遊戯王ZEXAL  第38話

第38話「希望をつなげ!ホープ剣マーズ・スラッシュ!!」



何とかゴーシュのターンの攻撃を凌ぎ、レベル4のモンスターを二体場に揃えた遊馬。

ここでホープを呼ぶ事が出来れば、逆転のチャンスはある。

だが・・・遊馬の腰のサイドポケット、エクストラデッキは空のまま。

アストラルが居なければナンバーズは使えない。



一方、皇の鍵の中のアストラルも、遊馬がデュエルでピンチだと知る。

ブラックミストの猛攻から自分を守るホープを遊馬の元へ向かわせ、

アストラル自身も遂にブラックミストに捕まり・・・・。



一枚だけ戻ってきたホープのカードを見て、アストラルの危機を察し、

一人でこのピンチを乗り越えようと奮闘する遊馬だが。



召喚されたホープを見て驚くゴーシュとドロワ。

相手がナンバーズだと知り、二人もフォトンモンスターをエクシーズ召喚する。

ホープの効果はドロワのターンで明かされ、ゴーシュには通じない。

もはやここまでか?

遊馬が崩れ落ちたとき、徳之助が遊馬を励ます。

かっとビングを思い出して立ち上がる遊馬。

その闘志が、皇の鍵の中でブラックミストに取り込まれそうになっていたアストラルを救う。

鍵から出てきたアストラルが遊馬を導き、ゴーシュを倒して勝利。



徳之助の件は不問とされ、一見落着。

ドロワとゴーシュも遊馬の件はMr.ハートランドに報告せず。

自分達でナンバーズのオリジナルを回収してみせると決意する。







遊馬とアストラル、それぞれの戦い。

アストラルが居なくても!と頑張りましたが、やはりまだ遊馬一人では勝てないんですね。

アストラルが居なければ、手札の二枚のマジックが、墓地のモンスターの効果で生かせる事に気がつかない。

アストラルはデュエルは強くても、ナンバーズ達の反乱に一人では立ち向かえないほど、実は弱く。

お互いがお互いをまだ必要としている感じです。



いずれ遊馬はアストラル無しでも勝てるよう、デュエルで強くならなきゃいけないし、

アストラルもまた、精神面で強くなって遊馬が居なくてもかっとビングできるように

ならなきゃいけないんだろけど。

それはまだまだ先の話。

今はお互いを支え合い、共に成長していく良きパートナーで良いと思います。



離れていても、お互いのピンチを察して頑張る二人が良かった。

帰ってきたアストラルの最初の言葉が「待たせたな」て、かっこいいぞ、アストラル!

やっと帰ってきたアストラルに、「別にお前の事なんか待っちゃいねぇんだよ・・・!」

と強がってみせる遊馬の意地っ張りがかわいい。(笑)

一方のアストラルも、ボロボロの遊馬の姿と、ドロワとゴーシュを見て状況を知り、

二人がかりで遊馬を…!とちょっと怒りをあらわにしたり。

遊馬とアストラルの仲の良さが嬉しい。

遊馬、勝つぞ!の後からの華麗な逆転劇が爽快!



ドロワ達が言っていた、アストラル界の使者、ナンバーズのオリジナル、

と言うのはやはりアストラルの事らしい。



皇の鍵の中の世界。

遊馬のかっとビングが光となって差し込む描写が。

あの世界は遊馬の精神によって干渉されるのかな?



自分の記憶のピースでもあり、自身で統べるべきナンバーズ達に反乱を起こされたアストラル。

今後も大丈夫なんでしょうか?

ナンバーズ達もアストラルの一部と考えると、

いつ自分自身の闇に捕らわれるか分からない、危うい状態なのか?



これが私と遊馬の絆の力だ!とアストラルは言っていたから、

遊馬が居れば、アストラルはとりあえず大丈夫かな。



ブラックミストが「俺たちの使命、思い出させてやる・・・。」と不気味に笑ってましたが。

ナンバーズ達の使命?

それはアストラルの、「この世界の未来を託す使命」とはまた別のものなのか?



いつもかっとビングでみんなを励ましてきた遊馬が、今回は逆に励まされました。

励ましたのが、まさか徳之助だったとは!

一見、卑怯者で薄情そうに見える徳之助が、

実はとても情が深く、頑張る遊馬の姿に一番励まされ、心を動かされていた。

本当は素直ないい子なんですね。



ゴーシュとドロワの使命。

ホープを見て目の色が変わる。

これはMr.ハートランドの為のデュエルだと言ってました。

ナンバーズを集めろと言うMr.ハートランドの指示には忠実な様子。

一方で、今回の件をMr.ハートランドに報告していない所を見ると、

別にMr.ハートランドに忠誠を尽くしているのではなく、

単に自分達の仕事に対して真面目で熱心なだけ、の様です。

そう考えると、必ずしも遊馬の敵では無さそう?



二人の使う、カイトと同じフォトンモンスター。

これはDr.フェイカーの与えた力なのか?

(Dゲイザー無しで目のまわりの模様と瞳の色の変化も、カイトと同じだし。)



そして、今回一番衝撃だったのが。

ゴーシュとドロワ、仲良過ぎる!!!(笑)

いがみ合っているように見えたのに。



先にホープを攻撃して、モンスター効果を明かし、ゴーシュに後を託すドロワ。

ちゃんと連携を考えてる。

一方のゴーシュも、速攻魔法を使ったせいで攻撃力が落ちたドロワのフォトン・バタフライ・アサシンが

狙われる事を承知で、ドロワを庇うトラップを伏せたのか。



咄嗟にドロワを庇ったゴーシュ。

ノリの悪い女だとか言いながら、ドロワを大事にしてるだろ、お前。(笑)



一方のドロワも。

本当に冷血な女なら、ゴーシュのこの行動もスルーする所だけど。

しっかり、「なぜ私の身代わりに?」と聞いてしまう。

ゴーシュの事が気になってる証拠です。(笑)



ただのノリだよ!って誤魔化すゴーシュ。

あのオリジナルは俺が倒すと意気込む姿に、一瞬ニコっと微笑んだドロワ。

笑うとかわいいのに、絶対人前では見せる事がない貴重な笑顔が!



恋愛感情は分かりませんが、確実にこの二人は仲良しコンビです。

今後も二人でいろいろ頑張って活躍して欲しい!





ブラックミストの声もアストラルと同じ。入野自由さん。

悪役のブラックミストの方が演技がイキイキしてる。(笑)