遊☆戯☆王デュエルモンスターズ GX 2期目(後編)

続き。79話から104話まで。



■第79話「最強タッグ!?十代&エド(後編)」

攻撃力3000のダークゴットと、トークン9体が美寿知の場に現れ、
絶体絶命のピンチ。
エドが十代をフォローしてくれたり。意外と優しい。
この状況でも諦めない十代に、エドが十代を認め始める。

エドの背後に現れたダッシュガイの精霊の姿、
そして新しいネオスペーシアンブラックパンサーの言葉にヒントを得、
ダッシュガイの特殊効果を使って、十代がブラックパンサーを特殊召還。
コンタクト融合したブラックネオスの力で、無敵のダークゴットを破る。

敗北した美寿知が、兄を救って欲しいと、事の真相を語り出す。
昔の斎王、頬がこけてなかった。
問題のカードを持って斎王の元に現れた人物、ダブルガイに似てるような。
そのカードの影響で、善と悪の面を持つようになった斎王。
千年アイテムみたいな効果ですね。
二重人格(?)なダブルガイとも何か関連あるのかな・・・・。
恐怖により悪を制するヒーローのカード。
エドの父親の元から盗まれたそのカードは既に斎王の手にはなく・・・・。
斎王の邪悪な面は、世界を破滅に導く程の脅威なのだと。
美寿知自身は、このまま電脳空間に残り、兄を守る覚悟らしい。(精霊化して?)
四帝は捨て駒にしたクセに、実は兄思いの妹さんでした。
再登場あるかな。

恒例、翔の三沢いじめ。
「ああ、三沢くん、居たんだ。」
「うっ・・・、居ましたよ。(汗)ずーっと心配してたんです!」
笑顔で拗ねる三沢がかわいい。(笑)地味だけど、いい人だ。
四帝も一応無事でした。

少しシリアスになると、お決まりな展開になってしまって、ちょっと飽き気味。
いつもの気楽に笑って見れる超展開が恋しい・・・・。


■第80話「絶望の国のアリス」
修学旅行から帰ってきた十代達を、謎の美少女、アリスが出迎える。
自分は転校生だと言うが・・・・。

当時流行の(?)ゴスロリ風の美少女です。
意外にも、ここで剣山が反応。アリスにメロメロ。
剣山、こういう子が好みだったのか。(笑)
アリスの作った豪華な食事に、三沢が呼ばれる。
アリスに食べさせて貰う剣山を見て「うらやましい・・」って、おまえ。
正直だな、三沢。(笑)

三沢を襲い、剣山を呼び出すアリス。
絶望を与えるというアリスに、希望の光を見せてやると、十代がデュエルを挑む。
剣山を介抱しながら、一人真剣に十代のデュエルを見守る三沢はいい奴です。
でも2期目に入って、あんまり活躍ないなぁ・・・。

自分のLPを削りながらドールパーツを揃え、ついに不死身のドールキメラを召還するアリス。
破壊される度に攻撃力を増して復活する厄介なモンスターだが・・・。
復活に必要なドールパーツが尽きた所で、十代の反撃。

楽しそうにデュエルする十代に心動かされ、アリスが自分の正体を語り出す。
人形だったアリスに、破り捨てられたドールキメラの邪心が宿って精霊化したらしい。
確かにカードを破り捨てるのは酷いよな。
(じーちゃんの宝物だった4体目のブルーアイズを破り捨てた誰かさんも酷い奴ですよ。(笑))
そんなアリスを十代が励ます。
「最後まで希望は捨てないで行こうぜ。まだお前のターンは終わっちゃいない。」
優しいな、十代。

十代の勝利に、希望の光を見いだして消えてゆくアリス。
剣山、残念でした。(笑)
GXには珍しくかわいいキャラなので、再登場して欲しいな。


■第81話「クイズデュエル!? VSナゾラー・パネル9」
凄いギャク回きた。(笑)
つっこみ所多すぎて、どこから書いたらいいのか。

スレ見てる翔。・・・って、そんなネタ。(汗)
今回は放送当時流行した電車男ネタなんですね。

”明日香タン”って、その呼び方自体がキモいな。(汗)
朝からジョギングする元気な三人組。
こんな所で何してるんだと問いつめられた神田。
「あ、カイバーマンだ!」そんなんで騙されるな!(笑)
明日香に勘違いされる十代。
「誰がお前なんかに付きまとったりするかよ!」って言われて明日香が怒るあたり。(笑)
明日香が神田を秋葉原クンとか上野クンとか、間違って呼ぶのは素なのか。(酷い。)
十代と神田がデュエルする事に。
負けたら光の結社に入るよう十代を脅す明日香が怖いです。

神田は万丈目が間違って結社に入れてしまったオタクデュエリストでした。
それを聞いて驚く明日香。かわいそうな奴・・。

クイズオタクの神田のデュエルは、やはりクイズ形式。
クイズが始まると司会者口調で急にノリが良くなる神田。
正解なら神田にダメージ、不正解なら十代にダメージが。

オベリスクは知識問題で、オシリスは体力問題なんですね。
知識問題はからっきしダメな十代。引っかけ問題も苦手そう。
でも腕立て伏せとか息止めなんかは得意なんだな。
あと運任せの勝負にはやたら強い。
早口言葉で十代の口元アップ、舌を噛んだシーンはここか。(笑)
カードに描かれたモンスターの数を答えよとか、
十代じゃなくても「わかるかよー!」と叫びたくなる。

クイズアワー最後の問題、十代は答えを知っているハズなのに・・・。
神田から教えてもらった答えだからと、忘れたふりしてわざと不正解に。
かっこいいな、十代!
デュエルに大切なのは、デュエルを愛する心と相手への尊敬だ、
という十代の言葉に心揺れながら、明日香の一声で、元に戻ってしまう、神田。
ズルしてでも勝つんだって、ダメ過ぎる、こいつ。(笑)

最後は十代からのクイズ。運勝負なので、十代勝利です。
勘違いな神田が、今度は十代を兄貴と呼んで追い回す、トホホな結末。

今日の明日香はクール過ぎだぜとコメントした万丈目。
洗脳されてても、二人の素の部分が垣間見えて楽しい。


■第82話「 三沢VS万丈目 アサルト・キャノン・ビートル」
久しぶりの三沢メインの回・・・なのに、切ないな・・・・。

イエローにも光の結社の魔の手が。
学園の生徒の半数以上が既に光の結社に。
しかし、自分にだけは光の結社が挑んで来ない事に、落ち込む三沢。
75話でエドに言われた事、やはり引きずってたのか。

呑気に釣りしてる十代達。
肉食なのに、あの食事じゃ物足りないと嘆く剣山だけど、
イエローの食堂に戻れば肉食えるんじゃ?
カレーばかりかもしれないけど。
それじゃ、兄貴が不憫だと、兄貴思いだからなのか
エドはしっかりステーキ食ってます。
そして、だれも三沢の話をちゃんと聞いてくれない。(汗)

