おおきく振りかぶって 第7話


第7話『試合したい』





おお、キレイに上手くまとまりましたね。

試合中の問題点や不安要素はいくつか残るのかと思ったけど、一応全部解決された様子。

さらに三星との和解まで。



前回、打たれて落ち込む阿部。

監督の言う通り、投手を気遣う余裕がない。(汗)

何とかこの回終わらせてベンチへ。

ベンチ素通りの三橋。中学時代はいつもこうだったのかな。

マウンドでは決して泣かないのは偉いけど、ここでは泣きそうです。



ベンチに入れない三橋を見て、初めて三橋の落ち込みに阿部が気づきます。そして・・。

阿部が三橋に謝る。・・意外と素直なんだ、阿部くん。

欲張ってノーヒット・ノーランを狙った自分のミスだと。

焦ったのは、三橋が三星に未練たらたらだったから!

ここも正直に自分の気持ち話しましたね。



阿部の言葉に、あっけにとられる三橋。

三星に戻りたがっている自分に気づいてなかった?

自覚がなかったとはいえ、阿部をヤキモキさせてたんだから、三橋も悪いよな。



ここから西浦の反撃。

田島を敬遠させない為の監督の作戦。

球数投げさせる策を畠に読まれてますが、栄口がその指示通り、上手く待って四球で一塁へ。

次がいきなりデットボール。コントロール乱れてきた?

阿部のヒットで、監督の狙い通り、田島の前に満塁!



やる気満々な田島に、深く落ちるフォークで勝負する叶と畠。

監督の指示も見ずに、打つことの集中してしまう田島が凄い。かっこいいな。

チェンジアップだけど、踏ん張った!

一点入って同点!さらに続く花井がバントで逆転です!



帰ってきた田島が三橋をベンチに連れ戻します。

かなり無理矢理に。(笑)

戻ってきた三橋を気遣う部員達。みんな優しい。

合宿中もなんだかよそよそしかった三橋ですが、これでチームに馴染めるといいな。



落ち込む叶は、逆転された事を謝らない。

ちょっと泣きそうだったけど。(笑)

織田が、それでこそエースだと。

これが普通ですよね。

(三橋が普通じゃないだけで。)



いよいよ9回裏。

三橋が、7回で織田に打たれると思ったこと、一球目で目を瞑っていた事を阿部に打ち明ける。

阿部を恐れず、三橋が正直に自分の意見言えるようになった!これは進歩ですよ。

打たれた原因が分かって、阿部も納得。自信を持ち直します。



ドキドキしながら投げる三橋。でも、中学時代のドキドキとは違う。

投げることを楽しんでる?

自分を認めてくれる捕手とチームメイトの存在が、三橋を変えていきます。

最後に織田を討ち取って、初勝利を勝ち取る!



試合後、三星メンバーが三橋に謝罪。

潔く謝る所が、清々しくて、NHK教育のドラマみたいだな。(笑)

そして、三星に戻ってきてくれと・・・。

流石にそれは。(汗)今までの事水に流して戻れというのは虫が良すぎないか?

言葉に詰まる三橋を、阿部がハラハラしながら見てますよ。(笑)



で、三橋の方は、自分のせいで負け続けたのに、叶にマウンド譲らなかった事を詫びます。

本当は、ずっとそれが言いたかったんだろうなぁ。

三年間一緒に居たのに、分かり合えなかった三橋達って、かわいそうですね・・・。



叶の、寂しくないか?との問いに、西浦のメンバーを振り返って、寂しくないよと、笑顔で答えました。



夕方から眠り出す三橋。

合宿中、ずっと緊張しっぱなし。おまけに監督の言葉で夜は眠れず。

それでこの試合、よく投げたなぁ。

監督曰く、この安心は、阿部が与えたものだと。

投手に尽くす捕手に、投手は信頼で答える、か。浪漫だ。

一方通行じゃないんだ・・・と思ったのは、今まで阿部は投手に信頼された事なかった?

これからの三年間、三橋に尽くすと、寝顔に誓う阿部。



これで一段落。

三橋と阿部の信頼関係も、ようやくいい感じになってきたし。

1話からの流れが上手くまとまってます。

序盤でこんなに面白くしておいて、この先大丈夫かな??