遊戯王5D's 第55話
第５５話「仲間達の想い、救世竜 セイヴァー・ドラゴン」
鬼柳戦、決着。
今週のカードコーナー、最後の双子のポーズがいつもと違う！かわいい！
アバンから、遊星の反撃開始。
ワンハンドレット・アイ・ドラゴンの攻撃をかわし、
遊星がジャンクウォリアーを召喚する。
ワンハンドレット・アイ・ドラゴンの破壊に成功するも、やはり前回同様、
これが地縛神の召喚に繋がっていく。
前半、過去の真相がやっと明らかに。
セキュリティを潰す事を諦めきれない鬼柳は、仲間達の説得に愕然とする。
鬼柳と共に逃亡する遊星達。
しかし、セキュリティの追跡から逃げ切れるはずもなく。
追い詰められた鬼柳は、必死の抵抗。その結果、セキュリティの一員に怪我を負わせてしまう。
（殺してはいなかったのか。よかった。
でも鬼柳自身は倒れたセキュリティに更なる危害を加えようとしていたな・・・・。（汗））
鬼柳を逃がすため、遊星は自分がリーダーだと偽り投降するが、あっさりバレて鬼柳は捕まってしまう。
そして、肩をたたかれる遊星を見て、鬼柳の誤解が・・・。
大体予想通りだったけど。ここ、回想シーンがちょっと違ってる？
以前のは、遊星と鬼柳の雨の中でのケンカの直後、駆けつけるセキュリティ・・・という描写だったような。
収容所で絶望の中、自らの命を絶とうとしていた鬼柳をダークシグナーへと誘った謎の声。
その声に答え、鬼柳が望んだことは、復讐と・・・・。
再び遊星の前に現れる地縛神コカパク・アプ。
遊星の中に蘇る恐怖と戦慄。
それでも、鬼柳を救う為ならと、自身の恐怖と向かい合い、デュエルを続ける。
後半のデュエルはハイスピード。展開早いです。
トラップ、スピードスペルを駆使して、互いにダメージを削り合う。
デュエルの最中、コカパク・アプの攻撃の衝撃で、鬼柳のDホイールが転倒の危機。
その時、遊星が鬼柳に手を差し伸べる。
まるで、あの時の、サティスファクション時代に遊星を救った鬼柳のように。
今度こそ本当に鬼柳を救いたいという遊星の熱い思いが、シグナー達のアザと呼応する。
（ちゃんと謎の５人目のアザも登場。）
やがて５人のアザが消え、遊星のもとに集まり。
デッキの一番上で光り輝くカード。
遊星が引いたそのカードは、チューナー、救世竜セイヴァー・ドラゴン。
セイヴァー・スター・ドラゴンをシンクロ召喚。
地縛神のモンスター効果を奪ったセイヴァー・スター・ドラゴンで、コカパク・アプを攻撃。
（「相手モンスターの攻撃対象にならない」地縛神の効果が無効化されたから、
セイヴァー・スター・ドラゴンで攻撃可能なのか。なるほど。）
消滅するコカパク・アプ。
そして遊星の腕の中で消えてゆく鬼柳。
最後に本音を打ち明ける。
ダークシグナーとなった時に望んだもう一つの願いは、
あの時出来なかった、チームサティスファクションのラストデュエル。
本当はお前を恨みきれなかったと・・・・。
「かっこ悪ぃよな・・・。こんなんじゃ、満足できねぇぜ・・・。」
こんな結末なのか。（汗）
このデュエルで鬼柳は救われたのかな・・・・。
鬼柳がセキュリティを潰したかったのは、別に本気でサテライト制覇をしたかった訳ではなく。
ただ、デュエルギャング達と戦った時のような、
仲間との絆と結束の中で、スリルと興奮のデュエルがしたかっただけ、なのかもしれません。
遊星を裏切り者と呼び、これほど恨んだのも、
セキュリティに売られたから、じゃなくて、
一緒にラストデュエルをしてもらえなかったから。（汗）
いつまでも祭りが終わった事を認めたくないような、と遊星が形容していたのはそういう事か。
チームの中で一人だけ、大人になりきれなかった？
あの時、遊星は自分を犠牲にして鬼柳を助けようとしていたという事実が明らかになった所で
和解できるような簡単な話じゃなかった。
仲間を恨みきれなかった、本当は一緒にデュエルしたかっただけだなんて。
これほど過酷なデュエルを繰り広げながら、お互いに仲間を思う、強い想いは一緒だったんですよ。
まさにすれ違い。（泣）
最後にそのお互いの気持ちを確認し合ってから死ねたので、多少救いはあったのかな・・・。
前回遊星が言っていた「間違った選択」というのは、自分を犠牲にして仲間を救おうとした事。
それ自体は立派だと思うんだけど、遊星はこれを思いあがりだったと反省してます。
確かに、自己犠牲だけでは何事も解決できない。
（というか、これをされると相手が罪悪感で苦しむ。（汗））
仲間を救えるのは、仲間の結束、その思いだと遊星は言ってました。
今回のセイヴァー・スター・ドラゴン。
登場の仕方を見ると、これが五体の龍を束ねた赤き龍の真の姿なのかな。
あれ、次回はルドガー戦？
１７年前の過去が明かされるみたいだけど。
ジャックとアキはどうなる？
顔の影の線がなく、きりりとした大人びた顔つき。
地縛神登場に怯える龍可が龍亞にしがみつく所、かわいかったな。
（作監：箕輪 悟）
