遊☆戯☆王デュエルモンスターズ GX 3期目(後編)



続き。131話から156話まで。





■第131話「エースカード大集合!!開け、次元の扉!」
さらに超展開が続きます。

現実世界に戻ってきた十代達。
しかし、ヨハンは戻ってきていなかった。
あと、アモンも行方知れず・・・・。
でもアモンの心配してる奴は居ないな。(笑)

ヨハンが戻れなかったのは、自分のせいだと激しく落ち込む十代。
「みんな、何も知らないんだ!・・全部、俺が悪いんだ・・・。」
鬱で暗い表情、重い声・・・・。
こんなの十代じゃない・・・・。(汗)

その落ち込みの理由が精霊ユベルにあると、鮫島校長が仲間達に
ユベルと十代の因縁を語った。
そんな事まで知ってたのか、校長。
確かに、入学試験で遅刻の十代に受験を認めたのは校長の裁量でした。
まさか、その頃から伏線が??(長すぎる。(汗))

幼い十代の、当時のフェイバリットカードがユベル
しかし、十代とデュエルした友達は次々と不幸が襲い・・・。
(バクラみたいな現象だな・・・・。)
回想シーンで一緒にデュエルしてくれていたお兄さん、
負けた十代を励ましてくれる、優しくていい人。なのに重体??
KCの例の企画に参加した十代は、ネオスとユベルを宇宙に送ったのだった。
打ち上げられた衛星は二つ。
ネオス同様、宇宙の波動を受けて、カードに精霊が宿ったとかなんとか。
十代はユベルに正義の力が宿るように願ったハズだけど。
逆に邪悪な精霊になってしまったのは、斎王の事件の引き金になった、あの光の波動のせいなのか?

エドと会話するヘルカイザー、胸の苦痛を堪えるような仕草が。
重病を抱えている??
「俺の最後のデュエルの相手に相応しい・・・・。」
死亡フラグ。翔が知ったら悲しむぞ・・・。(泣)

古代遺跡周辺で再び時空の扉が開こうとしていた。
ヨハンを助けるため、一人異次元へ向かおうとする十代。
放っておけない仲間達が同行する。
「美しい友情、それがどんな結果をもたらすか。」
ヘルカイザーが不吉な事言ってます。(汗)

不安定な次元の扉を開くため、仲間達が各自のエースモンスター召還!
ここのシーン、それぞれかっこいいです。
翔、三沢、吹雪も一緒にモンスターを召還、遂に扉が開き、辺りが光りに包まれる。

光に飲み込まれる十代達。
・・・と、仲間達を見送るハズだった、異次元には行きたくない組(翔、三沢、吹雪)も一緒に巻き込まれ。(笑)
同じく離れて見ていたヘルカイザーとエドも。
ヘルカイザーはユベルと戦いたがっているようなので、これで本望?
エコーさんも自らの意志で光に飲み込まれる。
アモンと再会できるか?
さらに、クロノスまでも・・・。
凄いメンバーだな。

マルタンに心の闇を生んでしまったと、謝るナポレオン。
自分には友達が出来たから大丈夫だと、マルタンが明るい笑顔を返す。
良かったね。”パパン”。(笑)

吹雪さん、久しぶりの登場。
異世界には居なかったから、今まで現実世界にいたのか。
あれ?3期に入ってから今まで、出番あったっけ??
そもそも、十代達が3年になったんだから、もう卒業しているハズじゃ・・・。
1年生の時に行方不明になって、一年後に戻ってきたから、
また1年からやり直して、もしかして十代達と同学年?(年長さん・・・。)

本編とは関係ないけど、この人、強いハズなのに、デュエルで勝ったシーンがないです。
キャラ的に負けた方が面白いからね。(笑)
本編では描写がないけど、唯一の功績は、異世界で強敵の、墓守の長に勝った事。
墓守と言えば、サラさんとの関係はどうなっているんだろう?
サラの片思いっぽいけど。
墓守の長との命がけのデュエルで真剣な表情の吹雪に惚れたのか。
まさか、おバカなJOINの方に惚れた訳じゃないよね?(笑)
そして、異世界の過酷なサバイバルでJOINは活躍出来るのか??


■第132話「生死を賭けた決闘」
超展開続き。
OPアニメが変わってます。
メンバー交代でレイ、マルタンに変わって、翔、三沢、ヘルカイザー、エドのカットが追加。
背景も緑から暗い空へ。
仲間達の笑顔のシーン、表情が厳しく変わってます。(汗)

十代達がたどり着いたのは、以前いたのとはまた違う異次元。
空の色と景色が違ってる。
十代とオブライエン、三沢が、地下に落ち、そこで鳥獣族に支配されるモンスター達を見る。

まさかのタニア再登場!!
これは三沢大喜び?
吹雪に絡んで、サラさんも再登場しないかな・・・。
タニアによれば、異変が起きて、様々な次元からモンスター達が集められ、
上級モンスター達に虐げられているらしい。
この階層を支配する鳥獣族を襲撃する手はずは整っていると。

オブライエンの提案で、地下を照らす照明を破壊する作戦に。
その間、監視の目を引くため、十代がバードマンにデュエルを挑むが。
なんと、この世界ではデュエルの勝敗が命に関わるのだ。
負ければ即死。その恐怖とプレッシャーが十代にのしかかる。

「レベルって何だよ!それが運命?」「そんな事、認めない!」
相手の言葉をいちいち真剣に受け止める十代。
以前の元気さや明るさはないです。
ヨハンの犠牲を背負った今の十代は、ずっとシリアスモード。

レベルタックスのせいで、上級モンスターが召還出来ない上、
シムルグの効果で毎ターン1000のダメージが十代を襲う。
ハネクリボーと進化する翼で、何とか逆転勝利。

倒れたバードマンの言葉、覇王に代われとは・・・?
倒した相手に死なれるのでは、楽しいデュエルとは言ってられないな。
勝つ度に、敗者の思いを背負う事になる。何か重い・・・。(汗)

次の階層への道が開け、仲間達と出発。
三沢はここに残るという。
様々な次元から飛ばされてきたモンスター達の話を聞いて、この世界の謎を解明したい、と言ってますが。
翔じゃなくとも、タニアとの関連を疑いたくなる。(笑)
三沢のデュエルが見れないのは残念だけど、ここが安全なら、また元の世界に戻るときに活躍してくれそう。

エド、ヘルカイザー組と、エコー、クロノスは無事かな?
この世界に本当にヨハンは居るのか?ユベルはどうなった?


■第133話「十代VS暗黒界の斥候スカー」
また違う次元に来た十代達。
廃墟の街で、モンスターに襲われる少年を助ける為、十代がデュエル。
仲間を守ろうと、全部一人で背負い込む十代の姿が、見ていて辛い・・・・。

スカーはフュージョニストキラーの効果で、
十代の融合ヒーローの攻撃力を0に。
さらにトラップとマジックで生け贄用の下級モンスター召還も、
上級モンスターの特殊召還も封じられてしまう。
次のターン、キーカードを引けなければ・・・・十代、死んでしまう??(汗)
十代の様子がいつもと違う事に、見守る仲間達が気づきはじめる。
奇跡のドローでネオス召還、何とかスカーを倒す。

助けた少年、カイルとフリード隊長に連れられて、彼らの隠れ家へ。
彼らもまた、異世界からやってきたのだが、暗黒界の住人に襲われ、
街の戦士達は連れ去られ、戦士以外の住人は殺されていた。
そこにカイルの父が瀕死で戻ってきた。
収容所にいる鉄騎士隊の仲間を助けて欲しいと言い残し、息を引き取る。
その収容所に十代と同じ歳の少年が居ると聞き、ヨハンかもしれないと、
十代が救出作戦に協力を申し出た。

十代が命がけのデュエルをしていた事を知り、明日香が心配してます。
もうこんなデュエルはしないで欲しいと。
十代の辛そうな笑顔に、明日香の胸も痛む・・・・。
本格的にヒロインになってきたな、明日香。

ジムに異変。
この世界の帚星を見て、一瞬動揺を見せたが・・・。
「その時が近いのか・・。」その時とは??
そういえば、ずっと気になっていたんだけど、あの右目の眼帯は何なんだろう。
関連あるのかな・・・?
新キャラ達の中で、コブラとも関連なく、気楽で明るい性格が良いです。
頼りになるし、カレンとのコンビも楽しい。

気楽と言えば、JOIN兄さん、この過酷な状況で活躍の場がない。
場を和ませようと頑張ってはいますが。(笑)
キャラ的に、異世界に一緒に来る必要があったのかどうか・・・。
後で何か大きな役目や活躍があると期待してます。

収容所にいる少年というのが、ヨハンだとは限らないな。
エドかもしれないし・・・・。

マルタン戦以降の十代は、ホントにもう、別人ですね。暗過ぎる。(汗)
それだけ、ヨハンの消失が大きな傷になってしまったのか。
それを背負わせたヨハンの自己犠牲も酷いよな・・・・。
残された者の事も考えろって。(泣)


■第134話「十代VS暗黒界の騎士ズール」
仲間が止めるのも聞かず、十代は一人隠れ家を飛び出し、収容所へ。
しかし戦士達は既に移動された後。そこには暗黒界の騎士ズール達が待ちかまえていた。
ヨハン似の少年がズールに殺され、怒りから闘志を燃やす十代。
そのオーラを見たズールの、驚きの表情。何か十代の事を知っている??