落ち込む三沢が部屋に籠もって
また公式を壁に書きながら、戦術練ってます。
なぜか三沢の言動に注目して、見守るエド

ついに三沢が光の結社に乗り込む。
斎王に挑戦するという三沢を嘲笑する連中が酷いな。
このシーン、三沢がかわいそ過ぎる。(泣)
斎王の代わりに、万丈目がデュエルする事に。
自身のプライドと存在意義を賭けた三沢のデュエルが始まる!
(存在意義が賭かっているというのが、すでに辛い。)

斎王に与えられたカードで、万丈目のデッキも強化されてるらしい。
新たにビートロンモンスターが登場。
今はもう使っていないと思われたおジャマ達のカードが、
まだ万丈目のデッキに入っていたのが意外。
今回のデュエルでも、ちゃんと役立ってます。
けど、最後に明日香の指摘を受けて、捨てられてしまった。
復活サンダーの象徴でもあるカードなのに。(汗)
はやく元に戻らないかな、サンダー。

マグネットモンスターを駆使する三沢のデュエル。
最後、本当なら伏せたカウンターカードで勝てたハズなのに・・・。
そのカードを使わず、負ける三沢。
デュエルで勝つ事よりも、光の結社に入り、自分の居場所を得る事を選んでしまうのか。
強さを認められたいという、三沢の心の弱さを、斎王もエドも見通していたんですね・・・・。
負けた後、光の結社の女子生徒達に迎え入れられる所、三沢らしい妄想だな。(笑)

今回のデュエルで、実質、ホワイトサンダーよりは強い事が証明されたんだから、
胸張って誇っていいんだよ、三沢は。
斎王も、その頭脳は厄介だと本音を漏らしていたし。
翔なんか、強さを認められなくても気にもとめてないよ。
精神的な弱ささえ乗り越えられれば、かっこいいキャラなのにね。頑張れ三沢。(汗)


■第83話「ヘルカイザー亮VSマスター鮫島」
ヘルカイザー編。
圧倒的強さで連勝を重ねるヘルカイザー亮。
アンチ・リスペクトのデュエリストキラー。(汗)
対戦相手は病院送り必至って、一体・・・・。(カードゲームだろ。(笑))
変わり果てた兄の姿に、翔もションボリ・・・・。

マネージャーを追い出して、亮が向かった先は、どこかの雪山。
そこで待っていたのは・・・・。
なんと、懐かしの鮫島校長!
2期に入ってから出番ないと思ったら、こんな所に居たのか。
その正体は、実はサイバー流道場の師範だったのだ。(笑)
そういえばこの人、校長なのに一度もデュエルを見せてなかったな。

9才にして極意を極め、サイバーエンドを伝授された亮だったのだが・・・。
弟子に相手をリスペクトするサイバー流の精神を思い出させるため、
サイバーエンドを自分の場に呼び出す鮫島。
だが、鮫島の予想に反し、亮はサイバーエンドを奪い返さず、
容赦なくこれを攻撃、倒してしまう。
「鬼にならねば見えぬ地平がある。」
サイバー流禁断の裏デッキは亮に奪われたが、
鮫島はまだ諦めていない。
デュエルの世界大会へ参加しろと、亮に呼びかける。
十代と翔に希望を託そうと・・・。

回想シーンの道場の修行風景とか、笑わずに居られない。(笑)


■第84話「ジェネックス開幕!目指せ1番!」
学園に戻ってきた鮫島校長が、全校生の前で世界大会、ジェネックス開幕を宣言。
学園の生徒、他校の代表や、プロも参加する大規模な大会。
優勝者にはとっておきの賞品も用意してあるそうだが、一体何だろう・・?

参加者は一日一回は必ずデュエルしなければならない。
という事で、十代との対戦はみんな避ける一方、翔には対戦希望者殺到で大人気。(笑)
翔は本気を出せば結構強いんだぞ!
翔が早速、危ういながらも一年レッドから一勝。
実は翔の方からデュエルを挑んだというオチ。
(自分より弱い相手見つけてデュエルしてたのか。(笑))
剣山、三沢も難なく一勝目をあげる。
三沢が一瞬、相手フィールドの女性モンスターに頬赤らめたり。
すっかり女スキーだな、三沢。(笑)
剣山からの挑戦を断る翔、前回の対戦の真相知ったせいか、弱気です。
エドは省エネモード。

鮫島に頼んで、某国の王子を大会に参加させた斎王。
鮫島も斎王と繋がりがあるのか・・・。洗脳は受けてなさそう?
サテライトキャノンと時の女神のイタズラで、ワンターンキルを実行する王子だが、
トラップとマジックで返り討ち。
自分のターンを待たずに瞬殺するゼロターンキルを斎王が披露。
敗北した王子を洗脳して、世界を焼き尽くすレーザー衛星のコントロールを手に入れる。
世界征服の手段か?

時の女神の絵柄が異様にアレ系で笑った。
実体化したら三沢が喜びそう。(笑)
今回もしっかり解説して三沢が存在をアピール。
十代の最初の相手はどうなるんだろ?
この回、作画はちょっとがっかりでした。


■第85話「神のカード「ラーの翼神竜」を操る男!?」
え〜〜〜!!
まさかの設定無視。これは酷いよ。(汗)

ペガサス再び登場。隼人も一緒です。久しぶりの再会。
ラーの翼神竜のコピーカードが奪われたという事で、非常事態に。
犯人はカードデザイナーのフランツ。
新人の隼人に出し抜かれた事を恨んでの犯行。
十代が対戦する事に。
神を操るカードを自ら作り出し(いくら自分がデザイナーだからって、卑怯な)
ラーの三つの能力を次々披露するが、
隼人がくれた新しいカード、スカイスクレイパー2で十代の逆転勝利。
隼人、十代の為にこのカードを作ってくれたのか。ホントにいい奴。
自分の左目がないのを見せ、同じ過ちを犯して欲しくなかったと、
フランツに温情を見せるペガサスも大人でした。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・さて。

えっと、確か・・・DM89話、リシド戦の例だと、
コピーカードであっても、選ばれし者(千年アイテム関係者)以外が召還すると、神の怒りをかう。
さらにDM92話、舞戦、
本物のカードは、選ばれし者以外でも召還だけはできる(相手のデッキから奪う形式ならOK?)
けど、古代神官文字(ヒエラティック・テキスト)が読めないと操れない。

この矛盾をどう説明する気だ、GXスタッフ!
前シリーズ、DMキャラや設定を使うのはいいけど、破壊するのは許せないな。
双六だけでなく、ペガサスまでもが十代に遊戯の勇姿を重ねて見たり。
DMの栄光を引きずりすぎじゃないか?
こうして無理矢理DMと関連づけて、挙げ句にDMのイメージ壊すのは辞めて欲しい。
ラーはこんな雑魚キャラには操られない、威厳に満ちたカードであって欲しかったよ。

新しいシリーズ、新しい世代の主人公なんだから、遊戯と切り離した方が良いと思う。
折角の2期目なんだし。
遊戯の影が無くても、十分魅力的なキャラだと思うよ、十代は。


■第86話「デュエルの花道」
プロデュエリスト、カブキッドと十代の対戦。

プロと言っても、ショーデュエル界のプロらしい。
(普通のプロリーグとは別なのかな。エンタープロリーグ?)
歌舞伎役者になりきって、派手な演出のデュエルを繰り広げるカブキッド。
観客を楽しませる事を優先するあまり、自分のデュエルを楽しんでいないと、十代が指摘。
それを聞いて最後は本気を見せたカブキッドだが、ネオス召還で十代が勝利。

校長の帰還で、ただの教諭に格下げされたクロノス、ナポレオンと仲良く観戦してます。
呑気だな。(笑)
冒頭で十代が、翔と剣山に三人でバトルロイヤルしよう!と言ってたけど、
これは見てみたかった。
大会中なので、二人とも嫌がってましたが。
ジェネックス終わったら、実現しないかな。
静の装備魔法の効果でターン終了時に破壊が決定した時、
バーストレディにごめんな、と謝る十代と、
片手をあげて、気にするな、のポーズの姐さんが格好良かった。

作画もこの回良かったような。(作監:Nam Sung Min)


■第87話「がんばれ!おジャマトリオ(前編)」
おお、万丈目復活の兆し??

