遊戯王ZEXAL  第107話 ーメモ





<召喚口上>



No.64 古狸三太夫



混沌と混迷の世を切り裂く知恵者よ

世界を化かせ!

古狸三太夫





<六十朗の語る喜楽伝説>



うむ、戦上手でな。

並み居る武将たちと戦い、

戦で得た富は、全て領民に分け与えていた。



なのに、自分は徹底して質素倹約し、

この地では伝説の名君じゃ。





<ポン太の語る喜楽伝説>



おらと喜楽の出会いは戦場だったポン。

激しい戦いの中、迷い込んだタヌキのおらを、

あいつは助けてくれただポン。



おらはな、その恩に報いる為に、喜楽そっくりに変化して

影武者になってやっただポン。



代わりにおらが戦をしただポン。

おらは強かったぞ。おらは天才だった。



おらが国を強くしただポン。

天下だってとれただポン。



なのに、あいつは・・・。

喜楽は、おらをクビにしただポン!

おらの強さに嫉妬しただポン!



それから、喜楽のバカ殿は戦に負けて死んだだポン。

おいらがやってれば絶対に勝てた戦だポン。

ざまぁ見ろだポン!



タヌキのおいらも、その後すぐに死んじまっただポン。

でも気付くと、おらの魂は、あの喜楽石像に閉じ込められていただポン。





<ギラグの語った真実(真偽不明)>



あの戦は、最初から負けが決まっていた。



領民にばかり富を与えていたわしを

気に入らぬ家臣達が寝返ったのよ。



気付いた時には、どうにもならぬ状況だった。

せめてわしは、ポン太・・・お前だけでも逃がそうと考えたのだ。







<メモ>

・六十朗爺ちゃんの本名は「三沢六十朗」

・戦国武将、喜楽荘八。

 荘八の名は小説「徳川家康」の作者、山岡荘八が元ネタ?

・カードデザインを手がけた長森さんも、ストーリーとカードデザインの関連性までは

 放送を見るまで知らなかったらしい。