遊☆戯☆王デュエルモンスターズ 乃亜編(後編)



乃亜編感想の続き。114話から121話まで。


■第114話 「乃亜VS瀬人 天地創造の決闘」

海馬ランドのブルーアイズトレインに笑った。

至る所、ブルーアイズだらけのテーマパーク。(笑)



乃亜が自身の正体を語る。

剛三郎の一人息子として生を受け、KCを受け継ぐべく育てられたが、

交通事故で瀕死に。

剛三郎がAIにその記憶を移し替え、肉体は失ったものの、電脳世界で新たに生まれ変わった乃亜。

その後、瀬人が当て馬として海馬家に引き取られた、と。

・・でも、実際に瀬人が乃亜と競う事は無かったし、本当に当て馬だったのか??



瀬人の体を乗っ取り、自分がKCを引き継ぐという乃亜。

対する海馬のセリフが良いな。



「これまでの俺の苦悩、俺の努力、俺の人生の全ては、お前の為にあったという訳だ。」

よくMADで使われるセリフはここか。



「良く聴け、乃亜。

 俺は生まれてこれまで、自分以外の為に生きた事など、一瞬たりともない!」

乃亜を否定するセリフなんだけど、聞き方によっては、すごく自己中で非情な人。(笑)

とても海馬らしくて、良いです。



デュエルでの勝負にこだわるのは、やはり瀬人を超えたいから?

海馬の後を追って、乃亜の過去を知った遊戯達も到着。二人のデュエルを見守る。

初っぱなから死のデッキ破壊ウイルスを仕掛けるが、あっさり破られる。

海馬のデッキや戦術を研究済なら、いつもの戦術は通用しないような。

乃亜は、その名の通り、大洪水と方舟を出現させた。

創造主を気取る乃亜の、天地創造のデュエル。

デッキマスター、奇跡の方舟の効果とは?





■第115話 「無敵 デッキマスター奇跡の方舟」

無敵のデッキマスター、奇跡の方舟。

特殊効果がそんなにあるなんて、ズルイな。

勝ち誇る乃亜に対し、海馬が乃亜の心の弱さ、不安を言い当てる。



電脳世界で生き、次第に人間らしさを失っていく乃亜に、信頼が薄れ、揺らいだからこそ、

剛三郎は瀬人を海馬家に迎え入れ、競わせたのだと。

生身の体を失い、驚異的に進化する乃亜と、

現実世界で苦悩しながら育った瀬人、どちらか勝った方を後継者にするつもりで。



剛三郎が乃亜の為に造った電脳世界は、どこか現実とズレていた。

何を言っても同じセリフしか返さない店員とか、寂しいよな・・・。

そんな世界の中でしか生きられない乃亜は、やはりかわいそうだし、

これじゃ人格が歪んでも無理ないか。

現実世界で生きる人間の生死に興味ないと言い出す乃亜が怖い。



愚かな自己逃避をする心の弱さを持った乃亜を、間違いなく人間だと認めながら、

人として大切なものを失ったと海馬は指摘するが、乃亜自身は人を超えたのだと主張する。

自身の勝利で、人の心を理解できる事を証明すると。



海馬の破壊輪と防御輪のコンボで、形勢逆転。

ついに乃亜を追い詰めるが、怯む様子を見せない乃亜。

まだ戦術があるのか??とか思ったら。

ここで洗脳モクバ投入。

人質取って、得意げになるなよ。(汗)

デュエル自体で勝たなきゃ、瀬人を超えた事の証明にならないじゃないか。



作監:加々美高浩 で、見応えあります。

作画もきれいだし、海馬の指や腕の細やかな動きがかっこいい。

カードの引き方が独特だな。(笑)





■第116話 「モクバを救え! 運命の第七ターン」

モクバが人質で、海馬、乃亜に攻撃できず。

さらに方舟の能力で乃亜がライフ回復。(汗)

