第21〜25話


第21話「血ぬられた迷宮 #4」



ブラドはもはや幽霊などではなく、化け物。除霊は出来ないと。

ナルが撤退宣言。



真砂子が麻衣を嫌うのは、やはりヤキモチだったんですね。

しかも、本当にナルの弱みを知っているらしい。

いつもナルが真砂子の頼みを断らないのは、そのせいか。

しかし、弱みって?(自分の正体の事??)



それが為に、自分はナルに嫌われていると・・・・。

意外と一途なんだなぁ。

照れながら本心を垣間見せる姿とか、悲しげな表情とか、いつもと違う彼女が良かったです。

普段からもっとこういう、素の表情を見せてくれるとカワイイのに!



今度は真砂子がさらわれた??

自分のせいだと落ち込む麻衣に「うとうとしてみたら?」と勧める綾子。

麻衣の特殊能力は、こういう時に使わないと!

夢の中でナルが指し示す先に真砂子が。(今回の出番、これだけ??)

優しいナルに「おかしいでしょ?」と。

(真砂子がその正体を知るのは、まだ先なのかな・・・?)

麻衣が、必ず助けに来ると励まします。

二人の友情が意外な所で深まりました。



夢の中の記憶を頼りに、真砂子捜索。

ブラドに襲われそうになりながらも、無事救出。

口笛で呼んだリンさんの式が格好良かった。珍しく活躍です。



ナルが真砂子のクシを持っていたのは・・・。

(心配していたから、だけじゃなくて、あの能力を使おうとしていたから・・・だよね??)



今回は麻衣に対して心開きはじめた真砂子との友情が良かったです。

最後の、麻衣をからかうまどかさんのオチも良かった。(笑)

南央美さんの飄々とした演技が合ってる!)




第22話「呪いの家 #1」



吉見家の代替わりに起きる、一族と霊能者の死。

不審な子供。

包丁振り回した人、目が赤くて、明らかに異常な様子。

憑依されてるらしい。



今回は綾子が憑依霊を落とすことに。

綾子の祈祷って、ちゃんと効果あるんですね!

坊さんと一緒で、私も最初、彼女の能力を疑ってました。(笑)

(どこかで修行したのは確かだけど、どの神社にも属さない、自己流の巫女。

しかも、今までの事件で綾子が活躍した試しがない・・・。

普段騒がしいけど、居ないと寂しい、世話焼き姉さん。

実は隠れた実力者だって信じてるよ!)



しかし、落とした狐らしき霊は、ナルの中へ・・・・。

霊に憑依されたナルを異常に危険視するリン。

(ナルが暴走したら・・・・。あの力を使いかねないって事??)

今回はナル無しで、霊の正体を暴き、ナルと吉見家の人々を救わないといけない。

麻衣達の絆と実力が試されます。

最後のエピソードに相応しい展開ですね。



二人で心中を図ろうとする、あの夢は・・・。誰かの記憶?にナルと麻衣を重ねたものかな?

もう一つの夢は、いつもの、あの優しいナルです。今回もヒントを・・・。

ここは霊場??




第23話「呪いの家 #2」



前半は前回の麻衣の夢の検証。

崖の下の祠、岬の五つの塚、神社の三つの塚。

海で心中した恋人の伝説、メカブとオカブの岩。

祠にまつられているオコブ様はエビス・・・。

まだどれも点でしかなく、上手く繋がりません。



吉見家の人々に異変が・・・。

子供達の言動が怖い。

うつろな目で、護符を拒否する人達は、みんな何かに憑かれてる?

子供に憑いた霊を落とそうと、とっさに九字をきる麻衣。

素人の自分の九字なら効果も小さいから無事なはず・・・・と、

麻衣本人は思っていたみたいだけど、実は才能あったらしい。



不吉な麻衣のナレーション。

これを期に、次々と事件が??

果たして、麻衣達だけで解決できるのか??




第24話「呪いの家 #3」



いつもと違うOP。緊迫感が漂います。



とうとう犠牲者が出始める。

ナルが居ない中、坊さんが代わりに指揮をとってます。

除霊の時も、こういう緊急時でも、頼りになるなぁ。



ナルがあの時、霊に憑依を許してしまったのは?