ズールと十代のデュエル。
ズールのパワーコンボで、LPを削られ、苦戦する。
パワーボムの効果がややこしくてよく分からなかった。(汗))
ピンチの十代。
さらに、十代の後を追ってきた明日香達が捕らえられ、人質に。
この時、フリード隊長がその命と引き替えに、自身をカード化。
十代のデュエルを助ける。
放浪する勇者フリードの効果で、ズールを倒した十代。
しかし、デュエル後、フリードもカードと共に消えてしまった・・・・。
命がけで仲間を救おうとした十代の為に、その身を犠牲にしてくれたのだ。

「お前の仲間達は俺が絶対に助けだす!そして、ヨハンも・・・。
 フリードのように!
 たとえこの命をなげうってでも、どんな犠牲を払っても!
 俺はっ!!」
フリードの無念を受け継ぎ、戦士達の救出を誓う十代。
デュエルする度に、また背負うものが増えるなぁ・・・・。(汗)

過酷なデュエルを目の当たりにして、打ちひしがれる仲間達。
ズールが消え去った後、現れた五つの球が、明日香、翔、万丈目、剣山、吹雪の中に消えていく・・・・。
あの球は一体・・・・?

十代を助けたいと、一緒に付いてきた仲間達だけど、
敗北が死に繋がるこの世界では、彼らはデュエルで戦う事が出来ない。
結局、仲間を守るために十代一人が命がけでデュエルする事に。
この厳しい状況では、友情の力も無力です。仲間の存在が重荷になってる?
共に命を賭ける覚悟で戦うか。
しかし、仲間の犠牲は、逆に十代を苦しめるしな。
ここは大人しく安全な所へ帰るしか・・・・。


■第135話「十代VS暗黒界の狂王ブロン」
いよいよ取り返しの付かない展開に。(汗)

前半は少しだけギャグパートが。
移動手段と地図を手に入れた十代が突っ走る。
呆れながらついて行く仲間達。
今の十代はやる気がカラ回っているようだと、明日香が見抜いてます。

乗り物から落ちる万丈目のギャグ顔。(笑)
続く剣山、明日香と吹雪も振り落とされ、4人が途方に暮れる。
十代の身勝手さに、それそれ怒り、憎しみ、苦しみ、悲しむ。
その感情は、各々の体に浮かんだ文字を同じに・・・・。
狂王ブロンの手下、ゴルドとシルバが現れ、4人は連れ去られてしまう。

砦に到着した十代、仲間達が追いつくのを待たず、単独で乗り込む。
一刻の猶予もないと焦るのは、自分を許せないからか・・・。
待ち構えていたブロンとデュエル。
この人、首が曲がってる・・・。

ブロンが永続魔法、邪心教典を発動させる。
ブロンがダメージを受ける度に、人質にされた仲間達が一人ずつ、教典の中へ。
仲間達のマイナス感情でページが埋まり、教典が完成したとき、超融合のカードが目覚めるのだと。

万丈目が、体に浮かんだ「怒」の文字と共に、十代への怒りをぶつけた後、球が抜け出し、体は消え。
最初の犠牲になってしまった。(汗)
「ごめん、ハネクリボー。ごめん、スパークマン。
 もう、ダメだよ・・。もう戦えないよ。」
鬱過ぎる・・・・。(泣)
攻撃できない十代、為す術もなく、勝負を諦め、デュエルによる死を待つ。
その頃、最後の生け贄、翔もゴルド達に捕まってしまい・・・。
仲間を救う方法は本当にないのか???

2年間もかけて描き、育ててきたレギュラーキャラを、本当にここで死なすとは、到底信じられないけど・・・。


■第136話「邪心経典発動! 暗黒界の魔神レイン」

翔はオブライエン達に助けられ、無事だった。
気づかれぬよう砦に戻り、十代のデュエルを見守る翔に、「疑」の感情が深まる。

仲間をこれ以上犠牲に出来ないと、攻撃を放棄する十代。
だが、ブロンの戦術で、強制戦闘が発動してしまう。
十代を非難し、罵りながら消えていく明日香、吹雪、剣山・・・。

死に際に負の感情をぶつけられるなんて。
これが本当に仲間達との最後の別れだとしたら、あまりにも酷すぎる。
たとえ感情の一部ではあっても、彼らの本心じゃないよね、あれは。

ズールが消えた後に現れた5つの球は、邪悪なエネルギーを集める為の道具?
どうしてズールの中にあったんだろう・・・。

5人目の生け贄が揃わないため、超融合のカードは目覚めず。
たが、邪心経典の効果で、暗黒界の魔神レインが召還される。

仲間を失った十代の反撃が始まる。
お前だけは道連れにしてやる、と。
もう失うものはないから?

しかし、一度倒したレインも復活させられてしまう。
レインの特殊能力で、十代のモンスターは全て破壊されてしまうが。
それでも立ち上がる十代。
「みんなの魂を犠牲にして生まれた魔物など・・・!
 いぃかしておくかぁぁぁっ!!」
怒りを宿した十代の瞳の色が黄金に変わる。

マジック、鎮魂の決闘を発動させ、墓地に行ったネオスを復活。
「レイン!暗黒界の魔神レインは、何度倒しても俺の怒りは治まらない!
 ぶっ倒しても!ぶっ倒しても!ぶっ倒してもっ!!
 ・・・俺の仲間達はもう・・・蘇らないんだ・・・・!」

有名なシーンはコレでした。

「どうした、早くしろ!」
レインの召還をせかす十代。
この辺り、怒気のこもった十代の声、怖い。
KENNの演技が凄いです・・・・。

ヨハンは死んだと言って消えていくブロン。
翔と再会するが。
「仇なんかとっても、犠牲になったみんなは戻らない!
 兄貴は自分が満足する為だけにデュエルしてるんだ!」

仲間を失い、見放され、助けるべき友は死に・・・・。
「俺の何が悪いって言うんだ!」
自分の過ちに気づけない十代に、声が。
「悪を倒す為なら悪にでもなり、この弱肉強食の世界を力により支配しなければならない。」
モンスター達を倒し、超融合のカードを完成させ、力を手に入れろと。
その声の主とは。
「我が名は覇王。この世界を支配する者。」

こんな残酷な仲間達との別れがあっていいはずないので、
後で何らかの形で復活すると信じたいのですが。
それにしても、仲間の死に、悲しみ落ち込むのではなく、
その痛みを忘れる為に怒りに身を任せてしまった十代。
このまま暴走してしまうのか?
こんな状態になってしまった十代は、最後、ちゃんと救われるのかな・・・・?(汗)

覇王の声もKENN?
十代以外の役の声は初めて聴くな。悪役の雰囲気出てます。
一人二役の演じわけも出来るんですね。上手い。


■第137話「翔の決意! 『友情の証』」
翔が主役の回。
十代との思い出総集編。

仲間の犠牲をいとわない、そんな十代に絶望して、一人飛び出した翔。
でも、夢の中には、大好きだった昔の十代が現れ・・・。
いつも明るく、太陽のように照らしてくれていた十代を忘れる事が出来ない。
もう誰も信じないと、翔は心を閉ざそうとする。
一刻も早く十代を忘れる為、デュエルディスクを投げ捨ててしまう。

モンスターに襲われるおジャマイエローを助けようと、翔が無謀にも飛び出していく。
翔の危機を救ったのは、なんとヘルカイザー亮だった。

翔が眠っている間、イエローから事の詳細を聞いた亮。
十代の夢から目覚めた翔は、自分はどうしたらいいのかと、泣きながら兄に問う。
「お前自身が、もう決めている。」
それだけ言い残し、立ち去って行った。
弟を思う亮と、十代を思う翔。
このシーン、ちょっと泣きそう。

気づけば、側には翔のデュエルディスク
亮が拾ってきてくれたのか。
最後まで見届けるのが友情の証だと。
意を決し、十代の元へ向かう。

翔の顔から「疑」の文字が消えてます。
あの球は負の感情を増幅する装置なのかな。
仲間達が十代に向けた”怒憎苦悲疑”の感情は、全部あの球が原因、という訳ではなさそう。
もともとあったそれらの感情が増幅された結果だった、ともとれる。
その負の感情をはねのけた、翔の十代への思いの深さ。(涙)

丸藤兄弟のドラマに関しては、
2期の終盤、ああいう半端な形で終わっていたので、気になっていました。
それにしても、あの時のヘルカイザーは酷かったな。
弟に衝撃増幅装置付けさせた上、最後は融合解除でトドメって。(汗)
しかし、今回の亮は邪悪さが消え、素の表情。
弟への思いやりが見えて良かったです。
・・・心臓がやばいらしい。(汗)
死を間近にして、心境の変化が?
亮の言う、やるべき事とは・・・。
まさか本気でユベルを見つけ出してデュエルするつもりかな。

エドも一緒で無事でした。
二人とも、こっちの世界の衣装に着替えてます。
彼らももう、何度か命がけのデュエルをしたのかな。
エドはヘルカイザーに付いていくだけ?