一気に止めを刺さず、毎ターンじわじわとLPを削り、

海馬をいたぶる残酷な乃亜。



株の買収が上手く行かず、モクバを罵ったあの時。

ただ感情に身を任せたのではなく、

万が一の時、モクバだけでも海馬家に残れるようにと考えた上で・・・だったのか。

そこまで弟の事を考えていた海馬の思い。(涙)



遊戯が海馬を励ます。

城乃内がマリクに操られていた時を例にとり、兄弟の絆を信じろと。

モクバとの絆を証明するカードとは・・・やはり、アレか。

それを引けるかどうかで、運命が決まる。



追い込まれていても海馬、負けてない。

剛三郎の名前を出して、乃亜を動揺させてます。

乃亜がムキになるのは、剛三郎の愛情、信頼だけが、乃亜の存在を支えているから・・・・。



遊戯と海馬の言葉に、モクバの記憶の封印が解け始める。

遂に運命のターン。

最後のドローに全てを賭ける海馬。

「俺は、そのカードを持つに相応しい男に、兄になれたか!?」



MADで見たシーンで、ずっと気になっていた場面。

強い自信をもった海馬は、常に強気の表情でカードをドローするのに、

一つだけ、海馬らしくないドローシーンが。

カードを引く瞬間、両目を瞑り、掲げたカードを片目で恐る恐る確認する。

・・・・ここのシーンだったのか!!

モクバの運命をかけた、この状況だからこそ、この描写だったんだ。(納得)



ブルーアイズ、やっと登場!

海馬の忠実な僕にして、兄弟の絆を示す、運命のカード。

かっこいいよ、ブルーアイズ。

海馬家での過酷な日々を耐え凌ぐ事が出来たのは、

モクバの手書きのブルーアイズのおかげだったと海馬が語る。

モクバが正気を取り戻し、乃亜のもとを離れ、

滅びのバーストストリームが乃亜の場のモンスターを破壊。

方舟の効果でライフを回復する乃亜に、海馬が最後の勝負に出る。

ラスト・バトルの効果で、ブルーアイズ対乃亜のデッキマスター、奇跡の方舟。

しかし、第7ターンを迎えた事で、方舟は真の姿を現し、ブルーアイズは返り討ちに。

一体、いくつ特殊能力があるんだ、あの方舟。(汗)



再会の瞬間を石化される海馬とモクバ。

乃亜は勝ち誇ってるけど、結局、モクバを人質にしなければ勝てなかったんじゃないか。

戦術では海馬に負けてるくせに、卑怯な勝ち方に得意げなのが、なんだか。(汗)



兄弟の悲劇に、遊戯の怒りが爆発。

ブルーアイズを召還せず、トワイライトゾーンドラゴンで攻撃していれば、

ラストバトルで引き分けに持ち込めたと。

そうしなかったのは、モクバを救う為。

人質が無ければ、戦術で海馬が負けていなかった事を証明してくれました。



その海馬の思いを無駄にしないと、海馬のデュエルを、その闘志と、モクバの悲しみと共に、

引き継ぐと言い出す遊戯。

ライフ400,手札無しのこの状況、しかも、受け継いだ海馬のデッキの中身も

分からないのに、戦術組めるのか??

でも、燃えるな、この展開。





■第117話「引き継ぎし山札 遊戯vs乃亜」

残った海馬のデッキに自分のカードを混ぜたのか。

それでも乃亜の指摘する通り、性質の異なるデッキ同士、戦術組みづらそう。

しかも、手札なし。

各ターン引いたカードを順に場に出すしかない。

モンスターカードが引けなかったら即終わり。(汗)

