遊戯王ZEXAL  第41話

第41話「消えたハルト!新たなる敵トロン」



冒頭から、ハルトの失踪を知り、取り乱すカイト。

ゴーシュとドロワに、ハルトの行方を通信で問いただす。



ハルトは無事家に帰ったと思い込み、一安心していた遊馬。

そこにゴーシュとドロワ、カイトが現れ。

ハルトをどこにやった?!と責められる。

ハルトを連れ去った男がカイトの使者ではない事が分かり・・・。



ハルトが連れ去られたのは自分の責任だから、一緒にハルトを探すと言う遊馬に、

カイトは通信機を渡して去る。

アストラルの推理では、黒幕はMr.ハートランドだと。



その頃、V(ブイ)に連れ去られたハルトは、トロンの儀式により、

その力を奪われようとしていた。

叫ぶハルトの声に導かれ、駆けつけたカイトと遊馬の前に、IV(フォー)とIII(スリー)が立ちはだかる!

二対二でのタッグデュエルが始まる!







と、言うわけで、今回もデュエル無し。

しかし、なんか盛り上がって来ました!



ハルトの居場所について、カイトに話さず通信を勝手に切ろうとしたゴーシュが意地悪。(笑)

ゴーシュ達とカイトは、やはりあまり仲良くない?

一方、ハルトを取り戻すにはカイトの力が必要だと感じたドロワは、

ハルトが遊馬と共に居る事を正直に告げてます。

遊馬の証言が嘘でない事を、カイトの表情から読み取ったり。

流石ドロワさん。いつも静かだけど、冷静に状況を分析してる。

ゴーシュとは対照的で、何だかんだで互いをサポートし合う、いいコンビです。



ゴーシュに捕まり、逃げようとして股間蹴る遊馬、酷い。(笑)

一方的に責められる遊馬も可哀相だけど。

Vの言葉を鵜呑みにして、カイトの代理で来たお迎えと勘違いしちゃうのも、ちょっと。



遊馬はカイト達を一緒にハルトを探すと言い出す。

責任を感じてる、というのもあるけど。

カイトがそんなに悪い奴じゃない事を知ってるし、ハルトと一緒に過ごして、

兄弟の仲の良さ、ハルトの兄に対する思いやりや優しさを知った遊馬だからこそ、

放っておけないんだろうな。



トロン達のアジトに向かう時、カイトの、お前は帰れ、と言う言葉に反して乗り込む遊馬。

責任感からと言うよりも。

全くお節介なほど人情家で、

誰かを助けるのにいちいち遠慮なんかしない所が、とても遊馬らしい。



名探偵アストラルの推理。

ハルトを連れ去った男(V)について、詳しく特徴を告げてました。

身長、体重、見ていただけでなぜそこまで分かる?(笑)



ゴーシュとドロワが、カイトとは別に動いていた事を見抜くアストラル。

二人はWDCの運営委員であり、Mr.ハートランドの元で活動している。

そして、「弟の為に悪魔に魂を売った」と言う、カイトの謎の言葉。

そこから、ハルトを管理下におき、カイトにナンバーズを集めるよう指示をしていたのは

Mr.ハートランドであると。

状況だけでここまで推理できてしまうアストラルさん、やはりスゴイ。

Vの身長体重の件もそうだし、ゴーシュ達の言動もよく観察してます。

ここがアストラルにとっての異世界だからこそ、好奇心が刺激されて観察眼も鋭くなるのかな?



カイトの回想シーン。

昔のカイト兄さんの爽やかな笑顔。(笑)

そして、病んでない頃のハルトくんのかわいい事。

あの愛らしい笑顔は、もう戻らないのか・・・?



ハルトはテレパシー的な能力もある?

今の所、ハルトの声を聴く事ができるのは、カイトとアストラルだけか。



ハルトにもカイトにも、今まで信頼できる者も、友達も居なかったんじゃないかと思う。

ハルトの声を聞く事ができ、姿が見えるアストラルと、

カイトとデュエルを通して信頼を築けそうな遊馬と、

兄弟にとって二人が良い友達になれる日が来ると良いな。



トロンのアジトに来た遊馬に、なぜお前がここに?!とカイトが驚いてましたが。

アストラルがハルトの声を聞いた事、アストラルが今もすぐ側にいる事を、

遊馬はカイトにまだ話してませんね。

遊馬よりアストラルの方をライバル視しているカイトが、

この事実を知ったら、また大変な事になりそうだ。(汗)



IV とIIIを目に前にした遊馬に、

憎しみに心を奪われるなと、アストラルが冷静に諭してました。

流石アストラル。

デュエルだけでなく、精神面でも、遊馬に必要な存在です。

デュエルを復讐なんかに使わねぇ!と言う遊馬の決意も立派。



カイトからすると、IVとIIIは初対面。

Dゲイザーを用いずに、目の周囲の模様と瞳の色の変化する姿とか、

カイト自身と同じような力を持つ彼らに、カイトは何を思うのか?



トロン一家からしたら、カイトは復讐すべきDr.フェイカーの手下。

カイトからしたら、トロン一家はハルトを狙う謎の敵。

同じような不思議な力を持つ両者ですが。

和解したり、協力して一緒に戦ったりする事はこの先あるかな??



何気に遊馬と小鳥の後ろ姿を見てたシャーク。

遊馬がカイトと共にIVとデュエルしてると、もし知ったら・・・。

大変な事になるな。(汗)

カイトには一度デュエルで負けてるし。IVへの復讐に燃えてるし。



次回いよいよタッグデュエル。

予告を見る限り、やはり上手く行かない様子。

カイトは、遊馬の力を借りるつもりも、デュエルで助ける気も無いだろし。

それでもハルトを人質に取られ、追い詰められた時、

遊馬を信じて、協力する事が果たして出来るのか?そこで絆が生まれるか?



トロン一家の謎。

ハルトを連れ去ったのは、Dr.フェイカーへの復讐の為の人質、かと思っていたのですが。

違ってました。

ハルトの力をトロンに移そうとしている?

その力があればDr.フェイカーに復讐できる??

ハルトの力を手に入れ、一体何をしようと言うのか?



儀式を見守る面々に、それぞれの性格が出てる。

ただじっと見守るV。

苦しむハルトの姿を満足げに眺め残忍なIV。

その光景に一人、目を背けるIIIは、三人の中ではまだ良心がある優しい性格のように思えます。



Vは、カイトを甘く見るなとIVに忠告。

一方、IIIに対しては、頼んだ、と一言だけ。

このセリフだけで、三人兄弟の互いの信頼関係が分かる気がする。



予告明けのコント。

意味が重複する言葉。

希望皇ホープのオチに笑った。上手い。(笑)





小鳥や遊馬の顔立ちがちょっと大人っぽい?

アストラルは目が大きめで凛々しい。

IV見た時の小鳥ちゃんの怯えぶり。

作監:波風立志)