東のエデン 第4話


第4話「リアルな現実 虚構の現実」



「俺たち、厄介なゲームに巻き込まれましたね。」

っていう話。(要約)



アバンから、咲の家。

玄関に飾ってある、あのポスター。

あーそうか、咲の”ずっと好きだった人”って義理の兄かぁ・・・。

これは辛いな。



滝沢と別れて、落ち込み中。

送ったメール、よく見ると最後に「返事下さい」の一文を削除して送信してます。

返事が欲しいと素直に言えない、この距離感がなんだかリアルで、

咲の心境を上手く描写してる。

一方、受信した滝沢はまだ咲のメール読んでないな。

今それどこじゃない感じ。



咲の心配をよそに、自分探しの旅に出る滝沢。

ジュイスに何を聞いても無駄らしい。

悩む滝沢の質問に明るく答えるジュイスが、なんかいいな。(笑)

わざとなのか、これが素なのか。単なる好意の表れなのか。

火浦に対しては尊敬を込めた声の調子でした。

前回の近藤と、滝沢と、そして今回の火浦と、相手によって極端に声が変わるな。

あと、自分の事は”私”ではなく、”ジュイス”って呼ぶ所も、なんかかわいい。(笑)



爆心地での滝沢のあの妄想は一体何???(謎)

今回も映画ネタが。これ、毎回続くのかな。



相手が院長でここが病院なら、危険な薬物飲まされる事くらい想像できただろうに。

毒じゃなくて睡眠薬だったから良かったけど。

セレソンと、このゲームの詳細について、火浦が再現で詳しく解説してくれました。



ゲームを始めた人物はミスターアウトサイド。

プレーヤーは一方的に見込まれて強制参加。

ゴールしたらミスターアウトサイドにたどり着ける。

誰かがゴールした時点で、他のセレソンは死亡決定。

逃げ出したり放置したら死亡。利己的な使用もダメ。

100億使い切っても目的達成出来なければ死亡。

要するに、命がけでこの国救えってゲームか。(汗)



一連の解説の中、滝沢の過去回想シーンらしきものが。

新聞配達中?の滝沢から新聞を買う謎の人物。

これがミスターアウトサイドだった?



サポーターとは、熱狂的な応援者であり、冷酷な監視員。

12人のセレソンのうち誰なのかは知らされない。

記憶がないから、滝沢の可能性もありか・・・?

と思ったけど、今回の結末を見る限りは違うらしい。



火浦の死を知った直後、まだ病院の前に居るんだから、

サポーターの正体を突き止めるチャンスだと思ったのに。

滝沢は追うことはしませんでしたね。

サポーターの正体を探るとか、ジュイスに頼んで火浦の死を阻止するとか、

そういうゲーム自体に介入するのはアウトかな。



最初からゴールして生き残る事を選ばず、

その100億を自分の理想の為に使った火浦のやり方は、セレソンの一つの答えだと思う。

立派だけど、一部の人しか救えていないから、これではミスターアウトサイドの目指すゴールではないと。

その曖昧なゴール、”この国を救う”とは、一体何を指すのか・・・。



火浦の理想を見事に叶えたジュイスは確かに優秀だな。



滝沢が一番気にしている事、2万人ニート殺害疑惑。

火浦は答えなかったけど、何となく滝沢の性格を見ていると殺してはいない気がするな。

ニートに働く気を起こさせる何かをしたんじゃないかと推測。



過去の滝沢が自身の記憶を消してまでやろうとした事とは一体・・・。

過去を捨てた新しい自分に賭けた?

火浦の理不尽な死に、怒りをあらわにしていたから、

(過去の)滝沢の本当の目的って、このゲームに対する反逆なのかも・・・?