さらに、乃亜のデッキは伝説のスピリットシリーズが。

・・・って、ペガサス、いつの間にそんな勝手なカードを。



海馬の不利なデュエルをなぜ引き継いだのか、理解に苦しむという乃亜に対して。

ライバルである自分と海馬には、互いに決して傷つけ合う事のない、

大切なモノがあると答える遊戯。

「それは、デュエリストの絆だ!」

海馬は卑怯な乃亜に対し、正々堂々戦い抜いた。

その誇りを守り抜く限り、デュエリスト同士は固い絆で結ばれている。

その絆を俺が引き継ぐと。



遊戯が海馬の強力モンスター、サイバーボットを引き当てる。

これを攻撃させ、デッキマスターごと乃亜を葬るハズだったが。

最後の特殊能力で、敗北をまのがれた乃亜。

・・・って、その特殊能力の多さと強さはズルイだろ。



ブラックマジシャン召還で、遊戯の反撃が始まる。

「他人を踏み台にする創造主なんて、聞いた事がないぜ。

乃亜、人にはそれぞれ魂の帰るべき場所がある!」

このデュエルで乃亜の魂を解き放ってやると言うが。

それは自分自身の事も含まれるんだろうな・・・。



しかし、デッキマスター能力を失ってもなお、乃亜には豊富なLPが。

光の封殺剣で場をしのぎ、起死回生のカードを待つ遊戯。



海馬にはモクバが、そして遊戯には応援してくれる城乃内達仲間が。

その絆を見せつけられ、それが許せないと、御伽を石化。

孤独な乃亜には、その絆が羨ましいんだな・・・・。

遊戯の言うとおり、乃亜の行動は幼稚。

そんな脅しに屈しない遊戯に、乃亜が攻撃に出る!





■第118話「LP10000VS100!! 」

「やってみろよ、遊戯!!」

怯まない遊戯に、乃亜がキレてる。(汗)



乃亜の攻撃をトラップで凌いで、遊戯の反撃。

ブラックマジシャン、マジシャンガール、そしてマジシャン・オブ・ブラックカオス、

三人を揃えて、乃亜を攻撃。

逆転を狙うが、これも乃亜のトラップに阻まれる。



乃亜にターンが回る毎に、一人ずつ石化されていく仲間達。

本田に続いて静が。

遊戯が自分に従うなら、仲間達だけは助けてもいいと言い出す乃亜だが。

戸惑う遊戯に、城乃内は勝てと言い残し、石化。

「乃亜、あなたは、かわいそうな子だわ!」

(これもよくMADで使われるセリフ。ネタ的に。(笑))

知識が増えても幼いままだと指摘する杏子。

その杏子も遂に・・・。



力でねじ伏せようとする者に従う者は居ない、ばかげてると答える遊戯。

乃亜の、”バカ”に反応してムキになる所、本当にお子様。(汗)



仲間を失い、残りライフ100。

「無理だ・・。俺はここで負けるのか・・・?」

倒れる裏遊戯。デュエル中に戦意喪失なんて、らしくない・・・・。



「まだ僕がいるよ。」

こういう場面は表遊戯の出番です。

裏遊戯の心の迷路。そこにできた、新しい記憶の部屋。

中には城乃内達仲間が。

なんと、この部屋には海馬も居ます。

「俺とお前の魂が融合したデッキ、それが最強でないはずがない。」

「戦え、遊戯、俺たちのデッキを信じて。」

遊戯に対し、挑発的じゃない海馬の励まし方っていうのも、珍しい。



最後の可能性に賭け、立ち上がった遊戯がドロー。

海馬デッキ最強の僕、アルティメット召還!

さらに融合解除で三体個別に追加攻撃。

(この融合解除のコンボって、GXでよく使われてる手ですよね。

オリジナルシナリオ特有の戦術?)

遂に乃亜を倒す!





