遊戯王ARC-V  第28話

第28話「アユのエンタメ水族館」



いよいよ次はアユのデュエル。

応援に駆けつけたアユの両親。

母親はアユそっくり。

父親は終始ビデオを回してます。

娘の可愛さにメロメロなお父さんです。(笑)



修造が想像する成長したアユちゃんは、今のアユをそのまま大人にした感じ。

いずれスターになる事間違いなし!と自信満々です。



アユに声援を送る遊勝塾の面々をみて「なにコレ」と突っ込む素良。(笑)

そういう所は、素良らしい。



アユの対戦相手の零羅は、LDSの秘蔵っ子と言われているが。

様子がおかしい。まるで何かに怯えているよう。



フィールドになかなか入ろうとしない零羅。

見下ろす日美香の口の動きを見て、表情が変わる。

この時、日美香は何を言ったんだろう?

励ましや零羅の名ではないように見えたけど・・・。

それとも、零羅に暗示をかけるような特殊な言葉なのか?



アクションフィールドは、「おひさまの谷」。

戦いの殿堂に集いし〜の口上は、アユと零羅の二人ですが、

零羅のテンションの低さにアユが調子を狂わされ、結局アユが言い切る形になるのが面白い。(笑)



アユはアクア・アクトレス グッピーを召喚。

さらにフィールド魔法と二枚の永続魔法を発動させ、グッピーの攻撃力を上げる。

早速ダイレクトアタックを仕掛けようとするが、エラーの表示で攻撃出来ず。

先攻は攻撃できない事をうっかり忘れていたらしい。



アユの召喚するモンスター、アクア・アクトレスがかわいいです。

フィールドを水槽に見立て、モンスターに話しかけたりしながら、楽しくデュエルしてます。

失敗してもテヘペロの仕草をしたり。

無邪気に元気一杯にデュエルするアユの仕草がとてもかわいい。

アクアリウムと化した色鮮やかなフィールドに、観客も見とれています。

見る者を意識したデュエルが出来るアユには、エンタメの才能もありそう。



零羅のターン、永続魔法、ペルソナ・シャッター・レイヤー1を発動し、

アユのグッピーをコピーしたモンスターが現れる。

アユはアクア・アクトレス テトラを召喚するが、これでは零羅の場のペルソナグッピーを破壊できない。

こんな時は!とアユがテトラに乗ってアクションカードを捜し出す。

アクションマジックで攻撃力を上げたグッピーは、永続魔法の効果でさらに攻撃力を倍にし、

零羅のペルソナグッピーをバトルで破壊する。更にテトラのダイレクトアタックも決まり、優勢のアユ。



アユちゃん、アクションカードを効果的に使うタイミングをちゃんと分かってる。

意外と侮れません。



零羅は永続魔法、ペルソナ・シャッター・レイヤー2を発動し、アユの場のカードの効果を封じてしまう。

再びレイヤー1でグッピーをコピー。

アユの場の永続魔法とフィールド魔法の効果をアユだけが受けられず、

攻撃力を上げた零羅のペルソナグッピーが、アユのテトラを破壊する。



一瞬怯むアユだが、仲間達の声援を受けて気を取り直し。

グッピーをリリースし、アロワナをアドバンス召喚

これにより、ペルソナグッピーは消滅。

アロワナのダイレクトアタックに対し、零羅がトラップを発動し、

今度はアロワナをコピーしたモンスターを特殊召喚

永続魔法の効果を受けるペルソナアロワナはアユのアロワナの攻撃力を上回るが、

アユはトラップでペルソナアロワナの攻撃力を下げさせる。

ペルソナアロワナを破壊し、零羅のLPを400まで追い詰めた。



ドローしたカードと、観戦する零児の姿を見た瞬間、また零羅の表情が変わる。

CC隻眼のパスト・アイを召喚。さらにマジックを使い、

CCC武融化身ウォーターソードを融合召喚する。



アロワナの攻撃力を加えたウォーターソードで、アユのアロワナは破壊され、敗北してしまう。



敗北で落ち込むアユを、遊矢は「負けたら明日勝てばいい」と励ます。

仲間達の励ましに、泣きながら笑顔を見せるアユ。



一方、勝利した零羅は、アナウンサーのインタビューに全く答えず。

話しかけたタツヤを無視し、向かった先にいたのは、赤馬零児。

その手が零羅の頭上へ伸び。

「その調子だ。」と言い、零羅の頭を撫でる。

零羅は一言「兄様」と答えた。



デュエル前もデュエル後も、タツヤはよく零羅を見ています。

零羅を見て、タツヤは何か感じる所があるのか?

最後に声をかけようとしたが、無視され。

この二人、今後対戦する事になるのかな?

その時、タツヤは零羅に何を感じ、何を伝えるのか?



やはり零羅は零児の弟だったのか・・・。

零児達の貴賓席に居た事。

名前に「零」の字があるのは、兄・零児と父・零王と同じです。

大会では赤馬の姓を呼ばれなかったのは、大会主催の関係者だとばれないように故意に隠されているのか?

零児がDDDと名の付くモンスターを操るように、

零羅はCCCと名の付くモンスターを使っているのも興味深いです。



零羅はなぜあれ程怯えているのか?

日美香、零児、そして零王とは、どんな家族関係なのか?

零児は、日美香は、まだ幼い零羅を、どう思っているのか?

零児が零羅の勝利を褒めてくれたのなら、良い兄のはずですが・・・。

日美香と零児が零羅を見る時の表情に笑顔はなく、冷たいのか、冷淡なだけなのか・・・。

この先のデュエルで、零羅が変わる切っ掛けがあれば、零羅が笑顔を見せてくれる日が来るのか?



アユの仇は私がとると意気込む柚子が、

観戦に来ない素良を、通信で怒鳴って呼び出す。

これは22話で素良が柚子を呼び出した時と、ちょうど逆の状況です。

(脚本も同じ人ですね。)

素良のディスクに柚子が「弟子1号」と登録されているのが面白い。



この時、素良は、黒咲隼とすれ違う。



この二人のデュエル、とても楽しみです。

今回もアユのデュエルを最後まで見ずに、偵察だと言って一人で会場を見て回っていた素良ですが、

やはり目的は「遊矢みたいな面白いデュエリスト」を探す事。

ひたすら強敵とデュエルし、デュエルを楽しむ事を考えている素良と、

大事な妹と世界の命運をかけて戦う隼と、

デュエルに対する姿勢が正反対のこの二人が、どんなデュエルを繰り広げるのか?

異世界人同士で、二人に何か関係はあるのか?



いつもなら強敵相手にワクワクする素良ですが、隼相手にはワクワク顔は見られず。

異世界の者、LDSを襲った襲撃犯、柚子のブレスレットで消える事など、

相手がただ者ではなく、素直にデュエルを楽しめる相手ではないと、分かっているからなのか?



次回は柚子のデュエルを隼が密かに観戦するようですが。

融合をひたすら憎む隼は、妹似の柚子が融合を使うのを見て、どう思うのか?



前回に続き、お子様組のデュエルでした。

いつもの遊矢のかわいい応援団の三人ですが、

彼らの元気いっぱいのデュエルが見れたのが嬉しい。

タツヤのデュエル回も楽しみです。





色鮮やかなアクアリウム

モンスターが老化したり、三枚におろされたりと、カード効果の演出もユニーク。



作監:飯飼一幸・佐藤道雄)

(脚本:雑破業