涼宮ハルヒの憂鬱 1



2006年の大ヒット作。

名前だけは有名で知ってましたが、

絵的に萌え系っぽくて見る気がしなかった。



とりあえず、食わず嫌いは良くないので、見てみます。

視聴は、DVD収録順です。(時系列順?)




第2話「涼宮ハルヒの憂鬱 I」



キョンの語りが面白いなぁ。

ハルヒキョンの出会い、SOS団設立までのお話。

二人の出会いが面白い。



美人なのに、奇人なハルヒ。いつも不満そうな表情だけど、

同好会設立を思い立ってからは不敵な笑顔がかわいいです。



キョンだけと会話ができるのは・・・・。

身構えずに何気なく自然に話しかけてくれる人だから、なんじゃないかな。

付き合って欲しい、とか、運動部に入って欲しい、といった下心無しに。



宇宙人や未来人や超能力者に憧れるのは、その方が面白いから!って。(笑)

朝比奈を誘った理由も、その容姿でマスコットとして。



はちゃめちゃなハルヒの言動が楽しいです。




第3話「涼宮ハルヒの憂鬱 II」



キョンの、あの独特の語り口調、イントネーション、

どっかで聴いたことがある気がすると思ったら、

そうか、銀さんか。(杉田智和さん)



コンピューター部からPC強奪。

ハルヒ、酷い!鬼だ!(笑)

卑怯な脅迫に渋々従う部長も情けない。冤罪なのに。(笑)



で、こういう脅迫に利用されるわ、バニー着せられるわで散々なみくる。

逃げ出してもいいハズなのに、なぜかSOS団に留まってます。

かわいそうだけど、その従順さも問題かと。(汗)

時間平面がどうのこうの?この人も謎な発言してますね。

みくるちゃんとお呼び下さいって。

ちゃん付けで後輩に呼ばせるセンスもどうかと思います。(笑)



みくるはキョンに助けを求めるも、役立たず。

たまりません、って正直な奴。(笑)

あそこでちゃんとみくるを守れたら、株が上がったのにな。



いつも部室でじっと本読んでいるだけの長門が、珍しくキョンに自らアプローチ。

遠回しに本のしおりにメッセージ、呼び出して部屋に招いて・・・。

何事??と思ったら。

自分の正体(宇宙人?)を語り始めました。

いよいよ、ハルヒが待ち望んだ不思議が起ころうとしている??




第5話「涼宮ハルヒの憂鬱 III」

統合思念体から送られてきたという長門、そして、未来からきた監視役だと言うみくる、さらに、

ハルヒが連れてきた転校生、自称超能力者の古泉からも。

同じような話を聞かされるキョン

共通しているのは、三年前に何かがきっかけで、時空に異変が起きたこと、

その中心が涼宮ハルヒ。そして、そのハルヒに選ばれたキョンは、キーとなる重要人物である、という事。



現実主義のキョンには信じ難い話だし、目の前で何か異変を目にした訳でもなく。

古泉も、超能力みせてくれなかったし。

さて、このおかしな状況、キョンはどうするんでしょう?



自らが望んだ宇宙人未来人超能力者が揃っているのに、誰も正体明かさないから、不機嫌なハルヒ

ついにSOS団活動開始!と息巻いて不思議を探しに町に繰り出すが。

班分けに不満顔。しかも、みくるに対して、デートじゃないんだから!って、嫉妬丸出し。(笑)

素直にキョンと組みたいと、なぜ言えない。



メイド服着させられ、写真撮られたりで、相変わらず酷い扱いのみくるだけど。

それでも健気に部室に来るのは、ハルヒを監視する役目があるから?

キョンにはいつも笑顔だな。長門とは、少し気まずい感じ?

古泉はジェントルマンですね、みくるにも親切。

みくる、長門、古泉の三人が互いに特異な存在だと認識して結託しているのだとすると、

普通の人間、キョンには脅威かもしれない。




第10話「涼宮ハルヒの憂鬱 IV」

この辺から少し面白くなってきたかも。



朝倉さんに殺されかけるキョン

とうとう、異常な事態に巻き込まれ。

長門達の話が妄想ではない事がここで判明。

朝倉さんは長門のバックアップだったのか。

ハルヒに変化が起きないなら、変化を促そうと。

情報統合思念体の意志は一つではないらしい。

笑顔で襲ってくる朝倉さん、怖い。

長門が助けに入って、事なきを得たが。



今度は、未来から来たという、もう一人のみくるが。

別れ際にキョンに抱きついて、私とは仲良くしないでって。

それはつまり・・・片思いだったのか・・・・。

現在のみくるが、キョンにはいつも笑顔みせるのは、そういう事だったんですね。

でも、前回の話だと、この時間の人間とは付き合うことは出来ないらしい。(禁則事項?)



