遊戯王5D's  第131話

第131話「未来を賭けた戦い!機皇帝スキエルvsスカーレッド・ノヴァ・ドラゴン」



WRGP決勝戦、開幕。



久しぶりに登場のシェリーさん!

異空間で生きてた!



シェリーが見た”真実”とは・・・・。



荒廃した未来を見せ、モーメントが破滅させた世界だ、とシェリーに語る。

シェリーに語りかける者が、アンモナイト型の姿を現す。

それは、かつてセキュリティに潜入した時、遊星達と一緒に異空間で遭遇した、あの男だった。



三皇帝によれば、WRGPの決勝戦で。自分達が勝利する事でサーキットは完成するという。

そして、アーククレイドルが出現すると。



復活したプラシドは、自分達の創造主ゾーンより、我々の秘めたる力を聞かされたと言う。

勝戦では、それを使い、本来の力を発揮すると言うが・・・。



その頃、決勝戦前夜。

スタジアムで上空に浮かぶあの島を見つめる遊星達。

あれは人類最後のモーメント、あれを近づけてはならないと言う父親の言葉を、仲間に伝える遊星。

そこに三皇帝が現れ、あの島の正体は、神の居城、アーククレイドル、イレイティスの眠る地だと告げる。

勝戦での三皇帝の勝利により、アーククレイドルは真の姿を現し、地上に降り立つ。

その時、ネオドミノシティも消滅し、世界は生まれ変わる、と。

阻止したければ自分達に勝利してみせろと宣戦布告し、姿を消す。



駆けつけたイェーガーや牛尾、狭霧、カーリーには浮島は見えないのだが・・・。

龍可のアザに触れた龍亞と、ジャックの肩に触れたカーリーは、浮島の姿を目にする。



さらに、遊星達が勝利すれば世界を救う事が出来ると、ハラルドは語るのだった。



いよいよ決勝戦

チーム・ファイブディーズのファーストホイーラーはジャック。

そして、チーム・ニューワールドの一番手は、スケボー型Dホイールに乗ったルチアーノ。



第一コーナーはルチアーノが譲り、ジャックが先攻を取る。

早速スカイ・コアを出すルチアーノ。

伏せカードを使い自身のスカイ・コアを破壊させる事で、機皇帝スキエルの召喚を目論んでいるのは明白。

それを読んだジャックが、レッドデーモンズをシンクロ召喚

さらに、トラスト・ガーディアンとレッド・ノヴァでダブルチューニング。

スカーレッド・ノヴァ・ドラゴンが早くも登場。

スカーレッド・ノヴァとの戦闘によりスカイ・コアを破壊出来れば、機皇帝スキエルの召喚は阻止出来るハズだったが。

ルチアーノの発動したトラップの効果により、スカイ・コアは破壊され、結局スキエルが召喚されてしまう。



スキエル・ガードの効果でスカーレッド・ノヴァの戦闘は無効化されてしまうが、

ジャックのトラップ、パワー・プレッシャー発動で、ルチアーノに1000のダメージが。

この時、ルチアーノが永続トラップ、無限霊機を発動。

ダメージを受ける度にカウンターを乗せていく無限霊機。作戦通りだとホセはつぶやく。

これは一体・・・?ダメージを溜め込み、起動した時、何が起きる??



スキエルがスカーレッド・ノヴァを吸収しようとするが。

スカーレッド・ノヴァの効果により、自身を除外し、スキエルの攻撃を封じる。

機皇帝お得意のシンクロ吸収を見事阻止したスカーレッド・ノヴァ。

ジャックはこれを狙っていたのだ。



さらに、フォース・リゾネーターを召喚し墓地に送る事で、スキエルのモンスター効果を無効化。

攻撃力の上がったスカーレッド・ノヴァがスキエルを破壊し、ルチアーノ敗北。



しかし、敗北の瞬間、ルチアーノは永続トラップ、無限牢を発動させ、

墓地のカード(スカイ・コア)をマジックカード扱いでセット。

スキエル召喚を可能にするスカイ・コアが場に残り、セカンドホイーラーに引き継がれる事に。

更に霊機カウンターを増やしていく永続トラップ、無限霊機・・・・。

作戦通りの敗北に不満そうなルチアーノ。

全ては三皇帝の計算通りなのか?



ジャックの勝利を喜ぶ仲間達。

一方で、あっさり敗北した機皇帝に疑問を感じる遊星。

場に残されたスカイ・コアと、不気味な無限霊機の存在が、不安をかき立てる。







今回新たに出てきたキーワードとか、明かされた新設定とか。



サーキットの完成に、Dホイーラーとその闘志に連動するモーメントのエネルギーが必要?

だとすると、必ずしも三皇帝が勝利しなくてもいいような・・・。

激しいデュエルを展開し、シグナー達を追い詰め。彼らの真の実力を引き出せれば、

例え三皇帝が敗北しても、結局はサーキットが完成してしまい、彼らの目論み通りになってしまうような気がする。



アーククレイドル?といのは、106話で語られた、例の巨大な神の神殿の事?の様です。

神の神殿=上空の浮島=人類最後のモーメント=神の居城アーククレイド

イレイティスの眠る地?というのはどういう意味だろう?



三皇帝の創造主の名は、ゾーン。

そのゾーンの思惑とは?

遊星にシューティングスターを与えたり、シェリーに真実を語りかけたりする、アンモナイトの人とはまた別の存在?

ブルーノをこの時代に送ったのは誰?

この辺、まだいろいろと謎。



浮島はシグナーとラグナロクにしか見えない、という設定でしたが。

今回新たに、シグナーに触れると見える、という事が判明。

シグナーに触れれば誰でも見れる訳じゃなく、シグナーと近しい人、もしくは赤き竜と因縁のある者にしか見えない?のかも。



チームラグナロク、出番これだけ。

ここで出てくるって事は、世界の命運をかけたこの戦いに、やはり何らかの形で今後も関わるフラグ?

だといいな。



ルチアーノのスケボー型Dホイール(って呼んでいいのかな?)。

77・78話の双子vsルチアーノ戦以来ですね。

で、結局あれ以来、双子はデュエルをしていないのですが・・・。

折角双子もライディングデュエル出来るようになったのに!

ルチアーノとの再戦・決着はないのかな・・・。



今回ジャックがスカーレッド・ノヴァ召喚に使ったチューナー、トラスト・ガーディアン。

84話の偽ジャック騒動の時のキーカードですね。

さり気なく過去のエピソードを絡ませてくる展開が好きだな。

本編で回想シーンが無くても、全話通して見ているファンなら、ああ、あの時のカードか!と、思わずニヤリと出来る楽しさ。



プラシドがヘルメット被るのが、なんだか新鮮。

本当は必要ないんだろうけど、一応大会ルールに従ってるのか。





今回、OPまでが長かった。アバンが長くて、Aパートが短い?

各パートの長さって変則的?



所々キャラの動きが凄くイイ。

走るカーリーとか。MCの実況パフォーマンスとか。

作監:波風立志)