遊戯王5D's 第84話
第84話「もう一人のジャック」
偽ジャック編、後編。
ジャックの無実を信じ、編集長にクビだと言われても取材をやめないカーリー。
いい子だ。この子がジャックの嫁(と言ったら大げさか)で良かった。
早速、前回写真を撮っていた林田夫妻の証言を入手。
二台のホイール・オブ・フォーチュンの存在を知る。
カーリーの情報から、遊星達も偽物の存在に気付く。
前夜のクラッシュ現場には、トラスト・ガーディアンのカードが。
ジャックが死んだと思い込み、仲間を信じてやれなかった事を後悔するクロウ。
そして、再びハイウェイに現れる偽ジャック。
追跡中の風間に、駆けつけた遊星とクロウが偽物の存在を明かす。
偽ジャックをが二人に危害を加えるの見て、本物がついに脱出。現場に現れる。
ジャックが捕らわれていた映像は、幻覚だったのか。
海からDホイールと共にわざわざ引き上げ、変な装置を頭に付けて、偽ジャックの凶行をわざと見せつけたり。
全ては、シグナーであるジャックを窮地に追い込んで覚醒させて、サーキットの出現を促そうとするホセの仕業だった。
デュエルの衝撃の実体化も、これが目的なら頷ける。
偽レッドデーモンズは、ルチアーノによって作られたコピーカード。
三幻神のカードみたいに、コピーカードの使用者にペナルティとかないのかなぁ。
偽ジャックと本物との、二度目のライディングデュエルが始まる。
前回と同じカードがジャックの手札に。
あの時、仲間へのわだかまりでトラスト・ガーディアンを使用しなかったのが敗因だと自覚したジャックが、
今度はちゃんとトラスト・ガーディアンを使って、レッドデーモンズをシンクロ召喚。
一方、偽ジャックはレッドデーモンズを一度は破壊されるが。
次のターンに、なんと3体のレッドデーモンズを召喚する。
何枚コピーカード入れてるんだ!!
トラスト・ガーディアンを素材にした事により、
攻撃力を400下げる事で破壊を免れる効果を得たレッドデーモンズが、実体化したダメージに耐えるジャックと共に奮闘する。
最後にトラップ発動で、何とか三体のレッドデーモンズの攻撃を耐えきったジャック。
その時、仲間を信じて戦おうとするジャックの闘志に反応し、シグナー達のアザがジャックに集まる。
セイヴァー・デモン・ドラゴンをシンクロ召喚。偽レッドデーモンズの攻撃力を得て、これを破壊し、勝利。
敗北と同時に消えていく偽ジャック。その姿はロボット?
ジャックが捕らわれていた場所にも、何も残っていなかった。
何者かの陰謀を感じ取る遊星達。
彼らは、ただ、ホセ達の手の上で踊らされているのか?
一方、サーキットの出現を観測し、思惑通りのホセ。
サーキットは複数あるらしく。今回はその一部?
サーキットは赤き龍と関連あるのか?
途中から侵入禁止のデュエルレーンに入り込んで、最後までデュエルを見届けたカーリー。
風間の証言と、カーリーの写真が、偽ジャックの存在と、ジャックの無実を証明する。
カーリー、よくやった。
このスクープって、初の大手柄なんじゃ?
ダークシグナー編では、事件の真相に深く関わりながらも、結局何もスクープ出来ず。
ダメ記者の汚名を返上できずにいたのに。
編集長も前言撤回で、見直してもらえるかな。
ジャックの無事を、眼鏡の下で泣いて喜ぶカーリーは、ホントによい子です。
大衆受けする記事を要求する編集長に対して、自分の信念を通した所も、何気に記者として立派。
一方、ジャックがデュエル中に、仲間との絆を語るシーンでの、カーリーの扱いの小ささに笑った。
いつもながら、つれない。(笑)
「熱血・友情・仲間」>「恋愛・女」な所、ジャックらしいというか、遊戯王らしいというか。(笑)
それでも決してカーリーの事をないがしろにはしていないので、まあ、いいか。
それに比べて、狭霧さんは、あの忠誠心が報われなかったのが不憫です。
ジャックの狭霧さんに対する扱いも酷かったな。(キング時代、労いの言葉一つも無かった件。)
今回偽物に、過去の自分を見せつけられたジャックでしたが。
昔の自分の愚かさをちゃんと分かっている今のジャックが、偽物の言葉に惑わされる事は、やはりなかった。
何より、今ここに遊星とクロウが側にいるって事が、大きいのかも。
偽ジャックに「牙を抜かれた」と言われてました。
確かに、トゲトゲしていた昔のジャックは悪役っぽくで格好良かったな。
仲間を信じ、人を愛する事を知った今のジャックは、大人なので、
ある意味、厨二病(孤高で孤独で最強の俺かっけー!って言う症状)が治ったんですよね。
プライドの高さから普段はギャグキャラ的扱いになってますが。
本当は今もかっこいいキャラなんだぞって活躍を、今後も期待してます。
次回はゾラさんの話?
モンスターに喰われてたのは、ゲイルかな?って事は、次はクロウ担当回か。
クロウのデュエルはそういえば久しぶり。
目が大きめでやや幼い。
絵にクセがあるのに、あまり見覚えがないな・・・と思ったら。GXの人ですね。
最後の、ベソかきながらジャックの無事を喜ぶクロウと、それを横目に微笑むジャックが何か良かった。
(作監:Park Chi Man)