おジャマイエローが、なんかかわいい。(笑)
万丈目が死に、早速翔を新しい兄貴に。(おい)
川で流されるわ、モンスターには追いかけられるわ。
ピンチの度にワンワン泣いたり。
翔を心配してくれたり、一緒に泣いてくれたり。
いい奴だな、イエロー。

そういえば、クロノスとエコーさんはどうなったんだろう。
アモンは?


■第138話「覇王降臨・死の決闘者(デュエリスト)たち」
今回はジムメイン。

仲間の墓の前で佇む十代に、
お前のせいじゃないと、ジムは言葉をかけたが。
十代は何も返さなかった。
・・・・その後に行方が分からなくなったのかな。
ブロンとのデュエルから、しばらく時間が経っている様子。

十代を探すジムとオブライエン。
モンスターに襲われる少年と老人を助け、彼らの村へ。

急激に頭角を現し、世界を力により支配しようとするデュエリスト、覇王。
巷では、その覇王軍によるデュエリスト狩りが横行していた。
覇王軍から逃れて暮らすバーガンディ達。
十代を探すため、デュエリスト達が連れ去られたという覇王城へ、二人は向かう。

ジムが運転する、あの変な乗り物は一体。(笑)
ジムが自分のデッキから実体化させたのか。

気絶したジムが見た、十代との思い出。
カレンと、いともあっさり友達になってしまった十代。
そういえば、ジムと十代の友情エピソード、あんまり無かったな。

帚星を見つめるジムの右目が痛む。
子供の頃の回想シーンでは、両目とも普通だったけど・・・。
カレンと滝に落ちた時、何かあった?

覇王軍は遠征中で城にはコザッキーのみ。
コザッキーとジムがデュエルする。
1ターン目から大ダメージを受けてしまうが。
十代の苦しみはこんなものじゃないと、ジムが立ち上がる。
知り合ってそれほど長くないのに、十代の事をフレンドだと言って、心配してくれるジムはいい人です。
しかし、心配されている当の本人は、今・・・。

スカルコンボイの効果発動を待たずに、その場を去るジムとオブライエン。
二人が城を去ろうとした時、覇王軍が戻ってきた。
バーガンディの死を目の当たりにし、怒り心頭のジムが、覇王に挑む。
仮面を外した、その覇王の素顔とは・・・・。

城の闘技場に、数多のデュエルディスク
そこでは連勝、不敗だという覇王。
・・・まさか本気で超融合のカードを完成させる為、デュエリスト達を??
うわ〜。人殺し〜〜!!(汗)
仲間の死で、本当にダメになってしまったのか。
前回、亮が言っていた通り、十代の精神は成長せず、子供のままなのかな・・・。
もう、取り返しつかないぞ。(汗)

ジムとオブライエンは躊躇せずにデュエルしてますね。
十代と一緒に居た頃は全くしてなかったけど。
明日香達が死を恐れてデュエル出来なかったのとは対照的。
実力の差なのかな。


■第139話「ダーク・フュージョンインフェルノ・ウィング!」
ジムと覇王のデュエル。
友情のドラマが良いな。

なぜだというジムの呼び声に対し、何も答えない覇王。
この場は一旦退却。

ジムがオブライエンに語る、十代との思い出、そして、右目の秘密。
自分以外に懐かないハズのカレンが、十代と友達になるのを見て、運命を感じた?
「友達になるのに、理由がいるのだろうか。
 魂と魂が自然に響き合う、スピリチュアルフレンド。
 友達とはそういうものだと思う。」
そう思える友達がいるというのは、素敵で羨まし事だと思う。
思えば十代とヨハンもそんな感じだな。

幼い頃、カレンを救うため、身の危険を顧みず滝に飛び込み、
右目に重傷を負ったが、気づいた時には謎の老人により、右目に、あるものがはめ込まれていた。
オリハルコンの眼(まなこ)。
かけがいのない友を救うとき、奇跡を起こすと言う。
運命の星がジムに向かって落ちてきた時、その時が来た事を教えてくれると。
それが世界を破滅から救う事になる?
・・・・帚星がが落ちてくるというのは、ジムの死を意味してたりしないよね?(汗)
そして、消えたあの老人は一体・・・・。

十代の魂が今、迷いの中にあるとしたら、友として見捨てられない。
十代を救うときが来たと、覇王との対決を決意。
カレンとオブライエンがデュエルを見守る。

覇王のデッキには、新しいカード、ダークフュージョンが。
新たにイービルヒーローインフェルノ・ウィングが召還される。
ジムがダメージを受けた時、オリハルコンの眼が発動する。
帚星が落ちてきたけど、ジム死んでない、良かった。(汗)

オブライエンとジムが見た、覇王誕生の瞬間。
十代の心の世界。
佐藤先生とコブラの言葉が、十代に重くのしかかる。
そして、仲間を失った悲しみ、責任感・・・・。
何が足らなかったのか?デュエリストが背負うべきものとは?心の闇が必要なのか?
その心の隙に付け入る覇王。

「お前が背負うべき責任とは、そんなものじゃない!
 お前に心に、闇なんて必要ないんだ!」
十代が心の闇に落ちたのは覇王のせいだと知り、
十代の心を取り戻すべく、ジムが戦う!

ジムが召還したスカルナイトが、覇王にダメージを与える。
一瞬、十代の瞳の色が元に戻ったかに見えたが・・・・。
またすぐに黄金色に。
覇王に支配された今の十代には、どんな言葉も届かない。
果たして、ジムは十代を救えるのか?
負ければ、ジムが死んじゃうぞ・・・・。(汗)


■第140話「空前絶後・超融合発動!」

スカルナイトも破壊され、ピンチのジム。
聖地の守護結界発動でなんとか耐え凌ぐが、覇王のマリシャスエッジの前に、LPを削られるばかり。
何度も倒れながら、その度に立ち上がるジム。
ただ、友を救いたいという一心で。
しかし、とうとう残りライフが50に。
ジムの命も風前の灯火。

気を失ったジムが見た、十代との思い出の記憶。
目覚めたジムが立ち上がり、オリハルコンの眼を発動させる。
覇王の心が厚い地層のように立ちはだかり、自分の声が十代に届かないのだと知る。
大自然の力、オリハルコンの眼よ!俺に力を!
 俺の思いを、あいつに届けるカードを導いくんだ!」
オリハルコンの眼の力で、奇跡のドロー。ガイアプレート召還。
覇王に大ダメージを与える。
「長かった。だが、ようやくたどり着いたよ。さあ、顔を出してくれ、十代。」
ライフが並び、これで十代に声が届くはず!だったが・・・。
無情にもドローする覇王・・。

覇王が超融合発動。
あのカード、完成してたのか・・・・。
相手の場にいるモンスターを無条件で生け贄に出来る、強力なその効果で、ダークガイア召還。
ジムが・・・カレンと共に消えてしまった・・・・。(汗)
最後まで十代の心を取り戻そうと奮闘したのに。
その叫びは、心の闇の中に届いたものの、虚ろな瞳で無反応な十代。(汗)
表情が病的で怖いです・・・・。
ジムの死にすら反応しないとは、もう末期ですよ。うわぁ。

覇王の威圧に、恐怖するオブライエン。
ジムの死を目の当たりにして、逃げ出す。
オブライエンらしくないな。それだけ脅威的なのか、覇王。

このデュエルを、離れて見守る翔。
十代の覇王化を知っていたのか?あまり驚いていない様子。
本当に、固い決意なんだな・・・・。
覇王軍に追われる親子を助けてあげたり。
厳しい表情の今の翔は男らしいです。


■第141話「恐怖の覇王! 彷徨えるオブライエン」
覇王軍の兵士を屋敷の中に誘い込み、情報を聞き出すエドとヘルカイザー。
あの荒野の中に佇む、異世界に不似合いな西洋風の建物は・・・・。
まさかあれもカードから出したのか。(笑)
召使いを名乗り、飄々と兵士を騙すエドが良い。
「ようこそ、我がサイバー流道場へ。」
の、ヘルカイザーに笑った。ちゃんと背後にサイバー流の絵が貼ってあったり。
命乞いする兵士に、
ヘルカイザー「あいにく、我らは正義の使いだとしても」
エド「ダークヒーロー系でね。」
この二人、格好良すぎ。(笑)
鬱な展開の中で、ここだけ楽しいです。

十代の覇王化、そして、世界支配の野望を知った二人。
このまま放っておく事は出来ないと、対抗する気です。
まずは仲間を増やそうと、収容所へ向かう。
収容所に攻め込む策は無いが、ここを守るデュエリスト達は、十代より弱い雑魚ばかりのハズ。
ヘルカイザー「確かに。そいつらに負ける訳にはいかんなぁ。」
余裕の笑みを浮かべる二人が爽快。