リンさんの制止のせいだと思うんだけど・・・。

ナルは何をしようとしていたのか??

なぜリンが止めなければならなかったのか。



夢の中で、死んだ女性が胎内巡りを。

しかし、なぜなのかは、夢の中のナルにも分からないらしい。



憑依霊の暴走を止めるため、リンに言われて仕方なく、再び人に向かって九字をきる麻衣。

いいのかな??今度は大ダメージを与えずに済んだけど、

結局逃げられてしまう・・・。



二人の犠牲が出てしまった後で、安原くんの報告が。

過去に二つの事件?

神社の三つの塚に関わると思われる、三人の修験者。

そして、一揆で犠牲になった五人の村人をまつったらしい、岬の五つの塚。

犯人はどっちだ??

って、憑依霊の言動を聞いていれば、後者の気がするけど・・・・。

どちらも村人の裏切りにあい、恨みがあるのは同じだしなぁ・・・。



とうとう霊の総攻撃。

お経が聞こえたから、犯人はロクブの三人って言うのは早計では?

この吉見家があった場所はお寺だったんだし。



ベースに集まる死霊!!

こうまで実体化して襲ってくる霊は初めてですよね。殆どゾンビ〜。(汗)

なぜナルに憑依している霊を解放しようとするのか?

リンさんと綾子、そして麻衣が退魔法で対抗するが、かまいたちの反撃で絶体絶命のピンチ!!




第25話「呪いの家 #4」



戻ってきた坊さんの結界のおかげで助かりました。

傷だらけになりながら霊と戦う坊さんとジョン、リン。

なんか、戦闘系の別アニメみたい。(笑)

でも、こういうシーンはかっこいいし、絵になりますよね。



一夜明けて、霊に決着をつけることに。

憑依した霊達が空虚なのは、使役された霊だから。

犯人は霊を使役できる修験者の三人か?



ここで綾子が大活躍!!

神社で霊を次々と浄化していきます。流石巫女〜〜。

大病院の一人娘が巫女になったのは、生きた巨樹の影響でした。

精霊の声が聴ける、歴としたシャーマンなんですね。

今まで実力を発揮しなかったのは、条件が揃わなかったから。

それを言うと負け惜しみに聞こえるので、仲間に黙ってたのか。

かっこいいぞ、綾子!隠れた実力者♪



真犯人(ラスボス)は、修験者達ではなかったらしい。

という事は、オコブ様??

なぜあれが原因に??

復活したナル。自分が居ない間に麻衣や綾子、坊さん達がどれだけ大変だったか、知ってるのかな??



眠っていたくせに、資料だけで全ての元凶がオコブ様だと結論づけたナル。

ナルさえ憑依されなかったら、もっと早く解決していたような。(汗)



化け物は除霊できないと言っていたくせに、今回のオコブ様は除霊すると言い出す。

でも、実際に命がけで除霊するのは坊さん達なんだよね。(汗)

しかも、相手は長年まつられてきた強い力を持つ”神”。到底敵わない?

頑張ってる坊さん達に「こんなものか」って、その言いぐさは酷い。

麻衣に責められ、ナルが本領発揮??

初めて見せた、あの力は・・・・。



(”気功”ってリンさんは言っていたけど、確か原作では・・・・。あれ??(謎))

命の危険を冒してまで、倒さなければならない相手だったのかな?

と、思ったら、アレは麻衣の挑発に乗ってしまった失態だそうで。(汗)

自身も憑依された事が、よっぽどナルの怒りを買ったらしい。



これで終わり??

ナルと麻衣の関係の進展も、ここまでか。

夢の中のナルの事とか、ナルの正体とか、その能力の実態については、

アニメでは明かされない様子・・・・。

次期シリーズでやるのかな??



作中のリンやナルの言動の謎も、その真相を知った上で見れば、

ちゃんとつじつまが合う作りは、上手いです。

全体の構想がしっかりしている原作の良さですね。

でも、最終回でもそのネタが明かされないのはガッカリ・・・。

ちゃんと次回作もやるんでしょうね?アニメ。

でないと、アニメしか見ていない人にはすっきりしない話ですよ。(汗)