CLAYMORE 第6・7話


第6話「テレサとクレア」



クレアがしゃべった!!

その言葉に驚愕するテレサ

初めて出会った時、クレアが抱きついてきたのは、助けを求め、すがるため・・・ではなく、

逆に抱きしめられていたのは自分だった・・・。

クレアと同じ痛み苦しみをテレサが抱えていたから。

まだ幼いのに、あの冷徹な態度のテレサから、

その内面の孤独を見抜いてしまったクレアって・・。



村人にクレアを託そうとするテレサ

人として、人の中で暮らすように、と。

テレサは所詮半人半妖の身。さらに危険な任務が続く。

これが一番正しい判断でしょう。クレアにとってもテレサにとっても辛いけど。



今回恐ろしのが、妖魔よりも酷く残忍な盗賊達。

前回、手首切り落とされた男、テレサやクレアにあそこまで執着するとは。

人間の方がむしろ妖魔より残酷・・・?



遂に鉄の掟を破る羽目になってしまいました。

でも、これはやむを得ないよなぁ・・・。



テレサ、掟に従い、大人しく殺されてしまうのか??

と、思ったら、意外にも仲間に反撃。組織に逆らう意志を示します。

生きる意味を見つけた。これからはこの子の為に生きてみる、と。



人に忌み嫌われ、孤独で過酷な日々を送っていた二人だからこそ。

お互いをいたわり合える唯一の存在なのでしょうね。

あのテレサが、生きる意味を見つけたと、

まるで母親のような言葉を言うまでに変わってきたのが素敵。



このまま二人で仲良く暮らせたら・・・と思いますが、そうはならないんでしょうね。(汗)

ナンバー2以下を招集って、やはり組織に追われる身に?

黒服の人も、全ての事情を知ってるんだから、大目に見てくれてもいいのに。

いつもクレイモア達を見守っている人なら、親心とかあって欲しいな。



こんなに愛情深い二人が、どういう経緯かは分かりませんが、

いずれ、OPのように対立する関係になってしまうのかと思うと悲しい・・・。(涙)




第7話「死者の烙印」



旅を続けるクレアとテレサの平穏な日々が微笑ましい。



クレイモアが新たに4人登場。

元ナンバー2、”光速剣のイレーネ”。

上品な口調とは裏腹にバカ力のソフィア。

身軽で短気なノエル。

そして最近ナンバー2に上り詰めたプリシラ



プリシラは・・・。

一見、気弱で鈍くさく見えるけど、実力は相当。

生真面目で組織の理想を鵜呑みにしてます。

テレサに押されて冷静さを失う辺り、精神的にはまだまだ未熟?

しかし、その成長は未知数。ここで決着をつけておかないと・・・。



テレサの強さについて、イレーネが解説してました。

早さ・身軽さ・腕力では三人に劣るも、それでもテレサが強いのは、

妖力の流れを鋭敏に感知できるから。

妖力を出さずに戦えるプリシラは苦手な相手らしい。



とうとう、4人全員が妖力解放を。

テレサ、どうなる??(汗)



ところで、現在のクレアって、組織の中でのランクはどの辺なんでしょうか。

イレーネの耳が尖っているのは、妖魔に近いからなのかなぁ。

時々は、こんな風に妖魔退治で村人から感謝されてもいいのにね。







7話まで見て、気になる事とか、いろいろ。



クレイモアが人々に忌み嫌われる原因は、半人半妖だから・・・だけではなく、

その性格や態度もあると思う。

クレアやテレサの、あの登場シーンを見れば、不気味がられても仕方ないよな。

でも、どうしてクレイモアになると、あんな性格になってしまうのか?

厳しい修行のせいか、それぞれの生い立ちのせいか、あるいは受け入れた妖力の影響か。

テレサと一緒にいた頃の少女時代のクレアが、

どうして今の無表情な戦士に変わってしまったのか、気になります。

テレサや、今回登場したクレイモア達を見ていると、

結構みんな表情豊かで喜怒哀楽がちゃんとあるのにね。

親友エレナを自ら葬っても泣けないなんて、クレアかわいそうだ・・・。



声優陣が豪華ですね!

竹内順子さんとか、高山みなみさんとか。

普段少年役演じる声優さんが女性役で声当てると、

落ち着いた、少し色気のある大人の雰囲気になるのが素敵。



作画が毎回キレイです。マッドハウスだから?

テレサやクレアの顔の輪郭、体の曲線が美しい・・・。

ボディーラインがハッキリ出る衣装なので、彼女達のスタイルの良さに毎度見とれます。



絵的にダークファンタジーっぽいですが、

仲間やライバルの登場など、割とジャンプ的かも。

悲しい過去、戦う理由、守るべき存在・・・と、ヒーローモノにはよくある要素だし。

重要キャラはあんまり死なない?それほど残酷な展開ではないのかな。

(ラキが死んだりしたら悲惨ですが・・・。)

この手の話で、主人公を男じゃなく、ヒロインにした所が良い。

萌えも男性視聴者への媚びもない、そういう所に好感。

ストイックに戦うヒロインが大好きなので、最後までみたいです。