斎王から貰った新しいカード、ホワイトナイツで、
ゴルゴ似の(笑)プロデュエリストを倒した万丈目がいよいよ十代に挑戦する。
服の下に隠したメダルを見せ合う万丈目とゴルゴ。
三沢の六つのデッキ思い出すな。(笑)
エドは自分が獲得したメダルを要らないと、剣山にあげてしまう。
ジェネックスには興味無しか。
翔は必死に隠れてます。強敵に当たったら負けてしまうと、弱気過ぎ。
でも、ヘルカイザー戦までは生き延びないとね。

おジャマのカードの事、自分が光の結社にいる理由、
さらに昨日の事さえ思い出せなくなっている万丈目。
黒を見ると心が安らぐ・・・・って、その黒はゴキブリ。(笑)
三沢の髪が白くなってます。
万丈目と対等に話している所を見ると、一応三沢も幹部クラスなのかな。
光の結社の集会で、影を否定する言葉に、万丈目は苦痛を感じる。
洗脳が解けかかっている?内心の動揺は激しい様子。

一方、十代は万丈目が捨てたおジャマのカードを取り戻し、
自分のデッキに加えて、万丈目とのデュエルに挑む。
久しぶりの大徳寺先生の登場。
魂が彷徨っていたのは、何かの伏線だと思っていたけど、活躍はこれだけ?
井戸の暗闇の中、魂の光に照らし出されて、凶悪顔の十代に笑った。(笑)

いよいよ万丈目vs十代。
この対戦は久しぶり。
強力なホワイトナイトで攻撃してくる万丈目に対し、
自分のライフを削りながら、おジャマを何度も蘇らせる十代。
おジャマ達が万丈目に正気を取り戻させる鍵だと信じて・・・・。

変わり果てた今の万丈目に、責任を感じていると、十代が言っています。
デュエルに負ける辛さを分かってやれなかった、と。
確かに十代は常勝だからなぁ。
しかも、当時はエド戦敗北の直後で、十代自身も重傷だったし。
あれ?でも、万丈目が洗脳された時、十代はその場に居なかったから、
斎王戦の敗北は知らないハズだけど。
洗脳されてる=斎王に敗れた、と理解したのか。
しかし、洗脳されてる万丈目は、斎王に敗北した事すら思い出せない・・・。

果たして十代は、おジャマは、万丈目の心を取り戻す事が出来るのか?

おジャマ大活躍で楽しかったです。
イエローが心を鬼にして万丈目にダイレクトアタックする所とか。
E、Dに続く、新たなヒーロー、Oヒーロー。(笑)
おジャマの活躍シーンは描写も面白い。


■第88話「がんばれ!おジャマトリオ(後編)」
2期目に入って、一番面白い回かもしれない。(笑)

万丈目の黒いコートの秘密を十代が暴露。
半年も洗濯してない黒コート、実は酸っぱい匂いがするらしい。
食堂でテーブルにこぼした醤油を袖で拭くクセとか。
金持ち坊ちゃんのくせに、そんなクセがあったのか。(笑)
クマが冬眠する時、ハチミツを手に塗り込む事は知らないけど、
この場合、全く関係ない。

万丈目の場に居る、最強モンスター、ホワイトナイツロードに怯えるおジャマ達が、
急に仮病を使ったり。
万丈目との楽しかった思い出を思い出せと十代に励まされ・・・・。
思い出の中での、おジャマ達の酷い扱い。
落書きされたり、投げられたり。(笑)
やる気を取り戻したおジャマ達。
あれは怒りからなのか、それともホントに楽しかったのか?

おジャマナイトの特殊効果で、相手の場を占有する年寄りおジャマ。
「それでもおジャマしナイトぉ〜。」(笑)
おジャマナイトで攻撃するが、特殊効果でホワイトナイツロードを破壊出来ず。

苦戦を強いられる十代。
それでも十代は万丈目を正気に戻そうと、
やっと回復したライフをまた削って何度も場におジャマを復活させる。
ぼろぼろになりながら復活させられるイエロー。
「オイラは大丈夫ヨ。何度やられても平気ヨ。
 けど、やっぱり耐えられないのは、
 万丈目の兄貴がオイラ達の事を、思い出してもてくれないって事なのヨ!(泣)」

イエローの嘆きを聞いて、万丈目に変化が!
「なんだ、この感覚は。
 この惨めさを共感したいような。
 ・・・いや、突き放して優越感に浸りたいような・・・。」
万丈目がおジャマに抱いている感情って、そんななのか!!(笑)
複雑な感情だな。

「兄貴に似合うのは、腹黒い黒だけなのヨ!」
それ、逆にけなしているような。(笑)

その時、万丈目が自分の白いコートの袖に黒いシミを発見する。
 「そうだ、この光は、平等と平和をうたい、俺の存在を奪う光!
  おれはもはや白い人間なんかじゃない!」
これを切っ掛けに、やっと正気に戻る!
 「俺は薄汚れたシミを持った人間。
  だが、俺は知っている。そのシミのしぶとさを!
  頑固汚れの強さを!」
ええ〜〜〜〜。(笑)
 「そうだ、そいつらが俺に教えてくれた!」
いい事言うように見せかけて、また・・・・。
 グリーン「仲間の絆の強さを!」
 ブラック「友情の大切さを!」
 イエロー「そして!」
 サンダー「下には下が居る事を!」

十代とイエローの必死の呼びかけで、万丈目が正気に戻る感動話のハズなのに、
どうにも笑えるこの展開。面白すぎる。(笑)

何も覚えていない万丈目。十代が「ちょっと感動的な事言った事とか!」
覚えてないのかと問われ、冷めた目で「全然」と答える。(笑)

