第26話


第26話「うたわれるもの



ええ〜〜〜〜〜〜!!こういう結末なの??



戦記物にしては仲間の死が少なく、楽観的な雰囲気なので、

最後もてっきりハッピーエンドだと思ってましたよ。



エルルゥ、永遠の悲恋なのか・・・・・・・。(がっかり)



以下、公式の設定がよく分からないので、

推測部分は( )で囲んであります。

これらの疑問点はどこで補完すればいいんだろう・・・・。

原作ゲームの方では詳しく語られてるのかな。

アニメ版DVDの特典とかで解説があればいいけど。

ファンブックとか作って欲しい。





黒いウィツァルネミテアが争いを望む理由。

子孫達の進化を促し導き、彼らを自分のレベルまで進化させ、

自身の存在の孤独を癒す事・・・・。

それを聴いた白いウィツァルネミテアは”そんな事の為にっ!”と、怒りをぶつける。



回想シーン。

二つのウィツァルネミテアが生まれた理由がずっと謎でした。



ミコトが抱えている赤ん坊は・・・生まれたばかりの別の実験体かと思いましたが。

アイスマンとの子??

(そもそも遺伝子操作されて作られたかのような実験体のミコトと、

実際人間ではないアイスマンとの間で子供が出来るのが不思議というか。

あるいはアイスマン(ウィツァルネミテア)が持つ力のなせるワザなのか。)



ミコトの父親(ミズシマ博士の事??)が残してくれた、リングの飾り。

これは研究施設へのキーなんですね。

これが代々伝えられて、今はエルルゥの髪飾りになったのか。

(今の耳・尻尾付きの人間達は、あの時研究施設から逃げ出した実験体達の子孫・・・ではなくて、

ミコトとアイスマンの間にできた子供の子孫・・・なのかな。「わが子ら」と言っているから。)



その場を人間達に捕らえられ・・・。



アイスマンを逃がしてくれたあの科学者、ミズシマ博士は処罰されてしまったのでしょうか?

目覚めたアイスマンの前にいた別の科学者は、仮面の模造品を完成させていました。

これさえあれば地上に戻れる・・と。

(人類は弱体化して地上で生活できない体になってしまったのかな?

仮面の模造品が作れたって事は、ウィツァルネミテアの能力までコピーできたのか?

仮面をつけた人類が戻ったら、地上が怪物だらけになっていたのかも。)



ミコトは初めての母体となった実験体?

(実験体達は生殖能力が無かったのか?)

解剖されて標本に・・・。酷い。(汗)

これに怒ったアイスマンが暴走、人間達をスライムに変えてしまう・・・。

あの遺跡にいたスライム達は・・・・元は人間だったんですね。



怪物の姿で暴走する一方、心の中で「自分を滅したい」と願うもう一つの心が。

その願いを聞き入れたのが、ムツミ。

(ムツミは・・・カプセルの中で眠っていた実験体の一つのように見えましたが。

衛星軌道上の兵器を操作できる(人類が残したシステムに介入できる?)

特殊な存在・・・なのかな??)



しかし、ムツミの力をもってしてもアイスマンを滅ぼす事は出来ず。

やむを得ず封印してもらい、永い眠りにつくが。

この時に二つの人格に分裂してしまったんですね。

だから”我が分身、我が現身”と呼ばれていた訳か。



そして戦いに決着が。

黒いウィツァルネミテアを取り込んで白が勝利する。

ウルトリィに頼み、黒いのごと一緒に封印する事に・・・。



「お父様の望みなら」ムツミも手を貸してくれると。

(ムツミが以前言っていた「自分を選んでくれなかった」とは、

どういう意味だったんだろう??

そもそも、ムツミを作ったのは人間達なのでは?

アイスマンは創造に関わってないし。

目覚めさせたのがアイスマンだから「お父様」なの??)

カミュの体を返してくれました。戻ってきてくれて良かった。



封印の間際、黒のウィツァルネミテアが足掻きますが、

ここで仲間達が揃って攻撃を!!

みんなの心が一つになっているのを象徴している、好きなシーンです。

仲間の協力で無事封印。

最後にハクオロの幻がそれぞれに別れを告げていきます。



アルルゥのシーンが一番辛いな。(泣)

直接の生みの親ではないけど、アルルゥにとってはハクオロは本当に”お父さん”だったんですよね。



そして、エルルゥの別れ。

「大丈夫ですから」と、笑顔で見送ろうとするエルルゥ。

って、こんな時まで無理して強がり言うなんて!!(汗)



でも思い直して、最後に本当の気持ちが言えて良かった。

いつも側にいて、心も通じ合っていたのに、ずっと言えなかった

「好き」と言う言葉が、ちゃんと言えました。偉いぞ。



プラトニックで素敵な関係ですよね、この二人。

”家族”として強い絆で結ばれていたけど、それ故に

一人の女としての、ハクオロへの想いが、言えないって言うのがもどかしかったです。

ハクオロは優しいから、その思いを伝えたら逆に相手の負担となると思ったのかな。

いつも一歩退いて「家族だから」という言葉で自分の本心を誤魔化していたのが、いじらしいよ、エルルゥ!



エルルゥは、契約の事も、ハクオロの正体もずっと”知っていた”と言ってましたが。

彼女がハクオロを慕う気持ちは、契約によって操られた感情ではなかったんですよね?

あの告白のシーンのセリフからすると。



エルルゥは、ミコトの生まれ変わり・・て事でいいのかな?

最後に別れのキスが!しかも、エルルゥの方から!

これでハッピーエンドになると思っていたのに、結局結ばれないんですねぇ・・・。



EDテロップと挿入歌に乗せて、その後の仲間達の様子が描かれています。



最初、ユズハが亡くなっていて(泣)、ずっと未来の場面かと思ったのですが。

アルルゥはそんなに大きくなってないし。

これはさほど時間が経っていない未来かな?

あの戦いのすぐ後に、ユズハは死んだのか・・・・。



妹一筋だったあのオボロが、最愛の妹の死をちゃんと受け入れ、乗り越えて行けそうな様子に一安心。

ユズハもきっと、兄に見守られ、良いかたちで看取ってもらえたんでしょうね。

オボロには兄者との約束もあるし。いつまでも泣いてはいられないしね。



で、トゥスクルの王位を継いだんだよね?

未熟だからって、旅に出ていいの?(汗)

ドリィとグラァもやはりお供に・・・・。
(これでいいのかな?この三人。(笑))

カルラとトウカ、仲良し珍道中が楽しそう。(笑)

アルルゥカミュも元気そうで。

クーヤは・・・やはり幼児のままか。(汗)

みんなの側を風が通りすぎていく・・・。



EDの後、薬師として忙しそうなエルルゥの姿が。

最後に背後を振り返って、優しく微笑んで・・・。

・・・・これは、ハクオロが帰ってきた、と解釈してもいいのかな・・・・・??



残された謎はまだまだ多いです。

第22話で出てきた過去回想シーン。

あの化石と、銃で撃たれた男性がその後どうなって、アイスマンに繋がるのか、とか。

そもそもあの化石は、ウィツァルネミテアとは、何だったのか。

クンネカムン国内の事情とか、ムツミの正体とか、よく分からなかった所が何となく気になる。