遊戯王ZEXAL  第61話

第61話「消えかけた絆!遊馬VSシャーク、宿命の決闘!!」



いよいよWDC準決勝。

遊馬とシャークのデュエルが始まる。



だが、シャークの様子がおかしい。

虚ろな表情で、遊馬の呼びかけに全く反応しない。

何の警戒も無しに、遊馬の裏守備モンスターを攻撃し、ダメージを受けるシャーク。

今のシャークからは戦う気迫が全く感じられない。



遊馬はシャークを正気に戻そうと、モンスターで攻撃し、

シャークに大ダメージを与えるが。



「何やってんだよ、シャーク!はやく立てよ!

 お前、いつだって相手に噛みつきそうな勢いで向かってきただろ!?

 だからシャークなんだろ!?

 戦わなねぇシャークはシャークじゃねぇ!」



その時、遊馬の手札にはトラップ、「好敵手の絆(ボンズ・オブ・ライバル)」が。



何の為にデュエルをしているのか?シャークは思い出せずにいた。

トロンはシャークの心に呼びかけ、戦う理由と戦うべき相手を伝える。

突如、苦しみ出すシャーク。



立ち上がったシャークは、一転して表情が変わり、

遊馬を復讐の相手とみなし、反撃を始める。

遊馬の場の二体のモンスターは、あっという間に破壊され、

さらにダイレクトアタックを受け、大ダメージを受けてしまう。

遊馬の攻撃はトラップで返され、さらにダメージを。



シャークが遂に、シャーク・ドレイクをエクシーズ召喚。

果たして、遊馬はシャークを救う事ができるのか?





トロンの洗脳が完成して、シャークドレイクが登場した所で終わり。



トロンの恐るべき洗脳。

IIIが遊馬にした様に、記憶を操作されるのか。これは残酷。



「良かった、僕の事は覚えてるんだね。

 どうやら中途半端に自我が残っていたみたいだね。」

「君の倒すべき相手、まだ思い出せないのかなぁ?

 昨日、ちゃんと教えてあげたのに。」

トロンのこの台詞からすると、トロンの最初の洗脳は完璧ではなかった様子。

部分的に記憶を消しておいて、

IVに関する記憶の部分をフェイカーに置き換え、

さらに遊馬はその仲間という設定で暗示をかける。



トロンがシャークに見せた幻影の中で、

フェイカーを見て、「誰だ?こいつは・・。」と言っていたから、

シャークはフェイカーの顔を知らないのか。

シャークとフェイカーには接点は全く無さそう?



「不祥事によるデュエル界追放というどん底から、

 今また雄々しく蘇った、ザ・リベンジャー。神代凌牙!」

Mr.ハートランドが冒頭で、軽くシャークの過去について触れていたけど、

不正で失格になった事は観客に知られているのかな?

それを知った上で、あのシャークコールの声援があるのだとしたら、嬉しい。

過去の過ちを乗り越えてデュエルするシャークの姿に、

共感して応援してくれるなら。

いい観客達だな。



トロンが言うには、トロンの忠実な僕であるナンバーズがシャークと一体化して、

シャークを操っている様子。

だとすると、シャークドレイクをバトルで破壊しないと、

シャークは元には戻らない?



次回予告。

シャークかアストラルかの選択を迫られる??

前回のアストラルの台詞、

「私は、君が選んだ道に従う!それがいかなる道であろうとも。」は、

そういう事態を想定しての事だったんだな・・・。

もし、どちらか一方しか救えないとしたら、遊馬にとってこれは辛い選択。



シャークの妹の名前が判明!リオ!

「神代りお」ですね。(文字はまだ不明。)

シャークが妹を名前で呼んだのも今回が初めて。

それも心の中でだけで、遊馬の前では「妹の恨み!」と言って、

何故が人前ではリオの名で呼んでません。

今までシャークが妹の名を口にすることは無かったけど、

人前で妹を名前呼びするのは、恥ずかしいのかな?年齢(14才)的に?



デュエルタワーと聞いて、DMのバトルシティを思い出した人も多そう。



徳之助の言葉に一々怒って爪を立てるキャットちゃん。

「猫を被っていたウラ。」て言っただけなのに、

「あんなやつに被られたくニャーい!て。

遊馬だけじゃなく猫という言葉にも反応するのか。(笑)



トロンがシャークに見せた、ファイカーの仲間の遊馬のイメージ、

遊馬が悪い顔でした。(笑)



遊馬がデュエルディスクとDゲイザーセットするシーンは、使い回しじゃなくて新規?

お肌ツヤツヤ。

キャラの顔が幼め。特徴的。

作監:牧内ももこ)

(脚本:上代務