一方、オブライエンは覇王に怯え、逃げ隠れる日々。
そんな時、覇王軍に追われる女性(海神の巫女)を助ける事になる。
一度は手放したデュエルディスクを再び装着し、覇王軍の追っ手を倒す。
覇王と戦って欲しいと彼女に頼まれるが・・・。
「・・・怖いんだ。戦闘のプロを自負していた俺が、今じゃ、あの眼を思い出すだけで・・・。
 俺は相棒の仇を討つ所か、尻尾を巻いて逃げ出したんだ・・・。」
自分の心の弱さをさらけ出すオブライエン。泣いてる・・・・・。
強そうに見えた彼にも、こんな闇があったのか。
十代だけじゃなく、オブライエンや翔の心の闇も描く今シリーズは、なかなか奥が深いです。
(子供向けアニメのハズなのにな。(笑))

そんなオブライエンに、心の闇に立ち向かう強い心がまだあなたにはあると、彼女は励ますが・・・・。
そう簡単には立ち直れないよなぁ・・・・。
見守っていた翔が、一緒に傍観者となるよう勧める。
戦うことも、傍観者となる道も、今は選べないと、オブライエンはその場を立ち去った。

オブライエンがやってきた村(難民達が逃げ込んだ要塞都市?)は、なぜか村人達が虐げられていた。
村を支配する指揮官は、覇王軍と繋がっていたのだ。
その真実を知ったオブライエン。
ジムの死を侮辱するモンスターを相手に、戦う決意をする。

己の恐怖に打ち勝つのは難しい。
けど、誰かの為だったら、戦えたりするんだろうな。
がんばれ、オブライエン。

異世界に来て、十代の覇王化。この出来すぎた展開に、作為的なものを感じると、エドが。
・・・・全て誰かに仕組まれてる?
マルタン戦以降姿を現さないユベルとも、何か関連があるのかなぁ・・。
ジムにオリハルコンを植え込んだ謎の老人の予言は、結局外れてしまったけど、
まだあのオリハルコンには何か意味が?
エドとヘルカイザーは味方を得る事が出来るのか?
予測つかない展開に、いろいろ気になります。


■第142話「勝ち残る者が正義! 覇王VSオブライエン」
指揮官を倒し、その正体を村人に暴いたオブライエン。
村人に請われて、指揮を執ることに。
ここでも的確に指示だしてます。こういうの得意だな。
その時、城門に現れたのは、エドとヘルカイザー率いる援軍。
懐かしいクイーン、ジャック、キングの三騎士の姿もあります。

決着をつけるため、覇王に一人で挑むというオブライエンに、
エドとヘルカイザーが同行する事に。

エドの提案で、十代が心の闇に落ちたそもそもの原因、ヨハンの死を確かめる必要があると。
もしもヨハンが生きていれば、十代の闇に光を与える事が出来るかもしれない。
オブライエンは海神の巫女が連れている三人の妖精(ダンシングフェアリー?)に、ヨハンを捜すよう秘かに頼む。
生きていたとして、今、一体どこで何をしてるんだろう、ヨハン・・・。

覇王軍兵士に変装し、三人が覇王城に乗り込む。
ヘルカイザーとエドが敵を足止めする間に、オブライエンは覇王のもとにたどり着き、対峙する。
自分の力を求めてくれる人々が与えてくれた勇気のお陰で、ここに居ると言うオブライエン。
「欺瞞だな、お前は勇者ではない。ただの負け犬だ。その過ちは死をもって体現する事になる。」
対するオブライエンも。
「今の俺は絶対に心の闇に陥る事はない。
そして、この境地を、皆は正義と呼ぶのだと。」
覇王の召還したワイルドサイクロンの攻撃で、出だしから大ダメージを受け、劣勢のオブライエン。
果たして、覇王を倒して十代を呼び戻せるのか。


■第143話「ヴォルカニック・デビルVS最凶のイービル・ヒーロー」
翔も覇王城に駆けつけ、エド、ヘルカイザーも各々の敵を倒し、
三人が見守る中、オブライエンと覇王の対決が続く。
デュエル中のエドの悪い顔・・・。(笑)

変わり果てた十代を諭そうとするが。
オブライエン「かつてのお前は違ったはずだ!」
覇王「成長したんだよ。」
オブライエン「心の闇に落ちる事がか!?」

ジムの形見、オリハルコンの眼が光り輝き、覇王の正体を見せる。
それは十代の心の闇が作り出した幻影、心の壁だと。
覇王を倒せば、十代の心を取り戻せる。
ジムの遺志を継ぎ、彼がやり残したミッションを成し遂げるオブライエンの覚悟。

ヴォルカニック・デビルで覇王のライフを100にまで追い詰めたオブライエン。
凄い。強いじゃないか。
思えば、初めて十代と対戦した時も、コブラの指令が無ければ勝っていたから、
実力はかなり高いんですよね。
しかし、マリシャスエッジの攻撃と、トラップ、イービル・ブラストの効果の前に、オブライエンは追い込まれる。

そこに、ヨハン生存の知らせが。
わずかに動揺を見せる闇の中の十代。
右手が透ける覇王、力が弱まっている?

ジムが与えてくれた力で、奇跡のドロー。
ファイアー・サイクロンで、イービル・ブラスト破壊。
これで生き延びたオブライエンの反撃。
だが、超融合を発動させた覇王が、マリシャス・デビルを召還する。
オブライエンもここまでなのか?!

飛び出したオブライエンが、覇王の胸にオリハルコンの眼を突きつける。
攻撃の直前、墓地のヴォルカニック・カウンターの効果を発動していたのだ!!
オブライエンが受けたダメージを、覇王も受ける事になる。
これで相打ち?

覇王は打ち砕かれ、十代の心の闇に、紅い光が。
「十代、帰ろう。みんなが待っている。
 君にはもう、闇の衣は必要ないんだ。」
ジムに導かれ、十代が闇を抜け出す。
ジムとオブライエンの友情に救われたな、十代。(涙)

だが、LPを失ったオブライエンは消えてしまう・・・・。
役目を終え、砕けるオリハルコンの眼。
夜空に不気味に輝いていた帚星も消え、この世界にやっと日が昇る。
城から十代を連れ出すエド、ヘルカイザー、翔の三人。

十代は眠ったまま、まだ意識が戻らず。
目覚めた所で、どうするつもりだろう・・・。
今までしてきた事、明日香達の死、多くのデュエリストを死においやった覇王の悪行、
そして、自分を救う為に犠牲になったジムとオブライエン・・・。
立ち直れるのか・・・?(汗)
せめて、ヨハンを救うという希望があれば、立ち上がれそうだけど・・・。

ヨハン生存は、おジャマが調子こいて言ってしまった嘘情報。(汗)
の、ハズだったが、実は本当にヨハンを見ていた??
しかも、そのヨハンの表情は・・・。
眼の色、黄金系。十代と同じく、心の闇に落ちてる??(汗)
一体、どうなってるんだ、この展開。

オブライエンの活躍が良かった。
てっきり彼も覇王に敗れると思っていたので。
一度は心の闇に落ち、そこから戻ってきた勇気と。
最後の意外な作戦。
ドラマチックでした。

敗れて叫ぶ覇王の演技、KENNの熱演も凄かったな。


■第144話「発動! 究極封印解放儀式術!」
意識を取り戻した十代。
ジムとオブライエンの死に、激しく動揺する。
過ぎたことは忘れ、ヨハンを捜す事だけを考えろと、エドがなだめるが。
今の俺に友を語る資格はないと。(確かに・・・・。(汗))
高熱を出し、また倒れてしまう。

覇王十代と対戦したかったというヘルカイザー。
最高の相手と最高のデュエルさえできればいいらしい。
・・・余命幾ばくもないからな・・・・。
それを知らないエドは聞いて呆れる。十代を助ける為じゃなかったのかと。
口ではああ言ってるけど、十代の事も心配してくれてたよね?
一方のエドは、かつて友を救って貰った恩があるから、今度は僕が十代を助ける番だと言ってます。

そこにクロノスとエコーが合流。
事の詳細を聞いて、生徒達の死に、クロノス先生泣いてくれてます。
エコーの落としたペンダントから、アモンとの関係を知り、エコーを励まそうとするエド
だがエコーは、アモンを愛しているが、連れ戻しに来たのではないという。
詳しい二人の生い立ちを知らないエドは理解に苦しむ。

突如、霧が覆い始め、一同は別な場所へ飛ばされ。
そこで待ち構えていたのは、アモン。
その左腕はあの、ユベルの腕??
王となる為の生け贄が必要だと、エコーを呼び寄せる。
それが許せないエド、アモンとデュエル。
下手にこの世界でデュエルするのは危険だと思うけど。
負けた方が死んじゃうよ??(汗)

エドが2ターン目に早くもドレットガイを召還。
モンスターを守備表示、手札増強を繰り返すアモンを不審に思い、
それがエクゾディア召還を狙っている事に気づく。
マジックでアモンの手札を制限し、召還を阻止するが。
墓地に送ったマジック、究極封印解放儀式術が発動する。

このデュエル中にエクゾディアの封印を解く気らしい。
その為には自分の愛する者を生け贄に捧げなければならないと。
それを聞いたエコーは、自らアモンの元へ。
誰も二人を止められないのか?(汗)

エコーさんの愛はどこかずれてるな。
今のままではアモンは自分を愛せないと言うけど。
エコーを犠牲にしたら、たとえ王となり、己が野心に忠実に生きたとしても、
やはり自分を愛せるはずがないんじゃないか。
逆に彼女が側に居る事で、アモンが救われるハズだと期待していたのですが。
アモン、そこまでして自身の神を打ち砕きたいのなら、いっそお前が覇王に取り憑かれてしまえ。(笑)

アモン、エコーと合流した事で、ストーリーがやっと本筋に戻ってきたような。
今までの展開がカオス過ぎるから。(汗)
十代を慰め、エコーを心配してくれるエドが終始いい奴です。
いつも生意気そうな顔してるけど、根はとても優しい子。

そして、十代はちゃんと救われるのかなぁ・・・。
切っ掛けがあるとしたらヨハンだと思うけど、そのヨハンは一体・・・?


