遊☆戯☆王デュエルモンスターズ 乃亜編(前編)
乃亜編の感想。99話から113話まで。
■第98話「未知なる挑戦者 巨大機動要塞浮上」
の続きから。
■第99話 「デッキマスター深海の戦士」
別々の空間に飛ばされ、ヴァーチャル空間でそれぞれデュエルする事に。
静ちゃんや杏子もデュエルするのかな。
遊戯は早速、ビック5の一人、深海の戦士と対戦。
デッキマスター選定は、当然ブラックマジシャンだろうと思ったけど、
なぜクリボー出てきた??
カードモンスターが(特に前世との因縁なしに)
自発的にコミュニケーションとってくる展開に、ちょっと違和感。
完全TVオリジナルのGXでは、普通にハネクリボーと主人公十代が
仲良くコミュニケーションとってますが。
これはその伏線なのかな。
相手の深海の戦士、戦術家で、言葉巧みに遊戯を翻弄するのが上手い。
「大人のデュエルを見せてやろう。」
・・・いい大人はデュエルしないんじゃ・・。(笑)
乃亜編の特殊ルール、デッキマスターシステム。
相手のデッキマスター能力が分からないと、迂闊に手出しも攻略も出来ないな。
さて、クリボーのデッキマスター能力は・・?
そして、作画キレイ。(作監:本橋秀之 )
■第100話 「恐怖の再生コンボ」
遊戯、深海の戦士に苦戦。
攻撃は返され、生け贄モンスターはすぐ復活する。
クリボーのデッキマスター能力は・・・発動条件が揃うまで分からないまま??
自分が選んだデッキマスターの能力が分からないんじゃ、遊戯達の方が不利だ。
偉人の名言を並び立てる深海の戦士が、嫌味な大人の象徴っぽくて、いい悪役。
海馬とモクバに彼らの過去を見せつける乃亜。
両親を失ったモクバの悲しみ、二人だけで生き抜こうとする海馬の強い決意、兄弟の絆・・・。
昔の笑顔の兄様でいて欲しかったと言うモクバ。辛いな。
静を救った、二人のナイト。本田頑張っててかっこいいのに、御伽良いところ持ってく。(笑)
杏子はモンスターにさらわれてるけど、大丈夫??(汗)
ヴァーチャル空間で、一番酷い目に遭ってるな。
■第101話 「反撃のレインボーアーチ」
このゲーム、デュエリストとデッキマスターの信頼が鍵になる。
モンスターとの信頼関係を描くというのは、原作とはテーマがちょっと違うけど、
これはこれで面白いかも。TVアニメオリジナル路線。
協力し合う表遊戯とクリボー、三人の連携で、裏遊戯がなんとか深海の戦士を倒す。
攻撃を反射できる深海の戦士のデッキマスター能力は、モンスターへの攻撃時しか発動できない。
プレイヤーへのダイレクトアタックで、あっさり片が付きました。
杏子が相変わらず酷い目。モンスターに喰われる寸前、なんとか逃げ出す。
助けてくれたあのペンギンが、例のアレか・・・?
海馬は、過去に囚わないと言い、しかし、今も大切なものは変わらないと、モクバに語る。
何だかんだで結局剛三郎の因縁を引きずっているくせに。
前に進むため、過去を捨てようと必死な所、好きだな。
■第102話 「氷上の決闘 狙われた杏子」
ダンスミュージカル、ブラックマジシャンガールに吹いた。(笑)
(ホントにありそうだ・・・。)
かなり強引だけど、BMGと杏子を結びつける、オリジナルエピソードが。
ペンギンの大滝、いやらしいしゃべり方が上手いな。
「 真崎杏子16歳」のフルネーム呼びとか。
大滝がペンギンにこだわる理由が、意外と悲しい。
そして、ペンギンランドを却下した海馬社長。パンダって・・・。(笑)
今回も杏子とBMGがちゃんと協力してます。
でも、ブラックマジシャンはデッキに入っていないのか・・・。(汗)
BMGのデッキマスター能力がキーになりそう。
そして、この回、杏子がかわいい。(作監:原憲一)
■第103話 「輝け!賢者の宝石」
冒頭、美麗作画で海馬兄弟の過去話。
・・・手書きのブルーアイズ。
このオリジナルエピは良いな。
杏子がマハー・ヴァイロ召還。
それは、表遊戯が自分に似ているモンスターとしてあげたカード。
装備カードでさらに攻撃力アップする意外な能力。
・・・千年パズル装備で裏遊戯が現れ力を発揮する自分にたとえたのかな。
乃亜の仕掛けたゲームで、なかなか杏子の元にたどり着けない遊戯。
表遊戯が抱いていた疑問。
杏子が”遊戯”と呼ぶとき、それは裏と表、どちらを意味しているのか・・・?
