スレイヤーズREVOLUTION  第11話

第11話 「Keep out しのびよる魔獣!」



REVOLUTION前編もそろそろ大詰め。



ジョコンダを取り込み覚醒したザナッファーは、ジョコンダの城を破壊。

リナのドラグスレイブもやはり、通用せず。

ポコタの解説によれば、ザナッファーの精神が

アストラルサイド(精神世界面)から隔離されているから、魔法で干渉出来ないのだと。

肝心の光の剣は電池切れ。

そのまま姿を消すザナッファー。



デュクリスの後を追ってくるゼロス。

互いの目的を打ち明けてます。

ゼロスの今回の目的って、ここで言った通り、

ザナッファーの量産は困るから、ザナッファーの行く末を監視する事なのか。

そもそもデュクリス達にクレアバイブルの写本を見せなければ済む話だったと思うけど。

それだと写本の回収が困難だったから?



で、デュクリスの本当の目的はここにあったのか。

伝説の魔獣によって引き起こされる破壊と殺戮。これこそが俺が望んでいた事だと。

ザナッファーを覚醒させるなんて、何てことするんだ!と思ったけど。

ザナッファーで周辺諸国へ復讐するつもりだったんですね、最初から。

援助物資が届かなかったのはジョコンダの仕業だけど、

結局、物資を送るだけで救いの手を差し伸べなかった事が、デュクリスには許せなかったらしい。



しかし、逆の立場だったら、治療法のない疫病の蔓延した国を、どう助けろと。(汗)

やむを得ない事態だった事は、ポコタは理解していると思うけど。

デュクリスにとっては見捨てられたという思いが強いんだろうな。

逆に、デュクリスが周辺国の立場だったら、自身の危険を顧みず、

救助に行ってしまうような熱血漢なんだろうか?



フランとゾランは無事だった様子。ここで退場。

もう出番ないのかな。



ザナッファーを倒す為、団結する一行。ワイザーが張り切って仕切ってます。

そんな中、デュクリスの事で、一人思い悩むポコタ・・・。

かつての親友が道を違え、敵対する事になった悲しみ。辛いな・・・。

自分一人でザナッファーを倒そうと、夜中に抜け出すポコタだが。

リナに止められ、説得される。

「一国の王子だったら、ザナッファーを倒せる確率の高い方を選べって言ってるの!

 今は一人でやるとか言ってる場合じゃないでしょ!」

ポコタの為、仲間達が協力する事に。



デュクリスの考えをポコタが代弁。

それを聞いたアメリアがショック。

セイルーンも当時、援助物資を送る以外何もしていなかったのだと聞かされ。

十年以上も前って言うと、既にフィルさんの執政下だったのかな?

いずれにしても、当時幼かったアメリアには何の罪もないのに、

王女として、責任を感じるアメリアが良い子。(涙)

(全く関係ないけど、十二国記の祥瓊の話を思い出す。

王女とか公主の立場で、自国や他国の不幸を、知らなかった、何も出来なかったは許されないんですね。

その生まれ故の責任の重さ、宿命。大変なんだな。)



突然、輝き出す光の剣。

ザナッファーの居場所を示す、その方角は、なんとセイルーン!



次回はセイルーンか?

予告に出ていた、お久しぶりなキャラって、もしかして、シルフィール??

これは楽しみ!



光の剣とザナッファーの伝説について話すシーンがあったけど。

光の剣の勇者の末裔がガウリイって事はふれなかったな。

これって原作の裏設定だっけ?