■第145話「究極封印神エクゾディオス召喚!」
アモンがエクゾディオスを召喚。
トラップ・マジック・モンスター効果を受けず、戦闘で破壊も出来ない。
バトルフェイズ毎にパーツを墓地に送り、攻撃力を増す。
おまけに、墓地にエクゾディアパーツが揃ったとき、その封印が解かれてしまう。

エコーを助ける為には、封印が解かれる前にアモンを倒さなくては。
エドはエコーを救うため、必死でデュエルを続ける。
トラップ、マジックを駆使して、相手のバトルフェイズをスキップさせ、時間を稼ぎ、
遂にブルーD召還。しかし、これではエクゾディオスを倒せない。

二人のデュエルを見守る十代。
犠牲を払い力を手に入れようとするアモンは、自分と同じだと。
やめてくれ!と叫ぶ十代が、辛い・・・・・。

やれることは全てやった。
このターンを凌げば、エドは勝利出来る。
止まってくれと、祈るようにアモンを見つめるエド。だが。
エコーは死に際、巻き込んで済まなかったと、エドに謝り、消えていった。
これは彼女自身が望んだ事なのだ・・・・。
もう為す術はないと、エドは目を閉じ、立ちつくす。
無情にも、アモンがマジックを発動させ、とうとう封印が解かれてしまう・・・・。
解放されたエクゾディアが、エドのライフを奪う。

エドはエクゾディアの攻撃を受ける直前、カイザー達に十代を連れて逃げろと促す。
「僕が犠牲になったなんて思うなよ。
 僕は、やれるだけの事をやったまでだ。」
このセリフ言う時の、エドの不敵な笑み。
自分が死ぬ事で、また十代が傷つく事をちゃんと分かっていて、
こういうセリフを残してくれた、エドの優しさ。
ホント、いい奴だよ、お前。(泣)
「繋げてくれ、十代。僕の、いや、僕たちの思いを!
 ヨハンを、友を救え!!」

覇王の抜け殻の十代に興味は無いと、エクゾディアを引き連れ去っていくアモン。
彼の次の目的は打倒ユベル
エクゾディア召還後、例の左腕が消えたけど・・・・。
ユベルを倒す事が、王になる事なのか??
って、この世界にユベル居たの??
だとしたら、ヘルカイザー大喜びだな。

そして、ヨハンは一体どこに。

また十代の目の前で仲間が死んだ事で、苦しみが増すな・・・・。
今回は十代のせいではないにしろ、残酷過ぎるよ。(汗)
ちゃんとエドの思いを繋げることができるか・・・?

異世界での命がけのデュエル。
なのに、内容はとても戦術的。
エコーさんは自己満足しているようだけど、エド道連れにしたのは迷惑な話。
これだと、アモンはコブラと同じ運命を辿る事になりそう。もう救われない・・・。(汗)


■第146話「封印された融合」
十代、鬱まっただなか。
復活には、これは時間を要するな・・・。

ヨハンを求めて、ただ彷徨う十代と、後に続く翔、カイザー、クロノス。
仲間を失った今、ヨハンを助けるという思いだけが十代を突き動かしている。
「それでいいのか・・・?
 覇王に消されてしまった大勢の命。
 その責任は・・・。」
的を得ているけど、残酷な翔の発言。(汗)

目の前に現れた巨大な扉。
その向こうにヨハンがいる??
扉を開こうとする十代を、ヘルカイザーが止める。
十代「もう、精一杯なんだ、前に進むのがやっとなんだ。」
覇気のない、今の十代に、ヨハンを救う事は出来ない。
どうしても進みたいのなら、自分を倒して行けと。
デュエルディスクを構えるヘルカイザー。
そんな事したら、どちらか片方が死んでしまう!!(汗)
いくら十代を目覚めさせる為とはいえ、自分が犠牲になる気が、亮??
ヨハンを助けたければ、デュエルしろと。それは十代にとって残酷な選択。
もう誰も死なせたくないのに・・・。

アーマードサイバーエンドの効果で、次々と十代の場の伏せカードを暴き破壊していく。
それらのカードを使っていれば、サイバーエンドの攻撃を防ぐ事ができたはずだと指摘。
十代「俺は、消えるべきなんだ!」
覇王が犯した罪の意識から、今の十代は融合が使えないのだ。
戦えないのなら、この場で消えろと、最後のトドメを刺そうとした、その時。
カイザーの心臓が。
デュエルはこれで中止。二人とも死を免れて良かった。(汗)

扉を諦め、去っていく十代。
翔は十代について行く。
カイザーの心臓は、地下デュエルの影響だったのか。
でも、死にかけの実の兄を置いていっていいのか?

十代が進む先々に、廃墟の街。
覇王時代の悪行が脳裏をよぎる。
かつて戦った場所を辿り、ついに、万丈目達が死んだ、あの砦にたどり着く。
「万丈目・・・、明日香・・・、剣山・・・、吹雪さん・・・。
 俺はどうすればいいんだ!!答えてくれ!!
 俺の罪をどうやって償えば??」
そこで待ち構えていた、かつての覇王の部下。
十代を倒して覇王を継ぐといい、デュエルを仕掛けてくる。
これがお前達の答えなのかと、罪に報いるため、デュエルで死ぬ事を選ぶ十代。

このタイミングで、三沢とタニアが合流?
十代覇王化の噂は知っていたらしい。
けど、ここで登場しても・・・。
三沢まで死んだりしないよね?(汗)

相手も十代が癒合を使えない事を知っていた。
十代はすぐに追い詰められてしまう。
融合を使えば、勝てるハズのデュエル。だが・・・。

どういう切っ掛けで、十代が立ち直れるのか、気になります。
死んでいった仲間の助けがあるのか?(ベタだけど)
それとも、自力で立ち直れるのか??


■第147話「因縁の対決! サイバー流VS宝玉獣」
そうか、立ち直る最初の切っ掛けは三沢か。
凄い大役じゃないか、三沢!

融合が使ず、死ぬ気でいる十代を、三沢が諭す。
「責任をとらなきゃならないとしたら、こんな形じゃない!
 お前でなけれ出来ない、本当の敵を倒す事だ!」
その言葉を聞いて、十代が意を決し、反撃開始。
結局、融合は使わずにこのデュエルに勝利。
倒されたモンスターは、十代の本性は覇王のままだと言い残して消える。

三沢が教える、十代が本当に倒すべき敵。それはユベル
12の次元を統一し、支配しようとしている。
全てはユベルによって仕組まれていた。十代に責任はないと。

コブラの野望から、マルタンとの闘いまでは、確かにユベルの仕業だけど。
その後、この世界に飛ばされたのも?数々の苦しいデュエルも?
覇王化もユベルのせい?
覇王を取り憑かせたのか思ったけど、そうではないらしい。
命を賭けた過酷なデュエル、そして仲間の死で十代を苦しめ、
十代の中に眠っていた覇王を目覚めさせたのか・・・・。
だとすると、心の闇に自ら落ちてしまった十代に、全く責任がないとは、やはり言えないな・・・。
ユベルが力を得た切っ掛けも、知らずとは言え幼い十代にあった訳だし。
でも、十代覇王化の目的は??
心の闇に落ちた十代を、取り込もうとした?

覇王は十代の中の一面であり、その力が消えた訳ではない。
自身の中の覇王をコントロールし、その強大な力で、この世界の破滅を企むユベルを倒す事。
それが十代にしか出来ない、彼の使命だと、三沢が説得する。
覇王の力に怯える十代に。
「甘ったれるな!特別な力を与えられた者は、期待してくれているみんなの為に、
 戦わなきゃならないんじゃないのか?!」
しかし、未だに癒合が使えない十代に、果たしてユベルは倒せるのか・・・?(汗)
遊城十代と覇王十代、二つの心が癒合した時、完全な十代になる?

倒れたカイザーを、クロノスが看病。
死が間近に迫っていると、弱気なカイザーに、
人間は最後の一瞬まで、充実して生きなければならないと、クロノスが語る。
その言葉に、何かを感じ取るカイザー。
クロノスを教諭と呼び、尊敬の念は忘れていない。

その時、扉から姿を現したのは、ヨハン!
しかし、目の色と、言動がおかしい。
自分はヨハンと戦わなければならないと、カイザーがデュエルを挑む。
いつかの次元を超えた二人のデュエルが、再びここで!

