第14・15話


第14話「戦禍」



大国シケリペチムの侵攻で、追い詰められていくハクオロ。



国境からじわじわと攻めて、トゥスクル軍を疲弊させるのが目的らしい。

オボロ達の活躍とハクオロの策で、何とかこれをしのぐが、それにも限界が。

焼かれる村々、負傷した兵達。ハクオロが心を痛める。



トウカ、前回オリカカンの死と、ニウェの言動を目の当たりにして、誤解が解けた?

オリカカンの遺体をクッチャ・ケッチャへ連れ帰るよう言い渡すハクオロ、優しいです。

勘違いで剣振るってたなんて、いたたまれないよな。(汗)

エヴェンクルガのあの性格なら、感謝せずにはいられないでしょう。



ハクオロの苦悩が。

王としてのプレッシャー、いつまでも終わらない戦、

ただ人々の幸せと国の平和を願っているだけのに・・・。

そうした悩みも、ちゃんとエルルゥにだけは打ち明けるんですね。

もう夫婦ですよ、この二人。



一方、ニウェは、ハクオロの本性が見たいとかなんとか。本性って??

捕らえた兵達に、地下で一体何を?

羽根の人も、大人しくニウェの要望に応えてるだけ??なぜ?



大軍で本格的に侵攻を始めたシケリペチム。

窮地を駆けつけたトウカに救われました。

今度こそ、当初の予定通り、大軍が押し寄せる間にニウェを撃つ作戦で。



カルラが今回も凄いです。

たった一人で、一部隊相当の戦力!敵の背後も突けるほど迅速で強力。

戦場で酒飲んでる余裕ぶり。

酒を勧められて流石のクロウにも「まだ早ぇよ。」と言われる始末。(苦笑)

ニウェの倒すハクオロの少数精鋭部隊に、カルラとトウカを選んだのも頷ける。

エルルゥを含めると、メンバーが女性ばかりなんですけど。(笑)

それ以前に、なぜ危険な戦闘にエルルゥ連れて行くんだろう?



今回、異様に作画が気合い入ってますね。

特にAパート。際だってます

キャラが少し崩れてるけど、迫力ある作画でした。

戦闘シーン、格好良かったな。




第15話「宴の終わり」



大軍を国境で足止めするベナウィ達。

アルルゥムックルに乗って参戦??

危ないよ。(汗)



一方、ハクオロ達はニウェを目指して進む。

あの三人組は・・・・前に攻めてきた時の人達ですね。

カルラが相手を。

三位一体の攻撃に、機動力で劣るかな・・と思ったけど。

肉を切らせて骨を断つ作戦か!!

一人始末するのと引き替えに、両腕刺されてるのに、痛くないの??

こんな苦境でも不適な笑みを浮かべるカルラが格好いい。



ニウェが仕込んだ兵士達に取り囲まれるも、ここでもカルラが大活躍。

って、こんな所までエルルゥ連れてくるのが謎です。

ハクオロのする事を、最後まで見届けたいというエルルゥの気持ちは分からなくもないけど。

戦える訳じゃないから、戦力にもならない。

足手まといになるし。守りながら戦うのは大変では??

人質に取られたりしたらどうするんだろう・・・。(汗)



ニウェを追い込み、ハクオロと一対一の勝負。

ハクオロの変容・・・。

OPにある様に、ハクオロの正体は、化け物なんですか??

ニウェは・・・ただ好敵手と戦いたかっただけで、

その為に残忍な罠を仕掛け、ハクオロを煽ったのか。

ハクオロを”けもの”と呼んでましたが、

別に本当のその正体までは知っていた訳ではなさそうですね、あの驚きようだと。



一方、一部始終を影から見つめていた羽根の人は・・・。

こういう事態になる事を知っていた?

ニウェの死にも、ハクオロの正体にも驚いていないし。



これでシケリペチムを退けた・・・事になるのかな。

また平和な日々に戻れると良いのですが。