第24話

第２４話「滅びゆくもの」

オルヤンクルとなったウルトリィの名の下に、諸国と連合して、

クンネカムンに挑むトゥスクル軍。

いよいよ決戦。



アヴ・カムゥ相手でもロープなど駆使して、勝つことは出来るんですね。

ハクオロ達を襲ったゾンビ兵。仮面がハクオロのと似ていて不気味。（汗）

ディーによってクンネカムンの城の中へ空間転移。



ハクオロとクーヤの対決。

ゲンジマルが弱点を教えて、ハクオロの手でアヴ・カムゥを倒し、

クーヤを説得。これで戦争には決着はつきました。



そして、ディー登場。

その両脇には、ヒエンとハウエンクアが。

クーヤを裏切って、ディーに付いたのか。



ウルトリィが察して、駆けつけた仲間を空間転移させる。

ハクオロは自分の身に何が起ころうとしているのか、まだ理解していないかのように、戸惑いをみせるが。

やがて、あの巨大な怪物に変身。



一時、暴走しているかのような猛烈な攻撃をハウエンクアのアヴ・カムゥに浴びせる。

まあ、ハウエンクアのあの死に様は自業自得として。



変身したハクオロが自我を取り戻しましたが、ヒエンを止める事は出来ず。

・・・ゲンジマルの子（子孫？？）だったんですね・・・。耳が違うけど。

偉大な父であるゲンジマルを越えたかったのかな。真面目そうな子だったのに。

頑なすぎたのかも。



ディーは、本来我らは直接戦うべきではないのだが・・と。

ハクオロの正体と、対等な存在？

この世界で崇められている二つの神を彷彿とさせます。

（ウルトリィ達が崇拝するウィツァルネミテアと、そのウィツァルネミテアに滅ぼされたオンヴィタイカヤン？

クーヤ達のシャクコポル族が崇拝しているのはオンヴィタイカヤンの方なんですね。）

ディーと呼ばれていますが、それは肉体の方の名前で、人格やその力は別物なんでしょうね。



影で全てを見ていたカミュ。

ディーとは親しかったらしく、ディーの身を心配してましたが。

ディーの呼びかけで、カミュの身から黒い翼の別の少女が登場。（ムツミ？）

強力な術でハクオロを攻撃し出す。

カミュに封印されていた、ディー（の本性？）に仕える別人格？彼の半身？

ディーを”お父様”、ハクオロを、自分を選んでくれなかったもう一人の”お父様”と呼んでいました。

ウルトリィは、その正体を知っていた様です。

・・・もう、カミュの人格には戻らないのかなぁ・・・。



ディーとゲンジマルの決着。

会話からすると・・・・・。

昔はディー（の本性？）に仕え、”友”と呼ばれるほど仲が良かったらしいゲンジマル。

どういう経緯かは分からないけど、虐げられる弱きクンネカムンの民を守るため、

力を求めたクンネカムン王は、自身を差し出す（眷属となる？）代わりに

強力な兵器、アヴ・カムゥを得る契約をしたらしい。

この契約は代々の王が引き継ぐはずだが、まだ幼いクーヤに契約させる事を拒んだゲンジマルは、

自身が代わりに契約者となった様子。

契約者として彼の命に従い、多くの血を流してきた事を悔やんだゲンジマルは、ついに彼を裏切り、

死を覚悟の上で、刃を向ける事になったが・・・・。



文字通り、散っていきました・・・。

ここで運悪く目が覚めてしまったクーヤ。

寝ていればよかったのに！！

衝撃の現場を目の当たりにしてしまい・・・・。

最後、ハクオロの腕の中で、言葉が話せなくなっているのが哀れで。

この子、ショックでずっとこのままになってしまうのか・・・・？？（汗）



ゲンジマルの死に、この場を去るディーとムツミ。

これでこの戦争には終止符はうたれましたが。

ディーは終わらない戦いを続けなければならないと言っていました。なぜ？？

またハクオロに何か仕掛けてくるのでしょうか？

結局はこの二人が直接決着をつけなければ、永遠に終わらない？しかし、それは禁忌？



いろいろな事が明らかにされて、急展開です。

一連の過去話を聞いていると、ゲンジマルをはじめ、事情を知っているらしいウルトリィや、カミュなど、

各々の年齢はどうなっているでしょうね？羽根の人達や契約者は皆長寿？？（謎）

クーヤ達シャクコポル族がどうして虐げられてきたのか、理由はわかりませんが・・・。

細やかな設定で今イチ不明な事が多いです。

そして、ハクオロの正体と過去がどう繋がるのか。