万丈目サンダー、ここに完全復活!
一!十!百!千!のかけ声は、結社の連中は流石にかけてはくれなかったけど。
戻ってきてくれて本当良かった。

正気に戻ったサンダーが、おジャマを十代が奪ったと勘違いし、デュエルを続ける。
互いの墓地を入れ替え、サンダーの場におジャマ三兄弟、
そして、十代の場には最強のホワイトナイツロード。
サンダーの場に戻った途端に、十代を悪者扱いなおジャマとサンダー。
ホントに楽しい奴らだ。(笑)
お前達は俺のデッキのエースなのだと言って、サンダーがおジャマ達を励ましてます。
サンダーがおジャマ達にやけに優しいのは、
グリーンの言うとおり、洗脳されていた引け目があるから?
サンダーが劣勢の中、おジャマハリケーンでホワイトナイツロードを破壊する。
が、ロードの最後の特殊能力で、サンダーのライフは0に。
デュエルに勝つことよりも、斎王のモンスター、ホワイトナイツロードを倒したかったのだ・・。
それは洗脳されていた自分との決別でもあるからか。

結社の明日香を見て愕然とするサンダー。
明日香を想う心の隙を斎王に狙われたのだと、勝手に解釈。
イエローの言う通り、早速記憶の空白を妄想で埋めてます。(笑)
明日香を愛の力で救ってみせる!と言ってますが。
それが実現したら、かっこいいな、万丈目。
無理だと思うけど。(笑)


■第89話「ヘルカイザーvsダークネス吹雪」
正気の吹雪の初本気デュエル。

レッド寮の食堂に入ってくる万丈目。
かっこつけて無言で席に座る所に笑った。
トメさんが万丈目に用意したいつもの定食は、黒づくし。
黒好きだな。
一方、島に兄が来ていると聞いて、落ち込む翔。

浜辺のJOINが。(笑)
水着姿でデュエルしてる女子もおかしいけど。
相変わらずモテモテです。
追ってくる女子をかわすための変装。年取るとああなるのか、吹雪。

吹雪が灯台に立つヘルカイザーを見つける。
吹雪の回想。
二人は親友という設定だけど、二人が仲良さそうなシーンは、これが初めてですね。

亮を闇から救い出す為、自らも闇に沈み、亮と一緒に光を見つけるのだと、
ダークネスの力を蘇らせる吹雪。
闇の力に侵されながら、吹雪はダークネスの象徴たるレッドアイズダークネスドラゴンを召還。
だが、全く動じないヘルカイザー。
追い込まれた吹雪が、ダークネスに再び取り込まれてしまう。(汗)
いきなり悪役口調のダークネス吹雪。(笑)
悪役対決なダークネスとヘルカイザーが二人ともノリノリです、演技もキャラも。

しかし、ヘルカイザーのサイバーダークドラゴンに敗北。
サイバー流裏デッキのお披露目に、予想通り吹雪は噛ませ犬になってしまいました。
残念。

ヘルカイザーの勝利のお陰で、再びダークネスは打ち砕かれ、吹雪は助かったのだが。
敗北の瞬間、亮の真実の声を聞く吹雪。
彼は闇に落ちてはいない、リスペクトを忘れた訳では無かった。
ただ、勝利に固執しているのだと。その理由までは知る由もなく・・・。

変わり果てた兄のデュエルを目の当たりにし、翔が兄とのデュエルを決意する!

本気になってシリアスにデュエルすれば吹雪もちゃんと普通にかっこいいのにね。
普段とのギャップと、ダークネスとの変化とか、面白いです。
しかし、強そうに見えて、ダークネス時も、ふざけてる時も、本気の時も、
一度も勝ててないのがちょっと不憫。吹雪が勝利で大活躍な話も見てみたいな。
(キャラ的に負けた方が面白いので、無理かも。(笑))

ヘルカイザーの目を醒まさせる切っ掛けになるのは、
出来れば十代ではなく、力不足かもしれないけど、翔とのデュエルであって欲しい。
兄弟の絆に期待。

シリアス吹雪も凶悪顔のヘルカイザーも比較的崩れずきれいでした。(作監:Park Chi Man)


■第90話「アカデミアのプライド」
プロ参戦のジェネックスで、アカデミアの名誉に傷が付き、
自分のクビに繋がる事を恐れたクロノスとナポレオンが、
有力な生徒を最終兵器としてジェネックスに参戦させようと目論むが・・・。

一人目が野生の引きを身につけた大山。
プロランク10位の数学者デュエリストと対戦。
理論派対野生児の面白対決。
計算され尽くした戦術で攻めるプロに対し、引きにプロもアマもない!と、
大山が奇跡のドローで見事勝利。

クロノスが目を付けた、もう一人は・・・・。
やはりもけ夫か。
対戦相手のやる気を削いでしまうから、ある意味最強だよなぁ。
案の定、ランク9位のプロデュエリストも、もけ夫が本気を出す前に、
デュエルを投げだす始末。

しかし、思惑外れて、二人ともジェネックス参戦の意志なし、
で、がっかりなクロノスとナポレオンというオチ。

一方、ランク8位のソムリエデュエリストに追い込まれるジュンコとももえ。
そこに明日香が。
ブルー女子のプライドを守ると、二人の不利なデュエルを引き継ぐ。
(デュエルの引き継ぎって、この展開、かっこいいな。
DM乃亜編で海馬のデュエルを引き継いだ遊戯を思い出す。)

斎王から貰ったカード、白のヴェールを使えば楽にデュエルを有利に出来たが、
ブルーのプライドをかけたデュエルに、このカードは使えないと、
あえて墓地に捨て、以前の自分の戦術で攻めていく。
どこまでも凛々しくて男前な明日香。
見事形勢逆転で明日香の勝利。
自分たちのプライドは自分で守りなさい、と、
ジュンコとももえに厳しい一言を残して去っていく。

そんな明日香のデュエルに、心の底まで白に染まっていないと確信する十代だった。
う〜〜ん、このデュエル自体は明日香を戻す切っ掛けにはならなかったか。
思えば、万丈目のせいで明日香が洗脳されたのだから、
やはり責任とって、ここは万丈目がデュエルで明日香を・・・って、実力的に無理??
ヒロイン的には、やはり十代じゃないとダメかなぁ・・・・。

ソムリエデュエリストのセリフを翔に解説する万丈目。
ワインの知識に、育ちの良さが現れてます。一応金持ちだし。(笑)
ももえのカードかな?レスキューネコのカードがかわいかった!
(あれ欲しい。)


■第91話「ワンターンキルの死神」
このキャラ、MADで見たことある。この話だったのか。

冒頭、いきなり十代が死神デュエリストを追ってきたシーン。
ストーリー的に唐突な気が。

気を失った男は、ノース校の橘一角。
ノース校に伝わる七不思議の一つ、封印されし死神のカードの力で、
魂と引き替えにカードの強力な引きを手に入れていた。
目覚めた一角は、周囲が止めるのも聞かず、死神のカードを手放そうとしない。
そんな一角の挑戦を十代が受ける。

一角のデッキは、引きの確率を計算して組んだものではなく、
このコンボが決まったらかっこいいな〜という期待を込めた、
男のロマンデッキ。
・・・・それじゃ確かに勝つのは難しそう。
かといって、死神の力に頼るのはどうかと。
大自然の中での無茶な修行(笑)で強力な引きを身につけた大山を見習え。

死神の力で呪われたその右手は、強力な引きをもたらし、十代を苦しめる。
が、十代も引きでは負けない。(天然ドローパワー。(笑))
一角の一撃必殺ワンターンキルを見事にかわす。
一角の、デッキを愛する心を認めるが、何かが足りないと言う十代。
それは自分のデッキを信じる心だ!と。

その言葉に、一角が遂にドクロの右手を捨て、死神のカードの力に頼らず、
カードをドローする。
この時の、デュエルディスクを投げて右手に付け替えるシーンが有名?