■第119話 「海馬家の闇」

ええ〜〜〜〜。

何、この展開。(汗)



負けた乃亜が、悔しさから、今度は遊戯の精神を乗っ取ろうとするが。

遊戯の中に、三千年前の記憶、ファラオの姿を見る。

って、この時期だと、原作のネタバレですね。

一方の遊戯も、乃亜の中に、カプセルに眠る仲間の姿を。



剛三郎登場。

事の真相を全て話す。

瀬人は乃亜の当て馬ではなく、乃亜を現実世界に復活させる為の器だった。

しかし、瀬人に逆に会社を乗っ取られ、剛三郎の計画が狂う。

死期が迫った剛三郎は、乃亜と同じ手法で、自身の記憶をAI化。

バーチャル世界で生まれ変わる。

瀬人の肉体を乗っ取って、海馬コーポレーションを取り戻すつもりだったと。

しかし、コンピュータネットワークを支配した今、もはや肉体を必要とせず、

ミサイル衛星を使って世界を我が物にすると言い出す。

AI化して常軌を逸した?



どうして、こう、アニメのオリジナルシナリオって、

すぐ世界の危機に繋げて、話のスケールを大きくしようとするんだ。理解に苦しむ。(汗)

ファラオの記憶編もそうだったし。

ロボットアニメとかなら、よくある展開だけど、遊戯王には必要ないと思うな。

海馬と乃亜、この兄弟の因縁にだけテーマを絞った方がシンプルで良かったんじゃ。



剛三郎の言葉に、驚愕の乃亜。

愛する息子を蘇らせたかったのではなく、完璧な自分の後継者を作り出したかっただけ。

息子への愛情は欠片も無いのか。利用されていただけの乃亜が、哀れ。

そんな乃亜を、同情の視線で見つめるモクバ。

兄様に似ているからってだけじゃないよね。

散々な目に遭わされながらも、乃亜を憎めないモクバは優しい子。



一方の乃亜は、そんなモクバの優しさを利用し、その体を乗っ取ろうと企む。

モクバは兄様に頼んで、乃亜の為にアンドロイドを作ってもらおうと言ってくれた。

その優しさに心打たれて乃亜が改心・・・・って訳にはいかないか。(汗)

結局、本当にモクバの肉体を乗っ取って、乃亜が遂に現実世界に復活した。

これは予想外。これからどうなる?



乃亜を信じようと、裏遊戯に語る表遊戯。

モクバ同様、人を疑う事を知らない表遊戯はいい人です。

こうして会話しながら裏から表に入れ替わるシーンも、貴重。



闇マリク、出番あれだけ?

乃亜の罠で、記憶の中で彷徨う城乃内達。ちょっとした総集編。

舞の告白シーンが。(汗)

ここで現実じゃないと気づく城乃内。

あれは城乃内の意識が生み出した幻影なのかな。

でも、このシーンの舞はキレイでした。





■第120話 「エクゾディア・ネクロス」

バーチャルどみの町で、凡骨よりも早く、

これが記憶の世界だと気づいていた海馬。

剛三郎とデュエルで対決する。

剛三郎は瀬人に復讐したいらしい。

自分が得意なチェスではなく、海馬の得意なDMで挑むのか。

海馬のデュエルを全て調べ上げ、仕掛けてくる剛三郎。

海馬がチェスで自分を売り込んだ時とちょうど逆です。

エクゾディアのパーツを墓地に送り、エクゾディア・ネクロス召還。

魔法でも罠でも戦闘でも破壊できないエクゾディア・ネクロスをどう倒すのか。



乃亜の裏切りに気づく城乃内達。

裏遊戯も、乃亜は信じるに値しないと。

それでも信じたい表遊戯。

そこに、モンスター達が襲いかかる。これは剛三郎の仕業??



まんまとモクバの体を乗っ取り、ミサイル衛星で移動要塞を攻撃目標に設定。

自分はヘリで逃げ出すハズ・・・・だったが。

モクバの言葉が頭をよぎり、土壇場で、思いとどまる。

あんなに散々な事した乃亜を”兄弟”だと言ってくれた、モクバの優しさ・・・。(涙)



兄弟なんか、仲間なんか、友情なんか、といいつつ、要塞に戻り、

遊戯、海馬、剛三郎らに呼びかける。

助ける気なのか??



