スレイヤーズREVOLUTION  第5話

第5話 「Eternal 悠久に眠れし森」



うわぁ!急展開!!



森の中、ポコタを追うリナ達。

そこに霧が立ちこめ・・・・。

何者かの気配を察して、攻撃するゼル!

って、髪を抜いて投げるのか!!(大笑)



唐突に現れたのは、ゼロス!!

みんなが待ってた人気キャラ、ようやく登場です。

なぜここにいる?とのリナの問いに、「そんな事、言うまでもないじゃないですか。」

と言っておきながら「それはヒ・ミ・ツです。」

お約束なセリフ、出た!!(笑)



このただ者ならないゼロスの登場に、ポコタも混乱。

確か、リナやゼルは魔族の気配を察する事が出来た気がするけど、

ポコタには分からないのかな?



霧から現れた、謎の都市。タフォーラシア。

そこはポコタの故郷だと言う。

ガウリイがこの都市の名を聞いたことがあるといのは、何かの伏線?



ポコタがようやく事情を話し始めました。

タフォーラシアといのは、

魔導都市と呼ばれた頃のサイラーグ、その末裔が数百年前に作った国。

ある時、デュラム病という疫病が流行り、当時治療法がなかった為、近隣諸国からも見放されてまう。

その時、一人の魔道師が現れ、救いを差し伸べた。

治療法が見つかるまで、国民を眠らせ、国ごと霧で覆い、その存在を隠したのだ。

最近になってデュラム病の治療法が確立され、もう眠らせておく必要がなくなったのだが。

今度は国民を眠らせた、その魔道師の行方が分からない?

魔道師が見つからないと、みんなを目覚めさせる事は出来ないらしい。



その魔道師とは・・・・。

スレイヤーズ界で名の知れた魔道師って言ったら、やはり。

まさかの赤法師レゾでした。

って、もう死んじゃったじゃないか。どうするんだ、これ??(汗)



ポコタが言うには、レゾは死んでいない。

もし死んでいれば結界も解かれているハズだと。

なるほど、結界を張った本人が死んだら解けるようにしないと、都合悪いしね。

だとすると、これは一体どういう事???



王宮で突然爆音が。

そこに現れたのは、鎧を付けた獣人、デュクリス。

デュクリスの前で、ポコタが名乗る。

なんと、このタフォーラシアの王子だったのだ。

アメリアはセイルーンの王女だから、何気に王族コンビですね。



この状況、要約すると、

デュクリスがポコタを裏切り、

タフォーラシアの高度な魔導技術で作られた魔導戦車を盗み出して、

ルヴィナガルド王国の公爵、ジョコンダに兵器として売り込んだらしい。



3話のペット誘拐事件で、犯人の後ろ盾だった公爵も、ジョコンダ?

ポコタがデュクリスに”なぜだ!”と言っていたので、

元は仲間だったのかな。



あと、気になるのが、アメリアが身分を明かした後。

ルヴィナガルドとセイルーンでは国の規模が違いすぎる。(セイルーンの方が大きい?)

セイルーンにケンカを売るつもり?というリナの言葉に、不敵に笑うジョコンダの反応。

・・・強力な魔導戦車や他の魔導兵器を使って、戦争でも始める気なのか??(汗)

そういえば、2話でワイザーが案内した砦も、兵器が揃えられていたり。

これは怪しい雲行き。国家間の戦争となれば、アメリアも黙っていられない。

セイルーンは平和主義国家だから、何としても戦争を阻止しないと!!



ポコタはデュクリスに攻撃を仕掛けるが、デュクリスの鎧に、魔法攻撃が効かない。

これは、ザナファ??

ポコタは光の剣のレプリカで対抗しようとするが・・・。

追い詰められたポコタと、手出しできない(?)リナ達。

このピンチに現れたのが、ゼロス!!

今回はデュクリス達の仲間らしい。

が、リナ達を始末しろと言うジョコンダの命には従わず。

当然、そんな人間ごときに命令される器じゃないもんな。

という事は、今回もやはり獣王の命で動いてるんでしょうね。



光の剣がかすり、ヒビの入ったデュクリスの鎧。

劣勢を悟ったデュクリス達が、ここは引いてくれました。



その後のジョコンダ達。

まだ不完全なザナファに対し、ゼロスが見せたモノは。

ザナファの製造法を記したクレアバイブルの写本!

デュクリスに見せておいて、あっさり燃やしてしまいました。



あの時、ゼロスが姿を消したのは、王宮からこれを盗み出していたのか。

NEXTの時の様に、クレアバイブルの写本の回収・消去が今回のゼロスの本当の目的?

その為にジョコンダ達に協力していただけなのか?

だとすると、目的を達成した今、今後はジョコンダ達に協力する必要はないですよね?

さて、次にゼロスが登場する時は、敵なのか、味方なのか。



ジョコンダに仕える、謎のメイド、オゼル。

この人もただ者ではない様子。

兵器の価値が下がるからと、邪魔なリナ達の始末を目論むジョコンダが、オゼルに命じる。

あの者、ズーマを呼べと。

これは大変な事になってきた!





ポコタの謎が明かされ始め、新キャラも登場して、段々シリーズの核心に近づいてきました。



さて、今回の原作キャラの登場。

いろいろ忘れてるので、原作のおさらい。



・デュクリス

原作5巻に登場したキャラ。

封魔装甲ザナッファーを身にまとい、本当はいい人だったんだけど、訳あってリナ達と対峙した獣人。

最後、ザナッファーに喰われたんだっけ?



・封魔装甲ザナッファー

異界黙示録(クレアバイブブル)の写本を元に作られた、生物装甲。

全ての精霊魔法と武器を弾き、黒魔法も通用しない。

装着者を喰らい、やがて白銀に輝く獣、伝説の魔獣、ザナッファーとなる。

光の剣の宿敵。(伝説では魔獣ザナッファーを倒したのは、光の剣だから。)



今回登場したのは、出来損ないの試作品、の様子。

光の剣のレプリカ同様、いろんな伝説の兵器を作り出してますね、タフォーラシア。

それだけこの国の魔導技術が高かったのか。



原作では、リナは魔血玉(デモンブラット)の呪符(タリスマン)で増幅した神滅斬(ラグナ・ブレード)

(ただし、この頃は不完全版)で倒してます。

あの時、ピンチのリナが考えていたのは、ラグナ・ブレードかな?



・ズーマ

原作4巻、セイルーンのお家騒動に絡んで登場。

凄腕の暗殺者として有名。



いずれも原作一期の設定なので、アニメだとNEXTの頃にあたるんだけど、

アニメ内では使われなかったから、ここでこれを持ってくるのは上手いかも。



あと、ジョコンダとオゼルはアニメオリジナルキャラ、でいいのかな?