原作設定を掘り下げた、こういう心理面の描写が良い。
BMGのデッキマスター能力(墓地に眠るマジシャン族の数だけドロー)
が、本来のBMGの効果(墓地に眠るBMの数だけパワーアップ)
をちゃんと反映しています。
賢者の宝石の効果は、デッキに居ないBMをBMGが召還できる。(強引。(笑))
弟子のピンチを師匠が救ってくれるのか。
遊戯のデッキから勝手に飛び出していくBM。
乃亜編のモンスターは自由意志を持ってるらしい。フリーダムだな。
再会した遊戯に思わず抱きつく杏子。
表遊戯びっくり。
表遊戯と杏子のエピって原作でもあまりなかった気がするので、
この展開も良いなと思ったり。
(表遊戯の杏子に対する秘かな想いについても、
アニメでこれ以前は殆ど描かれて無かったし。)
そして、この回は作画監督が二人?(加々美高浩・高橋和徳)
このクオリティで王の記憶編、戦いの儀編をやって欲しかった・・・・っ!!!!
■第104話 「デッキマスター ジャッジマンの裁き」
インチキ弁護士、大岡登場。
他のビック5はモンスターの姿で登場したのに対し、こいつは素の姿で登場してます。
法廷に見立てたフィールドで城乃内とバトル。
城乃内のデッキはギャンブルデッキという名前だったのか。なるほど。
城乃内のデッキマスター、炎の剣士が、最初にデッキマスター能力を説明。(親切)
初めは城乃内優勢に見せかけて、大岡が罠を仕掛ける。
城乃内、デッキマスター能力使いすぎ?
炎の剣士の攻撃力がどんどん削られてくけど、いいのかな。
遊戯と杏子が合流、城乃内のデュエルを観戦。
一方、乃亜はビック5をあくまで時間稼ぎの道具扱い。
真の目的は海馬らしい。
またも海馬の記憶を再現して、海馬兄弟に見せつける。
ゲームの為に海馬が自力で開発したヴァーチャルシステムを、剛三郎は軍事兵器開発に転用。
これが海馬の怒りを買い、会社乗っ取りを決意させた。
この頃までは剛三郎を父と呼んでいたのか。
少年瀬人の声は同じ声優さんかな?
絵がキレイ。肌ツヤとか、目の輝きとか。(作監:小澤豊)
■第105話 「勝利への賭け」
ジャッジマン戦、後半。
城乃内がギャンブルに3回続けて負け、窮地に追い込まれる。
激しく落ち込んでます。
ここで乃亜登場。やはりイカサマだったのか。
ギャンブル失敗がイカサマだと知り、急に元気出す城乃内。
運に見放された訳ではないと、デュエル続行を申し出る。
最後の賭け、これなら確かにイカサマは出来ないな。
そして、凡骨城乃内の名演技で、まんまと騙され、敗北する大岡。
いつも運を味方につけた城乃内の勝ち方が爽快。
序盤で伏せたあの罠カード、ジャッジマンの永続魔法カードのせいで結局最後まで使えなかったな。
遊戯、杏子のデュエルがデッキマスターとの連携が鍵だったけど、
今回の城乃内のデュエル、炎の戦士とは、殆どコミュニケーションなし・・・。
このデュエルの様子を海馬兄弟が観戦。
海馬も凡骨を褒めてます。
乃亜の発言、”海馬瀬人を完璧に乗り越える”を聞いて、乃亜の背後に剛三郎の存在を感じ取る。
やり口は卑怯だけど、デュエルではルールを守る事にこだわるのは、そういう理由か。
■第106話 「男の花道 本田玉砕」
サブタイが・・・。(汗)
海馬コーポレーション軍事部門担当、工場の鬼軍曹、大田が現れる。
デュエル経験なしで、しかもプレイヤーへのダメージを体感させるシステム考えたら、
静にデュエルをさせるわけにはいかないんだけど・・・。
強制的に、静、本田、御伽の三人でデュエルする事に。
守備表示の仕方すら知らない静が案の定、標的に。
静を庇おうと盾になる本田。
実はちゃんと相手の戦術読んで、静を守る方法を考えていた御伽。
三人の中では、御伽が実は一番実力ある方?
本田と御伽は静を守る事に専念して、攻撃できない。完全に足引っ張ってるなぁ。(汗)
とうとう、本田がデッキマスターで静を守って玉砕。
負けたら灼熱の溶鉱炉(?)に落とすなんて、残酷な。
静は仇をとれるのか?本田(の精神?)は無事なのか?
