遊戯王5D's  第105話

第105話「闇のカード ヒドゥン・ナイト-フック-」



チームカタストロフ戦、早くも決着。



肩の痛みに耐えながら、デュエルを続けるクロウ。

影の中からホイールをロックするヒドゥン・ナイトのフックをかわし続け、クラッシュは免れたが・・・。

何度もヒドゥン・ナイトに攻撃を仕掛けるが、守備表示に変えられてしまう、そのモンスター効果で倒す事が出来ず。

その度に効果ダメージを受け、LPを削られてしまう。



痛みを堪えるクロウに、見かねた仲間が、ピットインの指示を出すが。

どうしてもヒドゥン・ナイトを自らの手で倒し、仇をとりたいクロウは、ピットインの指示を無視。

遊星はクロウを信じて、デュエルの行方を見守る。



クロウの反撃が始まる。

ヘルマンのLPに大ダメージを与え、さらにブラックフェザードラゴンをシンクロ召喚

トラップを駆使して、ヒドゥン・ナイトのモンスター効果を無効化し、遂にこれを倒す。

これでヘルマンのLPは0。

だが、攻撃を受ける直前に発動したトラップの効果で、ヒドゥン・ナイトは墓地から復活。

このままではセカンドホイーラーに、この危険なモンスターを引き継がれてしまう。

しかし、クロウがトラップ、重力崩壊を発動。

シンクロモンスターを墓地に送る事で、このターンの特殊召喚を無効化できる。

ブラックフェザーを犠牲にする事で、ヒドゥン・ナイトの復活を阻止したのだ。



クロウはドゥン・ナイトの復活も読んでいた??

クロウの戦術に、牛尾も感嘆する。



見事ヒドゥン・ナイトを倒したクロウが、ピットイン。

LP800を残して、このままデュエルを続行するのかと心配してましたが。

無茶して敗北、クラッシュして怪我悪化とかなくて良かった。

こういう時、ジャックと違って、冷静です。



大会ルールで、残したLP800は無効化されてしまうが、ヒドゥン・ナイトが居ないなら問題なし!

デュエルはセカンドホイーラーのジャックに引き継がれる。



ジャックveニコラス戦。

ニコラスの最初のターン、モンスターを出さずに、カードを一枚だけ伏せる。

ジャックはパワージャイアントを召喚、ニコラスにダイレクトアタックを仕掛けるが。

伏せられていたトラップ、ドゥームズ・レイが発動。

お互い4000のダメージを受ける事になる。

相手を道連れに自爆するカード??

しかも、これも闇のカードだという!



効果発動と共に、不気味な悪霊の群れがジャックを襲う。

ダメージが実体化している?

その効果は、発動したニコラス自身にも及んでいた。

なんで俺にも??と、動揺するニコラス。

お互いダメージを受けるカード効果なんだから、当然自分にも闇の力が及ぶとは想像できなかったのか・・・?

お前はもう用済みだ、とつぶやくプラシド。



一方、ジャックはパワージャイアントのモンスター効果で、効果ダメージを無効化。

即死を免れる。

闇のカードの力で、クラッシュし爆発するDホイール。

爆煙の中から現れたのは、ニコラスを背負ったジャックのホイール・オブ・フォーチュンだった!



Dホイール大破で次のホイーラーに繋げない時点で、大会ルールにより、チームカタストロフ敗北。

これで二連勝のチーム5D's、決勝進出が決まる。



なぜ助けたと問うニコラスに、闇のカードの力に頼った愚かさを説教するジャック。

「貴様など、死ぬ価値もないからだ!」



ニコラスだって、少年時代は自分のカードを信じてデュエルしていたはず。

ジャックの言葉は胸にしみただろうな。



いい人だ、ジャック。

クラッシュさせられたクロウ、アキ、ユニコーンアンドレとジャンの事を思えば、そのまま放っておいても良さそうなのに。

デュエルで相手が死亡したら、流石に後味悪い?



デュエルを観戦していたシェリー。

闇のカードの存在を知し、イリアステルへの手がかりになると気付く。

今度はチームカタストロフを締め上げ、どこでこのカードを手に入れたか吐かせようと企んでいるのでは・・・??



その頃、チームカタストロフの失敗に、プラシドは、例のプログラムがインストールされたライディングロイド、

ディアブロ達を出動させる。





瞳が小さめで白目部分が多め?

重力崩壊とパワージャイアントの効果の演出が派手!

作監:武藤公春)