去り際のみくるに、本当は何歳なんですか?と聞いたキョン

みくるの気持ちを察してのこの発言なら、ちょっとかっこいいな。

本当の所はどうなんだろう。彼女の気持ちに気付いてる?



未来からきた彼女がみくる本人である証拠として見せた、胸のホクロ。

それを指摘したのはキョンだと言っていたけど。

胸のホクロを指摘するとか、そんな大人の関係になるのか?とか一瞬思いました。

よく見ると、前回撮った写真の中にあるんですね。



長門に対しても、眼鏡がない方がいいとか、フラグ立てすぎだ、キョン

キーワードの白雪姫とは一体?




第13話「涼宮ハルヒの憂鬱 V」



前半は、朝倉の住居を訪ねるキョンハルヒ

引っ越しの運送業者が来てないとか、マンション購入は現金だったとか。

一応、不思議の収穫はあったと思うけど。

帰り道、なぜか不機嫌なハルヒ。子供の頃の出来事、そして今に至った経緯を語り出す。



ちっぽけな自分にがっかりした子供時代。

世界からみたら確かに小さな人間、ありふれた日常だろうけど、

自分が楽しくて特別だと思えたら、それは大事なことだと思うよ。

ハルヒの場合は、そういう事では納得しなさそう。

一般人には理解しがたい、頭の良い子の悩みみたいです。

(もしかしたら、誰かに愛される事で特別な自分を自覚できるとか、そいういう話?

だとしたら、確かにキョンは重要な存在だな。)



後半は、古泉の解説。これも難しい話。

ハルヒのイライラが溜まると、閉鎖空間が生まれ、神人と呼ばれる巨人が暴れる。

それを狩るため力を与えられたのが、自分達だと、古泉は語る。

ハルヒに注意するよう、長門にも忠告されるが。一体これから何が起こる?



古泉はイケメンに描かれてると思うけど、他の女性キャラと絡む事はないのかな。




第14話「涼宮ハルヒの憂鬱 VI」

いきなり最終回

ここで終わってもいい気がする、この話。



目覚めると、そこはハルヒキョンしかいない閉鎖空間の学校。

望んでいた異常事態のはずなのに、なぜかこの時点では怯えた様子のハルヒ

キョンの袖を掴んだりして、ちょっとかわいい。

キョンの方は、以前に古泉に閉鎖空間に連れていってもらった事があるお陰で、取り乱さずにすみました。



不完全な形の古泉と再会。これが世界の危機だと知らされる。

全ては、ハルヒ自身が、自分の居る世界を面白くないと思っているのが原因だと。

伝言を聞いて、PC越しに長門と連絡を取るが。

それでも、どうすればいい?というキョンに対して、明確な答えがない・・・・。

キョンに対して、戻ってきて欲しい、また図書館に・・・、という長門のメッセージ。

彼女もキョンを大切に思ってるんだな。



この異常な事態を受け入れ、次第にワクワクし始めるハルヒの腕を取って、走り出すキョン

自分は、いつもの平凡な日常に戻ってみんなに会いたいとハルヒに語る。

ハルヒは一瞬、その言葉を否定するが・・・・。



自分にとってハルヒは一体何なのか?

ぐるぐると思いを巡らせる。

そしてたどり着いた答え。白雪姫のキーワード。



しかし、あの告白のセリフ(俺実はポニーテール萌えなんだ)は、どうかと思うけど。(笑)

キスで世界が変わる。

これが全部夢だったら、キョンが不憫だ。(笑)

どうやら夢ではないらしく、古泉も、みくるも、長門も、事の顛末をちゃんと知ってます。

そして、ちゃんとポニーテールで登校してきたハルヒ

その横顔を優しい眼差しでみつめるキョン。いい顔してます。



で、ハッピーエンドですね。

誰もが自分は特別でありたいという願望を持っていて。

ハルヒの場合、それは非日常的な世界でないと実現しないという訳ですが。

そんな、世界を崩壊させてしまう程の、ハルヒの深刻な悩みも、

気になる男の子のキス一つで報われてしまうという、この結末。好きです。

幸せの青い鳥は、実は側にある。

それは宇宙人や未来人や超能力者じゃなくて、ありふれた日常の中にあったっていうお話。



最初の2話はどうかと思ったけど、残り4話は面白かったです。

他にあと8話残ってるらしいけど、この先どうなるんだろう??