本田が最後に伏せたカードが気になる。
■第107話 「聖女ジャンヌ 三位一体の攻撃」
本田の死に戦意喪失の静。
代わりに御伽が頑張る。やはり御伽はデュエル上手いんだな。
DDMのカードがあるのか。ペガサスが採用、KCにデータが流れていたという設定。
DDM考案者の御伽には有利なハズ?
機械王と合体した大田、パワーアップして御伽のモンスターを粉砕。
次のターンで勝負が決まる。
静を立ち直らせるのに、城乃内を持ち出して励ました御伽、上手い。
静が立ち上がった所で、城乃内本人と再会。
「お前も俺の妹なら、最後まで諦めんな。
俺が・・お兄ちゃんが見ててやる。」
お兄ちゃんがついてるぞ!
(俺が・・のセリフの後、城乃内の優しい表情がよい。兄妹愛!)
本田が教えてくれた基本戦術、生け贄召還と融合を使って、聖女ジャンヌ登場。
さらに、本田が残したカードでパワーアップ、パーフェクト機械王を破る。
が、倒しても、本田は戻ってこないらしい。がっかり。(汗)
デュエルには負けたが、負けた本田の体は手に入れるなんて、ズルイ。
・・・サル起動??
静とジャンヌがふつくしい。(作監:平山英嗣)
■第108話 「さらわれたモクバ 海馬vsサイコショッカー」
うわぁ、何でもアリだな、この回。
本田の体を乗っ取った大田が、海馬の前に現れる。
木刀で斬りかかる大田に、海馬、投げカードで対抗。(無茶。(笑))
とっさに鉄パイプを掴むが、剣道5段の大田に敵わず。
駆けつけた城乃内の蹴りで助かった。
海馬、リアルファイトはやはりあまり得意じゃないか。
アクションシーンはかっこいいのにね。(笑)
バイクアクションも見せてますよ。
これ、なんてハリウッド映画?
横転して爆発炎上するバイクを前に、海馬が立ち上がる。
いちいち無駄にかっこいいな。
メカザル、静に庇われ、遊戯達と同行する事に。
言葉はしゃべれないのか・・・。
モクバは乃亜に救出。
海馬と大門のデュエルを乃亜と一緒に観戦。
唐突に始まったデュエル。
海馬、得意の死のデッキ破壊ウイルスを狙うが、大門のデッキマスター能力に破られる。
デッキマスターはサイコショッカーか!これじゃ罠カード戦術は使えないなぁ・・・。(汗)
さらに、LPを回復させ続ける、強力なライフ回復コンボ。
それよりも、もっと厄介なのが。
お注射天使リリーって!!(爆)
「行け!リリー!海馬瀬人、検診のお時間だぁ!!」「お注射よ♪」
あのふざけたデザインといい、裏腹に強力なその能力といい。
シリアスなバトルが台無し。
なにより、これに攻撃受けてモンスター倒されると、辛いな、精神的に。
デュエリストのプライドが傷つくよ。(笑)
あと、時計型麻酔銃!!
それ、番組チガウ!!(汗)
(この回のデュエルとカード考えた奴!遊びすぎだぞ!謝れ!(笑))
再び海馬の過去回想シーン。
誕生日に課せられた、最後の試練。ここから剛三郎への逆襲が始まる。
自分の発明が軍事兵器に転用された事で、剛三郎を許せなかった海馬。
剛三郎と違って、ただの金の亡者じゃない、
青臭いけど、ちゃんと倫理観というか正義感もってる社長は素敵。
剛三郎が造り上げた最強兵器?
とうとう宇宙にまで飛び出したか。(汗)
内容はともかく(笑うしかない)、絵は良かったです。(作監:原憲一 )
■第109話「宇宙からの攻撃 サテライトキャノン」
ライフ回復コンボにリリー、サテライトキャノンと、苦しめられる海馬。
最後はやはりブルーアイズでサテライトキャノン粉砕。
「俺がゲームにかける夢は、殺人兵器などに負けはしない!」
大門を破る。が、モクバの行方は知れず・・・・。
過去回想。
あの時、瀬人はモクバを利用していたと言う大門と乃亜。
瀬人はモクバを信じていただけだ・・と言ってますが。
計算した上での行動・・ではなくて、まだ当時は未熟で
苛立ちを抑えきれずに本気でモクバに八つ当たり?
当のモクバ本人は、兄様の役に立てるならと、その信頼を全く疑わない。
さすがモクバ。
冒頭の正体バレ本田。
頭のスイッチ。よりによって、その思考でそのセリフが表に出るとは。(笑)
そんな本田に引かない静ちゃん、優しいな。
作画が気合い入ってて凄い・・・・・!
