CLAYMORE 第14話

第14話『闘う資格』



前半部。

うぉぉぉっ!!イレーネ師匠!!(泣)



クレアの修行は続きますが、クレアは高速剣には不向き?

威力はイレーネ師匠の10分の1だそうです。

そんなクレアの、治りかけの右腕を切り落とし、自分の残された右腕を・・っ!!

そ、そんな。

戦う資格のない自分には不要のもの、だからって。

自分の身を守る事すら出来なくなるよ?生活に不自由するよ??



クレアがテレサの死で、自分を責めていると見抜き、

テレサは幸せだったと、イレーネ師匠は語ります。

・・・・イレーネはテレサと親しかった?

回想話見る限りでは、そうは見えませんでしたが・・・。

テレサの孤独、苦しみ、悲しみが、今の彼女には理解できるようになったのは、

長い孤独な隠遁生活のせいかな。



必ず右腕を返しに来ると、約束してクレアが去った後。

ナンバー5、ラファエラが。

隻眼の戦士。イレーネから見てもかなりの実力者らしい。

既に両腕を失ったイレーネ、抵抗する事なく・・・。(泣)

こうなる事も予測した上で、あの右腕をクレアに託したのかなぁ・・・。



何事にも動じない冷静さ、クレアに見せた優しさ、賢者のような語り。

惨敗と、その後の隠遁生活が、彼女を精神的に変えていったんでしょうね。

再会した彼女は、本当に、”師匠”と呼びたくなるキャラに変身してました。

もう少し生きて、クレアを導いて欲しかったな。



後半は、覚醒したオフィーリアとの戦い。

クレアと再会したオフィーリア、言動が変。

自分が覚醒した事に気づいていない??(汗)

(そして、クレアもそれをツッコめない。(笑))

クレアの急成長に驚き、その理由をオフィーリアが問う。

クレアがバカ正直に答えてます。(わざわざ教えなくてもいいのに。(汗))



イレーネの右腕で高速剣を使えるようになった・・・と言っても、

オフィーリアの言う通り、”借り物の力”・・・なんですよね、所詮。

クレア自身にも、その腕を使いこなせる程度には、多少の成長はあるとは思いますが。

新パーツで肉体強化っていう、この成長の仕方に、ちょっと残念な気も。



オフィーリアが、水辺に写る自身の姿を見て、

自分が覚醒した事にようやく気づく。(今頃。(汗))

オフィーリアお得意の”ゲーム”が始まります。

・・・このゲームを仕掛けた時点で、クレアに何かを期待しつつ、

自分自身の死を望んでいたのかな、ひょっとして。



そのゲームに、真っ正面から挑んでいくクレア。

先に弱点の尻尾を狙うような事はしないんですね。

オフィーリアの気持ちに気づいていたからなのか、どうか。

同時に、イレーネからもらった右腕を完全に制御する”試練”でもある訳です。



クレアの奮闘を眺めながら、自分を守る為に死んでいった兄の事を思い出すオフィーリア。

残された者の悲しみ・・というのは、オフィーリア自身の事でもあり、

クレアの事でもあるのです。

そして、右腕が動かなくなり、片膝ついたクレアを、オフィーリアは思わず励ましてしまう。

その声に励まされ、ついにクレアが尻尾へたどり着き、オフィーリアの思いを受け取って、止めを。



どんな時も諦めないクレアの姿勢が、オフィーリアに忘れていた何かを思い起こさせたのでしょう、

覚醒しても、どこか人間らしさや感情は、残されてるんですね。

妹を守った事に安堵した、最期の兄の笑顔。

それを思い出す事ができたオフィーリアは、幸せな死に方だったと思います。



まさか、こんな形で決着がつくとは。

あの、残忍で、仲間が覚醒するのを喜んでいたオフィーリアが。

そんな彼女に、こんな人間らしい一面があったのが、意外でした。

それに正面からぶつかって、その思いを遂げさせたクレアの優しさ、強さ。



オフィーリアの兄を殺した、一本角の妖魔・・って、やはりプリシラ

プリシラ被害者が、こんな所にもいたのか。

そして、組織に、クレアの事が伝わった??

こうなると、クレアは反逆者扱いになるのかな・・・・。

イレーネから腕を貰った事は咎められるかもしれないけど、

オフィーリアは覚醒者なんだから、倒しても文句はないよね・・?(汗)