闇マリク、変な所で活躍中。(笑)

動力壊すわ、コントロールルーム破壊するわ。

千年ロッドでやりたい放題。

お陰で、自分も含めて、全員のピンチ。

姉上様は・・・出番あるのかな?

イムリミット設定で、ストーリー盛り上がってきてます。



そして、自重しない作監、平山英嗣。

海馬がイケメン過ぎて別キャラみたいです。(笑)





■第121話 「脱出!!」

乃亜が全員の脱出を手助けする。

遊戯には、海馬を助けて欲しいと。

ついさっきまで一人で逃げようとしていたくせに、この急な心境の変化は・・・。

モクバの言葉が大きかった様子。



剛三郎とデュエルの決着がつくまで脱出しないという海馬。

命よりも因縁の決着を優先するのか。(汗)

剛三郎も力で海馬をねじ伏せようとするが、

デュエルで勝てば体をくれてやるという海馬の言葉に乗り、デュエルを続ける。

不死身のエクゾディア・ネクロスはバトルで倒せなくても、

プレイヤーのLPを削る事で、剛三郎を追い込む。

さらに罠カードで墓地のエクゾディアカードを消し去り、

止めはもちろん、ブルーアイズの滅びのバーストストリーム。



デュエルで負けた剛三郎が襲いかかるが、駆けつけた遊戯と共に、海馬も脱出。

一方、乃亜は・・・・・。

モクバに最後の別れを告げ、体を返して、自分は剛三郎の元へ。

父親と心中を選んだ・・・。

「僕は人間だ、機械なんかじゃない。」

切ない言葉ですね。



バーチャル世界の中で、性格歪んで育ってしまったけど、

根底にあったのは、父親の愛情を求める心。

それはとても人間らしい感情。

父の愛も、肉体も、求めたものは結局何一つ得ることは出来なかったが。

それでも、最後に人としての心を取り戻せたと、満足して去っていきました。

本当はいい子だったんだな。

剛三郎も酷い奴だけど、血が繋がらないからこそ、利用して平気で裏切れる海馬と違って、

乃亜にとっては肉親なのだから、これは辛い。

もっとまともな親だったら、兄弟や友が側にいたのなら、乃亜ももっと違う人生を歩めただろうに。



手向けの白い百合。

最後に、その死を悼んでくれるモクバの存在だけが救い。



発進したバトルシップに何とか追いつく海馬達。

モクバを御伽に投げつけ、自分は飛び乗る海馬。(笑)

MADで見たことあったけど、このシーンだったのか。

遊戯は城乃内に、ぎりぎり引き上げられる。

ここも名場面です。

飛び乗るアクション、手の動き、走る海馬の腕振りとか、見所満載。

作監高橋和徳)



襲いかかる剛三郎の執念の炎。

バトルシップが変形して切り抜ける。

さて、いよいよアルカトラズへ。

「全速前進だ!」

これもよく使われるMAD素材。







乃亜編、これで終了です。

デュエルの内容とか、ストーリー展開とか、明らかに原作とは別物。

なので、原作信者は嫌うと思いますが、

アニメ版オリジナルとしては、よく出来ていると思います。

キャラのイメージを損なわず、原作で描かれていない要素をいろいろ詰め込んで、面白かったです。

杏子や静のデュエルとか、表遊戯と杏子の関係をクローズアップしたり。

城乃内、本田にも見せ場あったし。

乃亜・剛三郎との因縁を軸に、海馬とモクバの過去を描き、

兄弟の絆を印象づける展開も上手い。

無念の海馬のデュエルを不利な状況で遊戯が引き継ぐあたり、熱い。

剛三郎の登場は正直、唐突すぎると思うけど。

乃亜の本心と、海馬の因縁の決着を描くためなんだろうな、これは。

(欲を言えば、剛三郎復活の伏線が欲しかった。)



あと、名場面、名台詞も多い。

作画もきれいでした。