遊戯王5D's  第43話


第43話「それぞれの決意 心から信じられるもの」



シグナー達の決意と、同時進行で。

待ってました!!遂にイェーガーのデュエル!



決戦を前にそれぞれの思い。



鬼柳の死に責任を感じている遊星。

ダークシグナーとの対決に、まだ迷いが・・。

遊星の声が震えてます。いつになく酷く落ち込んでる様子。



詳しい過去がまだ語られていないので、よく分からないけど、

鬼柳にあれほど恨まれるような酷いことを遊星がしたのか?

それとも、やはり何かの勘違い?(逆恨み?)



そんな遊星に、どうすればいいのか教えてやる!と、ジャックがパンチ。

ジャックもまた、辛そうな表情で・・・。

死んだのは鬼柳ではない、お前の方だと、ジャックは言う。

”捨てられた飼い犬の様な目”って。どんな目だよ。(笑)

鬼柳に捨てられた飼い犬が遊星だと?

俺をキングの座から引きずり下ろしたお前が憎い!とか。(オイ)

遊星を奮い立たせようとするジャックなりの気遣いなんだろうけど、

拳でないと語れない所が、いかにもジャックらして、微笑ましい。

最後は互いの拳が頬を直撃。「俺は死んでなどいない!」

ようやく立ち上がった遊星に、ジャックがニヤリ。

なんという古典的な拳のコミュニケーション。(笑)

シリアスな話なのに、いろいろ突っ込まずにいられない。



アキの方は・・・・。



自分には戦う理由があると言う龍可を見て、

こんな小さな子まで・・・と。思うところがある様子。

アキさん、双子の良き保護者になってくれそう。



遊星が悩んでいるのを感じながらも、声をかけようとはせず。

あえて、遊星を一人にしようと別の方向へ行ってしまう。

こういう時の対応の仕方が、龍可とは対照的。



アキの決意は、この屋敷に来る前に、既に両親の前で語っていました。

騙されていたとはいえ、AMに所属していたこと、その責任を、

ちゃんと感じていたんですね。

自分のすべき事をしっかり自覚しています。

そんな娘の覚悟を見守ってくれる、いい両親だな。

生死をかけた危険な戦いなのに、遊星に大事な娘を託すつもりらしい。

親公認か。(笑)



ミスティとの対決で(多分)、彼女の弟の死を、どう償うのか、

その辺が気になります。



そして、双子編。

ここ、ちょっと泣けた。



前回の予告通り、俺シグナーじゃないし〜♪と、明るい調子でご馳走を頬張る龍亞。

一見、脳天気そうに見えたが、実は。

妹を守るため、当然サテライトに行く気満々だと思っていたのですが・・・・。

「俺、行かないよ。」これは意外な発言。なぜ・・・??

前回のディヴァインとのデュエルで、戦いの厳しさを思い知らされた様子。

あの敗北、やはり気にしてたのか・・・・。



以前、氷室にこぼしていた事も正直に告白。

病気がちな龍可の為、自由に外出出来ないのが不満だった、と。

シグナーの龍可は凄い、だからこそ。

自分の不甲斐なさを自覚して、足手まといにならないよう、ここに残ると言う。

その言葉を聞いて、龍可が涙を浮かべて言う。

凄くなんかない、私だって怖い、だから、一緒に来て、守って欲しい。

互いを気遣う所が、泣けてくる。

なんていい兄妹だ・・・。(涙)



遊星は戦う意志をジャックに語る。

遊星の決意を聞いて、自分の”守るべきもの”にジャックが思いをはせる。

その手には、カーリーの眼鏡が。

カーリーの危機を知って、初めて自分の中で大事な存在だったのだと認識したのかな。

しかし、戦う理由に、誰かを守るため、というのは、自分らしくないと、ジャック自身は思ってそう。

カーリーを助けたいという本心は誰にも言わないんだろうな。



ジャックの様子を離れてそっと見つめる狭霧さんは、一体何を思うのか・・・。



各々の決意が固まった所で合流。

きた〜〜!

ジャックと龍亞のコメディーシーン!!これをずっと待ってたよ!(笑)

ジャックには龍亞の「もうキングじゃないけど」が引っかかるらしい。

俺も格好良くなれるよね!なれん!

仲良さそうな二人の応酬が楽しかった。

今後もこういうシーンが時々あるといいな。



一方、その頃、サテライトでは。

こちらも期待していた展開。

イェーガーvsクロウ!

やっとイェーガーのデュエルお披露目ですよ。



遊星が戻ってくるまでの間、一人でダークシグナーの数を減らそうと、

サテライトの最深部、旧モーメント跡地へ。

そこに長官の命を受け、(この場所に一般人を近づけないように見張っていた??)

一人潜入していたイェーガーの姿が。

そりゃ、あの出で立ちじゃ、ダークシグナーと間違われても仕方ない。(笑)

クロウは投げ縄でイェーガーを捕らえたつもりだったが。

まさかの変わり身の術。(笑)

イェーガー、意外と素早い?

実は体術とか忍術の心得もあるのか??



クロウを廃墟の工場に誘い込み、

自分はレクスの懐刀だと自称する。

クロウにこの地に近づかぬよう忠告し、去ろうとしたが。

そんな胡散臭いイェーガーをこのままクロウが帰すはずもなく。

例の手錠でディスクを拘束、デュエルを挑む。



最初のクロウ先行でのターン、シンクロ召喚をしなかったのは、

相手の出方を見るため、とかじゃなくて、

トラップ、緊急同調でバトル中のシンクロ召喚を狙っていたのか。

その戦術がイェーガーに読まれ、裏目に。

トラップの応酬で、シンクロ召喚を封じられる。

さらにイェーガーが、ジェスター・ロード召喚。

モンスターがピエロな所が、いかにもイェーガーらしい。

あんなふざけた格好していても、ちゃんと強い所もいいな。

いきなり2000もLPを失ったクロウ。

さて、これからどうする?



自分からデュエルを仕掛けたり、イェーガーの意外な強さに翻弄されたり、

なんだかクロウ負けフラグっぽいですが。

次回予告を見ると、そうでもない?

大逆転でクロウ大活躍?

どっちにしても、この対戦の続き、楽しみ!



クロウのデュエル時のBGM好きだな。

デュエル中の身振り手振り、セリフ回しが、対照的。

イェーガーの道化ぶりと、突っ走る鉄砲玉なクロウと、それぞれらしさが出ていて面白い。



悩める遊星、顔の影が濃い?ちょっと渋め。

イェーガーの表情が生き生きしてる。(笑)

作監:波風立流)