おおきく振りかぶって 第10話


第10話『ちゃくちゃくと』



グラウンド外での日常話。

チームメイトが・・・みんな三橋に優しいな。

文句やイヤミを言う奴が一人もいないよ。(笑)

あの三橋の性格に合わせて、三橋をもり立てるのは、結構面倒だと思うんだけど。

それを苦にしないのは、三橋の努力と実力が認められているから、かな。



ここまで三橋が受け入れられたのは、

第1話の初対面で、中学時代の自分の罪を正直に告白した事も大きいと思います。





冒頭、前回からの続きで、阿部くんに投げるんだ!と意気込んでいる側から、

もう一人投手が欲しい聞いて愕然となる三橋。

それも、阿部自身の口から。(大笑)

二試合投げると言い出す三橋に怒るモモカンと阿部。

中学では二試合投げてたって、スゴイんだか、呆れるんだか。



こんな事でいちいち落ち込む三橋は、放っておいてもいいんじゃない?

所が、そんな三橋を励まそうとする田島。

背中に1書いてもらって、あっさり立ち直る。

そんな事でいいんだ・・と、三橋の単純さに驚く面々。(笑)



キャッチャーに田島。

田島の肩の強さ、変化球を捕らえる優れた視力、加えて三橋との仲の良さを見込んでいる阿部も納得。

はじめは興味なしだったのが、モモカンの口車であっさり承諾。

部員をその気にさせるのが上手いなぁ。



いろいろ気になって、気の抜けた投球する三橋に、阿部が詰め寄る。

すぐ動揺してしまう三橋の、あの感情のコントロールって、大変だな。(汗)

それも捕手の役目か。

言わなきゃ分からないと、阿部が言いましたが、三橋、ちゃんと分かって頷いてる?(笑)

これからは何でも包み隠さず話せるようにならないと。



まず、何がそんなに気になるなのか、何が不安なのか、聞き出す所から始まります。(面倒)

自分がピッチャーとして頼りないと、マウンドからおろされるかもしれない不安。

そして、キャッチャーが阿部でないとダメピーに戻ってしまう不安。

阿部じゃなきゃ嫌だって、正直に言えたな、三橋。

(そこまで心理面で依存していいのか??)



その不安に、阿部が答える。

三年間、絶対に怪我も病気もしない。

三橋の投げる試合は全部俺がキャッチャーやると。

仲いいですね。

バッテリーの信頼関係・・と言うか、

見ている方が気恥ずかしいです。(笑)



モモカンが、それを察知して、満足げ。

部員の成長を凄く楽しそうに見てますよね、いつも。



主将は全員一致で花井に。

てっきり阿部がなるものだとばかり思ってました。

第一話で阿部に簡単に煽られたり、

脳内ホルモンやアルファー波の話を本気で聞いていたりする辺り、

単純で直情的な印象があるんだけど。

でも、三星との練習試合で、ちゃんと打つべき時に打ってるし。

今回、主将になってからは、責任感からか、何だか急に頼もしくなってきました。

三橋家での勉強会もきっちり仕切ってます。勉強は出来る方?

勉強時のスタイル、メガネかけて、真面目そうにしているのが、何だか笑える。

(あれ?花井って目が悪いの??)



三橋が篠岡と衝突。

お互い謝りながら初めて会話を交わしました。

前々回、タカヤと聞いて、すぐ阿部だと気づいたり、

三橋の誕生日が今日だと知っていたり。

部員の事、ちゃんと把握しているんですね。

この子も三橋に呆れたりしない、優しいいい子だ。



顧問の手前、勉強するよう言わなきゃいけないモモカン

高校時代、試験で彼女自身辛い目にあったのだろうか・・・。(汗)



田島はともかく、三橋は勉強出来そうなイメージだけど、ダメなのか。

みんなで教え合って勉強会を開くことに。

三橋が自宅へご招待。実は誕生日だったのだ・・・。

三橋の母親の言う通り、セルフプロデュースのお誕生会になってしまいました。(笑)

これって、痛いな。

おどけて自分から打ち明けるならまだしも、母親にバラされてしまったのが。

しかも、高校生にもなってお誕生会って。

それでも、ちゃんと三橋をお祝いしてくれる部員達が。いい奴らだ。



甲子園行こうな!と言う田島に、行きたい!と、前向きに言えるようになったし。

前半の、阿部との会話でも、初めて自分の事肯定するセリフ言えたし。

三橋のウジウジが治ってきたのも、この暖かい部員達が居てくれたからこそ。



そして、三橋の投球練習場もしっかり見られてます。

OPにもあった、ストライクゾーン。硬球だから、今は板じゃないんだ。

9分割に投げ分ける三橋の実力を目の当たりにする部員達。

最近はあまり投げてないとか言う割に、テープが新しくなってるのは・・・。

案の定、部活以外でも投げていたんですね。

本当は腕を休ませるために止められているのに。



その努力に応えたい。三橋を勝たせてやりたいと、心から思う阿部。

出会った頃は、

たとえ弱気な性格のままでも指示通り投げさえすればいいと、

身勝手だった自分を省みてます。



そして、三橋を勝たせるためには、まず・・・・。

練習でも特訓でもなく、試験勉強!ってオチでした。(笑)

見るからに、キャラクター的にも頭良さそうだよな、阿部。

試験で苦労しなさそうだ・・・・。



その他、いろいろ。

他の部員も少しずつ出番増えてきた?

花井と組む、もう一人のピッチャー、沖君。

初めてフライ捕れたと喜んでいたのがレフトの西広

試験の為にはわざわざ勉強はしないらしい。

4月が誕生日だったのは巣山と花井。

水谷と泉は、あんまり見せ場ないな。

あと、人の部屋でエロ本探すな、田島。(笑)

息子が大勢の友達に誕生日祝ってもらえて、母親なら嬉しくて目頭熱くなりますね。