遊戯王5D's  第54話

第54話「ラストデュエル!チームサティスファクション」



いよいよ鬼柳戦。



アバンから鬼柳に向かっていく遊星が叫んだり。

気合い入ってます。

鬼柳は言う、これがあの時叶えられなかったチームサティスファクションのラストデュエルだと。

回想シーンでの鬼柳の笑い方と目付きがすでにおかしい・・・。(汗)



クロウ「遊星、お前はまだ鬼柳を諦めていねぇのか。」

今度こそ鬼柳を救いたいという遊星の強い決意で、デュエルが始まる。



第一コーナーを制した方が先攻を得る。

(これはマニュアルモード限定ルール??って訳ではないのかな。

今回はオートパイロットモードですよね?)

遊星のDホイールを妨害した鬼柳が先攻に。

早速インフェルニティーモンスターを召喚してくる。



鬼柳がワンハンドレット・アイ・ドラゴンをシンクロ召喚

ハンドレスコンボを完成させる。

手札0で発動するインフェルニティーモンスターの効果に、遊星はまたも苦しめられる。



大ダメージを受けながらも、トラップを駆使してLPを即回復、

失ったモンスターを復活させる遊星。

先の対戦で鬼柳の手の内を知っているからこそできる戦術。

しかし、スピードカウンターは0。

スピードスペルが使えないのは不利だな・・。



果たして、ワンハンドレット・アイ・ドラゴンを打ち破る事ができるのか。

そして、地縛神は召喚されるのか?



デュエルの合間に、遊星の過去回想。

以前の回想の続きです。



サテライト全域を制覇したチームサティスファクション。

予想通り、その後は目標を失い「燃えかす」の様だったと遊星が当時を振り返る。

それでも鬼柳だけは違っていた。

まるで獲物を求めるかのように、残党狩りを。



逃げ出すデュエルギャング達を、鬼柳の指示に従い、追い詰める遊星。

意外と冷静で冷酷。

一方、相手が年下の子供と知ると、逃がしてしまうクロウ。

やっぱりこの頃からクロウは情に厚いな。

そして、子供に弱い。(笑)

デュエルが楽しくないといい、クロウはチームを抜ける。

ジャックもそれに続き。



俺たちはチームだろ!仲間だろ?!と言ってクロウとジャックを引き留めようとする鬼柳が痛々しい。

命がけで遊星を救ってくれた程、仲間思いな良い面もあるけど、一方で”仲間”を勘違いしている所があるな。



鬼柳はあの時三人の前に現れ、目標を与えてくれたリーダーだったんだろうけど。

子供の頃からの付き合いで気心が知れた遊星達三人とはやはり何かが違っていたという事か。

闇雲にデュエルでの力と勝利、サテライトの制覇を望む鬼柳の暴力的な野心には当然付いていけない・・・。

どこかが狂っているとしたら、それはダークシグナー化したからではなくて、元からだったのか?(汗)



それでも遊星だけは鬼柳を見限る事が出来ず。

やがて暴走しだす鬼柳の野望。

Dホイールを配備したサテライトのセキュリティを次の獲物に定める。

最後の敵、セキュリティを倒してこそ真のサテライト制覇だと言い出す。

とうとう遊星も鬼柳の元を去る事に。

それは鬼柳を思い止まらせようと思っての事だったのだが。



鬼柳はたった一人で事を起こす。

前もって爆弾を仕掛けたデュエルディスクをセキュリティに回収させ、起爆させたのかな。

指名手配される鬼柳。

それを知って遊星、クロウ、ジャックが駆けつける。

チームの仲間が戻ってきてくれたと勘違いする鬼柳の、あの壊れた笑い方。(汗)

しかし、三人は本当は鬼柳を救いに来たのだった・・・・。



この後、遊星は「間違った選択」をしてしまったと語っています。

この真相は次回かな?

鬼柳を逃がそうとするが、仲間達の思いとは裏腹に、セキュリティに手を出してしまう鬼柳。

自首を勧める遊星とケンカになった所でセキュリティに捕まり。

ヒゲのセキュリティに肩を叩かれる遊星を見て、売られたと勘違い、とか、そんな感じでしょうか。



たとえ誤解が解けても、仲間として本当に鬼柳を救いたかったという、

遊星のその思いが理解されないと、和解は難しそうだ。

かつての仲間との絆を取り戻す事は出来るのか?



何度も回想に出てくる、遊星の命を救った鬼柳のシーン。

あの出来事が遊星にとってはとても重要で、仲間との絆を大事にする信念もここから生まれたんだろうな。

だからこそ、狂ってしまった今の鬼柳をなんとかしたいと。

仲間が間違った方向に進んでいたら、見限らずにそれを正してやるのが真の友情なのだと、

遊星の行動がそれを示してくれるハズ。



セキュリティの頭上をジャンプして越えるジャックとクロウのハイパーアクション。(笑)

回想での鬼柳のイッちゃってるあの表情。

顔の影少し濃いめ。

作監小林一三