愛、愛、言ってるから。あのヨハンは明らかにユベルですね。
ヨハンの宝玉獣デッキを持ったユベル、ある意味最強の組み合わせ。
最期の対戦相手としてカイザーにとってはまさに最高のデュエル。
もはやデュエルに耐えられないその体で、勝っても負けても死ぬ気か。(汗)

駆けつけた十代達が、二人のデュエルを見つける。
もはや、誰もカイザーを止める事は出来ない。

ヨハンがフィールド魔法、アドバンスドダークを発動。
召還するのはいつもの宝玉獣・・・じゃなくて、アドバンスド宝玉獣?
邪悪な姿になってます、宝玉獣達。
さらにアドバンスドダークの効果で、ヨハンはダメージを受けない。
それでも攻撃を続けるカイザー。
コストとして墓地に送る宝玉獣が遂に尽きる。
手札の融合解除で更なるカイザーの攻撃。
この最後の一撃が通れば、ヨハンを倒せる??
しかし、ヨハンの場には、まだ一枚伏せカードが・・・・。(汗)

カイザー負けフラグだけど。(汗)
このデュエルが、そしてヨハンを救いたいという思いがあれば、
十代を立ち直らせる事が出来る・・・のか?

全てがユベルによって仕組まれていたとしても、
やはり十代の罪が消える訳じゃない。
それでも、三沢の言う通り、ユベルをその手で倒す事が、今の十代の使命のハズ。
ここは歯を食いしばって立ち上がるしかないな。
さもなくば、ヨハンも救えないんだぞ。
その罪は、己を犠牲にしたり、デュエルで死ぬ事で償うのではなく、
罪を背負って生き抜き、なすべき事をなすのが、むしろ償いとなるのだから・・・。


■第148話「究極ドラゴン対決! サイバー・エンドVSレインボー・ダーク」
やはり、ヨハンは伏せカードで、カイザーの攻撃を無効に。
さらに、墓地とフィールドに宝玉を揃えたヨハンが、とうとうレインボー・ダークドラゴンを召還する。
レインボー・ダークを目の前にし、しかし、カイザーの輝きは消える事は無かった。
あれは死ぬためのデュエルではないと、十代が察する。

ひたすら勝利のみを追い求めてきたカイザーが、強敵を前に、ある心境に達する。
「俺は今まで、ただ、勝利することだけに意味を見出していた。
 しかし、今、そのこだわりから脱する事が出来た。
 ヘルカイザーとなって地獄を彷徨い、やっと今、勝利の喜びの為でも、敗北の恐怖でもない、
 この瞬間を輝かせたい、そんな心境に達する事ができた。」
苦痛に耐えながらも、イキイキとしたその表情。
今、この一瞬のデュエルに全てを賭ける喜び・・・。

モンスター効果でレインボー・ダークの破壊を試みるが、
アドバンスドダークの効果で無効に。
効果発動に必要な宝玉が尽きた所で、キメラティクフォートレスドラゴンを融合召還。
攻撃力無視の5連続攻撃。
これもトラップで無効化、LPを回復されてしまう。
いよいよ追い込まれたカイザー。
だが、カイザーはまだ、あのカードを使っていない。

「俺は死なない。この輝く瞬間を感じている限り、俺に死の闇は訪れない。
 瞬間は永遠となるのだ!」
カイザーの言葉に、命を燃やし尽くし、生きた証を残そうとする、その心境を十代が理解する。

遂に、パワーボンド発動。
攻撃力8000のサイバーエンドを召還。
十代がかつての対戦を思い出し、感嘆する。
勝利を確信したカイザーが、ヨハンから離れろと、ユベルに呼びかける。
このデュエルで命を落とすのは自分一人で十分だと。
だが、ヨハンはトラップを使い、レインボー・ダークの特殊能力を発動。
場に呼び出した宝玉の数だけ攻撃力アップ。サイバーエンドを上回る9000に。。
カイザーの敗北は決まったかに見えたが。
速効魔法、サイバネティック・ゾーンを発動させる。
(これの効果不明だったので、Wiki参照。
 レインボー・ダークの迎撃を受ける前に、サイバーエンドを戦闘離脱させたのか。)
エンドフェイズに攻撃力16000のサイバーエンドが戻ってきたが。
しかし、パワーボンドの使用により、その攻撃力分のダメージを受け、倒れる・・・。
(自爆?「介錯は要らぬ!」とは、そういう意味だったのか・・・。)

デュエルを終え、扉の奥に去っていくヨハン。

カイザーのデュエルに、十代が気づかされる。
力を恐れていた自分の愚かさに。
死に行くカイザーに、カイザー以上に輝いて、奇跡を起こしてみせると、約束した十代。
死んでいった者達もそれを望んでいるだろうと、カイザーが言ってくれました。
「十代、お前はもう、子供じゃない。」
カイザーの死に、一同が涙。
兄の死を見届けた翔も号泣してくれました。

今までの仲間達の死は、辛いものばかり十代に背負わせてきたけど、
カイザーだけは、十代に大事なことを気づかせてくれたな。
今度こそ、立ち上がれるか、十代?
辛い時はカイザーのデュエルを思い出せ。


■第149話「魔神対決! 幻魔VSエクゾディア」
十代はユベルと決着をつけるため、扉の奥へと向かう。
この闘いを見届けるため、翔とクロノスも同行。
しかし、三沢は、ここに残ると言う。
自分を必要としてくれる人達がいるからと。
完全に裏方に回ってます。確かに三沢の活躍する場面はもうなさそうだけど。
寂しいなぁ・・・。

カイザーとのデュエルで消耗したヨハン。
その前に、エクゾディアを手に入れたアモンが現れる。
あの左腕は、ユベルとの契約の証だったのか。
エクゾディアの力を手にして、その証を消し去ったアモンが、
ユベルを倒し、王になると宣言。
対するヨハンは、十代とのデュエルの前に、アモンを倒すことでエネルギーを回復するという。
最初から君は保存食だったのだ、と。

デュエル前にデッキを入れ替えるヨハン。
これは、宝玉獣デッキじゃなく、三幻魔デッキか。
降雷皇ハモンと神炎皇ウリアが召還される。
一方のアモンも、エクゾディオスを召還。攻撃の度に墓地にパーツを送り、
エクゾディア召還を狙うが。

エクゾディアを手に入れる為に、エコーを犠牲にした事を責めるヨハン。
アモンにわずかに動揺が見られます。
・・・悪になりきれてないな、この人。(汗)
次のターン、いよいよ墓地にパーツが揃う。
だが、ヨハンは三体目の幻魔皇ラビエルを召還し、融合によりアーミタイルが現れる。
その効果で、エクゾディオスは破壊されてしまう。

エクゾディオスが破壊される間際、そして最後のカードをドローする瞬間に
エコーの幻影を見ているあたり、まだ未練あるな、アモン。
愛する者の死に、非情になりきれていない彼には、所詮、王になるのは無理だったんだと思う。
根は優しくていい人なのに、無理して悪になろうとしているような。
エコーさんの望みが、逆に重荷になってたのかな。(汗)
道を誤ってしまった彼は、もうバットエンドしかない気がする・・・。


■第150話「“ユベル”召喚!」
エクゾディオスが破壊されてもなお、デュエルを続けるアモン。
フィールド魔法、霧の王城を発動。
モンスター効果を無効にするキングミストで、アーミタイルを破壊する。

エクゾディアが無くてもヨハン(ユベル)を追い詰める戦術を持っていたのだ。
それだけの力があるなら、エコーを犠牲にしてまでエクゾディアを手に入れる必要は
無かったんじゃないかと、ヨハンが指摘。(確かに。(汗))
さらに、エコーへの愛は偽りだと、アモンを責める。

「僕は傷ついたよ、苦しんだよ、痛かったよ。
 だから、十代にも同じ思いを味わってもらっているんだ!
 それが、愛し合うという事なんじゃないかなぁ!」
涙を流し始めるヨハン(ユベル)。
やはり、全ては十代への復讐なのか・・・・。(汗)

徐々に消耗していくヨハン。
アモンの心の闇を引きずり出し、食らおうとするが・・・。
毅然として立ちはだかるアモンに、ユベルが驚愕する。
苦しみも痛みも貧しさも、人を羨む事も妬む事もない、理想の世界を作るという強固なアモンの意志。
そこには心の闇は存在しない?
エコーを犠牲にした事への罪悪感はなく、むしろ、常に自分の中に彼女は居るのだと。
(凄く身勝手で自己満足な気がするけど。(汗))

五つの楼閣が埋まった霧の王城を墓地に送り、その効果で、墓地のカードを四枚手札に。
エクゾディア召還を狙っていたのだ。
ヨハンの手札断殺で、またも阻止される。
鳳凰神の羽根の効果でパーツをデッキの一番上にセットし、場に伏せたあのトラップカードは・・・・?
(効果不明。ここ、何を狙ってたのかよく分からない。
エクゾディア召還を可能にする戦術だったのかな・・・。
Wikiで調べた。「補充要員」のカードで、墓地のエクゾディアパーツ回収を目論んでいた、だそうです。)

伏せたカードに宿る、エコーの闇が姿を現す。
そして、ついにヨハンが、ユベルを召還。
ユベルへの攻撃ダメージを、その数値分相手に与える効果で、アモン敗北・・・・。
闇を喰らい回復したヨハンが、十代を待ち受ける。

ユベルのモンスター効果が、ユベルの言動とちゃんと一致してます。


■第151話「ネオスvsアドバンスド宝玉獣」
いよいよ最終決戦。
ユベルと十代のデュエルが始まる。

ユベルとの因縁に決着をつけなければならない。
だが、オリハルコンの眼のような力を持たない十代に、ヨハンを救い出す事が出来るのか?
その時、デッキのヒーロー達が十代に語りかける。
デュエルの力を信じろと。

1ターン目からアドバンスドダークを発動。
アドバンスド宝玉獣を出してくるユベル
後攻の十代が引いたカードは、融合。
ためらう十代。
カイザーの輝きを放ったあのデュエルを思い出し、意を決して、融合を発動させる。
・・・やはり融合の使用は痛みを伴うんですね。(泣)
辛い記憶が脳裏を過ぎるが、なんとか耐え、フェイバリットヒーロー、フレアウィングマンを召還する!

