遊戯王5D's 第40話
第４０話「戻れない過去 閉ざされた心の扉」
やっとシグナー同士が集ったのに。
各々が抱えた問題が重すぎて、鬱展開・・・。（汗）
アキは昏睡状態。
駆けつけた両親に為す術はなく。
悲しみに暮れるアキの両親を見て、龍可は同じシグナーとして、何かしてあげられないのかと。
龍亞の言う通り、シグナーが３人も同じ場に居ること自体珍しいのに。
ジャック「俺たちには、ただアザを持つという共通点しかない。
互いのことは何も分からない。
分かり合いたいとも思わんがな。」
結構ドライだけど、それが現状。
しかし、遊星だけはそのアザが導く絆を信じているんですね。
ジャックはアキの両親に、アキの心を開きかけた男がいると告げる。
早速、父親がサテライトの遊星の元へ。
アキを救って欲しいと、アキと自分たち家族の過去を語りはじめる。
２２話、デュエルプロファイラー来宮とのデュエルの時、
断片的に出てきたアキの過去が詳細に語られてます。
議員として忙しく、娘に構ってやれない父親。
そして父親とのデュエルで初めて発動した能力。
てっきりアキの意志とは無関係に発動してしまった不幸な事故なのかと思ってたけど。
仕事に行ってしまう父親への怒りが引き金になっていた様子。
その後の発動シーンも、仲間はずれにする友達に対して、自分が居ない家で楽しそうな両親に対してとか、
いずれも怒りの感情が関係しているらしい。
とっさに父親が言ってしまった”化け物”の一言が、アキの心に深い傷を・・・。（汗）
そんな娘とどう接して良いのか分からない両親。
デュエルアカデミアに預けたのも、返ってアキを苦しめてしまう事に。
すれ違いばかりの悲しい家族。（涙）
これじゃ娘の性格が歪んでしまっても仕方がないな。
そこに現れたのがディヴァインだった。
デュエルで実体化するアキの攻撃を受けながら、アキへと歩み寄り、語りかけるディヴァイン。
ああいう説得のされ方したら、そりゃ信じてしまうよ・・・。
で、一通りアキの過去を聞かされ、娘を救って欲しいと父親に懇願されるが。
今の自分には何も出来ないと、珍しく遊星が消極的。
らしくないな。
そんな遊星を見て、鬼柳を恐れていると言い当てたマーサ。
仲間と向き合えと言うマーサの言葉に、遊星がアキを救う事を決意する。
さすが育て親。
何でもお見通しだし、マーサの言葉なら、素直にちゃんと聞くんだ。
ついでにアキの父親に、ちゃんと娘と向かい合うようアドバイスしてやって欲しい。
アキに惚れてるんだろ？と、遊星を茶化すマーサさん。
そりゃ、そのツッコミは確かにお約束だけど。（笑）
マーサに言われたら形無しだな、遊星も。
困り顔の遊星が貴重。
アキの元へやってきた遊星。
意識が戻らないまま、涙を流すアキ。
その涙を遊星が拭っただけで、意識を取り戻す。
凄いな、シグナーの力。（笑）
しかし、目覚めたアキは、父親の顔を見て豹変。
さらに、ミスティの言葉、ディヴァインの死を思い出し、混乱する。
遊星すらも、自分の居場所を奪おうとする敵だと。
その怒りを静めようと、遊星がデュエルする事に。
これは仲間である事を確かめる為のデュエル。
やはり閉じた心を開かせるのは、デュエルなんですね！
こういう熱い展開は好き。
装備魔法、憎悪の棘で攻撃力を上げたブラックローズが早速登場。
遊星はどう対抗するのか？
という所で、終了。
また２話構成デュエルか。
「全ての居場所を消し去ってあげる！」
アキ、ヤケになってるな・・・。（汗）
しかし、今回はデュエルでそう簡単にアキの心を開かせる事ができるかどうか・・・。
遊星はあくまで父親の代わりにデュエルしているようなものだし。
遊星が説得するより、側にいる父親が、ちゃんと娘に語りかけないとな。
今回のデュエルは家族がテーマになりそう。
AMという自分の居場所を失った事も、父親と和解できれば救われる気がするけど。
それでも、ディヴァインの正体、AMの真の目的、自分が騙されていた事とか、
愛するディヴァインの死まで、全て受け止められるのか・・・？
ミスティの弟の死は、どうするのか？
問題山積みだし、アキ自身が救われるのはまだまだ先なのかもしれない・・・。（汗）
各キャラの物語に結構時間を費やしてるので、
このままだと４月までにダークシグナーと全ての決着がつかない気がしてきた・・。
今回遊星が戻ってきた所見ると、やはりシグナーは遊星を中心とした結束になりそう。
もしも長期シリーズでやるなら、遊星無しで、ジャックとアキ、双子達がそれぞれに絡むドラマも見たい。
ジャックとアキじゃ、仲良く出来なさそうだけど。（笑）
遊星の為とかだったら案外協力できるかも？
双子はアキと絡んでも、ジャックと絡んでも、賑やかで楽しくなりそう。
シグナー同士のタッグデュエルが見たい〜。
子アキがかわいい。（作監：小林一三）