「愛してるぜ、俺のデッキ。」
十代には負けたが、愛するデッキは信じる心に答えてくれたと、
倒れたまま満足げに涙を流すシーンが良かったです。

熱血展開とかキャラデザインとか、どことなくGガンぽい?
そんなシリアスな雰囲気とは裏腹な、一角のデッキの女神カードが、
どれも絵柄がアレで笑った。
女神様好きなんだね、一角。(笑)
十代のデッキにまだダンディライオンが居て良かったな。和みカード。
死神に怯える様子とか、かわいい。


■第92話「トライアングル・デュエル」
ペガサス三度目の登場。

鮫島校長との約束でやってきたペガサスに、
クビにされたと誤解したクロノスとナポレオンが
インダストリアル・イリュージョン社(略称I2)への再就職をかけて、
トライアングルデュエル。
何とも愉快な外国人トリオ。(笑)

「デアールナノーネ、うるさい!」
斎王の事で頭一杯の鮫島校長に、クビを免れようとヘンなアピールするから、
怒られるんだよ。(笑)
あのメダルも、どうやって手に入れたんだか。

二人が足にまとわりついて進めなかったり、
デュエルでクロノスとナポレオンの攻撃を受けたりと、
DM時代には見られなかった、ギャグ顔のペガサスが見られます。
悪役シリアスキャラではなくなってますが、
デュエルでの強さと、器の大きさを見せ、会長としての貫禄は健在。
もともとキャラ自体が面白いので(笑)、こういう登場の仕方は
イメージ崩壊とか言われる程気にならない。むしろ楽しいです。

ペガサスのデッキはお馴染み、世界でただ一つ、ペガサス専用のトゥーンデッキ。
あれ?あのマジックカード名は、トゥーン・ワールドじゃなかった?
ここではトゥーン・キングダムになってます。
本の中に隠れて相手の攻撃を受けない効果は、無いのか。
流石にあれは無敵過ぎるから・・・・?

より強い方の待遇を良くすると言い、二人に仲間割れを引き起こして
デュエルを早く終わらせようと企むあたりとか、ペガサス侮りが足し。(笑)

ペガサスの強さに挫けそうになる二人だが、十代の励ましで、
最後は結束の力を見せる。
デュエルはペガサスの勝利。
しかし、二人の結束を評価して、再就職を認める。
そこに鮫島校長が到着、クビが誤解だと分かって一件落着というお決まりのオチ。

で、ペガサスとの大事な用件はどうなったの??


■第93話「白夜の決闘!十代vs明日香(前編)」
表人格(?)の斎王が、レーザー衛星起動の鍵を十代とエドに託す。
悪の裏人格斎王が鍵を取り戻す為、洗脳明日香を十代に差し向ける。

このデュエルに勝たなければ、明日香を元に戻すことは出来ないと知り、
十代が本気に。
明日香を取り戻す為、吹雪と万丈目がそれぞれ自分の想いを込めたカードを十代に託す。
サンダー、明日香を光の結社に引き入れたのが自分だって事、ホントに覚えてないのか。
真実を知って落ち込むサンダー。
洗脳されていたのだから仕方ないと慰める剣山と翔は優しいな。
そして、立ち直りも早い。(笑)

明日香のデッキはいつものサイバーエンジェルデッキではなく、斎王に与えられた、
氷属性モンスターのデッキ。
明日香の戦術で、十代は思うようにマジックを発動できない。
凍てつくフィールドが、十代の体温をも奪う。
・・・って、温度にも影響するのか、ソリットビジョン。(笑)
乃亜編の杏子戦みたいに、バーストレディに炎で暖めてもらうのは無理かな。

最初に場に出たのは、万丈目の思いがこもったカード・・・・。
おジャマブラックか。(笑)
万丈目の明日香への呼びかけセリフも、痛いです。(汗)
(薄汚れたシミって、そんな。(笑))
やはり万丈目では明日香には届かないな。
次に吹雪の託したマジック、思いでのブランコが出たけど、これも効果を発揮する前に破壊。
幼い頃の明日香が好きだった、兄妹の思い出の詰まったカードなのに・・・。
吹雪がっかり。(汗)
サンダーの一方的な想いより、吹雪との兄妹の絆に期待していたんだけどな。
墓地のマジックが復活できれば、まだ可能性はある?
あとは十代のいつもの熱いデュエルに期待するしかない。
・・・十代の声なら、明日香に届くのか??

妙な対抗意識を燃やすサンダーと吹雪の二人が。(笑)
万丈目を面白がってる割には、お兄さん呼びを認めない吹雪。

それと、怖いです、洗脳明日香。あの目が。(汗)
冷酷さ、非情さも倍増。


■第94話「白夜龍!十代VS明日香(後編)」
意外とあっさり戻ったような。

トラップもマジックも封じられて、苦戦の十代。
さらに明日香はブルーアイス・ホワイトナイツドラゴンを召還。
(ブルーアイ”ズ”ではないのか。)
白のヴェールを装備させ、十代ピンチ。

対する十代は、反撃しながら明日香をワザと煽る。
プライドを傷つけられ、ムキになって怒る明日香に、いつもの調子が戻り始めた。
最後にフレアスカラベを引いて、コンタクト融合でフレアネオス召還。
熱い炎と十代達の情熱が、明日香の白夜龍を破壊し、凍てついた心を溶かす。

十代の声だけが明日香に届く・・とか言うロマンス展開は全く無しで。(笑)
「よくもやったわね!次は絶対負けないから!」
明日香の闘志に火を付けた十代の作戦勝ち。
良きライバル同士なんですね、二人は。
爽やかで良いな。
悔しがる万丈目と、それを面白がってる吹雪さん。(笑)

普段の明日香について。
「まあ、優しいっていうか、凛々しく逞しいって感じっす。」
的を得ている翔のコメント。(笑)

「じゃあ、見せて貰うわ、最後の悪あがきをね。」(ニヤリ)
悪い顔と冷酷なセリフが似合ってしまう、この明日香のかっこよさ。(笑)

結局、万丈目と吹雪のカードは、その効果を発揮せず、
墓地から除外される事で召還に役立っただけ。(汗)

明日香のサイバーエンジェルはやっぱりかっこいいし、あれじゃないと寂しいな。
明日香のデュエル時用のあのBGMも好き。


■第95話「 仁義なき兄弟デュエル 亮VS翔」
うわぁ〜〜っ、翔〜〜!!(泣)

いつも逃げているばかりだった翔が、やっと本気に。
兄と戦うため、進んでデュエルし、勝利を重ねていた。
シリアスな本気の翔はかっこいいです!

