遊戯王ARC-V 第26話
第26話「新たな地平 超重荒神スサノ−O」
ニコ・スマイリーのめくるめく前回のあらすじコーナーが今回で最後?
今後も遊矢のプロデュースをニコが進めていくなら、あらすじコーナー担当は続きそうな気がしますが。
2話構成が多いARC-Vではあらすじコーナーは重要ですね。
シンクロ召喚を披露した権現坂に、勝ちたいが為に他流派の技を盗んだと誤解した父親が、
権現坂を敗北とすると言い出す。
昇は、権現坂道場の不動のデュエルの更なる進化の為に、刀堂刃に教えを請うたのだと説明する。
伝統を重んじるあまり、新しい変化を嫌うというのはよくある事ですが。
真面目な権現坂は相当な覚悟でシンクロを取り入れたのでしょう。
息子のその覚悟に理解を示し、息子のデュエルに一喜一憂してくれたりで、
オヤジ殿も息子思いないいお父さんです。
スサノ-Oは守備表示のまま、守備力を使って攻撃が出来る。
遊矢はアクションカードでバトルを無効にしようとするが、
権現坂はスサノ-Oの効果を使い、遊矢の墓地のアクションマジックを使ってバトルを続行させ、
シルバークロウを破壊する。
権現坂の攻勢に、「こんなの見せつけられたら、俺も負けてられないよな。」と、笑顔を見せる遊矢。
ようやく本気で戦う覚悟が出来たようです。
遊矢のターン、ドローしたのは星読みの魔術師。
遊矢の脳裏に浮かぶのは、ミエル戦でのペンデュラム融合。
だが、今の遊矢のデッキには融合はない。
柚子は、融合のカードは遊矢が持つべきなのでは・・と迷いをみせる。
ペンデュラム召喚で星読みとシルバークロウを守備表示で召喚し、守りを固める。
今の遊矢には守備力3800のスサノ-Oを倒す手がない。
装備モンスターで貫通効果を得たスサノ-Oの攻撃を、アクションカードで何とか凌ぐ遊矢。
オッドアイズを召喚し、リザードローのペンデュラム効果でカードをドロー。
引き当てたEM(エンタメイト)トランプ・ウィッチでペンデュラムスケールをセッティング。
トランプ・ウィッチのペンデュラム効果で、融合召喚を可能にする!
フィールド上のオッドアイズと星読みで、ルーンアイズを融合召喚。
融合カードなしでの融合召喚を遂に成功させた。
三回攻撃を可能にしたルーンアイズが攻撃する度に、
EMラクダウンのペンデュラム効果でスサノ-Oの守備力を下げ、遂にこれを破壊する。
だが、権現坂は手札のモンスター効果を使い、スサノ-Oを復活させた。
遊矢にはもう後がない。唯一残された希望は、フォールド上のアクションカード。
断崖の上のアクションカードに、危険を顧みず手を伸ばす遊矢。
無茶をして手に入れたアクションカードを墓地に送り、トラップ、デンジャラス・ドローを発動。
ここで高攻撃力のモンスターを引いてしまったら、遊矢は即敗北してしまう。
リスクと引き替えに遊矢がドローしたのは、一ターンに一度しか使えない効果をもう一度使えるようにするマジック。
再びトランプ・ウィッチの効果を使い、二度目の融合召喚。
ルーンアイズとシルバークロウを融合し、ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴンが現れる。
ビーストアイズでスサノ-Oを破壊し、さらに効果ダメージを与え、遊矢が勝利した。
遊矢の勝利を喜ぶ仲間達。
敗北した権現坂も、大会まであと一週間、チャンスはまだあると言ってくれました。
この一週間で対戦相手を捜し出して三連勝すれば、権現坂も出場できる?
互いの健闘を讃える遊矢と権現坂の友情。
一方その頃。
遊矢の選手権出場決定と、真澄・北斗・刃の記憶の抹消は済んだとの報告を受ける零児。
黒咲に関する三人の記憶を消し、黒咲の選手権出場への障害を取り除いたと言う。
あの夜の黒咲隼とのデュエルと、それまでの彼との経緯も、すべて消し去ったと。
これは・・・。
予想通り、隼に出した条件とは、やはり選手権への出場。
しかし、三人の記憶を消すなんて。そんな技術がレオ・コーポレーションにはあるのか??
記憶が操作可能だとすると、いろいろな悪事もし放題な気がします。
もしかしたら、今居る登場人物の中にも、記憶を消されたり改ざんされた者がいるのかもしれません。
一番気になるのが、子供時代の回想に登場しない柚子ですが・・・。
真澄達三人は、これで選手権で隼を見ても、無反応という事になるのか。
隼を目撃している柚子と素良だけが動揺をみせるが、その理由を周囲の人達は知らない。
そこまでして隼を選手権に出場させる零児の目的は?
隼に関する記憶を消したと言っても、特に真澄はLSD襲撃犯に強い執着を持っていたハズです。
黒マスク(ユート)を目撃した時の記憶が残っているなら、
襲撃犯は黒マスクだと思い込んでいた頃に戻ってしまうのか?
その記憶すらないとすると、マルコ先生の事件に心痛めているだけの状態なのか?
隼の姿やそのデュエルを見て、記憶がフラッシュバックしたりしないのか?
零児が見ていたタブレットの文字、「Lancer Selection」とは?
零児 「この中から、果たしてどれだけのデュエリストが、我々の世界の為に戦う槍となれるのか・・・。」
零児達は既にこの世界の命運を賭けた戦いを予期し、
その戦力となるデュエリストの発見と育成を目的に動いている
様に思えますが、果たして・・・。
キャラ顔があっさり目。
融合召喚の派手な演出。
違和感なく溶け込む3DCGの遊矢。
(作監:牧内ももこ・佐藤道雄・川口弘)
(脚本:上代務)