ネオスが、フレアウィングマンの攻撃に乗って、ヨハンの心の中に飛び込めって。(笑)
ホントに炎に乗ってく十代の精神。
しかし、心の闇の中に、ヨハンの姿は無かった。
本当のヨハンは一体どこに?
光を放つ、ユベルのデッキ。
その宝玉デッキの中で、ヨハンが宿っているとしたら、やはり、あのカードか?

ユベルの攻撃を耐え凌ぎ、LPを大幅に削られるが。
ユベルがついに、レインボー・ダーク・ドラゴンを召還する。
十代はこれを待っていた?
レインボー・ダークの中に、ヨハンを感じ取る十代。

レインボー・ダークの攻撃で、ネオスは破壊され、LPは残りわずか300。
そして、ユベルの場には、まだダイレクトアタックが可能な宝玉獣が2体。
この攻撃を伏せカードでしのぎ、
果たして、ヨハンを取り戻す事が出来るのか。

最後のBGMが最終回的な悲壮感があって、盛り上がります。
・・・・まだ三幻魔デッキも残っているから、連戦になりそうだな。


■第152話「超融合発動!レインボー・ネオス!」

宝玉獣達の攻撃をトラップで無効に。
期待を裏切らない自分のデッキを信じて、十代がデュエルを続ける。

レインボー・ダークの攻撃を、ハネクリボーでしのぐ。
その時、ハネクリボーの力を借りて、宝玉獣達が十代に語りかける。
ヨハンを救って欲しいと。
レインボー・ダークが本来の姿を取り戻せば、ヨハンを救えるハズと、ヒントをくれる。
前回と今回、モンスター達がよくしゃべるな。

劣勢の中、ネオス達の活躍で、LPを回復。
トリプルコンタクト融合で、新たなEヒーロー、ストームネオス召還。
その効果で、厄介なアドバンスドダークを破壊。
ユベルの場の宝玉獣をも破壊する。

ユベルの呪縛から解放された宝玉獣達が十代に礼を言い、
レインボー・ダークの中のヨハンに呼びかける。
その声に、レインボー・ダークの中で眠っていたヨハンが目を醒ました。
ヨハンと宝玉獣達の絆が良いな。本当に家族のような存在なのか。

レインボー・ダークの攻撃で、ストームネオスも破壊される。
十代の残りLPは再び300に。
だが、ヨハンを救えるあのカードが揃うまで、まだ諦めないと、十代が立ち上がる。

そして、遂に、あの忌まわしい超融合のカードが。
十代を地獄へと導いた、暗黒のカード、しかし、その力を使わなければ、ヨハンを救えない。
今度こそ大切なものを守ってみせると、十代が超融合を発動させる。

超融合の力で、闇から解放されたレインボー・ダークが、本来の姿を取り戻す。
そして、ヨハンの体から離れたユベル
レインボーネオスが召還される。

しかし、ユベルはこの時を待っていた?
トラップ、ラスト・トリックを発動させ、ユベルが手にしたのは、あの超融合。
その絶対的な力を手に入れる事が目的だったのだ。

さらに、トラップ、バスター・サウザンド発動。
(1000のライフを払い発動させ、お互い1000のダメージ?
相打ちでこのデュエル終了?)
とりあえず、ヨハンも十代も死なずに済んでよかった。(汗)

今までのデュエルは余興だったと語るユベル
次はいよいよユベルとの決着か。
三幻魔デッキを打ち破れるのか??

ヨハンの怖い顔炸裂でした。(汗)


■第153話「選ばれしカード対決!エレメンタル・ヒーローVSユベル

最後の対決の為、場所をかえるユベル
クロノスとヨハンに背を向け、ガッチャの十代。
(これはMADで見たシーン。)
十代の闘いを見届ける為、後を追った翔が見たものは。

幼い十代は、対戦した友達に次々と災いをもたらすユベルのカードに、
正しい心が宿るよう願いを込めて宇宙に飛ばした。
しかし、ユベルは宇宙に捨てられたと思い込む。
そこに、あの邪悪な光の波動が。
力を得たユベルは十代に思いを伝えようとしたが・・・。
当時、毎晩ユベルの夢でうなされていた十代。(汗)
両親の配慮でユベルの記憶を眠らされていたのか・・・。
自分の意志で忘れていた訳ではなかったんですね。

痛みと苦しみの中、地球に落ちたユベル
この苦痛こそが十代の愛なのだと理解する。(そんな勝手な解釈。(汗))
その愛を十代に返し、12の次元を二人の愛で満たすのだと言う。

復讐したいのなら、自分にだけすればいいと、
仲間を巻き込んだユベルを十代が責める。
だが、今の歪みきったユベルには、もう何を言っても無駄な様子。
十代はユベルへの同情を捨てきれない・・・?
かつてのファイバリットカードだしね。

デュエルが始まる。
ユベルはマジッククロニクルを発動。
十代がマジックカードを2度使用する度に、最初に除外した5枚のカードから一枚を手札に戻させる。
その5枚の中には、あの超融合のカードが。
それを使わせる訳にはいかない。
だが、デュエルが長引き、十代がマジックを使い続ければ、いずれは超融合がユベルの手に渡ってしまう??

さらに、ユベルは自分自身を場に召還。(GXではお約束。)
戦闘では破壊出来ないユベル
相手モンスターとは強制戦闘なのかな?スパークマンがユベルに攻撃。
そのダメージを十代が負ってしまう。
ダメージをそのまま返すユベルに、十代は手が出せない。

そこへ、翔が現れる。
万丈目達は死んでいないと。
どこか別の次元に閉じこめられ、ユベルに力を奪われているという。
まさか、あのカードの中か??

十代の表情が希望で輝きを取り戻す。まだみんなを救うチャンスがあると。
だが、その為には、このデュエルに勝たなければならない。
ユベルへの情を捨て、圧倒的な力で屈服させなければ。

意を決した十代が、自身の中の覇王の力を蘇らせる。
その力をコントロール出来た時、奇跡を起こせるのか??

十代大好きなユベルは、ちょっとかわいそうな気もするけど。
最初から歪んでいたその愛情は、どうしようもないかな。(汗)
(救われない?)


■第154話「甦る覇王十代!」
覇王の力を蘇らせた十代、瞳の色が黄金に。
静かで力強い口調、しかし、その言葉は正義の心を語る。

仲間達との出会いで、本当の愛を知ったという十代。
ユベルの愛を独りよがりだと非難する。
邪悪な光の波動の力を得たユベルに対し、
対抗する正しき闇の力を持ったネオスペーシアン達を召還。
ユベルの効果で毎ターン負ったダメージを、エアハミングバードの効果で回復。

覇王十代に、ユベルの泣き落としはもはや通用しない。
グローモスが進化してティンクルモスに。(女性化?)

「人は優しいだけでは大事な者を守れない。
 俺は大事な仲間を守り抜く覚悟をした。
 たとえ、鬼、悪魔と呼ばれようと!」

エンドフェイズ毎にユベルの生け贄となるサクリファイスロータス
それをなんとかしないと、ユベルは破壊出来ない。
カードエクスクルーダー召還で、ユベルの墓地にあるサクリファイスロータスを除外しようとするが。
トラップで阻止。
この子(カードエクスクルーダー)、よくMADで見るけど、かわいいな。
次いでグランモールを召還し、その効果でユベルを手札に戻そうとするが、
これもトラップの効果でグランモールを破壊されてしまう。
本当ならユベルと相打ちになるはずだったが。
しかし、ユベルは自身を進化させ、巨大なモンスターが出現。
(進化の条件と、名前が不明。)

自分を本気で倒そうとする十代に対し、世界の破滅をユベルがほのめかす。
僕の愛を分かってくれない君なんか要らない、この宇宙も要らない、と。

サクリファイスロータスネオスペーシアン達を破壊していくユベル
とうとう、十代の場にネオスペーシアンは居なくなってしまう

追い詰められた覇王十代が、ヨハンとの友情の証、
レインボーネオスを融合召還する!

サブタイトルは覇王十代だけど、最後以外あんまり活躍してないような。
かわりに、覇王となった十代が自身の覚悟を語るのが、今回のメイン。
場に留まり続けるユベルに、毎ターンダメージ受け続けてます。厄介な。
攻略法はあるのか?


