソレルタルビーイングの一員になってしまう?

イアンさんは、サジが平和な地域で生まれ育った事を知っているらしく、

クルー達の戦う理由を優しく教えてくれました。

いつかは(平和になったら?)罰を受ける覚悟はある、というのは、マイスター達だけではなく、イアン達クルーも同じ思いだったのか。

連邦に捕まった時のアレルヤも同じ覚悟だったらしい。

さて、ルイスがアロウズにいる事を知ったら、サジはどうなるかな?



シーリンがマリナの元を去った経緯も判明。

彼女は彼女のやり方で、この国と、世界を、救おうと考えている。

カタロンとソレスタルビーイングは、果たして手を結ぶ事になるのか?

敵の指揮官(アーバ・リント)に、今のソレスタルビーイングは私情で動いていると見抜かれてるのはマズイと思う。(汗)

ミスター・ブシドーの操る新型アヘッドの動き、ビームサーベルの扱いが、剣術っぽくてかっこいい。