ついに、兄、亮と対戦する事に。
しかし、ヘルカイザーは翔に衝撃増幅装置を付けるよう要求する。
こんなに必死の思いでデュエルする弟に、そんなもの付けさせるな!(汗)

力の差は歴然としているように思われたが・・・・。
翔はヘルカイザーの戦術を読んで、奮闘。
ライフフォースの効果で、ダメージを軽減させ、耐え凌ぐ!
ヘルカイザーの対戦をちゃんとTVで見て研究してたんですね。

「・・・だが、痛みは味わえ。」(ニヤリ)
弟になんて酷い。(汗)
「これが、高潔で、相手のプライドを重んじていた、カイザーと呼ばれた男のデュエルか?!」
エドもびっくり。・・って、エドはヘルカイザーのデュエルは見たことないのか。

「勝つためなら、無様にでもなろう、汚くもなろう!人から何を言われようが構わん!」
度重なるダメージと、リスペクトを捨て、勝利のみに固執する兄の変わり果てた姿に、
心身共に傷つき、一度は挫けそうになる翔だったが、十代の励ましで立ち上がる。
たとえ勝ち目がなくとも、カードだけは裏切れない、と。

今の翔にはそれを使う資格があると、十代がこっそりデッキに混ぜた、あのパワーボンドが手札に。
「そのカードが、パワーボンドがお前を選んだんだぜ、翔。」
やはり兄から教わったリスペクトデュエルを捨てられない、僕が継ぐのだと、翔が決意。

パワーボンドで融合した攻撃がかわさせる事を読んで、翔がミラー・ダメージ発動。
しかし、これも無効にされる。
残り手札一枚のヘルカイザー、このターンをしのげば翔の勝ちだが・・。
墓地のカードで驚異的に攻撃力を増したサイバーダークドラゴン。
今の兄ならここまでやる事が、翔には分かっていた!
非常食で凌ぎきったハズなのに・・・・。
最後の最後で、融合解除。
あと一歩及ばなかった・・・・!!

倒れても、今も昔も兄をリスペクトするよと言って涙流す翔。(涙)

惜しい敗北でした。
翔にしてはここまでよく持ちこたえ、善戦した方なんだろうけど、やはり勝って欲しかったな。
リスペクト精神を受け継ぐ覚悟を見せ、兄を納得させる為にも。
憧れていた兄を超えるという意味でも。
ああ、でも、今のヘルカイザーに勝っても兄を超えた事にはならないか・・・。

ダメージ装置で苦痛を受けながらニヤニヤ笑うヘルカイザーの不気味さ。(汗)
ヘルカイザーは・・・自分を見失った訳ではない様なので、この人はずっとこのままかも。
でも、弟の悲痛な思いは分かってやって欲しいな。(汗)
今後は翔がリスペクトデュエルを受け継いでいくといいよ。
兄とは違う、デュエリストの道を・・・。

挫けそうになった翔のメガネが落ちたシーン、素顔がちょっとかわいいと思った。


■第96話「相対性フィールド!十代VS天才博士」
MADでよく見る、素っ裸で走り出す三沢はこの回。
どういう経緯でああなるのか、楽しみでした。

アカデミアに入学して以来、輝いていない自分に思い悩む三沢。
そこに、論理的なデュエルの美しさを説く謎の老人が現れる。

彼こそはノーベリー賞受賞のデュエル物理学者、ツヴァインシュタイン。
・・・・デュエル物理学って何だ。(笑)
デュエル大統一理論とか、いろいろ謎。
十代の鍵を奪うため、斎王が呼び寄せたのだ。

物理学の追試だと騙された十代がツヴァインシュタインとデュエル。
相対性フィールドを展開し、論理的なデュエルで十代を追い込む。
デュエルは論理だけじゃない、デッキと心を通わせる事だと反論する十代、
またも奇跡のドローで大逆転。

このデュエルを影で観戦していた三沢が、悟る。
デュエルで輝くためには、論理的なデッキと、奇跡のドロー、その相反する両方が必要なのだと。
自ら白い制服を脱ぎ捨て、海に向かって走り出す!
・・って、下まで脱ぐな!!(笑)
独自の理論を完成させてみせると、博士に誓う三沢。

いつも公式公式言っていた三沢には、ツヴァインシュタイン流の論理的デュエルが合ってる気がする。
勝ち負けやデュエルの派手さに捕らわれないで、
卒業したら、博士の下でデュエル研究とかするといいよ。
三沢も最後は笑顔に輝きを取り戻せて、良かったと思います。
これで光の結社から全員戻ってきた事になるのかな。

翔は無事そうで良かった。
このデュエルが追試じゃなかったと知ってガッカリな十代。(笑)
相対性フィールドを見て驚きのあまり口アングリな剣山の表情とか、
カードのドローシーンとか、作画も面白かった。


■第97話 「登場!謎の世界チャンプ!」
2期もそろそろ終盤。いろいろちゃんと決着つくのか?

ペガサスまた登場。
今度は鮫島校長の方から出向いてます。
ジェネックス開催の本当の目的は、究極のDを見つけ出す事。
宇宙の彼方で生まれたホワイトホールから吹き出してくる光の波動が、
定期的に地球に降り注ぎ、これまでも人類に悪影響を及ぼしていた。
10年前に降り注いだ光の波動が、フェニックス家の悲劇を起こす。
さらにその波動がカードに宿り、世界を破滅へと導こうとしている。
それが、究極のDのカード。
・・・・とかいう、オカルトチックな超展開設定。(笑)

鮫島はエドが父親を超えるため、父親を捜しているのだと語っています。
父親の敵を倒すこと=父親越え?

十代と剣山が校長室でテレビ見てる。
「ここでデッカいテレビを見放題♪」「ドン♪」
(ドンがかわいい。(笑))
世界リーグの世界タイトルマッチ。
エドの後継人でもある世界チャンプ、DDが登場。
対戦相手はドクター・コレクター。(ああ、レクター教授のパロか。(笑))
途中で中継が途切れたのは・・・やはり究極のDを使ったのか。
そこでなぜ会場が火の海になる。(笑)
ヴァルキリーロックも拷問車輪も効かない、究極のDの効果とは。

父親を殺した、究極のDの所持者が自分である事をエドに明かすDD。
DDの真の目的は??
次回、エドとデュエルか?

