第21話

第２１話「大封印」

エルムイ陥落。

これを機に、クンネカムン内で全国統一論が持ち上がる。

悩むクーヤは、ハクオロのもとに。

ハクオロは信頼できる仲間に相談するべきだと諭す。

ゲンジマルの進言で、今は国力を充実させるのが先決だと、一度は全国統一論を退けたが。



こんな時に、またも周辺国がクンネカムンに侵攻。

これも容易く殲滅するが、侵略に怯える民の中で全国統一論が高まる。

この国の人（一族？）は、いつも他国（他民族？）から虐げられてきた様子。それ故に・・・。

運悪く、相談役のゲンジマルも留守。

結局は押し流される形で、全国統一の宣戦布告をせざるを得ないクーヤ。



戦を望み、戦場で殺戮の限りを尽くす長髪の方がハウエンクア。

支配ではなく、統一が必要だと進言していた真面目そうなのが、ヒエン。

ゲンジマル達にはもう止めることも出来ない・・・。



オンカミヤムカイにも魔の手が。

彼らは不思議な術が使えるので、クンネカムンのロボも止められるハズ？？

と、思ったら。

例の暗躍していた翼の人が、ここでも邪魔を。

リエン？いや、違う、お前はまさか・・・！・・って、結局何者なんでしょう。

初めてセリフが出ましたが、この声（池田秀一さん？）って、強敵の貫禄が。

いかにも黒幕っぽいなぁ。



オンカミヤムカイ陥落で、次はいよいよトゥスクルに。

あっさり王都の放棄を宣言したハクオロ。

強国相手に無駄な犠牲を生まない為の賢い選択です。

仲間達は民と一緒にハクオロにも逃げるようにと。

いくら目的は足止めとは言え、あの巨大ロボ相手に、どう迎え撃つのか。



これまでは、戦記物にしては仲間に死者があまりでない、呑気というか、平和な話でしたが。

そろそろ終盤に向けて死者が出ないか心配です。（汗）