■第155話「レインボー・ネオスvsユベル究極態」
ヨハンとの友情に嫉妬し、涙するユベル
しかし、非情な覇王十代はそれに反応せず、カードをドローし、デュエルを続ける。
レインボーネオスの効果で、ついに、ユベルの第2形態を破壊。
だが、同時に究極形態が降臨してしまう。(名前が長くて不明。)
戦闘では破壊されず、戦闘でのダメージは返し、さらに戦闘した相手を破壊する、最強の効果。

LPを守るため、レインボーネオスは消滅する事に。
しかし、劣勢のハズの覇王十代は、まだ諦めていない。
「これで何度目かな?
 また俺を倒す決定的なチャンスを失ったな、ユベル。」
「怖いか、ユベル。」
「なぜ?
 なぜならば、お前が言う通り、俺は覇王だからだ!」
強気な言葉で相手を怯ませる。流石、覇王。
そして、覇王十代の、悪い顔。(汗)

十代がネオス召還。
速攻魔法、ミラージュシリンダーの効果で、やっと十代の攻撃がユベルに届く。
ユベル「僕の能力は攻撃で決して傷つかない事。
 自分は傷つけられずに、他人を傷つける事しかできない。
 そんな僕は誰の愛も受け入れる事は無かった・・・・。」
辺りを暗雲が包む。
そこで十代が見たものは。
なんと、前世の記憶。

覇王の力をもって、破滅の光から宇宙を守る存在。それが前世の十代。
その者が少年から大人になるまで、誰かが彼を守らなくてはならないと。
友の為、自ら進んで醜い竜の姿となった少年。
それが、ユベル・・・。
前世の十代が泣きながらユベルに誓う。
僕の愛は君だけのものだと・・・・。

あれはどこの世界の、いつの時代?
ユベル、人間だった時代があったのか!
かつては普通の少年だったんだな。
”愛”といのは、大げさな気もするけど。
前世十代とは親友だったんでしょうね。
ユベル少年が話していた相手は、王?
前世の十代は、王子??

記憶の世界から戻った十代。
もう、覇王の目ではなくなってます。
翔に仲間達への伝言を頼み、子供から大人になる為に旅に出ると言い、
姿を消す。
ガッチャ。(涙)
翔がやっと十代を”アニキ!”って呼んでくれました。

ユベルとのデュエルはまだ終わっていない。
マジッククロニクルの効果を発動させるユベル
残り2枚のカードから十代が選んだのは、超融合。
ユベルがトラップで12枚の融合素材を得、
12次元全てを超融合し、破滅させようとする。
その時。
ユベルのトラップに対し十代が発動させたカードにより、
超融合の素材の選択権は十代に。
十代は自分の魂とユベルの魂を融合すると言う・・・・!!
自分たちは憎しみ合うべきではなく、倒すべきは滅びの光のハズ。
これで自分は消えてしまうかもしれないが、それでも構わないと。

十代の力と愛に包まれたユベルから憎しみが消え、光に包まれる。

現実世界に異変が。
駆けつけた生徒達の前に、戻ってきた仲間達の姿が!
万丈目、明日香、剣山、吹雪。
クロノスとヨハン。
エド
そして、ジムとオブライエンの姿も!!
だが・・・翔が一人、涙を流す。
果たして、十代の行方は・・・。


全ての禍根が愛憎からくるものなら、この方法でしか解決出来なかった気がします。

結局、力でねじ伏せるのではなく。
ユベルの憎しみを愛で包んだ、十代の優しさ。(涙)

ユベル、救われたな。
これはよい結末。

今までなんの伏線も無かった唐突な前世のエピソードには驚いたけど。
なるほど、超展開のGXらしい。(笑)
前世の少年十代の変な髪型とか。
耳が見えるからかな、この違和感。(笑)
あと、現実世界に戻った仲間達の中に、
カイザーの姿が無い・・・・。
まあ、ここで戻ってきても魂を燃やし尽くして抜け殻になりそうだしね。

翔に別れを告げるシーン、静かな決意の十代。
ここのKENNの演技が良いです。
3期は十代の心の変遷に合わせて、怒り、苦しみ、悲しむ感情を
良く表現してきたと思う。
キャラと一緒に声優さんの演技も成長したな。


■第156話「十代復活!?新たなる旅立ち」
3期最終話は総集編。

万丈目、明日香、剣山が、それぞれ十代との出会い、デュエルを振り返る。
万丈目が一度だけ十代に勝った事がある??
ああ、あれか。
その真相を、今頃知った万丈目。(笑)

回想シーン、1・2期の絵柄(キャラデザインの変更かな?)と声優さんの演技の、
今との違いを感じます。
十代は上手くなった。

翔が一人、十代を思う。
ここは3期の回想シーン。
一つだけ、本編に無かったセリフが追加されてます。
十代の後を追った翔が、万丈目と再会したシーン。

万丈目「(仲間達が戻る方法)それは、十代自身が知っているハズだ。
 十代が苦しむのは、まだ子供の優しさから抜け出していないからだ。
 ユベルを倒すには、その優しさを捨てて、真の強さを持たなくてはならない。
 覇王の心を蘇らせない限り、十代は勝てない!」
十代が子供から大人になるという、今まで曖昧だったその意味が、
このセリフから読み取れます。
なんでこのシーンを最初から入れなかったんだろう?

子供から大人になる為に、必死にもがき苦しんでいた十代。
その心を理解してあげられなかったと、悲しむ翔。(涙)
その時、夜空から飛来する光、その光の先には・・・・。
「翔!今日はエビフライの日だったっけ。」
笑顔の十代が戻ってきた!

・・・・って、ちょっとマテ!
必死で心配してくれた翔の前で、
最初の一言がそれか!!(大笑)
もっと、こう、他に言うことあるだろ。
まあ、十代らしいのかもしれないけど。
残念ながら、そのエビフライは万丈目が全部食べてしまいましたとさ。(笑)

3期のテーマ、”大人になる”というのは、
優しさを捨てる・・・というより、
自身の闇の側面である覇王を受け入れていく、という事なんでしょうね。
心に痛みを伴う事ではあるけど。
それが真の心の強さでもあるから。

ジムとオブライエンは帰っちゃったのかな。出番なし。
十代との再会が一番見たかったキャラなのに!

異世界から戻ってこなかった人達。
カイザーは、まあ、仕方ないとして、
アモンとエコーは?
ユベルと直接対決し、敗北した者は帰ってこないのか。
個人的にはこの人達も戻ってきて、自分たちの選択が間違っていた事を自覚し、
この現実世界でやりなおして欲しかったな。
理想の世界を築く為に力を欲し、その為に誰かの犠牲を強いるような無茶な生き方じゃなく、
まずは身近な愛する人達を守る、そこから少しずつ世界を変えるような、ささやかな生き方を。
キャラ的にその方が合ってるよ、アモンは。

あれ・・・三沢も帰ってなかったのか・・・・。(汗)
まさか、タニアと仲良く異世界で暮らす気??


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3期目総評

・・・というか、ちょっとグチっぽいかも。

話としては、面白かったと思います。
特に後半、覇王編はドラマチックだし、
ラストの救いのある結末も、自分は好き。

ただ、ポジティブ主人公のGXでやる話ではないよな、とは思う。

やるなら、新アニメ、新主人公にすべきだったのでは。
あまりにも過酷過ぎて、見ていて辛いよ。(汗)
毎週観ていた子供達はついて行けたのかな?

もう一つの問題は、レギュラーキャラの扱いが酷かった件。
3期の新キャラ達(ジム、オブライエン、ヨハン)、
すぐに十代と打ち解けて仲間になってしまうのが、ちょっと強引な気が。
以降、主要なデュエルでは彼らの出番ばかり。
一方、1〜2期レギュラー(万丈目、翔、明日香、剣山)の出番が少なく、
翔と明日香に至っては、3期一度もデュエルしてない・・・・。(汗)
前半、彼らの活躍が少なく、がっかりでした。
後半見て、ジム、オブライエン、ヨハンの3人の登場が、
全ては覇王十代の物語を紡ぐための布石だったのだと理解。
確かに、この役は旧レギュラー達では荷が重いか。

オマケに、覇王誕生の生け贄にされるレギュラー陣。
何を思ってこんな展開に・・・。(汗)
もしかしたら、GXは3期で終了させる予定だったのかな。
結局新シリーズの準備が間に合わず、時間稼ぎに4期目制作・・・。
・・・・ではない事を祈る。(汗)

まあ、確かに、3期の重いドラマがあったからこそ、
4期目の面白さが際立つ、というのもあるんだけど。

欲を言えば、前半で新キャラ達と旧レギュラー達をもっと絡ませたら面白かったのに、と思います。
明日香vsヨハンとか。
翔vsオブライエンなんか、面白そうだけど。
後半の展開に向けて関係を強化する為にも、ジムとオブライエンにタッグデュエルさせてみたり。
相手は十代と万丈目のタッグで。
強さの設定(新キャラ>旧レギュラー)さえ無ければ、面白いデュエルが出来たはず。
4期も4クールあったら、こういう話が出来たかもしれないなぁ・・・。