光の波動に操られて闇人格になったのが、DDと斎王と二人いるけど、
ラスボスはどっちなんだろう。
お互い世界の破滅を企んでいるなら、厄介そう。
尊敬していたDDに裏切られ、友人だと思っていた斎王も変わってしまって、
いろいろかわいそうだな、エド


■第98話「ついに発動!究極のDのカード」
エドが負けて噛ませ犬に終わる・・とかじゃなくて良かった。(汗)

DDとエドの宿命のデュエル。
最初のターンでドグマガイと幽獄の時計塔を揃えてくるエド
対するDDも、いきなり究極のD、ブルーDを召還する。
吸収した相手モンスターの効果と攻撃力の半分を取り込む、ブルーDの効果。
加えて、Dフォースの効果で、マジックもトラップもモンスター効果も封じられてしまう。

圧倒的なブルーDの力に、心折れそうになったエドを、父の声が励ます。
カードを信じろと。(十代みたいな事言うな、お父さん。)
エドがドローしたカードは、父の形見のダークエンジェル。
それこそが、ブルーDの弱点を突くカードだった。
エドの反撃で追い詰められたDDが、ブルーDに取り込んだエドの父の魂を見せつける。
破滅の光の誘惑に負け、とんでもないカードを生み出してしまった事を詫び、
息子に止めを刺せと。

DDは倒れ、ブルーDのカードに宿った邪悪な光も消えた。
しかし、父親の言葉によれば、本当の破滅の光は斎王に宿っているらしい。
世界を救うべく、倒すべき本当の敵は、やはり斎王か。

何とか仇を討てたし、後は父の遺言通り、斎王との決着がつけば、
復讐から解放されて、楽しくデュエルできるようになるのかな、エドも。
それにしても、このシリーズ中では人一倍多くの不幸を背負ってるエドが哀れです。(汗)
不幸なヒーロー担当なのか。
最後は幸せになって欲しい。


■第99話「十代vsレーザー衛星の恐怖」
オージーン皇子の側近、リンドが、斎王の企みを暴露。
十代に世界を救って欲しいと頼む。
以前の皇子はとても優しい方だったと寂しげに語るリンドを見て、十代が決心。
オージーンとデュエル。

皇子が三機のサテライトキャノンを打ち上げ、ワンターンキルを仕掛けてくるが、
なんとか持ちこたえる十代。
とうとう最終兵器サテライトレーザー・バルサムを召還されてしまう。
が、リフレクターレイで、攻撃を跳ね返し、十代勝利。

敗北に打ちひしがれる皇子の元に、リンドが歩み寄り、これからも皇子に付いて参りますと。
孤独じゃなかったんだね、皇子。ハッピーエンドな二人がよかった。

エドと合流して、いよいよ斎王戦かな。
明日香に笑顔が戻ってます。
三沢のその後が気になる・・・・。


■第100話「究極のアルカナ『ザ・ワールド』」
思い出される幼い日の約束。
父の死で悲しみに暮れるエドに、傘をさしてくれたのは、斎王だった。
自身の破滅の未来を変え、救ってくれる人物としてエドを選んだのだという若き斎王。
「もし君が嵐にあって、前に進む事が出来なくなったら、
 今度は僕がさしてあげる。大きな、大きな傘を。」
斎王のエドへの優しさは自分の為だったのか?・・・とも思えるけど、
それに応えようとするエドの純粋さが。(涙)

校長のヘリから飛び出し、斎王の部屋へダイブするエド、無茶しすぎ。(汗)
おかげでヘリが酷い目に。校長無事で良かった。

遂に対面する二人。
斎王が事の真実を語り出す。
ダブルガイの変装で斎王の元にカードを持ってきたのは、DDだったのか。
その能力故、幼い頃から迫害を受けてきた斎王の心の闇を、
破滅の光に付け入られた様子。
君が私の為に何をしてくれた?と、エドを責める斎王。エド辛いな。(汗)
十代が駆けつけ、鍵の意味と斎王の企みを告げる。
今、目の前にいるのは斎王ではない、破滅の光の意志そのものだと知り、
本当の斎王を救うべく、鍵を賭けてエドがデュエル。

斎王のアルカナフォース、今回は全部正位置なのか。ズル過ぎる。(汗)
次々と強力モンスターを揃えてくる斎王に対し、防戦一方のエド
とうとう、斎王のエースモンスター、ザ・ワールドが場に現れる。
エドのターンは効果でスキップされ、もう散々。(汗)
さらに、手札にはまだ切り札が隠されている様子。
追い込まれたエドが挫けそうになるが・・・。

最後、雨の降る闇の中、斎王を探す幼いエドが、
上手い描写でした。

十代が主人公なので、最後に斎王を倒すのは十代なんだろうけど・・・・。
二人の友情を信じるなら、やっぱりエドに勝って欲しいな。
今まで斎王の為に何も出来なかったし、
この危機でも何もしてあげられないとしたら、エドがかわいそう。


■第101話「エド、必殺の一撃!『ブルーD』」
ああ、やっぱりダメか・・・。
でも斎王とエドの友情がしっかり描かれていて良かったです。

挫けそうになるエド
斎王を助けるのだと、ここは自力で立ち直りました。
しかし、エドの反撃もはかなか斎王に届かず・・・。

優しかった昔の斎王はもう居ないのか?
運命にあがなってもどうしようもないのかと、絶望しかけた時、
エドに乗り移り、デュエルを続ける、表人格の斎王。
不幸な生い立ちの為、運命にすがるしかなかった過去。
エドに近づいたのも、自分を救う為だったと告白し、謝る。
僕が信じるのは運命じゃない、君だ!と、エドが表斎王と共に戦う決意をする。
エドはホントに、いい子だ。(涙)

立ちはだかる運命に諦めている表斎王を、
今度はエドが励ます。運命を乗り越える勇気を!

亡き父と、表斎王の力を借り、最後はついに、ブルーD召還。
Dフォースの効果も得て、無敵のブルーDで、斎王にダイレクトアタック。
勝敗は決したかに見えたが、最後の斎王の反撃。
切り札の、23番目の究極のアルカナ、ザ・ライトルーラーを召還して、エドの敗北・・・。

何度も挫けそうになるエドを励ましたのが、いつもの十代じゃなく、
表斎王だったのが良かった。
十代がエドの意志を継ぐ事で、エドも斎王を救う為に役に立てた・・・事になるのかな。

斎王の凶悪顔の作画、なかなか良いです。
子安さんの壊れた演技も迫力が凄い・・・。


■第102話「光の波動vsネオ・スペーシアン」
エドの命と鍵を天秤にかける斎王。
やむを得ず、十代は鍵を投げてしまう。
ネオスが斎王の正体が滅びの光だと告げる。
ネオス達が戦っていた光というのは、これだったのだ。
世界を救うため、斎王にデュエルを挑む十代だが。
・・・って鍵投げちゃったから、デュエルに持ち込めないよ。(汗)
ここで、ネオスが実体化で登場。(笑)鍵を守ってくれました。
光に対立するネオスペーシアンを味方に付けた十代と、斎王のデュエルが始まる。

一方、島ではジェネックスがクライマックス。
あちこちで爆煙が上がり、(あれは全部ソリットビジョン?)
光の結社の勢いは止まらず、島は戦場と化す。
青いのぼりを掲げ、万丈目が光の結社の前に立ちはだかる。
光の結社に誘われなかった、落ちこぼれ組を引き連れてる所、万丈目らしい。(笑)

ヘルカイザーもまだ島に残っていたのか。
彼の前に立ち塞がった仮面の少女は??
思い当たる伏線がないけど・・・あ、僕って言ってる!まさか!
ジェネックスに興味はないと、ここはヘルカイザーが引いて、帰ってしまいました。
夢の為と語った少女、その正体に気づいていたのかな。
少女に勝ち目はなさそうだけど、この二人のデュエルも見たかった。

光の結社を制し、優勝者したのはなんと、万丈目??
十代とのデュエルはノーカンという事で。(笑)
(あれ?まだメダル保持してる剣山と十代はどうなるの?)
そこに、例の仮面少女登場。正体は早乙女レイでした。
優勝者への賞品は、もちろんトメさんのキス(笑)じゃなく、
校長の権限で可能な限り希望を叶えてくれる事に。
レイの目的はレッド寮入寮。
女の子はレッドに入れないハズだけど、優勝する事でその夢を実現させようと。
万丈目ルームがあるから、女子の受け入れも出来そうだな、今のレッド寮。
明日香も住んでたし。
それにしても、なんでこの時期?
2期目に入った時点で入学していたのか。
それとも、春に小学校卒業して編入
(秋の入学式まで待てなかった?)
世界の命運とは関係ない、万丈目とレイのデュエル。
この対決も目が離せないな。
同時進行で盛り上がってきました!

