おおきく振りかぶって 第8話


第8話『スゴイ投手?』



試合終わると一気にテンション下がって、つまらなくなるのがスポーツものでは多いけど。

そんな事はなかったです。

部員の日常が意外と興味深い。



三橋と阿部、お互い過去に組んだバッテリーやチームメイトが気になる?

前回までは阿部が三橋の過去を気にしてましたが、今回は逆です。



三橋の家族とか、今まで描かれてなかったので、登場したのが意外。

明るい色のくせ毛の髪は母親似か。

三星時代は親戚の家に。そこには同じ歳の女の子が。

よく怒る子だったらしいけど。

三橋が西浦行くのを知って怒ったって事は、嫌われてはいなかったハズ。

そんな三橋の境遇知ってニヤニヤな栄口。栄口は一人っ子?

女の子のいる生活がそんなに羨ましいかな?何を期待しているんだか。(笑)



今回は瞑想。アルファー波出す練習だそうです。

でも、この瞑想やっても、三橋の手は冷たいまま・・か。



マネジャの子(篠岡?)、驚き方がかわいかった。

瞑想にも参加するんですね。

この子も部員達と距離があった気がするけど。部員との会話が増えるといいな。



部員同士、仲良くなってきた様子。

三橋も栄口や田島と話せるようになりました。

(でも、まだオドオドしてるなぁ・・。)

朝、栄口に挨拶するだけであんなに躊躇する三橋が。(大笑)

挨拶返してもらえなかったのか、中学時代?



田島が、また今回もおバカなんだけど、ちゃんと三橋の事気遣ってくれてます。

ハルナの剛速球にウキウキしたり、日焼けしようと服脱いだり。

”ゲンミツ”を”絶対”の意味と勘違いして使ったり。(笑)

そして、最後に、俺が打つ!と言ってくれる所が、頼もしい!



ハルナ。(榛名?←漢字これでいいのか??)

野球では無名だった武蔵野が急成長した原動力。

球は速く、各高校が偵察に来るほどの注目選手。

それでも阿部が”最低”と言ったのは・・・その性格だろうな。

"タカヤ”って、馴れ馴れしく名前で呼んだり。阿部に対するイヤミが・・。

厳密な球数制限は、自分の腕を守るため?



阿部のキャッチの上手さは、ハルナに鍛えられたから、だったのか。

まともに取れるようになるまで半年。全身アザだらけになりながら・・・。(汗)



ハルナの実力を目の当たりにして激しく落ち込む三橋。

コントロールがいくら良くっても、変化球がいくつあっても、この速球の魅力とは、比べものにならない。

・・・もともと投手のタイプが違うんだから、それは仕方がないんだけど。

やはり速い球は投手の憧れ。



こんな自分を阿部がいい投手だと言ってくれたのは、本心ではなく、自分を励ますためだったのだ、と。

ハルナに比べたらはるかに劣るけど、阿部くんのその気持ちに答えようと、気持ちを新たにする。

もしも武蔵野と当たっても、それはハルナと自分だけの勝負じゃない。野球はみんなでするものなんだ。

一人気負いせずにチームワークの大切さにも気づいている三橋が、よい感じです。



偵察に来てる他の高校の選手の描写が。

高校名や選手名がよく分からない。(汗)(春日部?桐青?)

けど、あの十字架下げてた人は痛いキャラですね。(笑)

今後、西浦と対戦する高校なんだろうな・・・。



新設したばかりで、部員が少なく、先輩も居ない西浦。

寂しい反面、先輩いないから気兼ねなくのびのび出来るし、結束も堅くて、理想のチームです。

このまま少数精鋭で行くのかな?(増えない?)



普通の野球マンガの主人公って、ハルナの様に、球威で勝負するタイプが多いような。

(気が強くて、チームの為にと一人で背負い込み、無理して投げて、腕故障・・・って定番の展開。)

三橋は、それとは反対の、球は遅くてもコントロールが良くて変化球に富む投手。

阿部の様な戦略的な捕手が居て、初めて生かされる、その才能。

以前、監督が言っていた通り、それだけでどこまで勝ち進めるのか?

武蔵野との勝負っていうのは、ぜひ見てみたいな。