遊戯王ZEXAL 第37話
第37話 「WDC(ワールド・デュエル・カーニバル)失格!? ハートランドの刺客ドロワ&ゴーシュ」
徳之助がデュエリストを騙してハートピースを集めるが、
WDC運営委員のドロワとゴーシュに不正がバレ、
デッキ没収とハートランド追放処分に。
駆けつけた遊馬が徳之助を助けようと、
ドロワとゴーシュ二人相手にデュエルを挑む。
どちらか片方を倒せれば徳之助を見逃すと言うが。
負ければ遊馬もWDC参加を取り消されてしまう。
しかも今はアストラルが居ない。
それでも、友達を見捨てる事は出来ないと、遊馬は条件を受け入れる。
トラブルメーカーな徳之助。
自分のした不正のせいで遊馬を巻き込み、
最悪遊馬がカーニバルに参加出来なくなるかもしれないというのに。
あんまり反省してる様子がないのが不安です。(汗)
そんな徳之助でも、絶対見捨てないという遊馬。情に熱いな。
遊馬の友情が、徳之助をまた改心させてくれると信じてます。
こんな大事な時に、何故かアストラルの姿がない。
アストラルなしでのデュエルという事は、アストラルからのアドバイスがないだけではなく、
ナンバーズも使えない?
ドロワのモンスターの効果で攻守を変更され、遊馬は大ダメージ。
遊馬が場のモンスターを失った所で、ゴーシュのモンスターがダイレクトアタック!
遊馬は手札のガガガガードナーを特殊召喚し、手札を捨ててガガガガードナーの破壊を免れる。
しかし、ゴーシュのブレード・バウンサーには、手札を捨てる事で再度攻撃する効果が。
とうとう遊馬の手札はゼロ、LPも削られ続ける。もう手は無いのか?
果たして、アストラルとナンバーズなしでも遊馬は勝てるのか??
皇の鍵の中で、記憶を思い出そうとするアストラルだが・・・。
何らかの使命を持って生まれた事。異世界の危機の光景。
しかし、肝心な事が思い出せない。
遊馬の元に戻ろうとした時、もう一人の黒いアストラルが現れる。
あれは20話に登場した、No.96 ブラック・ミストの、もう一つの姿か。
封印を破ってアストラルの前に姿を現す事が出来たのは、他のナンバーズ達の総意だと黒いアストラルは言う。
私が破滅を望んでいると?!とアストラルは驚く。
ブラック・ミストがアストラルを取り込もうとした時、アストラルを守ったのは、ホープだった。
皇の鍵の中の世界で、No.96 ブラック・ミストとNo.39 希望皇ホープの戦いが始まる。
外では遊馬のデュエル、鍵の中ではアストラルとナンバーズ達の戦いが。
このピンチを、互いの力無しで乗り切れるか?
WDC編が始まってから、大会なのに遊馬だけアストラルの力を借りるのはズル?という指摘がありました。
アストラルの使命を考えるとやむを得ない気もしますが。
遊馬がアストラルの力無しに一人でデュエルするのは久しぶり?
この一件で、遊馬もアストラルのも、お互いの力を借りずに、このピンチを乗り越えなければならない。
本当の力と絆を試される展開になったと思う。
例えこの大会で遊馬が優勝したとしても、父との約束を果たす為、
改めてもう一度、自分一人の力で大会に挑む、という事でもいいかなと。
大会終了時、アストラルやカイトやシャークの問題も全て解決していたら、
Mr.ハートランドに叶えてもらう願いは、もう一度WDCを開催してもらう事、でもいいかも。
ナンバーズも陰謀も絡まない、本当のデュエルの祭典として。
手にした人間の欲望を引き出し、邪悪に変化させてしまうナンバーズは、存在そのものが悪なのか?
それらがアストラルの記憶の欠片なら、アストラル自身の存在も実は悪?
ブラック・ミストは、アストラルの心の闇、もう一人の自分でもあるのか?
だとしたら、これは、アストラル自身との戦い・・・。
飛び散った記憶の欠片のナンバーズ達。
最後にアストラルの元に残り、今もアストラルと遊馬を守り続けるのが、
希望を意味するホープ、という所が意味深に感じます。
ここでパンドラ伝説を思い出す人も多いかと。
飛び散った憎しみや悲しみも、最後に残された希望で救われるのなら・・・・。
冒頭で、ドロワとゴーシュの本当の目的は、ナンバーズ探しだと判明。
これもDr.フェイカーとMr.ハートランドの指示?
デュエル時に、左目の周囲に模様が現れ、左だけ瞳の色が変わるのは、
カイトやIV達トロン一家と同じ。Dゲイザーの代わりみたいだけど、
これもDr.フェイカーのスーパーテクノロジーかな。
ゴーシュが獣系、ドロワは蝶をモチーフにしたモンスターを使い、
それぞれ特徴が出てて面白い。
あと、ゴーシュの口癖が「ノリ」って言うのも分かりやすいです。
数少ない大人デュエリスト。動と静、剛と柔、な対照的なキャラクター。
一見、仲が悪そうに見えて、実はデュエル時だけは息が合ってたりするのかな。
この二人の活躍にも期待。
顔が幅広で幼い感じ?(作監:斉藤圭太)