斎王はまたもアルカナフォースの効果を全て自分に有利な位置に決めてしまう。
それでも十代がなんとか持ちこたえるが。
光の結界が発動。アルカナフォース以外のモンスター効果を全て無効に。それは酷い。(汗)
ネオス達精霊の力も封じられてしまう。

なぜ世界を破壊するのかと問う十代に、破壊こそ誰の心にも宿る衝動なのだと語る斎王。
それは十代も例外ではないと。十代はそれを否定するが。
オージーンを操り、鍵を使って世界を滅ぼそうと、デュエルの決着を待たずに斎王が先走る。
この時、剣山が大活躍。かっこいいドン。
エドを天秤から救い出し、オージーンの後を追う。
果たしてデュエルの行方は。


■第103話「十代ピンチ!フィールド魔法『光の結界』」
防戦一方の十代。
光の結界の効果で、優勢だった十代のLPが徐々に削られ、
逆に斎王がLPが回復してゆく。
光の結界の三つの効果の一つ、カードの位置を任意に決められるって、
結界発動前からそうだったじゃないか。(笑)
あれは斎王の言う運命力のせい?

未来を見通す力があるなら、斎王は無敵なのかと弱気になる翔に、
光の結界は保険のようなもの、斎王はネオスペーシアンを恐れているとエドが見抜く。

追い詰められた十代に、運命を説き、絶望の未来を見せる斎王。
しかし、この手の精神攻撃は十代には通用せず。
見せられた未来も、あくまでも可能性の一つ、まだ運命は決していないと。
十代が反撃を開始する。
奇跡のドローで、スパークマン召還。
斎王のターンで、今度は光の結界が逆位置に。
十代の運命を変える力が、斎王の運命力を上回った?
焦り始める斎王に、ここでもデュエルの楽しさを説く十代の精神の強さ。
ネオス召還で形勢が逆転する。
遂に光りの結界を破壊!

レーザー衛星ソーラは皇子によって起動させられてしまう。
追いついた剣山がとっさにコントローラーを破壊するが。
・・・壊しちゃったら、ソーラを止められないよ。何てことを。(笑)
斎王を倒せば、ネオス達が何とかしてくれるそうです。

そして、ジェネックス決勝戦
負けフラグの万丈目が気の毒。(笑)
ビートロンを使い、レイに攻撃する万丈目。
明日香の言う通り、小学校卒業したばかりの女の子に、容赦ない。
しかし、不敵な笑みを浮かべるレイ。恋する女の子は強いのよ、という口癖は今も健在。
恋する乙女デッキ・・ではないんですね、流石に。
成長型ドラゴンモンスターで、レイの反撃。
デュエルの詳細が省かれてがっかりですが、万丈目のおジャマ達も酷くやられてしまった様子。


■第104話「勝利の行方は?!十代vs斎王」
2期目最終話。いよいよ決着。
そして、超展開。(笑)

召還したグローネオスが、ソーラを止めるため、宇宙へ向かって飛び出す。
途中で剣山を発見。君の力を貸してくれ!とか言って、
いつかの恐竜化剣山(剣山の精霊?分身?)を連れて、二人で宇宙へ!!
・・って、ちょっと!剣山さん!?剣山さんっ???(大笑)

「どうすればいいんだドーン!!」で、恐竜化剣山が出てきちゃう所とか、
「そして今、地上を離れ、宇宙へと飛ぶ、スペースザウルスに進化するドン!」
とか、もう何言ってるんだか。(笑)

一方、斎王の反撃で、再度召還したネオスは打ち砕かれる。
それでも諦めない十代。
運命を変えてみせると、再び立ち上がり、三度目のネオス召還。
復活したネオスとスペースザウルス剣山が、ソーラに立ち向かう。
二人に照準を合わせるソーラを、美寿知が止めてくれた。
この時の為に、自らをデジタル化し、衛星の中に潜んでいたのだと。
79話の伏線はここに繋がっていたのか。
三人の力で、ソーラを破壊。

フィールド魔法、ネオスペースと、マジックの効果で攻撃力を上げたネオスで、
ライトルーラーを粉砕!ついにデュエルで斎王を倒し、破滅の光は封印された。

十代達が地球の危機を救った頃、
学園では万丈目とレイのデュエルがクライマックス。
場のモンスターを全て破壊された万丈目。これで終わりかと思いきや。
おジャマを再び召還、おジャマハリケーンでレイのモンスター達を破壊。逆転勝利。
・・・最後、おジャマイエローのダイレクトアタックで倒されるなんて、なんて不憫なレイ。
この負け方は屈辱的過ぎる。(笑)
負けてうなだれるレイに、雑魚モンスターなど居ない!と万丈目が。
一瞬格好良かったけど、それ、十代の受け売り。(笑)
その一瞬だけ、万丈目にときめいたレイも、惚れっぽいな。

正気を取り戻した斎王が、十代達に礼を言う。
エドは直接的には斎王を救えなかったけど、十代との関わりで間接的に救えたし、
何よりエドとの友情が、斎王の心を救ったのだと思います。本当、彼はよく頑張った。
そして、すぐ会えると言い残して消えた美寿知が、KCのヘリで斎王の元に。
修学旅行の後、双六に頼まれて、海馬が美寿知救出にちゃんと動いてくれていたんですね。

一件落着でハッピーエンド。
この手の最終決戦は主人公が精神面で打ちのめされる鬱な展開が多いけど、
斎王戦での十代は落ち込むことなく、終始強気で、見ていて爽快でした。
そういう所がいいな、ポジティブ主人公。
あと、精霊達まさかの大活躍。
カードゲームなのにね。(笑)
1期目のラスト、三幻魔と関わる影丸との決戦に比べると、ちゃんと一年かけて伏線を張り、
ラスボスにもドラマを持たせて、しっかり盛り上げたシリアス展開が良かったです。
妹、美寿知の最後の活躍と、復活。兄妹揃って救われたのが嬉しかった。
子安さんの演技も光ってました。


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翔が黄色になったり、サンダーが白くなったり、カイザーが黒くなったりと、いろいろあった2期。

1期目のハチャメチャさを少し抑えつつ、前期で培った仲間達との友情を踏まえた上で、
キャラの成長と共に、ドラマ重視な展開で、なかなか良かったです。


さて、3期目はどうなるかな?
(噂では鬱展開らしいのですが・・・ギャグ回はなくなるのかな?(汗))