悪夢の棲む家(下)
悪夢の棲む家 (下) ゴースト・ハント 講談社X文庫―ホワイトハート
悪夢の棲む家 (下) ゴースト・ハント (講談社X文庫―ホワイトハート)
- 作者: 小野不由美,小林瑞代
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1994/04
- メディア: 文庫
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やっと読み終わりました。
上巻読んだのが1年以上前なので、内容忘れてます。
現時点、アニメ6話までに出てきていないキャラ設定がいくつか。
ナルとリンの素性と本当の能力についてとか。
これも後々明かされるのかな。
感想要点のみ。
- 広田のキャラが好き。
オカルト話に否定派キャラって重要。
常識ある人間なら、すぐにオカルトを否定する彼に親近感を持てるはず。
心霊現象を目の当たりにしての葛藤も人間らしくてよい。
- 広田を各メンバーと絡める事で、それぞれ、自身の能力や仕事への思いを語らせる構成が上手いです。
率直な物言いの滝川や、純真なジョン相手にはさすがの広田も責めたり出来ないんですね。
- ナルの重大な見落とし。
この失態はナルにしては珍しい?シリーズでは初めてなのかな?
- ナルの戦い方。
鏡越しにジーンとのコンピプレイっていうのが、いい。兄弟技!
しかし、生きてる時から兄に対してもあんな口の利き方だったのかな。
(「役立たず」って。(笑))
- 鏡に寄りかかるナル
ジーンとの接点を保とうとしているだけなんだけど、
端から見ると、鏡に映る自分に見とれるナルシストだと誤解されてしまうのが笑える。
- 役立たず綾子。(汗)
巻頭の人物紹介にも本編にもそう書かれてしまっている彼女が不憫。
シリーズ中で彼女の活躍するシーンって無いのかな??
本編によれば、神社と生きている樹があれば力を発揮できるらしいけど・・・。
しかし、特定の神社の巫女じゃなくて、我流って。(笑)
これじゃ、インチキ呼ばわりされても仕方ないか。
でも、たまには活躍して、他のメンバーをあっと言わせて欲しい。頑張れ、綾子!
- 中井が調べた、ナルの素性
よく分からないけど、なんか凄い。(汗)
この後ってどれを読めば・・・?
悪霊シリーズ読まずにこっちを先に読んでしまったけど、
これが悪霊シリーズ(ゴーストハント)の一番最後??
まだシリーズ続きそうな終わり方だったけど・・・・。
続編はあるんでしょうか?
残りはアニメ見て補完するか。