強欲な壺で二枚カード引くシーンの、
カードをめくる指の動きとか、迫力。(作監:高橋和徳 )
■第110話 「深まる謎 乃亜の正体」
乃亜がモクバを洗脳し、自分のものに。
「瀬人にあって、僕に無いもの・・。」
兄弟の絆が羨ましいのか。
あからさまに偽物の瀬人に、騙されるな、モクバ。(汗)
乃亜の口説き文句が凄い。
乃亜兄様についていくという洗脳モクバに、瀬人唖然。
杏子と遊戯は廃墟の屋敷で赤ん坊の泣き声を聞く。
そこにあった乃亜と剛三郎の写真を手に、海馬と合流。
乃亜は、自分が剛三郎の実の息子であり、瀬人は自分の為に剛三郎が用意した当て馬だと言う。
亡き父に自分が瀬人より優れている事を証明して、
海馬コーポレーションを手に入れるのが目的だと。
しかし、写真の頃から歳を全くとっていない乃亜の謎。
一方、ビック5の残り4人が、肉体を手に入れるため、実力行使で城乃内達を襲う。
デュエルで負けたくせに。(汗)
しかも、うち二人が静の肉体目当てって酷い。
ここは乃亜様が阻止。
原作ストーリーに影響与えない為、この乃亜編では一切出番なしだと思っていた闇マリク、
まさかの登場。
施設内の侵入できない扉の向こうに、遊戯達の存在を感じ取る。(伏線?)
■第111話「ビッグ5の逆襲」
これは俺たち兄弟の問題だと、遊戯達との連携を拒否する海馬。
杏子が海馬を止めようと立ち塞がる。いい子だ、杏子。
放っておけないし、”モクバくんは私たちの仲間”だからと。(笑)
モクバ、愛されてるな。
勝手な行動をとるビッグ5に、もう一度だけチャンスをやるという乃亜。
・・・瀬人をおびき寄せる為の時間稼ぎ?
生身の肉体を手に入れるため、遊戯の前に立ちはだかる本田の姿のビッグ5。
城乃内と遊戯のタッグデュエルに。
城乃内がハーピーを使って活躍。舞の事もちゃんと忘れてません。
一方のビッグ5は戦況によってプレイヤーとデッキマスターを交代できる、有利な状況。
・・・しかし、5人の仲の悪さで、互いに足を引っ張り合いそうだな。
遊戯と城乃内の連携で、まずペンギン大滝と、フィールド魔法アトランティスを破る。
次はジャッジマン大岡か。
一方、海馬は、一人歩み続ける。
たどり着いた先は・・・海馬ランド??
■第112話「狙われた城之内 勝利への連係プレー 」
裏遊戯の演技が光る回。
迂闊な戦略をとっているようにみせかけ、敵が魔法カードを使用するように誘ったり、
城乃内の戦略を非難しているように見せて、リリーを倒すヒントを与えたり。
上手く遊戯が城乃内をフォローしてます。
ジャッジマン大岡のデッキマスター能力で、場のモンスター全部破壊って酷い。
機械王が場に出た事で、鬼軍曹・大田にチェンジ。
遊戯の罠にはまり、機械王を失って、最後は大門に。
サイコショッカー対決。城乃内がリリーを倒すが・・・。
大岡が仕掛けた「霧の祭壇」がいよいよ発動?
まだブラックマジシャンのデッキマスター能力が出てないような。
海馬はまだ無人の海馬ランドを彷徨ってます。
乃亜の過去を見せられる。乃亜は既に死んでいる?
それをわざわざ海馬に見せる意図は?
このプログラムは乃亜のものではない可能性が・・・。
■第113話「倒せ! ファイブゴッドドラゴン 」
大門達がそれぞれデッキマスターを召還、儀式魔法でファイブゴッドドラゴン登場。
光属性以外のモンスターでは倒せない。
城乃内が出来うる限り全てのカードで、遊戯のサポートに回る。
遊戯と城乃内のデッキマスターを融合させ、光属性ミラージュナイト召還。
ファイブゴッドドラゴンを倒すが、トラップでLPを0に出来ず。
さらにバーサークデットドラゴンが召還される。
遊戯のピンチを、今度は城乃内のトラップカードが救った。
城乃内大活躍。
城乃内のカードでパワーアップしたブラックマジシャンが、バーサークデットドラゴンを撃破。
城乃内を侮っていたのが敗因か。
敗北したビック5、乃亜に処分。
騙したな!って、最後まで乃亜を信じていたビック5は哀れだな。(汗)